JP2627398B2 - 振動篩機の篩網およびその製造方法 - Google Patents

振動篩機の篩網およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉱石、土石、乾燥汚
泥、その他の粉粒塊状の処理物を篩い分けるために用い
る振動篩機の篩網に関し、さらに詳しくは振動篩機に装
着する篩網の縁金およびその装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種振動篩機における篩網は、篩網の
対向する端辺を篩機側の装着部に掛合支持して対向位置
から離心方向にテンションをかけて緊張装着し、篩機の
機械的振動により各種処理物を篩い分けるものである。
【0003】この篩網は、4.0mm程度の太い金属線
材で織成したメッシュの大きい篩網板から成る篩網のよ
うに篩網板端辺の線材端部を直接掛合部として屈曲形成
するものを除いては、帯状金属板を長さ方向に沿って断
面コ字形に曲成した縁金の上下辺で織金網から成る篩網
板の対向する端辺を掴持圧着し、篩機に掛持張着すべく
縁金の外側縁を上方または下方に折り返し状に屈曲して
掛爪縁を設け、該掛爪縁を篩機の装着部掛持鉤棧に掛持
させてテンションをかけ篩網を緊張させて装着してい
る。
【0004】このような篩網の端縁における縁金による
挟持圧着および緊張装着の構成から、篩機の装着部での
張引力に対応できるよう縁金はステンレススチールなど
の不銹性金属資材から成る肉厚0.8mm〜1.2mm
の比較的肉厚のある金属板を用いて形成されるのが一般
的である。
【0005】そのため、比較的肉厚のある前記縁金の上
下辺で篩網板の端辺を掴持圧着するについて、従来は線
径3.0mm前後の金属線材で織成した篩網板では、断
面コ字形の上下辺で掴持圧着した縁金の戻らぬ歪み力の
みによって篩網板端辺の織網組織を掴持圧着し、縁金の
外側縁を曲げ返して掛爪縁を設け、篩網を構成してい
た。
【0006】また、線径1.5mm前後の金属線材で織
成した篩網板を用いた篩網では、縁金の内面にゴムなど
の弾性資材から成る薄板を介在させて篩網板端辺を掴持
して圧着し、曲げ返し掛爪縁を設けて篩網を形成してい
た。
【0007】さらに、線径1.0mm前後の比較的細い
金属線材で織成した篩網板による篩網では、篩網板の端
辺を掴持圧着し掛爪縁を屈曲成形した縁金、またゴムな
どの弾性資材から成る薄板を介在させて掴持圧着し掛爪
縁を屈曲成形した縁金の内側縁付近(頚部)を適宜間隔
をおいて上下辺に貫通するピンで鋲止めして篩網を形成
していた。
【0008】このように従来の縁金の圧着構成および方
法は、篩網板端辺への掴持圧着だけでは比較的肉厚のあ
る縁金の掴持面を網組織に密着するまでに変化させるこ
とができないため、縁金の戻らぬ歪み力を利用した掴持
力と曲げ返し掛爪縁による掛持力とによって、掴持力を
増強して両者の強固な結合を図ってきた。
【0009】しかし、縁金は戻らぬ歪み力の強い比較的
肉厚のある金属板から成るため、篩網板の網組織に馴染
み難く、その掴持面は圧着によっても変化しない平坦面
のままであることもあって、掴持部の全面に亘る互いの
接面に緊密な掴持力を及ばせることができなかった。そ
のため単に圧着した篩網では、篩機におけるテンション
負荷および振動により篩網の縁金での掴持部は網目を有
する網組織が相手であるだけに破損し易く、長い使用に
耐えられない掴持力の弱いものであった。
【0010】さらに、弾性薄板を介在させた篩網にあっ
ても、強いテンション負荷および振動には掴持部が弛緩
し易く、正常な緊張状態を維持することは困難であっ
た。
【0011】また、鋲止めによる篩網では、ピンで縁金
掴持部の各所を緊着固定するものであるが、前記同様掴
持される相手が伸びたり解けたりする網目で構成されて
いるため、掴持部が弛緩し易く、破損につながるばかり
でなく、篩網板の緊張状態が弛んで篩い分け効率を低下
させていた。
【0012】ことに、この鋲止め構成では、圧着工程の
ほかに鋲孔の穿設工程および鋲止め工程が加わり、しか
も曲げ返し掛爪縁が邪魔となって孔穿けおよび鋲止め作
業をやり難くするため製作効率を悪くしコスト高を招い
ていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記せる従
来のこれらの問題点を解決し、振動篩機の篩網における
比較的肉厚のある金属板から成る縁金がもつ強い戻らぬ
歪み力を活用しながら縁金の全面に亘る篩網板端辺への
掴持力を高めることにより、縁金の篩網板端辺への強固
な装着構成および製法を可能にし、あわせて該篩網の製
造工程を簡潔にすることにより、篩網の加工能率を向上
させると共に、コスト削減を図ることに目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は振動篩機の篩
網における上記目的を達成するため、金属線材から成る
篩網板の端辺を断面コ字形の比較的肉厚のある帯状金属
板から成る縁金の上下辺で掴持圧着し、この縁金の外側
縁を上方または下方に曲げ返して掛爪縁を設けた篩網に
おいて、縁金の上下辺の互いに対向する内面に多数の凸
出部を設け、該上下辺の凸出部面で篩網板の端辺を掴持
圧着して成ることを特徴とする。
【0015】また、該篩網の製造方法は、比較的肉厚を
有する帯状金属板を長さ方向に沿って断面コ字形に曲成
して縁金を形成する工程、縁金の上下辺間に篩網板の端
辺を銜えさせて掴持圧着すると共に、縁金の外側縁を上
方または下方に曲げ返して掛爪縁を設けるプレス工程を
経る製造方法において、帯状金属板の片面に多数の凸出
部を設ける工程、帯状金属板を凸出部面が互いに向き合
う方向へ断面コ字形に曲成して縁金を形成する工程、縁
金の上下辺凸出部面で篩網板の端辺を銜えさせて掴持圧
着するプレス工程を経ることを特徴とする。
【0016】
【作用】縁金上下辺の内側全面で多数の凸出部が対面状
に密接して篩網板端辺の網線材を圧持し、さらに網目を
通して組み合い掛持して、縁金の強い戻らぬ歪み力と相
俟って凸出部が篩網板端辺の網組織を全域に亘り緊密に
押圧接して掴持し、端辺掴持部における網組織の妄動お
よびほつれをなくすべく作用する。
【0017】比較的肉厚のある金属板の片面に多数の凸
出部を突設し、断面コ字形に曲成することにより、縁金
上下辺の内側に簡易に凸出部面を対向して設けることが
できる。
【0018】篩網板の端辺を銜えた縁金上下辺をプレス
することで、縁金の強い戻らぬ歪み力と相俟って変形し
ない凸出部で端辺網組織を全域に亘り組み挟んで密接圧
持し掴持する。
【0019】篩網板端辺への縁金圧着プレス工程によ
り、縁金の外側縁を折り返して掛爪縁に成形する。
【0020】
【実施例】次に、この発明に係る振動篩機における篩網
およびその製造方法の実施例を図面を用いて説明する。
【0021】図1〜6はいずれもこの発明を実施せる振
動篩機における篩網を説明する図で、図1は振動篩機の
斜視図、図2は篩網を張着せる篩枠の斜視図、図3は同
上篩枠要部の縦断面図、図4〜6はいずれも篩網の実施
例を示す要部の拡大縦断面図である。
【0022】図1〜4において、1は振動篩機8の篩枠
9に張着する篩網で、請求項3の篩網1について説明す
ると、ステンレススチールなどの硬質資材から成る帯状
金属板を長さ方向に沿って断面コ字形に形成した縁金3
の上下辺3a,3bの対面する内側に、多数の碗伏状の
滑らかな凸出部4,4をプレス構成で不規則に並列させ
て突設し、該縁金3の上下辺3a,3bで織金網から成
る長方形をなす篩網板2の長さ方向に沿う相対する端辺
2a,2aを掴持圧着し、縁金3の外側縁を上方に曲げ
返して掛爪縁7を設けて篩網1を構成する。
【0023】図示を省略したが、請求項2の篩網1につ
いては、対面する凸出部4,4を頂部が突き合わないよ
う設けることにより、互いに緊密に組み噛み合うため、
篩網板端辺2aの網組織を緊密に掴持する上で一層有効
である。
【0024】篩網1は長さ方向に沿う両端辺の縁金掛爪
縁7,7を、長方形をなす篩枠9の長さ方向に沿う内側
に対向して設けた掛持鉤棧10の鉤辺10aに掛け張
り、掛持鉤棧10を支持する支持ボルト10b上のナッ
ト10cを締めることで、篩網1を篩枠9に緊張状態に
装着して篩網1の長さ方向に向う一端辺を篩枠9内側に
密接状態に取付け、他端辺を下方に垂らし状態に取付け
て篩分け出口9aを形成する。
【0025】図5において、請求項4の篩網1について
説明すると、縁金3の対向する内面である上下辺3a,
3bの凸出部4面にゴム、軟質合成樹脂などの弾発屈撓
性資材から成る薄板5を添わせ介在させて篩網板2の端
辺2aを掴持圧着した篩網1では、縁金3と篩網板2と
の掴持接面の抵抗を大きくして掴持圧着力を強化し、一
層緊密な掴持が得られる点で効果がある。
【0026】図6において、請求項5の篩網1について
説明すると、縁金3の凸出部4面に添わせた薄板5を接
着剤6により固定して篩網板2の端辺2aを掴持圧着し
た篩網1では、薄板5は縁金3の金属面に固定して妄動
しないため、篩網板2への掴持圧着力が増加され、緊密
な掴持圧着力が得られる点で効果がある。また、図示を
省略したが、篩網板2の端辺2a側にも接着剤を充填す
ることにより一層緊密堅固な掴持圧着力が働くべく作用
する。
【0027】上記実施例では各図において凸出部4はプ
レス加工による凹窪部4aを有する構成について説明さ
れているが、縁金3の外側面に凹窪部4aが形成されな
い肉盛り構成の凸出部(図示省略)においてもこの発明
が所期する作用効果は得られる。
【0028】図7〜14はこの発明を実施せる振動篩機
における篩網の製造工程を順次説明する図で、図7は片
面に凸出部を設けた金属板の斜視図、図8は同上金属板
の二折工程を示す斜視図、図9は二折状態の縁金に篩網
板を銜えさせる工程を示す斜視図、図10,11は二折
状態の縁金で篩網板を銜え、プレス型にて圧着する工程
を順次示す要部の断面図、図12,13は篩網の圧着し
た縁金の外側縁をプレス型にて下方に屈曲する工程を順
次示す要部の断面図、図14は篩網の縁金の屈曲外側縁
をプレス型にて掛爪縁に成形する工程を示す断面図であ
る。
【0029】図7〜14において、請求項7の篩網の製
造工程について順次説明すると、図7で比較的肉厚のあ
る帯状金属板11の長さ方向に沿う中央部11aをおい
た両側に、プレス工程により片面に多数の碗伏状の滑ら
かな凸出部4,4を並列成形することにより、他面に表
裏一体の凹窪部4a,4aが形成される。
【0030】このプレス工程では比較的肉厚の金属板1
1の片面への凸出部4,4の形成が容易且つ迅速となる
が、プレス工程以外の金属板11の作製工程において肉
盛り状に凸出部4を突設することもできる。
【0031】図8,9において、金属板11の中央部1
1aから長さ方向に沿って凸出部4,4面が互いに向き
合う方向に屈曲し、織金網から成る方形の篩網板2の相
対する端辺2aを銜えるべく断面コ字形の上下辺3a,
3bを有する縁金3に形成する。
【0032】図10,11において、篩網板2の端辺2
aを銜えさせた縁金3の外側縁3c側部分の上下辺3
a,3bをプレス型12,12により圧着する。
【0033】図12,13において、縁金3の上下辺3
a,3bの残りの内縁側部分を、プレス型13,13に
より圧着しながら縁金3の外側縁3cを下方に屈曲す
る。
【0034】図14において、縁金3の屈曲外側縁3c
をプレス型14,14により更に曲げ返し状に屈曲して
掛爪縁7を形成して篩網1を作製する。
【0035】次に、図15,16はこの発明を実施せる
振動篩機の篩網製造工程における掛爪縁7の成形工程の
他の実施例を示す図で、その工程を図15,16により
順次説明すると、前記図11において縁金3の上下辺3
a,3bで篩網板2の端辺2aを銜えプレス型12,1
2により圧着した縁金3部を、断面V字形の凹凸をなす
プレス型15,15で圧搾して縁金3の外側縁3c部分
を曲げ返し状に一挙に屈曲し掛爪縁7を形成して篩網1
を作製するもので、これにより掛爪縁7の成形工程数を
少なくすることができる点で効果がある。
【0036】図示を省略したが、請求項10の篩網の製
造工程について説明すると、縁金3の上下辺3a,3b
間に篩網板端辺2aを銜えさせる工程(図9参照)にお
いて、篩網板端辺2aをゴム、軟質合成樹脂などの弾発
屈撓性資材から成る帯状の薄板で抱持して縁金3の上下
辺3a,3b間に銜えさせる工程を経ることにより、容
易に薄板を介在させることができる。
【0037】同じく図示を省略したが、請求項11の篩
網の製造工程について説明すると、前記薄板の縁金3へ
の添着介在工程において、接着剤を用いて弾性薄板を縁
金上下辺3a,3b内側面に固着する工程を経ることに
より、縁金上下辺3a,3b内面に薄板が固定するた
め、該薄板間に篩網板端辺2aを確実に銜えさせる工程
が一層容易になる点で効果がある。
【0038】この薄板の縁金上下辺3a,3b内側面へ
の接着剤による添着工程は、図7に示すように凸出部
4,4を突設した金属板の過程で薄板を接着剤により接
合する工程を経ることにより、容易に貼着することがで
きるが、図9の断面コ字形に形成した上下辺3a,3b
を有する縁金3の過程での接着剤による接合も可能であ
る。
【0039】上記の振動篩機における篩網の構成および
製造方法の実施例は、いずれも長方形の篩網板2の長さ
方向に沿って相対する端辺2aを掴持圧着した縁金3に
ついて説明したが、振動篩機の機構によっては方形の四
方端辺に縁金3を装着して篩網1を構成することも可能
である。
【0040】また、製造方法において説明した金属板1
1から縁金3への形成圧着でのプレス型についても、図
示(図10〜14)した複数のプレス工程を、多方向に
摺動する複数のプレス型を時間差をもって各個稼動すべ
くして一工程で形成圧着することもできる。
【0041】
【発明の効果】この発明の振動篩機の篩網は、上記で説
明した構成から、縁金の上下辺で掴持圧着した篩網板端
辺の網組織は、上下辺の対向面に設けた凸出部によっ
て、噛み合せ状に掛合掴持され、比較的肉厚のある縁金
自体の戻らぬ歪み力と相俟って強力な結合が得られる。
【0042】従って、振動篩機における篩枠での強い緊
張支持にも篩網の縁金掴持部が容易に弛緩したり、破断
する虞れがないため、永い使用に耐え得る堅牢性を具備
すると共に、篩分け振動にも網部が容易に弛まないた
め、二次振動の発生する虞れなく、効率のよい篩分け効
果を持続することができる。
【0043】また、製造方法にあっては、比較的肉厚の
ある戻らぬ歪み力の強い金属板の片面に予め凸出部を点
設し、断面コ字形の縁金成形によって上下辺内面に、凸
出部による篩網板を緊密掴持する構成が容易に且つ確実
に形成することができ、これが篩網製造における緊密掴
持圧着工程の効率を大幅に向上させる。
【0044】ことに、プレス工程によって、容易に篩網
板の端辺網組織を互いに噛み合う凸出部間で上下に変化
させながら緊掴圧持することができるため、縁金による
緊掴構成を迅速に且つ正確に成形することができ、振動
篩機の篩網製造におけるコスト削減に大いに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を実施せる篩網を装備した振動篩機
の斜視図である。
【図2】 この発明を実施せる篩網を張着した振動篩機
の篩枠を示す斜視図である。
【図3】 図2における篩枠の篩網張着要部の縦断面図
である。
【図4】 この発明を実施せる篩網要部の縦断面図であ
る。
【図5】 篩網の他の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図6】 篩網の他の実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図7】 この発明を実施せる振動篩機の篩網の製造方
法における縁金の金属板工程を示す斜視図である。
【図8】 図7の金属板による縁金成形工程を示す斜視
図である。
【図9】 成形した縁金に篩網板を銜えさせる工程を示
す斜視図である。
【図10】 縁金に篩網板を銜えさせてプレス型に装填
する工程を示す要部の縦断面図である。
【図11】 図10のプレス状態を示す縦断面図であ
る。
【図12】 篩網の縁金に掛爪縁を成形する工程におけ
る予曲プレス型に装填した状態を示す要部の縦断面図で
ある。
【図13】 図12のプレス状態を示す縦断面図であ
る。
【図14】 縁金に掛爪縁を成形する工程におけるプレ
ス型でのプレス状態を示す要部の縦断面図である。
【図15】 篩網の縁金に掛爪縁を成形する工程の他の
実施例を示すプレス型に装填した状態の要部の縦断面図
である。
【図16】 図15のプレス状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 篩網 2 篩網板 2a 端辺 3 縁金 3a 上辺 3b 下辺 3c 外側縁 4 凸出部 5 弾性薄板 6 接着剤 7 掛爪縁 11 金属板

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属線材から成る篩網板の端辺を断面コ
    字形の帯状金属板から成る縁金の上下辺で掴持圧着し、
    該縁金の外側縁を上方または下方に曲げ返して掛爪縁を
    設けた篩網において、縁金の上下辺の相対する内面に多
    数の凸出部を突設し、該上下辺で篩網板の端辺を掴持圧
    着して成る振動篩機の篩網。
  2. 【請求項2】 前記凸出部は、上下辺の内面で互いの頂
    部が突き合わないよう設けた請求項1の振動篩機の篩
    網。
  3. 【請求項3】 前記凸出部は、上下辺の内面で互いの頂
    部が或る部分では突き合い、また或る部分では突き合わ
    ないよう不規則に設けた請求項1の振動篩機の篩網。
  4. 【請求項4】 前記縁金は、内面に沿って弾性薄板を添
    わせて介在した請求項1乃至3のいずれか1の振動篩機
    の篩網。
  5. 【請求項5】 前記弾性薄板は、接面を接着剤にて接合
    した請求項4の振動篩機の篩網。
  6. 【請求項6】 帯状金属板を長さ方向に沿って断面コ字
    形に曲成して縁金を形成する工程、縁金の上下辺間に篩
    網板の端辺を銜えさせて掴持圧着すると共に、縁金の外
    側縁を上方または下方に曲げ返して掛爪縁を設けるプレ
    ス工程を経る篩網の製造方法において、帯状金属板の片
    面に多数の凸出部を設ける工程、帯状金属板を凸出部面
    が互いに向き合う方向へ断面コ字形に曲成して縁金を形
    成する工程、断面コ字形の縁金の上下辺凸出部面で篩網
    板の端辺を銜えさせて掴持圧着すると同時に掛爪縁を屈
    曲成形するプレス工程を経ることを特徴とする振動篩機
    の篩網の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記凸出部の突設工程は、帯状金属板を
    プレス工程により突出させる請求項6の振動篩機の篩網
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記凸出部の突設工程は、縁金の断面コ
    字形曲成時に互いの頂部が突き合わない位置に設ける工
    程を経る請求項6または7の振動篩機の篩網の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記凸出部突設工程は、縁金の断面コ字
    形曲成時に互いの頂部が或る部分では突き合い、また或
    る部分では突き合わないよう不規則に設ける工程を経る
    請求項6または7の振動篩機の篩網の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記縁金のプレス工程は、縁金の上下
    辺内側に弾性薄板を添わせ、弾性薄板を介在させた状態
    で篩網板の端辺を掴持圧着する工程を経る請求項6乃至
    9のいずれか1の振動篩機の篩網の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記弾性薄板の添着工程は、接着剤で
    縁金に接合する工程を経る請求項10の振動篩機の篩網
    の製造方法。
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