JPH0743211U - シリンダー錠を備えたループ錠 - Google Patents

シリンダー錠を備えたループ錠

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JPH0743211U JP7592893U JP7592893U JPH0743211U JP H0743211 U JPH0743211 U JP H0743211U JP 7592893 U JP7592893 U JP 7592893U JP 7592893 U JP7592893 U JP 7592893U JP H0743211 U JPH0743211 U JP H0743211U
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敏彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】係合本体の長さを短くでき、しかも、長尺状部
材嵌挿孔にコイルバネを配設できるシリンダー錠を備え
たループ錠を提供する。 【構成】ワイヤー片1と、ケーシング3とシリンダー錠
4と摺動部材5とからなる係合本体2とから構成する。
そして、ケーシング3を、内部ケーシング3aと外部ケ
ーシング3bとから構成し、内部ケーシング3aには、
右部にケーシング3の軸方向に沿う収納部31を備え、
シリンダー錠4を収納する。又、収納部31の左隣に上
下方向に沿って収納部31とは別個に区画形成した長尺
状部材嵌挿孔32を備え、ワイヤー片1の先端に設けた
係合片11を嵌挿し得るようにする。更に、長尺状部材
嵌挿孔32の前方側に前側面から長尺状部材嵌挿孔32
及び収納部31に連通するように穿設した係止片嵌挿孔
33aを備え、摺動部材5の係止片54を前後方向に摺
動可能に、且つ摺動部材付勢用コイルバネ7によって常
時長尺状部材嵌挿孔32に付勢するようにして収納した
ものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤーやチェーン等の長尺状部材と係合本体とでループ状を呈し 、その状態でシリンダー錠により施錠し、鍵片操作により解錠するシリンダー錠 を備えたループ錠の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ワイヤーやチェーン等の湾曲自在な長尺状部材と係合本体とでルー プ状を呈して施錠し、鍵片操作により解錠するループ錠が広く利用されており、 又、最近では、その係合本体にシリンダー錠を備え、錠前としての信頼性を高め たものが開発されている。しかし、このシリンダー錠は、相当な大きさを有する ため、係合本体も大きくなってしまい、その結果、持ち運びや使用に際して不便 なものになってしまう。そのため、例えば、実開昭57−147958号公報に シリンダー錠を備えた係合本体を小型化したものが提案されている。 このものは、図8(A) に示すように係合本体を、細長状のケーシングaと、シ リンダー錠bと、摺動部材cとを備えたものとし、又、ケーシングaには、右端 面から軸方向に沿って左端近くまで略全長に渡って穿設した収納部a1と、左右 中央やや左寄りに上面から収納部a1に貫通する長尺状部材嵌挿孔a2とを穿設 したものとする。一方、摺動部材cには、図(A)(B)に示すように左部に突起状の 係止片c1を備えるとともに、右端に複数の傾斜片c2…c2を備え、更に、こ れらの間に長尺状部材嵌挿孔a2に対応する孔c3を備えたものとし、シリンダ ー錠bには、左端に摺動部材cの傾斜片c2…c2に噛み合うシリンダー傾斜片 b1を備えたものとする。そして、ケーシングaの収納部a1に摺動部材cをケ ーシングaに軸方向摺動自在に、且つコイルバネdによって右方に付勢するよう に配し、その摺動部材cの右方にシリンダー錠bを配したものである。そして、 このように構成した係合本体に長尺状部材の端部に設けた係合片eを長尺状部材 嵌挿孔a2に入れると、係合片eと摺動部材cの係止片c1とが係止して施錠し 、鍵片fを回すとシリンダー傾斜片b1が回転して摺動部材cの傾斜片c2…c 2を滑らせ、摺動部材cを左方に押圧することにより係合片eと摺動部材cの係 止片c1とが係止解除して解錠できるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、摺動部材cをケーシングaに軸方向に摺動させているため、係 合本体の長さが長くなっているという課題がある。 又、解錠する際、鍵片fを回すと係合片eと摺動部材cとが係止解除するだけ で係合片eが長尺状部材嵌挿孔a2から抜け出ないため、係合片eを係合片嵌挿 孔a2から引き出さなければならず、めんどうなものである。この場合、例えば 係合片eの下部にコイルバネを配し、解錠に際して係合片eを係合片嵌挿孔a2 から飛び出させることも考えられるが、係合片eの下部に摺動部材cが配されて いるため、コイルバネを配することができない。又、仮に、係合片eの下部に摺 動部材cが配されていない場合でも、収納部a1にコイルバネを配する部分が区 画されていないため、コイルバネが擦れを生じてしまい、コイルバネを常時係合 片eを押圧するように配することができないという課題がある。
【0004】 本考案は、以上の実情に鑑み提案されたもので、係合本体の長さをより短くで き、しかも、長尺状部材嵌挿孔にコイルバネを配設できるシリンダー錠を備えた ループ錠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、次の特徴を有するシリンダー錠を備えたループ錠を提供することに より上記課題を解決する。 本考案のシリンダー錠を備えたループ錠は、ワイヤーやチェーン等からなる長 尺状部材1と、この長尺状部材1の一端側と適宜係脱する係合本体2とを備えて なる。 係合本体2は、ケーシング3と、シリンダー錠4と、摺動部材5とを備えてな る。 ワイヤーやチェーン等からなる長尺状部材(1) と、この長尺状部材(1) の一端側 と適宜係脱する係合本体(2) とを備え、 ケーシング3は、細長状のものから構成される。又、ケーシング3の左端側に 、長尺状部材1の他端を取り外し不能に接続する接続部35が備えられ、右端側 には、シリンダー錠4を収納する収納部31が備えられる。更に、これらの接続 部35と収納部31との間には、長尺状部材1の一端を嵌挿して係止するための 長尺状部材嵌挿孔32と、摺動部材5を収納する摺動部材収納部33とが備えら れる。 収納部31は、ケーシング3の右端側から軸方向に沿って所定深さで穿設され ることにより形成される。 長尺状部材嵌挿孔32は、接続部35と収納部31との間にケーシング3の軸 方向と交差する方向に、収納部31とは別個に区画するように穿設されることに より形成される。 摺動部材収納部33は、軸方向及び長尺状部材嵌挿孔32と交差する方向に沿 う係止片嵌挿孔33aを備え、この係止片嵌挿孔33aによって摺動部材収納部 33と長尺状部材嵌挿孔32及び収納部31とが連通される。 シリンダー錠4は、一端側に摺動部材5を摺動操作する操作部41を備える。 このシリンダー錠4はケーシング3の収納部31に、ケーシング3に対して操作 部41を回動できるようにして操作部41側から収納される。 摺動部材5は、一端側に長尺状部材1の一端を係脱する係止片54を有し、他 端側にシリンダー錠4の操作部41と当接する当接部51を備える。そして、こ の摺動部材5が、付勢手段7によって常時長尺状部材嵌挿孔32側に付勢される ようにして摺動部材収納部33に収納されることにより、摺動部材5の係止片5 4が係止片嵌挿孔33aを摺動して長尺状部材嵌挿孔32に出没できるようにな されたものである。
【0006】
【作用】
本考案においては、長尺状部材嵌挿孔32を、接続部35と収納部31との間 に収納部31とは別個に区画するように穿設して形成するため、この長尺状部材 嵌挿孔32内の下部に、適宜コイルスプリングを位置擦れすることなく配設でき る。 又、摺動部材5の係止片54を、軸方向及び長尺状部材嵌挿孔32と交差する 方向に沿う係止片嵌挿孔33aに嵌挿させて、シリンダー錠4の操作部41の回 動に伴って係止片嵌挿孔33aを摺動して長尺状部材嵌挿孔32に出没できるよ うにするため、従来のように摺動部材5を軸方向に摺動させる場合に比しケーシ ング3の長さを短くできる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を基に本考案の一実施例を具体的に説明する。 図1は、本考案のループ錠の一実施例の正面図である。 本考案のループ錠は、長尺状部材1と、係合本体2とを備えている。
【0008】 長尺状部材1は、この実施例では、所定長さのワイヤー片1から構成されてい るが、チェーン等から構成しても良く、湾曲自在でループ状に形成できるもので あれば良い。長尺状部材1の後端側は、係合本体2に取付けられている。一方、 ワイヤー片1の先端側には、金属性からなる係合片11が付設されている。この 係合片11は、全周に渡って径小に形成することにより形成された係止用溝11 aを有し、この係止用溝11aによってワイヤー片1の先端側が係合本体2に適 宜係脱できるようになされている。
【0009】 係合本体2は、図2及び図3に示すようにケーシング3と、シリンダー錠4と 、摺動部材5とを備えている。ケーシング3は、金属製からなる内部ケーシング 3aと、合成樹脂からなる外部ケーシング3bとから構成されている。内部ケー シング3aは、左部に接続部35を備え、この接続部35によってワイヤー片1 の後端側が取り外し不能に取り付けられている。内部ケーシング3aの右部には 、右端面から軸方向に沿って略左右中央まで穿設された収納部31が備えられて いる。又、収納部31の左隣には、長尺状部材嵌挿孔32が穿設されている。こ の長尺状部材嵌挿孔32は、ワイヤー片1の係合片11を嵌挿して係合しておく ためのもので、ケーシング3の軸芯位置を通る前後中央に係合片11と同程度の 径で上面から下面にかけて断面円形状に形成されている。更に、長尺状部材嵌挿 孔32の前方側における略上下中央には、係止片嵌挿孔33aが前側面から長尺 状部材嵌挿孔32に貫通するように所定幅で穿設されている。又、この係止片嵌 挿孔33aは、内部で収納部31の奥部と連通され、これにより、長尺状部材嵌 挿孔32から収納部31の奥部に渡って摺動部材収納部33が形成され、摺動部 材5を配設できるようにしている。
【0010】 外部ケーシング3bは、右端面が開口されるとともに、上面における内部ケー シング3aの長尺状部材嵌挿孔32に対応する位置に受容案内用孔32aが穿設 されている。そして、この外部ケーシング3bが内部ケーシング3aを嵌挿して 内部ケーシング3aの外周を覆うことにより、内部ケーシング3aの長尺状部材 嵌挿孔32の下面側及び係止片収納部33の前側面側が閉じられる。又、このよ うにして形成された長尺状部材嵌挿孔32内には、係合片付勢用コイルバネ8が 収納されている。
【0011】 摺動部材5は、図4(A)(B)(C) に示すように右部には、後方側に山形状に形成 された当接部51が備えられている。又、当接部51の左隣には、収納部31の 奥端面31aに当接して摺動する摺動面52aを有する摺動片52が備えられて いる。更に、その当接部51の前方側にバネ収容部53が備えられ、図3に示す ようにこのバネ収容部53に前方側から摺動部材付勢用コイルバネ7を収容でき るようになされている。一方、摺動部材5の左部には、係止片54を有している 。この係止片54は、所定幅、厚さに形成された板状部からなり、後部に凹部5 4aを有している。この凹部54aは、ケーシング3の長尺状部材嵌挿孔32の 径と同程度の半径で円弧状にカットされることにより形成されている。
【0012】 そして、このように形成された摺動部材5は、図5に示すようにバネ収容部5 3に摺動部材付勢用コイルバネ7を収容した後、係合片付勢用コイルバネ8を配 設しない状態でケーシング3の収納部31から、収納部31の奥端面31aに摺 動面52aが当接するまで入れられる。この奥端面31aに摺動面52aが当接 する状態で内部ケーシング3aの係止片嵌挿孔33aにちょうど嵌まり込む位置 とされており、その部分に嵌まり込むことにより摺動部材5がケーシング3に対 し前後方向に摺動できるようになされる。又、その摺動は、前方側には、図3に 示すように係止片54の凹部52aの内周面とケーシング3の長尺状部材嵌挿孔 32の内周面とが略一致する程度まで摺動し、後方側には、図5に示すように係 止片54の後端がケーシング3の長尺状部材嵌挿孔32にはみ出す程度まで行わ れる。そして、通常状態では、摺動部材付勢用コイルバネ7によって常時後方側 に付勢されている。
【0013】 シリンダー錠4は、従来から一般的に使用されているものと同様のもので、外 筒部と、外筒部内に回動自在に配設された内部機構部とから構成されている。内 部機構部には、右端面に鍵片挿入用孔(図示せず)を備え、ここから鍵片6(図 1〜図3に図示)が挿入される。又、内部機構部の左端面には、左方側に突設さ れた操作部41が備えられている。この操作部41は、摺動部材5を操作させる ためのもので、図7に示すように所定間だけ隔てて前方側に突出した外周円弧状 の二つの突起41a、41aを有している。そして、このシリンダー錠4は、摺 動部材5の収納されたケーシング3の収納部31に、操作部41の突起41a、 41aと摺動部材5の当接部51とが当接するように操作部41が摺動部材5の 当接部51の後方側に配設され、外筒部が回転不能に収納されている。そして、 鍵片挿入用孔から挿入された鍵片6を回すことにより操作部41が前方側に回転 するようになされている。
【0014】 次に、このループ錠の使用方法について説明する。 まず、施錠するには、ワイヤー片1の係合片11をケーシング3の長尺状部材 嵌挿孔32に押し入れる。係合片11を係合片付勢用コイルバネ8に抗して押し 入れていき、係合片11の係止用溝11bが摺動部材5の係止片54にさしかか ると、摺動部材5が後方側に摺動し、係止片54の後部が図5及び図6に示すよ うに長尺状部材嵌挿孔32内にはみ出した状態となり、係止片54が係止用溝1 1bに嵌まり込んで係合片11を係止する。これにより、施錠が完了する。この 施錠状態では、係止片54の後部が係合片11の半周に渡って当接して係止して いるため、係止片54が破損するようなことなく、確実に係止状態を保持できる 。
【0015】 解錠するには、鍵片6を鍵片挿入用孔から挿入し、前方側に回動操作する。こ れにより、シリンダー錠4の操作部41が前方側に回動し、これに当接した摺動 部材5の突片当接部51が前方側に押圧される。その結果、摺動部材5が摺動部 材付勢用コイルバネ7に抗して前方側に摺動する。摺動部材5が前方側に摺動す ると、係合片11の係止用溝11bに嵌まり込んでいた摺動部材5の係止片54 が外れ、係合片11と摺動部材5とが係止解除される。係止解除された係合片1 1は、係合片付勢用コイルバネ8によって長尺状部材嵌挿孔32内から長尺状部 材嵌挿孔32外に押し出される。これにより、係合片11を長尺状部材嵌挿孔3 2内から引き出さなくても、係合片付勢用コイルバネ8によって自動的に押し出 すことができる。又、解錠後の長尺状部材嵌挿孔32内は、図2及び図3に示す ように係止片54が抜けるとそれに伴い係合片付勢用コイルバネ8が摺動部材5 の係止片54の上方位置にまで伸びた状態となる。そして、その状態から、鍵片 6を放すと摺動部材5は、コイルバネ7の付勢力によって後方側に摺動しようと するため、摺動部材5の係止片54が係合片付勢用コイルバネ8の側部を前方側 から押圧し、その状態で維持する。これにより、解錠後の係合片付勢用コイルバ ネ8が長尺状部材嵌挿孔32内から抜けるようなことが防止される。
【0016】 以上のように構成することにより、ケーシング3内に長尺状部材嵌挿孔32を 収納部31とは別に区画形成するため、上記実施例のように長尺状部材嵌挿孔3 2内に係合片11を押し出す係合片付勢用コイルバネ8を配設することができ、 係合片11を自動的に押し出すことができる。
【0017】 又、摺動部材5の係止片54を板状部から構成し、この係止片54をケーシン グ3の前後方向に摺動するように配設して係止片54の後部を長尺状部材嵌挿孔 32に出没可能とするため、従来のように係止片54をケーシング3の軸方向に 摺動させる場合に比し長さを短くでき、その結果、係合本体2をより小型化でき る。しかも、その際、ケーシング3を、金属製からなる内部ケーシング3aと、 合成樹脂からなる外部ケーシング3bとから構成し、その内部ケーシング3aの 前面側から長尺状部材嵌挿孔32に貫通するように穿設して係止片嵌挿孔33a を形成することにより、係止片嵌挿孔33aを長尺状部材嵌挿孔32の前方側に 容易に形成できるとともに、摺動部材5の係止片54をケーシング3の軸方向と 直角方向に摺動させることができる。
【0018】 尚、本実施例では、係止片嵌挿孔33aを長尺状部材嵌挿孔32の前方側に形 成しているが、後方側に形成しても良い。 又、本実施例では、係合片付勢用コイルバネ8を設けたものとしているが、も うけなくても良く適宜変更できる。
【0019】
【考案の効果】
以上、本考案は、長尺状部材嵌挿孔を、収納部とは別個に区画するように穿設 して形成するため、この長尺状部材嵌挿孔内の下部に、適宜コイルスプリングを 位置擦れすることなく配設でき、解錠に際して長尺状部材嵌挿孔を自動的に押し 出すことも可能となる。 又、摺動部材の係止片を、シリンダー錠の操作部の回動に伴って係止片嵌挿孔 を前後方向に摺動し、長尺状部材嵌挿孔に出没できるようにするため、従来のよ うに摺動部材を軸方向に摺動させる場合に比しケーシングの長さを短くできる。 これにより、係合本体をより小型化でき、使用便利なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のループ錠の一実施例の正面図である。
【図2】解錠状態における係合本体の内部機構を正面か
ら見た断面説明図である。
【図3】解錠状態における係合本体の内部機構を上から
見た断面説明図である。
【図4】(A) は、摺動部材の正面図であり、(B) は、摺
動部材の平面図である。又、(C) は、摺動部材の右側面
図である。
【図5】施錠状態における係合本体の内部機構を正面か
ら見た断面説明図である。
【図6】施錠状態における係合本体の内部機構を上から
見た断面説明図である。
【図7】図6におけるA−A線に沿う断面説明図であ
る。
【図8】(A) は、従来例の縦断面説明図であり、(B)
は、従来例における摺動部材の側面図1に示すようにで
ある。
【符号の説明】
1 ワイヤー 2 係合本体 3 ケーシング 3a 内部ケーシング 3b 外部ケーシング 4 シリンダー錠 5 摺動部材 6 鍵片 7 摺動部材付勢用コイルバネ 8 係合片付勢用コイルバネ 11 係合片 11a 係止用溝 31 収納部 32 長尺状部材嵌挿孔 33a 係止片嵌挿孔 41 操作部 54 係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーやチェーン等からなる長尺状部材
    (1) と、この長尺状部材(1) の一端側と適宜係脱する係
    合本体(2) とを備え、 係合本体(2) が、ケーシング(3) と、シリンダー錠(4)
    と、摺動部材(5) とを備え、 ケーシング(3) が、細長状のものから構成され、ケーシ
    ング(3) の左端側に、長尺状部材(1) の他端を取り外し
    不能に接続する接続部(35)が備えられ、右端側には、シ
    リンダー錠(4) を収納する収納部(31)が備えられ、更
    に、これらの接続部(35)と収納部(31)との間には、長尺
    状部材(1) の一端を嵌挿して係止するための長尺状部材
    嵌挿孔(32)と、摺動部材(5) を収納する摺動部材収納部
    (33)とが備えられ、 収納部(31)が、ケーシング(3) の右端側から軸方向に沿
    って所定深さで穿設されることにより形成され、 長尺状部材嵌挿孔(32)が、接続部(35)と収納部(31)との
    間にケーシング(3) の軸方向と交差する方向に、収納部
    (31)とは別個に区画するように穿設されることにより形
    成され、 摺動部材収納部(33)が、軸方向及び長尺状部材嵌挿孔(3
    2)と交差する方向に沿う係止片嵌挿孔(33a) を備え、こ
    の係止片嵌挿孔(33a) によって摺動部材収納部(33)と長
    尺状部材嵌挿孔(32)及び収納部(31)とが連通され、 シリンダー錠(4) が、一端側に摺動部材(5) を摺動操作
    する操作部(41)を備え、このシリンダー錠(4) がケーシ
    ング(3) の収納部(31)に、ケーシング(3) に対して操作
    部(41)を回動できるようにして操作部(41)側から収納さ
    れ、 摺動部材(5) が、一端側に長尺状部材(1) の一端を係脱
    する係止片(54)を有し、他端側にシリンダー錠(4) の操
    作部(41)と当接する当接部(51)を備え、この摺動部材
    (5) が、付勢手段(7) によって常時長尺状部材嵌挿孔(3
    2)側に付勢されるようにして摺動部材収納部(33)に収納
    されることにより、摺動部材(5) の係止片(54)が係止片
    嵌挿孔(33a) を摺動して長尺状部材嵌挿孔(32)に出没で
    きるようになされたものであることを特徴とするシリン
    ダー錠を備えたループ錠。
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