JP5950559B2 - 錠剤取出容器 - Google Patents

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本発明は、複数の錠剤を一括に収容可能な錠剤容器に関する。
医薬品やサプリメント剤として、各種の錠剤(本明細書においてはカプセル剤も含む表現である)が利用されている。錠剤タイプのお菓子も、種々販売されている。
経口用途以外でも、様々な日用品として、あるいは、工業用の部品として、種々の錠剤が使われている。
錠剤を所望の個数だけ取り出すことができる錠剤取出容器は、種々のタイプのものが開発されている。例えば、特開2005−15006には、仕切板とストッパー部材とによって錠剤を所望の個数だけ取り出すことができるように構成された定数量錠剤取り出し容器が開示されている。
特開2005−15006
しかしながら、特開2005−15006に開示された定数量錠剤取り出し容器によれば、構造原理的にケースの側面から錠剤を取り出すという態様を採用することができず、錠剤を容器の上面から取り出さなければならない。このことは、利用者にとって、利便性がよろしくない。
本発明は、以上のような状況に鑑みて創案されたものである。本発明の目的は、ケースの側面から錠剤を取り出すことができるタイプの錠剤取出装置であって、錠剤を確実に1個ずつ取り出すことができるような錠剤取出容器を提供することである。
本発明は、複数の錠剤を一括に収容可能な容器本体を形成する上ケース及び下ケースを備え、前記上ケースが前記下ケースに対して摺動移動することで、容器本体が開閉するように設けられ、前記下ケースには、同時には1個ずつのみ前記錠剤を取り出し可能な大きさで取出口が形成されると共に、当該取出口に連通する前記容器本体内の位置に取出待機部が形成され、前記上ケースには、前記容器本体閉鎖時の状態において、前記取出口よりも前記容器本体内側の前記取出待機部垂れ下がる係止突起が設けられ、前記下ケースには、前記容器本体閉鎖時の状態における前記取出待機部の前記係止突起に対して反対の側に位置し、前記上ケースの開放動作に伴う前記係止突起から前記錠剤への押圧力に対抗して、前記取出待機部に位置する前記錠剤の位置を保持するプッシャ部材が設けられ、前記容器本体の閉鎖時は、前記係止突起により、前記錠剤が、前記取出口へ移動ぜず前記容器本体側へは移動自在に、前記取出待機部の前記容器本体内側に保持され、前記上ケースの開放動作の際に、前記係止突起は、当該上ケースまたは当該係止突起の撓み変形によって、前記取出待機部に位置する前記錠剤の上面または側面を乗り越えて前記下ケースの前記容器本体内側に移動し、前記錠剤が前記取出口に移動可能になると共に、前記取出待機部に位置していた前記錠剤に後続する他の錠剤の前記取出口側の面を前記係止突起が係止する錠剤取出容器である。
本発明によれば、上ケースの開放動作の際に、当該上ケースまたは当該係止突起の撓み変形によって、前記係止突起が前記取出待機部に位置する錠剤の上面または側面を乗り越えると共に、取出待機部に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止するが、前記プッシャ部材が前記取出待機部に位置していた錠剤を取出口に向けて押圧していたために、当該押圧力によって当該取出待機部に位置していた錠剤が1個だけ取出口から取り出されることとなる。このような錠剤取出原理によれば、ケースの側面に取出口を形成することができ、すなわち、ケースの側面から錠剤を取り出すことができ、利用者の利便性という点で顕著に優れる。
好ましくは、前記上ケース及び前記下ケースは、平面視で長方形の形状を有しており、前記上ケースは、前記下ケースに対して、前記長方形の形状の長手方向に摺動移動するようになっており、前記取出口は、前記長方形の形状の角部近傍に形成されている。このような形態は、錠剤取出容器として一般的であり、利用者の利便性という点で好適である。更にこの場合、前記下ケースに、前記プッシャ部材を迂回して前記取出待機部まで錠剤を案内するための錠剤案内レールが形成されていることが好ましい。そのような態様が採用される場合、錠剤の容器本体内での円滑な案内が促されるため、容器本体を振る等して錠剤の移動を調整する作業(手間)が軽減できる。
あるいは、好ましくは、前記上ケース及び前記下ケースは、平面視で、円形ないし楕円形の形状を有しており、前記取出口は、前記上ケースと前記下ケースとの摺動方向の端部に形成されている。このような形態も、錠剤取出容器として一般的であり、利用者の利便性という点で好適である。
更にこの場合、前記係止突起は、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線に対して対称な2カ所に設けられていることが好ましい。そのような態様が採用される場合、当該係止突起がバランス良く錠剤の係止機能ないし係止解除機能を発揮するため、錠剤の1個ずつの取出動作を安定的に実現することができる。更にこの場合、前記プッシャ部材が、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線上に設けられていることが好ましい。そのような態様が採用される場合、当該プッシャ部材がバランス良く錠剤の押圧機能を発揮するため、錠剤の1個ずつの取出動作を更に安定的に実現することができる。
あるいは、前記プッシャ部材の方が、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線に対して対称な2カ所に設けられていても、好ましい。そのような態様が採用される場合、前記係止突起の方が、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線上に設けられていることが好ましい。そのような態様が採用される場合でも、プッシャ部材がバランス良く錠剤の押圧機能を発揮し、且つ、係止突起がバランス良く錠剤の係止機能ないし係止解除機能を発揮するため、錠剤の1個ずつの取出動作を更に安定的に実現することができる。
また、好ましくは、前記下ケースには、上ケース側に立ち上がるリブが摺動方向に延びるように形成されている。あるいは、好ましくは、前記上ケースには、下ケース側に垂れ下がるリブが摺動方向に延びるように形成されている。これらの場合、上ケースが過剰に撓んで変形してしまうことが効果的に防止される。このため、容器寿命を長くすることができる。リブの代わりに、リブと同様の機能を発揮するような、複数の不連続の突起部(ボス)が設けられてもよい。
また、好ましくは、前記上ケースには、下ケース側に垂れ下がるストッパが形成されている。この場合、上ケースが下ケースから過度にスライドしてしまって内部の錠剤が散乱してしまう、という事態を防止できる。
本発明によれば、上ケースの開放動作の際に、当該上ケースまたは当該係止突起の撓み変形によって、前記係止突起が前記取出待機部に位置する錠剤の上面または側面を乗り越えると共に、取出待機部に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止するが、前記プッシャ部材が前記取出待機部に位置していた錠剤を取出口に向けて押圧していたために、当該押圧力によって当該取出待機部に位置していた錠剤が1個だけ取出口から取り出されることとなる。このような錠剤取出原理によれば、ケースの側面に取出口を形成することができ、すなわち、ケースの側面から錠剤を取り出すことができ、利用者の利便性という点で顕著に優れる。
本発明の第1の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図である。 図1の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。 図1の錠剤取出容器の上ケースを示す概略斜視図である。 図1の錠剤取出容器の下ケースを示す概略斜視図である。 図1の錠剤取出容器の係止突起が錠剤の上面を乗り越える様子を平面視で示す図である。 本発明の第2の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図である。 図6の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。 図6の錠剤取出容器の上ケースを示す概略斜視図である。 図6の錠剤取出容器の下ケースを示す概略斜視図である。 図6の錠剤取出容器の係止突起が錠剤の側面を乗り越える様子を平面視で示す図である。 本発明の第3の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図である。 図11の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。 図11の錠剤取出容器の上ケースを示す概略斜視図である。 図11の錠剤取出容器の下ケースを示す概略斜視図である。 図11の錠剤取出容器の係止突起が錠剤の上面を乗り越える様子を平面視で示す図である。 図11の錠剤取出容器の変形例の閉鎖状態を示す概略斜視図である。 図16の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図であり、図2は、図1の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施の形態の錠剤取出容器10は、互いにスライドする上ケース11と下ケース12とを備えている。当該上ケース11及び下ケース12が、複数の錠剤を一括に収容可能な容器本体を形成している。そして、上ケース11が下ケース12に対して摺動移動することで、容器本体が開閉するようになっている。
具体的には、図2に示すように、上ケース11が下ケース12に対して少しスライド移動した状態で、錠剤取り出しのための取出口13が露出するようになっている。取出口13は、同時には1個ずつのみ錠剤を取出可能な大きさで形成されている。
本実施の形態では、取出口13に連通する部位が取出待機部15として機能するようになっている。すなわち、下ケース12には、取出口13に連通する取出待機部15が形成されている。そして、上ケース11に、容器本体閉鎖時の状態における取出口13と取出待機部15との間に垂れ下がる係止突起23が設けられている。
本実施の形態の係止突起23は、下端部(先端部)がドーム状に成形された(角丸めされた)短い円筒形状を有している。そして、上ケース11の開放動作の際に、当該上ケース11の撓み変形によって、取出待機部15に位置する錠剤の上面を乗り越えると共に、取出待機部15に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止するようになっている。換言すれば、上ケース11はそのような変形性能(弾性)を有している(後述する図5参照)。
一方、下ケース12には、容器本体閉鎖時の状態における取出待機部15の係止突起23に対して反対の側に、上ケース11の開放動作の際に取出待機部15に位置する錠剤を取出口13に向けて押圧するためのプッシャ部材25が設けられている。説明を補足すれば、上ケース11の開放動作の際、取出待機部15に位置する錠剤は最初、係止突起23によって取出口13から遠ざかる方向に押圧されるが、その押圧力に対抗するように、すなわち、取出待機部15に位置する錠剤を取出口13に向けて押圧し返すために、プッシャ部材25が設けられている。
本実施の形態のプッシャ部材25は、直線壁状に形成されており、その一端側は下ケース12の側壁に固定され、その他端側が錠剤を押圧するようになっている。
形状について言及すれば、図1及び図2から明らかな通り、本実施の形態では、上ケース11及び下ケース12は平面視で長方形の形状を有している。上ケース11は、下ケース12に対して、当該長方形の形状の長手方向に摺動移動するようになっており、取出口13は、当該長方形の形状の角部近傍に形成されている。
また、本実施の形態では、下ケース12に、プッシャ部材25を迂回して取出待機部15まで錠剤を案内するための錠剤案内レール24が形成されている。本実施の形態では、プッシャ部材25自体も、取出待機部15まで錠剤を案内する案内レールとしての機能を有している。
その他、下ケース12には、上ケース11側に立ち上がるリブ27が摺動方向に延びるように形成されている。また、上ケース11には、下ケース12側に垂れ下がるストッパ37が形成されている。
参考のため、本実施の形態の錠剤取出容器10の上ケース11の概略斜視図を図3に示し、本実施の形態の錠剤取出容器10の下ケース12の概略斜視図を図4に示しておく。
次に、本実施の形態の錠剤取出容器10の作用について説明する。
本実施の形態の錠剤取出容器10は、図1及び図2に示すように扁平で嵩張らないので、携帯性に優れる。
ここで、錠剤取出容器10から1個ずつ錠剤を取り出すために、下ケース12の取出口13が下側となるような姿勢で錠剤取出容器10が把持される。この際、錠剤案内レール24とプッシャ部材25による錠剤案内機能により、1個の錠剤が取出待機部15に至り、後続の1個の錠剤がそれに続く(図1参照)。図1及び図2においては、理解の容易のため、それら2個の錠剤のみが図示されている。取出待機部15に至った錠剤は、係止突起23によって係止される(図1参照)。
次に、上ケース11の開放動作が実施される。すなわち、上ケース11が下ケース12に対して少しスライド移動される(図2参照)。その際、取出待機部15に位置していた錠剤が、係止突起23によって取出口13から遠ざかる方向に押圧される。しかし、その押圧力に対抗するように、すなわち、取出待機部15に位置する錠剤を取出口13に向けて押圧し返すために、プッシャ部材25が設けられている。このため、取出待機部15に位置していた錠剤は、しばらくは動かない。
代わりに、上ケース11の方がその変形性能によって撓んで、当該上ケース11に設けられている係止突起23が取出待機部15に位置していた錠剤の上面を乗り越えようとする。そして、係止突起23が取出待機部15に位置していた錠剤の取出口13側の端面から外れた瞬間、すなわち、当該錠剤の係止機能を解除した瞬間、プッシャ部材25による押圧力によって当該錠剤は取出口13に向けて飛び出すように移動する。一方、係止突起23は、取出待機部15に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止する。この状態が図2の状態である。
参考のため、図5(a)乃至図5(c)に、図1の錠剤取出容器の係止突起23が錠剤の上面を乗り越える様子を平面視で示しておく。
その後、利用者は、上ケース11の下ケース12に対するスライド移動状態を、元に戻す(図1参照)。
以上の通り、利用者は、(1)取出口13が下側となるような姿勢で錠剤取出容器10を把持して、(2)上ケース11をスライド移動させる、という動作を行うだけで、錠剤を正しく1個だけ取り出すことができる。
特に、本実施の形態によれば、下ケース12の側面に取出口13が形成されているため、錠剤取出容器10の側面から錠剤を取り出すことができ、利用者の利便性という点で顕著に優れる。
また、本実施の形態によれば、上ケース11及び下ケース12が平面視で長方形の形状を有しており、上ケース11は下ケース12に対して当該長方形の形状の長手方向に摺動移動するようになっており、取出口13は当該長方形の形状の角部近傍に形成されているため、錠剤取出容器として一般的な形状であって、利用者の利便性という点で好適である。
更に、本実施の形態によれば、下ケース12にプッシャ部材25を迂回して取出待機部15まで錠剤を案内するための錠剤案内レール24が形成されているため、錠剤の容器本体内での円滑な案内が促される。このため、容器本体を振る等して錠剤の移動を調整する作業(手間)が軽減できる。
更に、本実施の形態によれば、プッシャ部材25自体が錠剤を案内する機能を併せ持っているため、錠剤の容器本体内での円滑な案内が更に促される。
また、本実施の形態によれば、下ケース11に上ケース12側に立ち上がるリブ27が摺動方向に延びるように形成されているため、上ケース11が過剰に撓んで変形してしまうことが効果的に防止される。このため、容器寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態によれば、上ケース11に下ケース12側に垂れ下がるストッパ37が形成されているため、上ケースが下ケースから過度にスライドしてしまって内部の錠剤が散乱してしまう、という事態を防止できる。
次に、図6は、本発明の第2の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図であり、図7は、図6の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。図6及び図7に示すように、本実施の形態の錠剤取出容器210も、互いにスライドする上ケース211と下ケース12とを備えている。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、取出口13に連通する部位が取出待機部15として機能するようになっている。すなわち、下ケース12には、取出口13に連通する取出待機部15が形成されている。そして、上ケース211に、容器本体閉鎖時の状態における取出口13と取出待機部15との間に垂れ下がる係止突起223が設けられている。
ここで、本実施の形態の係止突起223は、上ケース11から垂れ下がる断面長円状の筒部223cと、当該筒部から前記取出待機部15に向けて延びる断面曲線状の可動係止部223mと、を有している。そして、上ケース11の開放動作の際に、当該可動係止部223mの撓み変形によって、取出待機部15に位置する錠剤の側面を乗り越えると共に、取出待機部15に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止するようになっている。換言すれば、係止突起223の可動係止部223mはそのような変形性能(弾性)を有している。
本実施の形態のその他の構成は、第1の実施の形態と同様である。従って、本実施の形態において、第1の実施の形態と同一の構成部材には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
参考のため、本実施の形態の錠剤取出容器210の上ケース211の概略斜視図を図9に示し、本実施の形態の錠剤取出容器210の下ケース12の概略斜視図を図11に示しておく。
次に、本実施の形態の錠剤取出容器210の作用について説明する。
第1の実施の形態と同様に、錠剤取出容器210から1個ずつ錠剤が取り出される際に、下ケース12の取出口13が下側となるような姿勢で錠剤取出容器10が把持される。この際、錠剤案内レール24とプッシャ部材25による錠剤案内機能により、1個の錠剤が取出待機部15に至り、後続の1個の錠剤がそれに続く(図6参照)。図6及び図7においては、理解の容易のため、それら2個の錠剤のみが図示されている。取出待機部15に至った錠剤は、係止突起223によって係止される(図6参照)。
次に、上ケース211の開放動作が実施される。すなわち、上ケース211が下ケース12に対して少しスライド移動される(図7参照)。その際、取出待機部15に位置していた錠剤が、係止突起223の可動係止部223mによって取出口13から遠ざかる方向に押圧される。しかし、その押圧力に対抗するように、すなわち、取出待機部15に位置する錠剤を取出口13に向けて押圧し返すために、プッシャ部材25が設けられている。このため、取出待機部15に位置していた錠剤は、しばらくは動かない。
代わりに、係止突起223の可動係止部223mの方がその変形性能によって撓んで、取出待機部15に位置していた錠剤の側面を乗り越えようとする。そして、係止突起23の可動係止部223mが取出待機部15に位置していた錠剤の取出口13側の側面から外れた瞬間、すなわち、当該錠剤の係止機能を解除した瞬間、プッシャ部材25による押圧力によって当該錠剤は取出口13に向けて飛び出すように移動する。一方、係止突起223の可動係止部223mは、取出待機部15に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止する。この状態が図7の状態である。
参考のため、図10(a)乃至図10(c)に、図6の錠剤取出容器の係止突起223が錠剤の側面を乗り越える様子を平面視で示しておく。
その後、利用者は、上ケース11の下ケース12に対するスライド移動状態を、元に戻す(図6参照)。
以上の通り、本実施の形態によっても、第1の実施の形態と略同様の作用効果を得ることができる。すなわち、利用者は、(1)取出口13が下側となるような姿勢で錠剤取出容器210を把持して、(2)上ケース211をスライド移動させる、という動作を行うだけで、錠剤を正しく1個だけ取り出すことができる。特に、下ケース12の側面に取出口13が形成されているため、錠剤取出容器210の側面から錠剤を取り出すことができ、利用者の利便性という点で顕著に優れる。
また、本実施の形態によっても、上ケース211及び下ケース12が平面視で長方形の形状を有しており、上ケース211は下ケース12に対して当該長方形の形状の長手方向に摺動移動するようになっており、取出口13は当該長方形の形状の角部近傍に形成されているため、錠剤取出容器として一般的な形状であって、利用者の利便性という点で好適である。
更に、本実施の形態によっても、下ケース12にプッシャ部材25を迂回して取出待機部15まで錠剤を案内するための錠剤案内レール24が形成されているため、錠剤の容器本体内での円滑な案内が促される。このため、容器本体を振る等して錠剤の移動を調整する作業(手間)が軽減できる。
更に、本実施の形態によっても、プッシャ部材25自体が錠剤を案内する機能を併せ持っているため、錠剤の容器本体内での円滑な案内が更に促される。
また、本実施の形態によっても、下ケース12に上ケース211側に垂れ下がるリブ27が摺動方向に延びるように形成されているため、上ケース211が過剰に撓んで変形してしまうことが効果的に防止される。このため、容器寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態によっても、上ケース211に下ケース12側に垂れ下がるストッパ37が形成されているため、上ケースが下ケースから過度にスライドしてしまって内部の錠剤が散乱してしまう、という事態を防止できる。
次に、図11は、本発明の第3の実施の形態の錠剤取出容器の閉鎖状態を示す概略斜視図であり、図12は、図11の錠剤取出容器の開放状態を示す概略斜視図である。図11及び図12に示すように、本実施の形態の錠剤取出容器310も、互いにスライドする上ケース311と下ケース312とを備えている。
本実施の形態においては、図11及び図12から明らかな通り、上ケース311及び下ケース312は、平面視で、円形の形状を有している。もっとも、左右対称な楕円形状であってもよい。
そして、当該上ケース311及び下ケース312が、複数の錠剤を一括に収容可能な容器本体を形成している。そして、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、上ケース311が下ケース312に対して摺動移動することで、容器本体が開閉するようになっている。
具体的には、図12に示すように、上ケース311が下ケース312に対して少しスライド移動した状態で、錠剤取り出しのための取出口313が露出するようになっている。取出口313は、同時には1個ずつのみ錠剤を取出可能な大きさで形成されている。また、本実施の形態の取出口313は、上ケース311と下ケース312との摺動方向の端部に形成されている。
本実施の形態でも、取出口313に連通する部位が取出待機部315として機能するようになっている。すなわち、下ケース312には、取出口313に連通する取出待機部15が形成されていると言える。そして、上ケース311に、容器本体閉鎖時の状態における取出口313と取出待機部315との間に垂れ下がる係止突起323が設けられている。
本実施の形態の係止突起323は、上ケース311及び下ケース312の摺動方向に延びる中心線に対して対称な2カ所に設けられている。各係止突起323は、取出口313側において高さが増大する傾斜部323tを有している(後述する図13参照)。そして、上ケース311の開放動作の際に、当該上ケース311の撓み変形によって、取出待機部315に位置する錠剤の上面を乗り越えると共に、取出待機部315に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止するようになっている。換言すれば、上ケース311はそのような変形性能(弾性)を有している。
一方、下ケース312には、容器本体閉鎖時の状態における取出待機部315の係止突起323に対して反対の側に、上ケース311の開放動作の際に取出待機部315に位置する錠剤を取出口313に向けて押圧するためのプッシャ部材325が設けられている。説明を補足すれば、上ケース311の開放動作の際、取出待機部315に位置する錠剤は最初、係止突起323によって取出口313から遠ざかる方向に押圧されるが、その押圧力に対抗するように、すなわち、取出待機部315に位置する錠剤を取出口313に向けて押圧し返すために、プッシャ部材325が設けられている。
本実施の形態のプッシャ部材325は、上ケース311及び下ケース312の摺動方向に延びる中心線上に設けられている。また、図11及び図12に示されるように、錠剤を押圧する部位がやや幅広の壁状に形成されている。また、このプッシャ部材325は、上ケース311側に立ち上がるリブとしての機能も併せ持っている。一方、上ケース311には、下ケース312側に垂れ下がるストッパ337が形成されている。
参考のため、本実施の形態の錠剤取出容器310の上ケース311の概略斜視図を図13に示し、本実施の形態の錠剤取出容器310の下ケース312の概略斜視図を図14に示しておく。
図14に示されるように、本実施の形態では、下ケース312の取出口313の領域において、当該取出口313からの錠剤の取り出しをより容易にするべく、錠剤案内スライダ部材326が設けられている。
次に、本実施の形態の錠剤取出容器310の作用について説明する。
第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、錠剤取出容器310から1個ずつ錠剤が取り出される際に、下ケース312の取出口313が下側となるような姿勢で錠剤取出容器310が把持される。この際、上ケース311及び下ケース312が平面視で円形の形状を有しているため、1個の錠剤が取出待機部315に至り、後続の錠剤がそれに続く。取出待機部315に至った錠剤は、係止突起323によって係止される(図11参照)。
次に、上ケース311の開放動作が実施される。すなわち、上ケース311が下ケース312に対して少しスライド移動される(図12参照)。その際、取出待機部315に位置する錠剤が、係止突起323の傾斜部323tによって取出口313から遠ざかる方向に押圧される。しかし、その押圧力に対抗するように、すなわち、取出待機部315に位置する錠剤を取出口313に向けて押圧し返すために、プッシャ部材325が設けられている。このため、取出待機部315に位置していた錠剤は、しばらくは動かない。
代わりに、上ケース311の方がその変形性能によって撓んで、当該上ケース311に設けられている係止突起323が取出待機部315に位置していた錠剤の上面を乗り越えようとする。そして、係止突起323が取出待機部315に位置していた錠剤の取出口13側の端面から外れた瞬間、すなわち、当該錠剤の係止機能を解除した瞬間、プッシャ部材325による押圧力によって当該錠剤は取出口313に向けて飛び出すように移動する。一方、係止突起323は、取出待機部315に位置していた錠剤に後続する錠剤の取出口側の面を係止する。この状態が図12の状態である。
参考のため、図15(a)乃至図15(c)に、図11の錠剤取出容器の係止突323が錠剤の上面を乗り越える様子を平面視で示しておく。
その後、利用者は、上ケース311の下ケース312に対するスライド移動状態を、元に戻す(図11参照)。
以上の通り、本実施の形態によっても、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と略同様の作用効果を得ることができる。すなわち、利用者は、(1)取出口313が下側となるような姿勢で錠剤取出容器310を把持して、(2)上ケース311をスライド移動させる、という動作を行うだけで、錠剤を正しく1個だけ取り出すことができる。
また、本実施の形態によれば、上ケース311及び下ケース312が平面視で円形の形状を有しており、取出口313は上ケース311と下ケース312との摺動方向の端部に形成されているため、錠剤取出容器として一般的な形状であって、利用者の利便性という点で好適である。
更に、本実施の形態によれば、係止突起323は、上ケース311及び下ケース312の摺動方向に延びる中心線に対して対称な2カ所に設けられているため、係止突起323がバランス良く錠剤の係止機能ないし係止解除機能を発揮する。このため、錠剤の1個ずつの取出動作を安定的に実現することができる。
更に、本実施の形態によれば、プッシャ部材325が、上ケース311及び下ケース312の摺動方向に延びる中心線上に設けられているため、当該プッシャ部材325がバランス良く錠剤の押圧機能を発揮する。このため、錠剤の1個ずつの取出動作を更に安定的に実現することができる。
また、本実施の形態においては、プッシャ部材325が上ケース311側に立ち上がるリブとしての機能も併せ持つため、上ケース311が過剰に撓んで変形してしまうことが効果的に防止される。このため、容器寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態においても、上ケース311に下ケース312側に垂れ下がるストッパ337が形成されているため、上ケースが下ケースから過度にスライドしてしまって内部の錠剤が散乱してしまう、という事態を防止できる。
なお、本実施の形態では、取出口313が下ケース312の上面側に開口する態様を採用すると共に、錠剤案内スライダ部材326を設けることで錠剤の取り出しを容易にしているが、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、取出口313を下ケース312の側面に設けることも可能である。当該態様を採用する場合の図11及び図12に対応する図を、図16及び図17に示す。このような態様では、容器内部が外気と連通することを防ぐべく、例えば当該図16及び図17に示すように、取出口313を塞ぐスライド式のカバー部材343を設けることが好ましい。
10 錠剤取出容器
11 上ケース
12 下ケース
13 取出口
15 取出待機部
23 係止突起
24 錠剤案内レール
25 プッシャ部材
27 リブ
37 ストッパ
210 錠剤取出容器
211 上ケース
223 係止突起
223c 筒部
223m 可動係止部
310 錠剤取出容器
311 上ケース
312 下ケース
323 係止突起
323t 傾斜部
325 プッシャ部材
326 錠剤案内スライダ部材
337 ストッパ
343 カバー部材

Claims (6)

  1. 複数の錠剤を一括に収容可能な容器本体を形成する上ケース及び下ケースを備え、
    前記上ケースが前記下ケースに対して摺動移動することで、容器本体が開閉するように設けられ
    前記下ケースには、同時には1個ずつのみ前記錠剤を取り出し可能な大きさで取出口が形成されると共に、当該取出口に連通する前記容器本体内の位置に取出待機部が形成され、
    前記上ケースには、前記容器本体閉鎖時の状態において、前記取出口よりも前記容器本体内側の前記取出待機部垂れ下がる係止突起が設けられ、
    前記下ケースには、前記容器本体閉鎖時の状態における前記取出待機部の前記係止突起に対して反対の側に位置し、前記上ケースの開放動作に伴う前記係止突起から前記錠剤への押圧力に対抗して、前記取出待機部に位置する前記錠剤の位置を保持するプッシャ部材が設けられ、
    前記容器本体の閉鎖時は、前記係止突起により、前記錠剤が、前記取出口へ移動ぜず前記容器本体側へは移動自在に、前記取出待機部の前記容器本体内側に保持され、
    前記上ケースの開放動作の際に、前記係止突起は、当該上ケースまたは当該係止突起の撓み変形によって、前記取出待機部に位置する前記錠剤の上面または側面を乗り越えて前記下ケースの前記容器本体内側に移動し、前記錠剤が前記取出口に移動可能になると共に、前記取出待機部に位置していた前記錠剤に後続する他の錠剤の前記取出口側の面を前記係止突起が係止することを特徴とする錠剤取出容器。
  2. 前記下ケースには、前記プッシャ部材を迂回して前記取出待機部まで錠剤を案内するための錠剤案内レールが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の錠剤取出容器。
  3. 前記上ケース及び前記下ケースは、平面視で長方形の形状を有しており、
    前記上ケースは、前記下ケースに対して、前記長方形の形状の長手方向に摺動移動可能に設けられ
    前記取出口は、前記長方形の形状の角部近傍に形成されている請求項1に記載の錠剤取出容器。
  4. 前記上ケース及び前記下ケースは、平面視で、円形ないし楕円形の形状を有しており、
    前記取出口は、前記上ケースと前記下ケースとの摺動方向の端部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の錠剤取出容器。
  5. 前記係止突起は、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線に対して対称な2カ所に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の錠剤取出容器。
  6. 前記プッシャ部材は、前記上ケース及び前記下ケースの摺動方向に延びる中心線上に設けられている請求項5に記載の錠剤取出容器。
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