JPH0743375A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH0743375A
JPH0743375A JP19042493A JP19042493A JPH0743375A JP H0743375 A JPH0743375 A JP H0743375A JP 19042493 A JP19042493 A JP 19042493A JP 19042493 A JP19042493 A JP 19042493A JP H0743375 A JPH0743375 A JP H0743375A
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JP
Japan
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detection
rotating body
circuit board
rotation
detection coils
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JP19042493A
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Inventor
Hideki Fukusono
秀樹 福園
Hiromi Nishimura
広海 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出コイルを回転体に対して確実に位置決め
できるようにする。 【構成】 外周面に凹部1a及び凸部1bが交互に形成され
た回転体1 と、回転体1の回転によって凹部1a及び凸部1
bに交互に対向する2個の検出コイル2,3 と、両検出コ
イル2,3 からの信号を処理して回転検出信号を出力する
回転検出回路4 と、両検出コイル2,3 を搭載した回路基
板5 と、回転体1 の凹部1a及び凸部1bに対向する対向部
6cの内側に両検出コイル2,3 が位置するよう回路基板5
を収容するケース6 と、を備え、ケース6 は回路基板5
が自己の可撓性でもって両検出コイル2,3 を対向部6cの
内面に向かって押し当てるよう支持する支持部6gを設け
てある。従って両検出コイル2,3 はケース6 の対向部6c
ひいては回転体1 の凹部1a及び凸部1bに対して所定のギ
ャップになるよう確実に位置決めできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の回転数を検出
コイルを用いて検出する回転検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転検出装置として、実
開昭64−25758号公報に開示されたものが存在す
る。このものは、図10乃至図12に示すように、所定の環
状領域に凹部A1及び凸部A2が交互に形成された導電材料
製の回転体A と、回転体A の回転によって凹部A1及び凸
部A2に交互に対向する2個の検出コイルB,C と、両検出
コイルB,C からの信号を処理して回転検出信号S を出力
する回転検出回路D と、両検出コイルB,C を搭載した回
路基板P と、回転体A の凹部A1及び凸部A2に対向する対
向部E1の内側に両検出コイルB,C が位置するよう回路基
板P を収容するケースE と、を備えてなっている。
【0003】さらに詳しくは、2個の検出コイルB,C
は、その一方が例えば回転体A の凹部A1に対向したとき
に他方が凸部A2に対向する位置関係になるよう、凸部A2
及び凹部A1と同一ピッチで回路基板P の一端部に固定さ
れている。
【0004】そして、この両検出コイルB,C には、それ
ぞれ発振回路D1,D1 から高周波電流を供給して高周波磁
界を発生させ、各凸部A2が近接するごとにその凸部A2
誘導電流が生じて発振回路D1,D1 の出力が減衰される。
この発振回路D1,D1 の出力を積分回路D2,D2 で積分する
と、回転体A の回転数に応じた位相が半周期分ずれた同
一の周波数の正弦波S1,S2 がそれぞれから出力され、そ
れらが差動増幅回路D3を通る。この差動増幅回路D3は、
両検出コイルB,C と回転体A との間のギャップに変動が
あった場合、その正弦波S1,S2 に重畳された変動分がキ
ャンセルされて正確な回転検出信号S が出力される。上
記した発振回路D1、積分回路D2、差動増幅回路D3が回転
検出回路D に相当し、この回転検出回路D から出力され
た回転検出信号S は、コンパレータで所定の基準信号と
比較して二値化したパルス信号に変換して出力バッファ
を介して出力され、単位時間当りのパルス数をカウント
することによって、回転体A の回転数が検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例にあっ
ても、2個の検出コイルB,C からの信号を差動増幅回路
D3を通して処理することによって、両検出コイルB,C と
回転体A との間のギャップに変動があった場合でも、そ
の変動分をキャンセルして正確な回転検出信号Sを出力
することができる。
【0006】しかしながら、2個の検出コイルB,C は、
位置決めが不十分のために回転体Aとの間のギャップが
大き過ぎたり、凹部A1及び凸部A2と同一ピッチに回路基
板Pに固定されなかったりすると、凸部A2が近接して発
生する誘導電流が生じ難くなったり、回転体A の回転数
に応じた周波数の正弦波が出力されなかったする。
【0007】また、凹部A1及び凸部A2のピッチが異なる
別の回転体A には、2個の検出コイルB,C をそのピッチ
に合わせて固定した回路基板P を用意する必要がある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その第1の目的とするところは、検出コイルを回転
体の凹部及び凸部に対して確実に位置決めできる回転検
出装置を提供し、また第2の目的とするところは、凹部
及び凸部のピッチが異なる回転体に対しても対応できる
回転検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、所定の環状領域に凹部
及び凸部が交互に形成された回転体と、回転体の回転に
よって凹部及び凸部に交互に対向する検出コイルと、そ
の検出コイルからの信号を処理して回転検出信号を出力
する回転検出回路と、検出コイルを搭載した回路基板
と、回転体の凹部及び凸部に対向する対向部の内側に検
出コイルが位置するよう回路基板を収容するケースと、
を備えた回転検出装置において、ケースは、回路基板が
自己の可撓性でもって検出コイルを対向部の内面に向か
って押し当てるよう支持する支持部を設けられてなる構
成にしてある。
【0010】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記回路基板は、2個の前記検出コ
イルを半田接続する半田ランドが、回転体の凹部及び凸
部の回転方向において検出コイルを接続するのに必要な
長さよりも長く形成されてなる構成にしてある。
【0011】また、請求項3記載のものは、所定の環状
領域に凹部及び凸部が交互に形成された回転体と、回転
体の回転によって凹部及び凸部に交互に対向する2個の
検出コイルと、その両検出コイルからの信号を処理して
回転検出信号を出力する回転検出回路と、両検出コイル
を搭載した回路基板と、回転体の凹部及び凸部に対向す
る対向部の内側に両検出コイルが位置するよう回路基板
を収容するケースと、を備えた回転検出装置において、
前記2個の検出コイルは、回転体の凹部及び凸部と同一
ピッチに形成されたベースを介して回路基板に搭載され
てなる構成にしてある。
【0012】また、請求項4記載のものは、請求項1乃
至3記載のいずれかのものにおいて、前記ケースは、少
なくとも対向部を含む部分を金属製のカバーで被嵌され
てなる構成にしてある。
【0013】
【作用】請求項1記載のものによれば、検出コイルを固
定した回路基板は、ケースに設けられた支持部に支持さ
れた状態で、回転体の凹部及び凸部に対向する対向部の
内面に向かって自己の可撓性でもって検出コイルを押し
当てるので、検出コイルはケースの対向部ひいては回転
体の凹部及び凸部に対して所定のギャップになるよう確
実に位置決めできる。
【0014】また、請求項2記載のものによれば、凹部
及び凸部のピッチが異なる回転体に対しても、2個の検
出コイルは、その回転体のピッチに合うよう、回転体の
凹部及び凸部の回転方向において長く形成された回路基
板の半田ランドに搭載して半田接続することができる。
【0015】また、請求項3記載のものによれば、2個
の検出コイルは、回路基板の半田ランドに直接搭載され
るのでなく、回転体の凹部及び凸部と同一ピッチに形成
されたベースを介して回路基板に搭載されるので、その
間隔は確実に保たれる。
【0016】また、請求項4記載のものによれば、請求
項1乃至3記載のいずれかのものの効果に加えて、検出
コイルが位置する対向部を含む部分を金属製のカバーで
被嵌されているから、回転体に例えば石等の固いものが
巻き込まれた場合でも、対向部を損傷させることなく、
ひいては検出コイルの位置も確実に保たれる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図5に基づい
て説明する。この回転検出装置は、回転体1 、2個の検
出コイル2,3 、回転検出回路4 、回路基板5 、ケース6
を備えている。
【0018】回転体1 は、導電材料により、所定の環状
領域である外周部分に凹部1a及び凸部1bを交互に等ピッ
チに設けて円盤状に形成されている。
【0019】2個の検出コイル2,3 は、鉄芯にコイルを
巻回して形成され、後述する回路基板5 の一端部5aに電
気的に接続して固定されている。このとき、両検出コイ
ル2,3 は、回転体1 の凹部1a及び凸部1bと同じピッチで
配され、後述するように、その一方が例えば回転体1 の
凹部1aに対向したときに他方が凸部1bに対向する位置関
係になるようになっている。
【0020】回転検出回路4 は、図4に示す発振回路4
a、積分回路4b、差動増幅回路4cからなり、回路基板5
に搭載され、両検出コイル2,3 からの信号を処理して図
5(c)に示す回転検出信号S を出力する。
【0021】詳しくは、両検出コイル2,3 には、それぞ
れ発振回路4a,4a から高周波電流を供給して高周波磁界
を発生させ、回転体1 の各凸部1bが近接するごとにその
凸部1bに誘導電流が生じて発振回路4a,4a の出力が減衰
される。この発振回路4a,4aの出力を積分回路4b,4b で
積分すると、図5(a) 及び(b) に示すように、回転体1
の回転数に応じた位相が半周期分ずれた同一の周波数の
正弦波信号S1,S2 がそれぞれから出力される。ここで、
ΔS は両検出コイル2,3 が回転体1 に対向するギャップ
に変動があった場合に正弦波信号S1,S2 に重畳された変
動分であり、それらが差動増幅回路4cを通ると、両信号
S1,S2 の差 (S1-S2)に比例したレベルの図5(c) に示す
回転検出信号S が出力される。このとき、両信号S1,S2
に重畳されていた変動分ΔS はキャンセルされる。そし
てこの回転検出信号S は、コンパレータで所定の基準信
号と比較することによって図5(d) に示す二値化したパ
ルス信号に変換して出力バッファを介して出力され、単
位時間当りのパルス数をカウントすることによって、回
転体1 の回転数が検出される。
【0022】回路基板5 は、一端部5aの幅を狭くして平
板状に形成され、その一端部5aに設けた半田ランドに
は、前述のように、2個の検出コイル2,3 が回転体1 の
凹部1a及び凸部1bと同じピッチで半田接続して固定さ
れ、また回転検出回路4 が、図4に示すように、両検出
コイル2,3 、コンパレータ及び出力バッファに印刷回路
で電気的に接続されるよう半田接続して固定され、さら
にコード5bでもって出力バッファの出力信号が外部へ送
られる。
【0023】ケース6 は、成形材料により、一端に開口
部6aを有して略円筒状に形成され、他端は円筒軸と直交
する方向の外面を平坦にした対向部6cを有して形成され
た半円筒形状のヘッド部6bでもって閉塞されている。こ
の対向部6cの外面には、回転体1 の凹部1a及び凸部1bが
対向して配設されるとともに、ヘッド部6bは、対向部6c
及び先端部の内側にそれぞれ当接突起6d,6e が設けられ
ている。また開口部6aの両側から長手方向に沿って回路
基板5 を案内する案内溝6f,6f が設けられ、この案内溝
6f,6f の終端とヘッド部6bとの間には、仮に案内溝6f,6
f の終端を長手方向に延長した部分にまで先端を突出さ
せた断面三角状の支持部6gが形成されている。
【0024】そして、回路基板5 は次のようにしてケー
ス6 に挿着される。すなわち、回路基板5 は、図2に示
すように、一端部5a側をケース6 の開口部6aから挿入さ
れると、一端部5aよりも幅の広い両側部分が案内溝6f,6
f に案内されて奥へ進み、途中で一端部5aが支持部6gの
三角状の一辺をなす傾斜面に沿いながらその先端を乗り
越える。次いでさらに奥へ進むと、図3に示すように、
一端部5aは、支持部6gの先端に支持されながら自己の可
撓性でもって支持部6gの反対側を若干反らせた状態にし
て両検出コイル2,3 を対向部6cの内面つまり当接突起6d
に向かって押し当てられるとともに、当接突起6eに突き
当たって挿着が完了する。その後、開口部6aからエポキ
シ樹脂等からなる充填剤が充填され、回路基板5 はケー
ス6 内に固定される。
【0025】かかる回転検出装置にあっては、上記した
ように、両検出コイル2,3 を固定した回路基板5 は、ケ
ース6 に設けられた支持部6gに支持された状態で、回転
体1の凹部1a及び凸部1bに対向する対向部6cの内面に向
かって自己の可撓性でもって両検出コイル2,3 を押し当
てるので、両検出コイル2,3 はケース6 の対向部6cひい
ては回転体1 の凹部1a及び凸部1bに対して所定のギャッ
プになるよう確実に位置決めできる。
【0026】なお、本実施例では、検出コイルは2個使
用しているが、1個であってもよく、その場合は、図4
に示す発振回路4a及び積分回路4bもそれぞれ1個となる
とともに、差動増幅回路4cは不要となり、従って検出コ
イルが回転体1 に対向するギャップに変動があった場合
に正弦波信号に重畳された変動分はそのままキャンセル
されずに残ったままとなる。
【0027】次に第2実施例を図6に基づいて説明す
る。なお、第1実施例と実質的に機能が同一の部材には
同一の符号を付し、以下に第1実施例と相違するところ
のみを記す。
【0028】すなわち、回路基板5 は、一端部5aに設け
た2個の検出コイル2,3 を半田接続する半田ランド5c
が、回転体1 の凹部1a及び凸部1bの回転方向つまり一端
部5aの板幅方向において両検出コイル2,3 を接続するの
に必要な長さよりも長く形成されている。
【0029】かかる回転検出装置にあっては、凹部1a及
び凸部1bのピッチが異なる回転体1に対しても、2個の
検出コイル2,3 は、その回転体1 のピッチに合うよう、
長く形成された回路基板5 の半田ランド5cに搭載して半
田接続することができる。
【0030】次に第3実施例を図7に基づいて説明す
る。このものは、第1実施例と2個の検出コイル2,3 を
回路基板5 に搭載する構成が異なるだけである。
【0031】すなわち、2個の検出コイル2,3 は、第1
実施例では回路基板5 の半田ランドに直接搭載して半田
接続されているのに対して、このものは、ベース7 を介
して回路基板5 に搭載されている。
【0032】このベース7 は、成形材料により、四角の
略平板状に形成され、その一方面側には、円状の2個の
凹部7a,7a が回転体1 の凹部1a及び凸部1bと同一ピッチ
でもって設けられ、各凹部7aの両側にはL字状の端子7b
がそれぞれ一体形成されている。そして、ベース7 は、
L字状の端子7bの一方片を回路基板5 の半田ランドに半
田接続して回路基板5 の一端部5aに搭載される。
【0033】2個の検出コイル2,3 は、有底円筒状に形
成されたヨーク2a,3a の中心軸に立設した固定鉄芯を巻
回するよう挿着され、そのヨーク2a,3a がベース7 の凹
部7a,7a に嵌着されるとともに、両検出コイル2,3 のコ
イル端末がL字状の各端子7bの他方片に電気的に接続さ
れる。
【0034】かかる回転検出装置にあっては、上記した
ように、2個の検出コイル2,3 は、回路基板5 の半田ラ
ンドに直接搭載されるのでなく、回転体1 の凹部1a及び
凸部1bと同一ピッチに形成されたベース7 を介して回路
基板5 に搭載されるので、その間隔は確実に保たれる。
【0035】次に第4実施例を図8に基づいて説明す
る。このものは、第1乃至第3実施例のケース6 に、さ
らにカバー8 を被嵌してある。
【0036】すなわち、このカバー8 は、黄銅等の金属
材料により、ケース6 よりも長手方向を短くして一回り
大きく相似形に形成されており、ケース6 に被嵌される
とヘッド部6bの対向部6cを含む部分を覆うことになる。
【0037】かかる回転検出装置にあっては、両検出コ
イル2,3 は、成形材料製のケース6の対向部6cだけで保
護されている第1乃至第3実施例と違って、金属材料製
のカバー8 でもって保護されるので、回転体1 に例えば
石等の固いものが巻き込まれた場合でも、対向部6cを損
傷せずに、ひいては両検出コイル2,3 の位置も確実に保
たれる。
【0038】なお、第1乃至第4のいずれの実施例にお
いても、2個の検出コイル2,3 は、回転体1 の凹部1a及
び凸部1bと同一ピッチになるよう、ケース6 の円筒軸に
直交する方向に並べて回路基板5 に搭載されているが、
図9に示すように、そのピッチを確保したまま円筒軸方
向にずらして斜めに並べてもよく、その場合は、両検出
コイル2,3 間の間隔が大きくなり、互いの磁気的干渉を
少なくすることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載のものは、検出コイルを固
定した回路基板は、ケースに設けられた支持部に支持さ
れた状態で、回転体の凹部及び凸部に対向する対向部の
内面に向かって自己の可撓性でもって検出コイルを押し
当てるので、検出コイルはケースの対向部ひいては回転
体の凹部及び凸部に対して所定のギャップになるよう確
実に位置決めできる。
【0040】また、請求項2記載のものは、凹部及び凸
部のピッチが異なる回転体に対しても、2個の検出コイ
ルは、その回転体のピッチに合うよう、回転体の凹部及
び凸部の回転方向において長く形成された回路基板の半
田ランドに搭載して半田接続することができる。
【0041】また、請求項3記載のものは、2個の検出
コイルは、回路基板の半田ランドに直接搭載されるので
なく、回転体の凹部及び凸部と同一ピッチに形成された
ベースを介して回路基板に搭載されるので、その間隔は
確実に保たれる。
【0042】また、請求項4記載のものは、請求項1乃
至3記載のいずれかのものの効果に加えて、検出コイル
が位置する対向部を含む部分を金属製のカバーで被嵌さ
れているから、回転体に例えば石等の固いものが巻き込
まれた場合でも、対向部を損傷させることなく、ひいて
は検出コイルの位置も確実に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の回路基板をケースに挿着する前の状態を
示す正面断面図である。
【図3】同上の回路基板をケースに挿着した状態を示す
正面断面図である。
【図4】同上の信号の流れを示す図である。
【図5】同上の信号波形を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例の要部を示す分解斜視図で
ある。
【図8】本発明の第4実施例を示す分解斜視図である。
【図9】第1乃至第4実施例の変形例の要部を示す平面
図である。
【図10】従来例の信号の流れを示す図である。
【図11】同上のケースの正面断面図である。
【図12】同上のケースの平面図である。
【符号の説明】
1 回転体 1a 凹部 1b 凸部 2 検出コイル 3 検出コイル 4 回転検出回路 5 回路基板 5c 半田ランド 6 ケース 6b 対向部 6g 支持部 7 ベース 8 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の環状領域に凹部及び凸部が交互に
    形成された回転体と、回転体の回転によって凹部及び凸
    部に交互に対向する検出コイルと、その検出コイルから
    の信号を処理して回転検出信号を出力する回転検出回路
    と、検出コイルを搭載した回路基板と、回転体の凹部及
    び凸部に対向する対向部の内側に検出コイルが位置する
    よう回路基板を収容するケースと、を備えた回転検出装
    置において、 ケースは、回路基板が自己の可撓性でもって検出コイル
    を対向部の内面に向かって押し当てるよう支持する支持
    部を設けられてなることを特徴とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】 前記回路基板は、2個の前記検出コイル
    を半田接続する半田ランドが、回転体の凹部及び凸部の
    回転方向において検出コイルを接続するのに必要な長さ
    よりも長く形成されてなることを特徴とする請求項1記
    載の回転検出装置。
  3. 【請求項3】 所定の環状領域に凹部及び凸部が交互に
    形成された回転体と、回転体の回転によって凹部及び凸
    部に交互に対向する2個の検出コイルと、その両検出コ
    イルからの信号を処理して回転検出信号を出力する回転
    検出回路と、両検出コイルを搭載した回路基板と、回転
    体の凹部及び凸部に対向する対向部の内側に両検出コイ
    ルが位置するよう回路基板を収容するケースと、を備え
    た回転検出装置において、 前記2個の検出コイルは、回転体の凹部及び凸部と同一
    ピッチに形成されたベースを介して回路基板に搭載され
    てなることを特徴とする回転検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、少なくとも対向部を含む
    部分を金属製のカバーで被嵌されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載のいずれかの回転検出装置。
JP19042493A 1993-07-30 1993-07-30 回転検出装置 Withdrawn JPH0743375A (ja)

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