JP2559236Y2 - シリンダー錠を備えたループ錠 - Google Patents

シリンダー錠を備えたループ錠

Info

Publication number
JP2559236Y2
JP2559236Y2 JP7592893U JP7592893U JP2559236Y2 JP 2559236 Y2 JP2559236 Y2 JP 2559236Y2 JP 7592893 U JP7592893 U JP 7592893U JP 7592893 U JP7592893 U JP 7592893U JP 2559236 Y2 JP2559236 Y2 JP 2559236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
sliding member
casing
piece
cylinder lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7592893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743211U (ja
Inventor
敏彦 森
Original Assignee
五輪工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 五輪工業株式会社 filed Critical 五輪工業株式会社
Priority to JP7592893U priority Critical patent/JP2559236Y2/ja
Publication of JPH0743211U publication Critical patent/JPH0743211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559236Y2 publication Critical patent/JP2559236Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイヤーやチェーン等
の長尺状部材と係合本体とでループ状を呈し、その状態
でシリンダー錠により施錠し、鍵片操作により解錠する
シリンダー錠を備えたループ錠の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワイヤーやチェーン等の湾曲
自在な長尺状部材と係合本体とでループ状を呈して施錠
し、鍵片操作により解錠するループ錠が広く利用されて
おり、又、最近では、その係合本体にシリンダー錠を備
え、錠前としての信頼性を高めたものが開発されてい
る。しかし、このシリンダー錠は、相当な大きさを有す
るため、係合本体も大きくなってしまい、その結果、持
ち運びや使用に際して不便なものになってしまう。その
ため、例えば、実開昭57−147958号公報にシリ
ンダー錠を備えた係合本体を小型化したものが提案され
ている。このものは、図8(A) に示すように係合本体
を、細長状のケーシングaと、シリンダー錠bと、摺動
部材cとを備えたものとし、又、ケーシングaには、右
端面から軸方向に沿って左端近くまで略全長に渡って穿
設した収納部a1と、左右中央やや左寄りに上面から収
納部a1に貫通する長尺状部材嵌挿孔a2とを穿設した
ものとする。一方、摺動部材cには、図(A)(B)に示すよ
うに左部に突起状の係止片c1を備えるとともに、右端
に複数の傾斜片c2…c2を備え、更に、これらの間に
長尺状部材嵌挿孔a2に対応する孔c3を備えたものと
し、シリンダー錠bには、左端に摺動部材cの傾斜片c
2…c2に噛み合うシリンダー傾斜片b1を備えたもの
とする。そして、ケーシングaの収納部a1に摺動部材
cをケーシングaに軸方向摺動自在に、且つコイルバネ
dによって右方に付勢するように配し、その摺動部材c
の右方にシリンダー錠bを配したものである。そして、
このように構成した係合本体に長尺状部材の端部に設け
た係合片eを長尺状部材嵌挿孔a2に入れると、係合片
eと摺動部材cの係止片c1とが係止して施錠し、鍵片
fを回すとシリンダー傾斜片b1が回転して摺動部材c
の傾斜片c2…c2を滑らせ、摺動部材cを左方に押圧
することにより係合片eと摺動部材cの係止片c1とが
係止解除して解錠できるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、摺動部
材cをケーシングaに軸方向に摺動させているため、係
合本体の長さが長くなっているという課題がある。又、
解錠する際、鍵片fを回すと係合片eと摺動部材cとが
係止解除するだけで係合片eが長尺状部材嵌挿孔a2か
ら抜け出ないため、係合片eを係合片嵌挿孔a2から引
き出さなければならず、めんどうなものである。この場
合、例えば係合片eの下部にコイルバネを配し、解錠に
際して係合片eを係合片嵌挿孔a2から飛び出させるこ
とも考えられるが、係合片eの下部に摺動部材cが配さ
れているため、コイルバネを配することができない。
又、仮に、係合片eの下部に摺動部材cが配されていな
い場合でも、収納部a1にコイルバネを配する部分が区
画されていないため、コイルバネが擦れを生じてしま
い、コイルバネを常時係合片eを押圧するように配する
ことができないという課題がある。
【0004】本考案は、以上の実情に鑑み提案されたも
ので、係合本体の長さをより短くでき、しかも、長尺状
部材嵌挿孔にコイルバネを配設できるシリンダー錠を備
えたループ錠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、次の特徴を有
するシリンダー錠を備えたループ錠を提供することによ
り上記課題を解決する。本考案のシリンダー錠を備えた
ループ錠は、ワイヤーやチェーン等からなる長尺状部材
1と、この長尺状部材1の一端側と適宜係脱する係合本
体2とを備えてなる。係合本体2は、ケーシング3と、
シリンダー錠4と、摺動部材5とを備えてなる。ワイヤ
ーやチェーン等からなる長尺状部材(1) と、この長尺状
部材(1) の一端側と適宜係脱する係合本体(2) とを備
え、ケーシング3は、細長状のものから構成される。
又、ケーシング3の左端側に、長尺状部材1の他端を取
り外し不能に接続する接続部35が備えられ、右端側に
は、シリンダー錠4を収納する収納部31が備えられ
る。更に、これらの接続部35と収納部31との間に
は、長尺状部材1の一端を嵌挿して係止するための長尺
状部材嵌挿孔32と、摺動部材5を収納する摺動部材収
納部33とが備えられる。収納部31は、ケーシング3
の右端側から軸方向に沿って所定深さで穿設されること
により形成される。長尺状部材嵌挿孔32は、接続部3
5と収納部31との間にケーシング3の軸方向と交差す
る方向に、収納部31とは別個に区画するように穿設さ
れることにより形成される。摺動部材収納部33は、軸
方向及び長尺状部材嵌挿孔32と交差する方向に沿う係
止片嵌挿孔33aを備え、この係止片嵌挿孔33aによ
って摺動部材収納部33と長尺状部材嵌挿孔32及び収
納部31とが連通される。シリンダー錠4は、一端側に
摺動部材5を摺動操作する操作部41を備える。このシ
リンダー錠4はケーシング3の収納部31に、ケーシン
グ3に対して操作部41を回動できるようにして操作部
41側から収納される。摺動部材5は、一端側に長尺状
部材1の一端を係脱する係止片54を有し、他端側にシ
リンダー錠4の操作部41と当接する当接部51を備え
る。そして、この摺動部材5が、付勢手段7によって常
時長尺状部材嵌挿孔32側に付勢されるようにして摺動
部材収納部33に収納されることにより、摺動部材5の
係止片54が係止片嵌挿孔33aを摺動して長尺状部材
嵌挿孔32に出没できるようになされたものである。
【0006】
【作用】本考案においては、長尺状部材嵌挿孔32を、
接続部35と収納部31との間に収納部31とは別個に
区画するように穿設して形成するため、この長尺状部材
嵌挿孔32内の下部に、適宜コイルスプリングを位置擦
れすることなく配設できる。又、摺動部材5の係止片5
4を、軸方向及び長尺状部材嵌挿孔32と交差する方向
に沿う係止片嵌挿孔33aに嵌挿させて、シリンダー錠
4の操作部41の回動に伴って係止片嵌挿孔33aを摺
動して長尺状部材嵌挿孔32に出没できるようにするた
め、従来のように摺動部材5を軸方向に摺動させる場合
に比しケーシング3の長さを短くできる。
【0007】
【実施例】以下、図面を基に本考案の一実施例を具体的
に説明する。図1は、本考案のループ錠の一実施例の正
面図である。本考案のループ錠は、長尺状部材1と、係
合本体2とを備えている。
【0008】長尺状部材1は、この実施例では、所定長
さのワイヤー片1から構成されているが、チェーン等か
ら構成しても良く、湾曲自在でループ状に形成できるも
のであれば良い。長尺状部材1の後端側は、係合本体2
に取付けられている。一方、ワイヤー片1の先端側に
は、金属性からなる係合片11が付設されている。この
係合片11は、全周に渡って径小に形成することにより
形成された係止用溝11aを有し、この係止用溝11a
によってワイヤー片1の先端側が係合本体2に適宜係脱
できるようになされている。
【0009】係合本体2は、図2及び図3に示すように
ケーシング3と、シリンダー錠4と、摺動部材5とを備
えている。ケーシング3は、金属製からなる内部ケーシ
ング3aと、合成樹脂からなる外部ケーシング3bとか
ら構成されている。内部ケーシング3aは、左部に接続
部35を備え、この接続部35によってワイヤー片1の
後端側が取り外し不能に取り付けられている。内部ケー
シング3aの右部には、右端面から軸方向に沿って略左
右中央まで穿設された収納部31が備えられている。
又、収納部31の左隣には、長尺状部材嵌挿孔32が穿
設されている。この長尺状部材嵌挿孔32は、ワイヤー
片1の係合片11を嵌挿して係合しておくためのもの
で、ケーシング3の軸芯位置を通る前後中央に係合片1
1と同程度の径で上面から下面にかけて断面円形状に形
成されている。更に、長尺状部材嵌挿孔32の前方側に
おける略上下中央には、係止片嵌挿孔33aが前側面か
ら長尺状部材嵌挿孔32に貫通するように所定幅で穿設
されている。又、この係止片嵌挿孔33aは、内部で収
納部31の奥部と連通され、これにより、長尺状部材嵌
挿孔32から収納部31の奥部に渡って摺動部材収納部
33が形成され、摺動部材5を配設できるようにしてい
る。
【0010】外部ケーシング3bは、右端面が開口され
るとともに、上面における内部ケーシング3aの長尺状
部材嵌挿孔32に対応する位置に受容案内用孔32aが
穿設されている。そして、この外部ケーシング3bが内
部ケーシング3aを嵌挿して内部ケーシング3aの外周
を覆うことにより、内部ケーシング3aの長尺状部材嵌
挿孔32の下面側及び係止片収納部33の前側面側が閉
じられる。又、このようにして形成された長尺状部材嵌
挿孔32内には、係合片付勢用コイルバネ8が収納され
ている。
【0011】摺動部材5は、図4(A)(B)(C) に示すよう
に右部には、後方側に山形状に形成された当接部51が
備えられている。又、当接部51の左隣には、収納部3
1の奥端面31aに当接して摺動する摺動面52aを有
する摺動片52が備えられている。更に、その当接部5
1の前方側にバネ収容部53が備えられ、図3に示すよ
うにこのバネ収容部53に前方側から摺動部材付勢用コ
イルバネ7を収容できるようになされている。一方、摺
動部材5の左部には、係止片54を有している。この係
止片54は、所定幅、厚さに形成された板状部からな
り、後部に凹部54aを有している。この凹部54a
は、ケーシング3の長尺状部材嵌挿孔32の径と同程度
の半径で円弧状にカットされることにより形成されてい
る。
【0012】そして、このように形成された摺動部材5
は、図5に示すようにバネ収容部53に摺動部材付勢用
コイルバネ7を収容した後、係合片付勢用コイルバネ8
を配設しない状態でケーシング3の収納部31から、収
納部31の奥端面31aに摺動面52aが当接するまで
入れられる。この奥端面31aに摺動面52aが当接す
る状態で内部ケーシング3aの係止片嵌挿孔33aにち
ょうど嵌まり込む位置とされており、その部分に嵌まり
込むことにより摺動部材5がケーシング3に対し前後方
向に摺動できるようになされる。又、その摺動は、前方
側には、図3に示すように係止片54の凹部52aの内
周面とケーシング3の長尺状部材嵌挿孔32の内周面と
が略一致する程度まで摺動し、後方側には、図5に示す
ように係止片54の後端がケーシング3の長尺状部材嵌
挿孔32にはみ出す程度まで行われる。そして、通常状
態では、摺動部材付勢用コイルバネ7によって常時後方
側に付勢されている。
【0013】シリンダー錠4は、従来から一般的に使用
されているものと同様のもので、外筒部と、外筒部内に
回動自在に配設された内部機構部とから構成されてい
る。内部機構部には、右端面に鍵片挿入用孔(図示せ
ず)を備え、ここから鍵片6(図1〜図3に図示)が挿
入される。又、内部機構部の左端面には、左方側に突設
された操作部41が備えられている。この操作部41
は、摺動部材5を操作させるためのもので、図7に示す
ように所定間だけ隔てて前方側に突出した外周円弧状の
二つの突起41a、41aを有している。そして、この
シリンダー錠4は、摺動部材5の収納されたケーシング
3の収納部31に、操作部41の突起41a、41aと
摺動部材5の当接部51とが当接するように操作部41
が摺動部材5の当接部51の後方側に配設され、外筒部
が回転不能に収納されている。そして、鍵片挿入用孔か
ら挿入された鍵片6を回すことにより操作部41が前方
側に回転するようになされている。
【0014】次に、このループ錠の使用方法について説
明する。まず、施錠するには、ワイヤー片1の係合片1
1をケーシング3の長尺状部材嵌挿孔32に押し入れ
る。係合片11を係合片付勢用コイルバネ8に抗して押
し入れていき、係合片11の係止用溝11bが摺動部材
5の係止片54にさしかかると、摺動部材5が後方側に
摺動し、係止片54の後部が図5及び図6に示すように
長尺状部材嵌挿孔32内にはみ出した状態となり、係止
片54が係止用溝11bに嵌まり込んで係合片11を係
止する。これにより、施錠が完了する。この施錠状態で
は、係止片54の後部が係合片11の半周に渡って当接
して係止しているため、係止片54が破損するようなこ
となく、確実に係止状態を保持できる。
【0015】解錠するには、鍵片6を鍵片挿入用孔から
挿入し、前方側に回動操作する。これにより、シリンダ
ー錠4の操作部41が前方側に回動し、これに当接した
摺動部材5の突片当接部51が前方側に押圧される。そ
の結果、摺動部材5が摺動部材付勢用コイルバネ7に抗
して前方側に摺動する。摺動部材5が前方側に摺動する
と、係合片11の係止用溝11bに嵌まり込んでいた摺
動部材5の係止片54が外れ、係合片11と摺動部材5
とが係止解除される。係止解除された係合片11は、係
合片付勢用コイルバネ8によって長尺状部材嵌挿孔32
内から長尺状部材嵌挿孔32外に押し出される。これに
より、係合片11を長尺状部材嵌挿孔32内から引き出
さなくても、係合片付勢用コイルバネ8によって自動的
に押し出すことができる。又、解錠後の長尺状部材嵌挿
孔32内は、図2及び図3に示すように係止片54が抜
けるとそれに伴い係合片付勢用コイルバネ8が摺動部材
5の係止片54の上方位置にまで伸びた状態となる。そ
して、その状態から、鍵片6を放すと摺動部材5は、コ
イルバネ7の付勢力によって後方側に摺動しようとする
ため、摺動部材5の係止片54が係合片付勢用コイルバ
ネ8の側部を前方側から押圧し、その状態で維持する。
これにより、解錠後の係合片付勢用コイルバネ8が長尺
状部材嵌挿孔32内から抜けるようなことが防止され
る。
【0016】以上のように構成することにより、ケーシ
ング3内に長尺状部材嵌挿孔32を収納部31とは別に
区画形成するため、上記実施例のように長尺状部材嵌挿
孔32内に係合片11を押し出す係合片付勢用コイルバ
ネ8を配設することができ、係合片11を自動的に押し
出すことができる。
【0017】又、摺動部材5の係止片54を板状部から
構成し、この係止片54をケーシング3の前後方向に摺
動するように配設して係止片54の後部を長尺状部材嵌
挿孔32に出没可能とするため、従来のように係止片5
4をケーシング3の軸方向に摺動させる場合に比し長さ
を短くでき、その結果、係合本体2をより小型化でき
る。しかも、その際、ケーシング3を、金属製からなる
内部ケーシング3aと、合成樹脂からなる外部ケーシン
グ3bとから構成し、その内部ケーシング3aの前面側
から長尺状部材嵌挿孔32に貫通するように穿設して係
止片嵌挿孔33aを形成することにより、係止片嵌挿孔
33aを長尺状部材嵌挿孔32の前方側に容易に形成で
きるとともに、摺動部材5の係止片54をケーシング3
の軸方向と直角方向に摺動させることができる。
【0018】尚、本実施例では、係止片嵌挿孔33aを
長尺状部材嵌挿孔32の前方側に形成しているが、後方
側に形成しても良い。又、本実施例では、係合片付勢用
コイルバネ8を設けたものとしているが、もうけなくて
も良く適宜変更できる。
【0019】
【考案の効果】以上、本考案は、長尺状部材嵌挿孔を、
収納部とは別個に区画するように穿設して形成するた
め、この長尺状部材嵌挿孔内の下部に、適宜コイルスプ
リングを位置擦れすることなく配設でき、解錠に際して
長尺状部材嵌挿孔を自動的に押し出すことも可能とな
る。又、摺動部材の係止片を、シリンダー錠の操作部の
回動に伴って係止片嵌挿孔を前後方向に摺動し、長尺状
部材嵌挿孔に出没できるようにするため、従来のように
摺動部材を軸方向に摺動させる場合に比しケーシングの
長さを短くできる。これにより、係合本体をより小型化
でき、使用便利なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のループ錠の一実施例の正面図である。
【図2】解錠状態における係合本体の内部機構を正面か
ら見た断面説明図である。
【図3】解錠状態における係合本体の内部機構を上から
見た断面説明図である。
【図4】(A) は、摺動部材の正面図であり、(B) は、摺
動部材の平面図である。又、(C) は、摺動部材の右側面
図である。
【図5】施錠状態における係合本体の内部機構を正面か
ら見た断面説明図である。
【図6】施錠状態における係合本体の内部機構を上から
見た断面説明図である。
【図7】図6におけるA−A線に沿う断面説明図であ
る。
【図8】(A) は、従来例の縦断面説明図であり、(B)
は、従来例における摺動部材の側面図1に示すようにで
ある。
【符号の説明】
1 ワイヤー 2 係合本体 3 ケーシング 3a 内部ケーシング 3b 外部ケーシング 4 シリンダー錠 5 摺動部材 6 鍵片 7 摺動部材付勢用コイルバネ 8 係合片付勢用コイルバネ 11 係合片 11a 係止用溝 31 収納部 32 長尺状部材嵌挿孔 33a 係止片嵌挿孔 41 操作部 54 係止片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーやチェーン等からなる長尺状部材
    (1) と、この長尺状部材(1) の一端側と適宜係脱する係
    合本体(2) とを備え、 係合本体(2) が、ケーシング(3) と、シリンダー錠(4)
    と、摺動部材(5) とを備え、 ケーシング(3) が、細長状のものから構成され、ケーシ
    ング(3) の左端側に、長尺状部材(1) の他端を取り外し
    不能に接続する接続部(35)が備えられ、右端側には、シ
    リンダー錠(4) を収納する収納部(31)が備えられ、更
    に、これらの接続部(35)と収納部(31)との間には、長尺
    状部材(1) の一端を嵌挿して係止するための長尺状部材
    嵌挿孔(32)と、摺動部材(5) を収納する摺動部材収納部
    (33)とが備えられ、 収納部(31)が、ケーシング(3) の右端側から軸方向に沿
    って所定深さで穿設されることにより形成され、 長尺状部材嵌挿孔(32)が、接続部(35)と収納部(31)との
    間にケーシング(3) の軸方向と交差する方向に、収納部
    (31)とは別個に区画するように穿設されることにより形
    成され、 摺動部材収納部(33)が、軸方向及び長尺状部材嵌挿孔(3
    2)と交差する方向に沿う係止片嵌挿孔(33a) を備え、こ
    の係止片嵌挿孔(33a) によって摺動部材収納部(33)と長
    尺状部材嵌挿孔(32)及び収納部(31)とが連通され、 シリンダー錠(4) が、一端側に摺動部材(5) を摺動操作
    する操作部(41)を備え、このシリンダー錠(4) がケーシ
    ング(3) の収納部(31)に、ケーシング(3) に対して操作
    部(41)を回動できるようにして操作部(41)側から収納さ
    れ、 摺動部材(5) が、一端側に長尺状部材(1) の一端を係脱
    する係止片(54)を有し、他端側にシリンダー錠(4) の操
    作部(41)と当接する当接部(51)を備え、この摺動部材
    (5) が、付勢手段(7) によって常時長尺状部材嵌挿孔(3
    2)側に付勢されるようにして摺動部材収納部(33)に収納
    されることにより、摺動部材(5) の係止片(54)が係止片
    嵌挿孔(33a) を摺動して長尺状部材嵌挿孔(32)に出没で
    きるようになされたものであることを特徴とするシリン
    ダー錠を備えたループ錠。
JP7592893U 1993-12-29 1993-12-29 シリンダー錠を備えたループ錠 Expired - Fee Related JP2559236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7592893U JP2559236Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 シリンダー錠を備えたループ錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7592893U JP2559236Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 シリンダー錠を備えたループ錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0743211U JPH0743211U (ja) 1995-08-18
JP2559236Y2 true JP2559236Y2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=13590435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7592893U Expired - Fee Related JP2559236Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 シリンダー錠を備えたループ錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559236Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743211U (ja) 1995-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5829280A (en) Cable locking device with automatic pop-up feature
US5873535A (en) Locking means for a cover of a bait cast reel in which a button is pressed to unlock the cover and enable its separation
US5916279A (en) Motorcycle disk brake lock
US20050235712A1 (en) Steering lock system with control knob for vehicle
JP4675238B2 (ja) シリンダ錠
JPH0121019B2 (ja)
JP3150816B2 (ja) シリンダ錠
JPS58112849A (ja) 自動車用ステアリングロツク装置
JP2559236Y2 (ja) シリンダー錠を備えたループ錠
US5511400A (en) Lock mechanism for use in a securing device
JP5114322B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2573165B2 (ja) 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
US6668604B1 (en) Automobile lock
JP2883560B2 (ja) 錠前付き押釦式平面ハンドル装置
JP4512922B2 (ja) シリンダ錠
JP2994264B2 (ja) 携帯電話機の電池パック保持着脱構造
JP2007154520A (ja) 携帯型機器の盗難防止用施錠具
JP2724449B2 (ja) 自動販売機等のロックハンドル装置
JPH10184113A (ja) 抜差し型扉用ロックハンドル装置
JP2607149Y2 (ja) 錠装置
JP3483078B2 (ja) 磁気テープカセット
JP4221233B2 (ja) ステアリングロック装置
JP4386803B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2759256B2 (ja) 錠前装置
JPS5817094Y2 (ja) 車両用多段操作式安全錠

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees