JPH0743079U - 松葉杖握り部分用クッション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、松葉杖の握り部分にクッ
ションを付けて、手にかかる負担を軽くする用具に関す
るものである。 【構 成】 円筒の中を、くりぬいた形のクッショ
ン（２）の裏側にゴム液を塗り、松葉杖本体の握り部分
に装着する。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、松葉杖の握りの部分にあてがうクッションである。 従来の松葉杖は、脇の部分にはクッションが、あてがってあるが握りの部分は 木がむき出しであった。 一般的に、松葉杖は脇で支えるものと思われているが、これは誤りである。 実際は脇で体を支えることはなく、握りの部分に体重をかけ、腕の力だけで体 を支えなければならない。 脇には、神経の束が通っているため、体重をかけて歩き続けると麻痺を引き起 こし、手術によっても回復できない事態となる。 それゆえに手のひらに全体重がかかり、握り部分の木に直接手が当たっている ため、手のひらの骨が痛んできたり、豆ができたりして大変負担がかかってい た。 本案は、その欠点を除くために考案されたもので、これを図面において説明す る。 松葉杖本体の１の部分に取り外しのきくクッション２をあてがいクッション２ の裏側部分にゴム液３を塗り松葉杖本体とクッションが滑りにくくする。 このようにすれば、手のひらにかかる負担を軽くさせることができ、長期間に わたり使用されることが多いものであるが楽に歩くことができる。 なお、このクッションの材質は形状を自由に変えられ、長期間体重を支えても ペチャンコになりにくいゴムスポンジが最適と思われるが、その他発泡スチロ ール類や他スポンジ類でも良い。 最終的に上から包帯等で、より強固に固定し、衛生上適時巻き替えるものとす る。

【図面の簡単な説明】 【図１】本案の斜視図 【符合の説明】 １は松葉杖本体の握り部分で材質は木，２はクッショ
ン，３はゴム液。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求 項１】 松葉杖の握りの部分に当てるクッショ
   ン。