JPH0743082Y2 - 巻紙輪転印刷機における折機の羽根車 - Google Patents
巻紙輪転印刷機における折機の羽根車Info
- Publication number
- JPH0743082Y2 JPH0743082Y2 JP3009386U JP3009386U JPH0743082Y2 JP H0743082 Y2 JPH0743082 Y2 JP H0743082Y2 JP 3009386 U JP3009386 U JP 3009386U JP 3009386 U JP3009386 U JP 3009386U JP H0743082 Y2 JPH0743082 Y2 JP H0743082Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- web
- folding machine
- blade
- rotary printing
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は巻紙輪転印刷機において、印刷後、断裁折紙さ
れた折丁を受取つてコンベア上等へ排出する折機の羽根
車に関するものである。
れた折丁を受取つてコンベア上等へ排出する折機の羽根
車に関するものである。
巻紙輪転印刷機は、印刷済のウエブを所定の寸法に断裁
して折紙する折機を備えており、この折機の折丁寧搬送
終端部、または搬送途中に設けたチヨツパ装置の排紙部
には、排紙テープやチヨツパ装置から解放されて落下す
る折丁を受取りコンベア上等へ排出する羽根車が設けら
れている。
して折紙する折機を備えており、この折機の折丁寧搬送
終端部、または搬送途中に設けたチヨツパ装置の排紙部
には、排紙テープやチヨツパ装置から解放されて落下す
る折丁を受取りコンベア上等へ排出する羽根車が設けら
れている。
第3図は従来における羽根車の正面図、第4図は同じく
側断面図であつてこれを同図に基づいて説明すると、図
に矢印Aまたは矢印Bで示す方向に放出される折丁の放
出経路内には、羽根車軸1が両側のフレームに軸支され
て設けられており、この羽根車軸1上には、全体を符号
2で示す複数個の羽根車が、軸方向に並列して配設され
ている。この羽根車2は、正多角形の枠体3aと、その片
側開口を閉塞する側板3bと、中心部のボス3cとで一体形
成された羽根支持枠3を備えていてそのボス3cの内孔は
羽根車軸1に嵌合されており、羽根車軸1側のキー溝1a
と係合するボス3c側のV型キー4を止ねじ5で押圧する
ことにより羽根車軸1に固定されている。枠体3aの外周
面である多角形各平面には、短冊形円弧状の羽根本体6a
とその一端に接着等で固着されたかまぼこ形の基板6bと
からなる羽根6が、枠体3aの内側から基板6bのねじ孔に
螺入された複数個のボルト7によつて固定されている。
側断面図であつてこれを同図に基づいて説明すると、図
に矢印Aまたは矢印Bで示す方向に放出される折丁の放
出経路内には、羽根車軸1が両側のフレームに軸支され
て設けられており、この羽根車軸1上には、全体を符号
2で示す複数個の羽根車が、軸方向に並列して配設され
ている。この羽根車2は、正多角形の枠体3aと、その片
側開口を閉塞する側板3bと、中心部のボス3cとで一体形
成された羽根支持枠3を備えていてそのボス3cの内孔は
羽根車軸1に嵌合されており、羽根車軸1側のキー溝1a
と係合するボス3c側のV型キー4を止ねじ5で押圧する
ことにより羽根車軸1に固定されている。枠体3aの外周
面である多角形各平面には、短冊形円弧状の羽根本体6a
とその一端に接着等で固着されたかまぼこ形の基板6bと
からなる羽根6が、枠体3aの内側から基板6bのねじ孔に
螺入された複数個のボルト7によつて固定されている。
このように構成されていることにより、例えばチヨツパ
装置でチヨツパ折りされた折丁が、図に矢印Cで示す方
向に回転している羽根車2の隣接する羽根6間に矢印A
方向から送り込まれると、この折丁は羽根6に保持され
てほゞ180°周回し、図の下方位置においてコンベア上
等に排出される。
装置でチヨツパ折りされた折丁が、図に矢印Cで示す方
向に回転している羽根車2の隣接する羽根6間に矢印A
方向から送り込まれると、この折丁は羽根6に保持され
てほゞ180°周回し、図の下方位置においてコンベア上
等に排出される。
しかしながら、このように構成された従来の羽根車にお
いては基板6bと枠体3aとの平面加工が面倒で精度を要求
され、この仕上がりと基板6b円弧面の精度が悪いと組付
け時に各羽根6のピンが均一にならず、正確な組付けが
きわめて困難であつた。また、全体の重量が重くて取扱
いが困難であり作業性が悪いという問題があつた。
いては基板6bと枠体3aとの平面加工が面倒で精度を要求
され、この仕上がりと基板6b円弧面の精度が悪いと組付
け時に各羽根6のピンが均一にならず、正確な組付けが
きわめて困難であつた。また、全体の重量が重くて取扱
いが困難であり作業性が悪いという問題があつた。
このような問題点を解決するために本考案では、各羽根
の基端部に取付片を固定するとともに、この取付片をボ
ス部を有する円板の周縁付近の一側面にねじで取付け
た。
の基端部に取付片を固定するとともに、この取付片をボ
ス部を有する円板の周縁付近の一側面にねじで取付け
た。
羽根を円板に仮締めし、ゲージ等で羽根の傾斜角度等を
調整しながら本締めすれば、各羽根が均一に固定され
る。
調整しながら本締めすれば、各羽根が均一に固定され
る。
第1図および第2図は本考案に係る羽根車の実施例を示
し、第1図はその正面図、第2図は同じく側断面図であ
る。これらの図において、図に矢印Aまたは矢印Bで示
す方向に放出される折丁の放出経路内には、羽根車軸11
が両側のフレームに軸支されて設けられており、この羽
根車軸11上には、全体を符号12で示す複数個の羽根車が
軸方向に並列して配設されている。この羽根車12は、ボ
ス13aと、その外周段部に円孔を嵌合させて溶着された
円板本体13bとからなる円板13を備えていて、そのボス1
3aの内孔は羽根車軸11に嵌合されており、羽根車軸11側
のキー溝11aと係合するボス13a側のV型キー14を止ねじ
15で押圧することにより羽根車軸11に固定されている。
また、全体を符号16で示す複数個の羽根は、短冊形円弧
状の羽根本体16aと、その基部に直交して溶着された複
数個の取付片16bと、羽根本体16aの中央部裏面に溶着さ
れたストツパ16cとで一体形成されており、この羽根16
は、取付片16bを円板13の周縁付近の一側面に添接させ
てボルト17(第1図では2本のみ図示し他は省略)を円
板13のねじ孔に螺入することにより円板13に固定されて
いる。すなわち、取付片16bは、その取付面が前記円板1
3の一側面に対接するように羽根本体16aに垂設されてい
る。この場合、ストツパ16cは円板13の周面に添接され
ており、また取付片16bのボルト孔は羽根16の取付角度
が調整可能なようにボルト17の径よりもやゝ大径の孔と
なつている。なお、このボルト孔は、部材の加工精度に
もよるが取付片16bが羽根本体16aの基部に設けられてい
ることもあって、微調整程度ならば通常の取付孔用の孔
径でもよい。
し、第1図はその正面図、第2図は同じく側断面図であ
る。これらの図において、図に矢印Aまたは矢印Bで示
す方向に放出される折丁の放出経路内には、羽根車軸11
が両側のフレームに軸支されて設けられており、この羽
根車軸11上には、全体を符号12で示す複数個の羽根車が
軸方向に並列して配設されている。この羽根車12は、ボ
ス13aと、その外周段部に円孔を嵌合させて溶着された
円板本体13bとからなる円板13を備えていて、そのボス1
3aの内孔は羽根車軸11に嵌合されており、羽根車軸11側
のキー溝11aと係合するボス13a側のV型キー14を止ねじ
15で押圧することにより羽根車軸11に固定されている。
また、全体を符号16で示す複数個の羽根は、短冊形円弧
状の羽根本体16aと、その基部に直交して溶着された複
数個の取付片16bと、羽根本体16aの中央部裏面に溶着さ
れたストツパ16cとで一体形成されており、この羽根16
は、取付片16bを円板13の周縁付近の一側面に添接させ
てボルト17(第1図では2本のみ図示し他は省略)を円
板13のねじ孔に螺入することにより円板13に固定されて
いる。すなわち、取付片16bは、その取付面が前記円板1
3の一側面に対接するように羽根本体16aに垂設されてい
る。この場合、ストツパ16cは円板13の周面に添接され
ており、また取付片16bのボルト孔は羽根16の取付角度
が調整可能なようにボルト17の径よりもやゝ大径の孔と
なつている。なお、このボルト孔は、部材の加工精度に
もよるが取付片16bが羽根本体16aの基部に設けられてい
ることもあって、微調整程度ならば通常の取付孔用の孔
径でもよい。
このように構成されていることにより、例えばチヨツパ
装置でチヨツパ折りされた折丁が、図に矢印Cで示す方
向に回転している羽根車12の隣接する羽根16間に矢印A
方向から送り込まれると、この折丁は折り端をストツパ
16cに当接させた状態で羽根16に保持され、ほゞ180°周
回したのち図の下方位置においてコンベア上等に排出さ
れる。
装置でチヨツパ折りされた折丁が、図に矢印Cで示す方
向に回転している羽根車12の隣接する羽根16間に矢印A
方向から送り込まれると、この折丁は折り端をストツパ
16cに当接させた状態で羽根16に保持され、ほゞ180°周
回したのち図の下方位置においてコンベア上等に排出さ
れる。
そして、この羽根車12を組付ける場合には、各羽根16を
取付片16bのボルト孔に挿入したボルト17によつて円板1
3に仮締めし、ゲージや治具などを用いて羽根16の傾斜
角度等を調整しながらボルト17を本締めすることによ
り、すべての羽根16が円板13に対して均一に組付けられ
る。
取付片16bのボルト孔に挿入したボルト17によつて円板1
3に仮締めし、ゲージや治具などを用いて羽根16の傾斜
角度等を調整しながらボルト17を本締めすることによ
り、すべての羽根16が円板13に対して均一に組付けられ
る。
以上の説明により明らかなように本考案によれば巻紙輪
転印刷機における折機の羽根車を、羽根車軸にボス部を
固定された円板と、この円板の周縁付近の一側面に基端
部の取付片を固定された複数個の羽根とで構成したこと
により、従来の羽根車と比べて組立が容易であつてかつ
重量が大幅に軽減され、作業性が向上するとともに、構
成部材の形状が簡素化され、これを安価に提供すること
ができる。
転印刷機における折機の羽根車を、羽根車軸にボス部を
固定された円板と、この円板の周縁付近の一側面に基端
部の取付片を固定された複数個の羽根とで構成したこと
により、従来の羽根車と比べて組立が容易であつてかつ
重量が大幅に軽減され、作業性が向上するとともに、構
成部材の形状が簡素化され、これを安価に提供すること
ができる。
第1図および第2図は本考案に係る巻紙輪転印刷機にお
ける折機の羽根車の実施例を示し、第1図はその正面
図、第2図は同じく側断面図、第3図および第4図は従
来の巻紙輪転印刷機における折機の羽根車を示し第3図
はその正面図、第4図は同じく側断面図である。 11……羽根車軸、12……羽根車、13……円板、13a……
ボス、13b……円板本体、16……羽根、16a……羽根本
体、16b……取付片、17……ボルト。
ける折機の羽根車の実施例を示し、第1図はその正面
図、第2図は同じく側断面図、第3図および第4図は従
来の巻紙輪転印刷機における折機の羽根車を示し第3図
はその正面図、第4図は同じく側断面図である。 11……羽根車軸、12……羽根車、13……円板、13a……
ボス、13b……円板本体、16……羽根、16a……羽根本
体、16b……取付片、17……ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】羽根車軸にボス部が固定された円板と、こ
の円板に固定される複数の羽根とからなり、この各羽根
の基端部に前記円板の一側面に対接する取付面を有する
取付片を固定するとともに、この取付片を前記円板の一
側面に羽根の取付角度が調整可能なようにねじで取付け
たことを特徴とする巻紙輪転印刷機における折機の羽根
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009386U JPH0743082Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 巻紙輪転印刷機における折機の羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009386U JPH0743082Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 巻紙輪転印刷機における折機の羽根車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144260U JPS62144260U (ja) | 1987-09-11 |
JPH0743082Y2 true JPH0743082Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=30834589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009386U Expired - Lifetime JPH0743082Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 巻紙輪転印刷機における折機の羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743082Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP3009386U patent/JPH0743082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62144260U (ja) | 1987-09-11 |
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