JPH0743043Y2 - スラットコンベヤのスラット取付構造 - Google Patents

スラットコンベヤのスラット取付構造

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JPH0743043Y2
JPH0743043Y2 JP7040392U JP7040392U JPH0743043Y2 JP H0743043 Y2 JPH0743043 Y2 JP H0743043Y2 JP 7040392 U JP7040392 U JP 7040392U JP 7040392 U JP7040392 U JP 7040392U JP H0743043 Y2 JPH0743043 Y2 JP H0743043Y2
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JP
Japan
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slat
yoke
fixed
adhesive
mounting structure
Prior art date
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JP7040392U
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JPH0627735U (ja
Inventor
聖奉 今坂
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Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、スラットコンベヤに
おけるスラットの取付構造に係る。
【0002】
【従来の技術】図5〜図6は、従来の一例を示す側面図
及び平面図であって、チェーン30のヨーク取付ブラケ
ット31に断面コ字形のヨーク32を固定し、このヨー
ク32にラバースラット33をリベット34またはボル
ト・ナットなどの固定具によって取り付けている。な
お、図ではリベット止めの事例を示しており、ヨーク3
2の中心部と端縁部の4箇所を固定部位としてリベット
34でラバースラット33を固着している。なお、この
ラバースラット33の終端は、次段のスラット33の上
に置かれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例は、使用経
過時間が進行するにつれてスラット交換の必要を迫られ
るが、その際にスラットをリベットで止めているために
着脱が極めて困難であって、その保守性に課題がある。
また、組立時にも手間が掛かかるなど種々の課題があ
る。さらに、リベットの換わりにスラットをボルトとナ
ットによって固定した場合は、使用中の振動などによっ
て緩みが生じてスラットが脱落するという事故が発生
し、その解決が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、スラットコン
ベヤのチェーンに配設したヨークブラケットにヨークを
固定し、その上面の一以上複数箇所に接合面を上方に向
けた平面接着具を固着し、他方、スラットの下面には接
合面を下方に向けた平面接着具を固着し、前記スラット
とヨークを固着したことを特徴とするスラットコンベヤ
のスラット取付構造である。
【0005】また、上記平面接着具は、一例として2枚
のテープの,一方の片面に多くのフックを,他方の片面
に多くのループを植えつけて,その両面を噛み合わせて
接着する平面ファスナーである。
【0006】さらにまた、前記平面接着具は、テープの
両面に接着剤を施した両面接着テープである。
【0007】
【考案の作用】本考案は、ヨーク上面に固着した平面接
着具に、スラット下面に固着した平面接着具を重ね合せ
て両平面接着具を接合固着することでスラットとヨーク
を固定する。また、スラットとヨークを外す時には、ス
ラットを上方に引き上げれば前記平面接着具の固着が解
除されて両者を引き離すことができる。
【0008】この平面接着具が平面ファスナーであれ
ば、横の引っ張りにきわめて強く、かつ上下方向には弱
いためにスラットの脱着が容易である。一方、平面接着
具が両面接着テープであれば、横方向だけでなく無負荷
状態においても上下方向の引っ張りに強い接着力が得ら
れる。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の要部を示す側面
図、図2は、同じく平面図、図3は、要部を拡大して示
す側面図である。スラットコンベヤ1は、図示しないフ
レームに回動自在に軸支した図示省略のスプロケットに
巻回されたチェーン2の進行方向上面側に位置するよう
に多数のヨーク取付ブラケット3を配設している。さら
に、このヨーク取付ブラケット3には、一例として断面
コ字形のチャンネル材からなるヨーク4をその平坦面が
上になるようにネジ止めまたは溶接などの適宜の手段で
固定している。
【0010】一方、スラット5は、樹脂または硬質ゴム
などの板材で形成し、前記ヨーク4に固着される。すな
わち、ヨーク4の上面には、平面接着具である平面ファ
スナー6の係合子6aを上に向けて他方の面を接着剤や
接着テープなどで固着し、さらに、スラット4の下面に
は、一方の平面ファスナー7の係合子7aを下側に向け
て上記と同様の手段で固着している。この係合子6a、
7aは、一例として何れか一方がループ状で他方がフッ
ク状に形成され、この多数のフック状係合子とループ状
係合子が絡んで両者を接着するものである。
【0011】本考案は、上記一対の平面ファスナー6,
7をヨーク4とスラット5に配設してコンベヤ上のヨー
ク4にスラット5を着脱可能に固定した構造であって、
横方向の引っ張りに対して強く、また、スラット5に荷
重を受けている場合にはその荷重によって両者の係合度
合が一層強固になる。
【0012】一方、図4は、両面接着テープ10、11
を前記ヨーク12の上面とスラット13の下面に固着し
た事例を示す。この両面接着テープ10、11は一例と
して厚さが1〜2mm程度で弾性のあるものが望まし
い。
【0013】なお、前記平面接着具は、いずれも断続せ
ず一連に配設したものを図示したが点線状に断続した状
態で配設しても差し支えない。
【0014】
【考案の効果】本願考案は、前記のようにヨークとスラ
ットを平面接着具である平面ファスナーで固定した場合
は、スラットの取り付けだけでなく、交換時の取り外し
が極めて簡単にできるために脱着作業が容易になった。
【0015】また、コンベヤの組立時においても、予め
平面ファスナーの裏面に接着剤を塗布(又は接合テープ
の貼着)を行ない、次いでスラットおよびヨークへの接
合の後、両者を単に固定するだけでよく、それらの工程
は熟練者・非熟練者にかかわらず同様の作業性を発揮す
ることができ、また、ロボット化にも向いている。
【0016】一方、平面接着具として両面接着テープを
採用すれば、すでに接着剤が施されているためにヨーク
とスラットの接合は極めて短時間に行うことができ、か
つ上下方向にも強い接合力を発揮する。
【0017】さらに、従来のボルト止めのようにコンベ
ヤの振動で緩みが生じてスラットが脱落するという事故
を完全に防止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を示す側面図
【図2】同上平面図
【図3】同上要部を拡大して示す側面図
【図4】本考案の他の実施例を示す側面図
【図5】従来例を示す側面図
【図6】同上平面図
【符号の説明】
1 スラットコンベヤ 2 チェーン 3 ヨーク取付ブラケット 4 ヨーク 5 スラット 6 平面ファスナー 6a 係合子 7 平面ファスナー 7a 係合子 10 両面接着テープ 11 両面接着テープ 12 ヨーク 13 スラット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラットコンベヤのチェーンに配設した
    ヨークブラケットにヨークを固定し、その上面の一以上
    複数箇所に接合面を上方に向けた平面接着具を固着し、
    他方、スラットの下面には接合面を下方に向けた平面接
    着具を固着し、前記スラットとヨークを固着したことを
    特徴とするスラットコンベヤのスラット取付構造。
  2. 【請求項2】 上記平面接着具は、平面ファスナーであ
    る請求項1記載のスラットコンベヤのスラット取付構
    造。
  3. 【請求項3】 上記平面接着具は、両面接着テープであ
    る請求項1記載のスラットコンベヤのスラット取付構
    造。
JP7040392U 1992-09-16 1992-09-16 スラットコンベヤのスラット取付構造 Expired - Fee Related JPH0743043Y2 (ja)

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JPH0627735U JPH0627735U (ja) 1994-04-12
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