JPH0743016Y2 - 粒状物収納容器 - Google Patents

粒状物収納容器

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JPH0743016Y2
JPH0743016Y2 JP3322090U JP3322090U JPH0743016Y2 JP H0743016 Y2 JPH0743016 Y2 JP H0743016Y2 JP 3322090 U JP3322090 U JP 3322090U JP 3322090 U JP3322090 U JP 3322090U JP H0743016 Y2 JPH0743016 Y2 JP H0743016Y2
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JP
Japan
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container body
sliding member
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tip
lower case
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JPH03123876U (ja
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敏夫 三津間
野口  裕雄
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、錠剤等の粒状物を定量づつ取出し得るよう
にした粒状物収納容器の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の粒状物収納容器においては、例えば実公
昭46−13493号公報、あるいは実公昭57−53266号公報等
に開示されているような構造を有するものが周知であ
る。
ところが、このような従来公知の粒状物収納容器では、
粒状物の取出し時にブロッキングを起こし易いという欠
点があった。
そこで、上記した不具合を解消するものとして、先に本
出願人が昭和63年10月19日付けで出願した実願昭63−13
6577号に記載の考案(以下、これを先願考案という)が
提案されている。
この先願考案によれば、先端に取出し開口部を有する容
器本体の収納空間を上部ケースと下部ケースとの係合に
より形成し、この収納空間内の下部ケース上に前記容器
本体の取出し開口部を突没開閉可能に閉塞する摺動部材
を案内摺動可能に配置するとともに、この摺動部材に弾
性舌片を設けて、この弾性舌片を前記下部ケースの先端
内側壁に沿って摺動可能に押圧させることにより、前記
摺動部材を容器本体の取出し開口部の閉塞方向に付勢
し、摺動部材の押出し操作時の弾性舌片の変形を利用し
て、押出し後の摺動部材を元の状態に復帰させ、その繰
返し操作で収納空間内に収納された粒状物を一粒づつ取
出すようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記した先願考案の粒状物収納容器で
は、容器本体の収納空間の後方を開閉可能に閉塞する押
出し操作部兼用のキャップが別体に設けられていること
から、組立部品点数が多く、コストアップになるという
問題があった。
[考案の目的] この考案の目的は、先願考案における組立部品点数の削
減化によるコストダウンを図ることができるようにした
粒状物収納容器を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 上記した目的を達成するために、この考案は、先端に取
出し開口部を有する容器本体と、この容器本体を形成す
る上部ケースと、この上部ケースに係合されて収納空間
を形成する下部ケースと、この下部ケース上に案内摺動
可能に配置されかつその先端部が前記容器本体の取出し
開口部を突没開閉可能に閉塞する摺動部材と、この摺動
部材の先端部側上面に形成された前記容器本体の取出し
開口部に向け立上り傾斜する粒状物の案内傾斜面と、前
記摺動部材の外周に形成されかつその先端部側を先細に
して前記容器本体の取出し開口部に向け粒状物を一粒づ
つ送り出し案内する案内側壁とを具備し、前記摺動部材
の後端部に、前記容器本体の収納空間の後方を開閉可能
にする押出し操作部兼用のキャップを一体に設けてなる
構成としたものである。
[作用] すなわち、この考案は、摺動部材の後端部に、容器本体
の収納空間の後方を開閉可能にする押出し操作部兼用の
キャップを一体に設けてなるために、組立部品点数の削
減化が図れる。
[実施例] 以下、この考案を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図に示すように、図中1はこの考案に係る粒状物A
を収納する容器本体で、先端には取出し開口部2を有す
る。
この容器本体1は、第2図及び第3図に示すように、先
端に案内壁31を介して形成された取出し開口部32を有す
る上部ケース3と、この上部ケース3に係合されて収納
空間4を形成する下部ケース5と、この収納空間4に配
置された摺動部材5とで構成されている。
そして、この摺動部材6は、前記下部ケース5上に突設
した複数条の案内壁51に案内溝61を係合させることによ
り、前記容器本体1の先端に設けた取出し開口部2に向
け案内摺動可能になっているとともに、その先端部62
は、前記容器本体1の先端に設けた取出し開口部2を形
成する上部ケース3の取出し開口部32を突没開閉可能に
閉塞するように立上り形成されている。
また、前記摺動部材6の先端部62側上面には、前記上部
ケース3の取出し開口部32に向け立上り傾斜する案内傾
斜面63が形成され、その外周には、先端部側を先細にし
た案内側壁64がそれぞれ形成され、これら案内傾斜面63
及び案内側壁64で、摺動部材6の押出し操作による摺動
動作に伴い粒状物Aを前記上部ケース3の取出し開口部
32に向け一粒づつ送り出し案内するようになっている。
なお、前記上記ケース3と下部ケース5との組付けは、
互いに対応させて形成した係止凹部33と係止爪52との係
合により行なわれる。
図中65は前記摺動部材6の後端部に一体にヒンジ結合さ
れて外部に突出させた押出し操作部を兼用するキャップ
で、このキャップ65は、第3図2点破線で示すように、
その回動操作により前記容器本体1の収納空間4の後方
を開閉可能に閉塞し、これによって、容器本体1の収納
空間4への粒状物Aの詰め換え補充が容易に行なえるよ
うになっている。なお、このキャップ65の両側部には、
突起66が設けられ、この係止突起66は、閉塞時に、前記
下部ケース5の後端部両側に設けた係合凹部53に係脱可
能に係合し得るようになっている。
さらに、図中7は前記摺動部材6に一体形成した弾性舌
片で、その先端部7aは、前記下部ケース5の先端内側壁
5a側に向け延びている。
この弾性舌片7の先端部7aは、第4図に示すように、前
記下部ケース5の先端内側壁5aに形成した凹部8に凹凸
状態で係止し、その弾性作用で前記摺動部材6を上部ケ
ース3の取出し開口部31の閉塞方向に付勢してなるもの
である。
すなわち、前記弾性舌片7は、第4図2点破線で示すよ
うに、摺動部材6の後端部に一体形成した押出し操作部
を兼ねるキャップ65の押出し時に変形して一定以上の押
圧力が働くと、その先端部7aが前記下部ケース5の先端
内側壁5aに形成した凹部8から弾発的に開放可能になっ
ているもので、このときに発生する衝撃及びこの衝撃に
伴う“カチッ”という異音により、取出し状態の認識が
行なえるようになっている。また、前記弾性舌片7の先
端部7aは、摺動部材6の元の位置への後戻りによる復帰
により再び凹部8に係止するようになっている。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、この考案によれば、摺
動部材の後端部に、容器本体の収納空間の後方を開閉可
能にする押出し操作部兼用のキャップを一体に設けてな
ることから、先願考案と比較して組立部品点数を削減化
させることができ、これによって、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る粒状物収納容器の一実施例を分
解斜視図、 第2図は同じく組付け状態を示す斜視図、 第3図は第2図II−II線における断面図、 第4図は同じく摺動部材の弾性舌片の係止・開放状態を
示す要部拡大説明図である。 1…容器本体、2…取出し開口部、3…上部ケース、32
…取出し開口部、4…収納空間、5…下部ケース、5a…
先端内側壁、51…案内壁、6…摺動部材、61…案内溝、
62…先端部、63…案内傾斜面、65…案内側壁、65…キャ
ップ(押出し操作部)、A…粒状物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に取出し開口部を有する容器本体と、
    この容器本体を形成する上部ケースと、この上部ケース
    に係合されて収納空間を形成する下部ケースと、この下
    部ケース上に案内摺動可能に配置されかつその先端部が
    前記容器本体の取出し開口部を突没開閉可能に閉塞する
    摺動部材と、この摺動部材の先端部側上面に形成された
    前記容器本体の取出し開口部に向け立上り傾斜する粒状
    物の案内傾斜面と、前記摺動部材の外周に形成されかつ
    その先端部側を先細にして前記容器本体の取出し開口部
    に向け粒状物を一粒づつ送り出し案内する案内側壁とを
    具備し、前記摺動部材の後端部に、前記容器本体の収納
    空間の後方を開閉可能に閉塞する押出し操作部兼用のキ
    ャップを一体に設けたことを特徴とする粒状物収納容
    器。
JP3322090U 1990-03-29 1990-03-29 粒状物収納容器 Expired - Fee Related JPH0743016Y2 (ja)

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