JPH0742972B2 - ハブナット - Google Patents

ハブナット

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JPH0742972B2
JPH0742972B2 JP3063319A JP6331991A JPH0742972B2 JP H0742972 B2 JPH0742972 B2 JP H0742972B2 JP 3063319 A JP3063319 A JP 3063319A JP 6331991 A JP6331991 A JP 6331991A JP H0742972 B2 JPH0742972 B2 JP H0742972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】タイヤを車両に取り付けるハブナ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム合金製のハブナット
としては、例えば実開昭53−82002号公報や実開
昭64−18616号公報にあるように、アルミニウム
合金の母材を一体的な袋ナット形式に成形したものが開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のハ
ブナットは、盲ネジ孔加工を行なわなければならずネジ
孔加工の工数が多くなる問題があった。又、ボルトの先
端を覆う帽子状部分を穴あけ加工によって薄い板状に成
形することはほとんど困難なため、帽子状部分の肉厚が
厚くなり、材料の歩留まりが悪かった。
【0004】本発明は、盲ネジ孔加工を行わずに製造す
ることのできるハブナットに関し、特に、帽子状部分の
防水性が高く、耐久性、安全性が高いナットを少ない製
造工程で容易に製造することのできるハブナットの提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として本発明の請求項1のハブナットは、一端部から他
端部側にネジ孔が形成されるとともに、該一端部にディ
スクホイールとの当り面を有するナットに、上記他端部
から上記ネジ孔と同軸で、かつ該ネジ孔の内径より大き
な内径の所定深さの凹形状部を形成し、該凹形状部内に
該凹形状部の内径に対応した外径で、周縁部の厚さが該
凹形状部の深さより薄い板状のキャップを入れ、該ナッ
トにおける上記キャップの周囲近傍をカシメて、該ナッ
トに該キャップを固定したハブナットであって、 上記ナ
ットとキャップとの接合部分にシール部材が介装された
ことを要旨とする。また、請求項2のハブナットは、一
端部から他端部側にネジ孔が形成されるとともに、該一
端部にディスクホイールとの当り面を有するナットに、
上記他端部から上記ネジ孔と同軸で、かつ該ネジ孔の内
径より大きな内径の所定深さの凹形状部を形成し、該凹
形状部内に該凹形状部の内径に対応した外径で、周縁部
の厚さが該凹形状部の深さより薄い板状のキャップを入
れ、該ナットにおける上記キャップの周囲近傍をカシメ
て、該ナットに該キャップを固定したハブナットであっ
て、上記ナットの凹形状部の周壁に、該凹形状部の底部
に向かうにつれて内径が縮小するナット側テーパー部を
形成するとともに、上記キャップの周縁部に、該ナット
側テーパー部に当接するキャップ側テーパー部を形成
し、該ナットにおける上記キャップの周囲近傍をカシメ
て、上記キャップ側テーパー部とナット側テーパー部と
を密着させてなることを要旨とする。 また、請求項3の
ハブナットは、一端部から他端部側にネジ孔が形成され
るとともに、該一端部にディスクホイールとの当り面を
有するナットに、上記他端部から上記ネジ孔と同軸で、
かつ該ネジ孔の内径より大きな内径の所 定深さの凹形状
部を形成し、該凹形状部内に該凹形状部の内径に対応し
た外径で、周縁部の厚さが該凹形状部の深さより薄い板
状のキャップを入れ、該ナットにおける上記キャップの
周囲近傍をカシメて、該ナットに該キャップを固定した
ハブナットであって、上記ナットの凹形状部の底部の隅
に沿って周溝部を形成するとともに、上記カシメの際
に、上記キャップの周縁部を該周溝部に押し込んで固定
したことを要旨とする。
【0006】
【作用】上記請求項1〜3のハブナットは、凹形状部に
キャップを入れて、カシメることにより、ネジ孔の開口
を覆う帽子状部分を形成する。
【0007】したがって、ナットを軸方向に貫通させた
ネジ孔を形成できる。又、肉厚の薄いキャップによって
帽子状部分を形成することができ、帽子状部分の形成の
ために切削屑が発生したり、削り代を多く残す必要がな
くなり材料の歩留まりが高くなる。そして、請求項1の
ハブナットは、ナットとキャップとの接合部分にシール
部材が介装されているので、この部分にシール作用が発
生し、ナットとキャップの接合部分より雨水等が侵入す
ることがない。つまり、帽子状部分の防水性が高いハブ
ナットが得られる。しかも、カシメ工程が終了すれば、
自動的にシールが完了することとなるので、1工程でシ
ール性を付与することができる。また、請求項2のハブ
ナットは、ナットの凹形状部の周壁にナット側テーパー
部を形成するとともに、キャップの周縁部にキャップ側
テーパー部を形成し、カシメによって、キャップ側テー
パー部とナット側テーパー部とを密着させている。よっ
て、両テーパー部がカシメにより強固に密着され、この
部分が優れたシール性を発揮するので、請求項1と同様
に、防水性の高いハブナットが得られ、しかも、カシメ
と同時にシール性を付与することができる。更に、請求
項3のハブナットは、ナットの凹形状部の底部の隅に沿
って周溝部を形成し、カシメによって、キャップの周縁
部を周溝部に押し込んで固定しているので、キャップの
周縁部が周溝部とよく密着されると共に強固に嵌合さ
れ、高いシール効果が得られる。よって、請求項1、2
と同様に、防水性の高いハブナットが得られ、しかもカ
シメと同時にシール性を付与することができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の前提となる参考例について説
明する。図1はナット1の部分断面図、図2はナット1
の平面図、図3はキャップ3の正面図、図4および図5
はナット1にキャップ3をカシメる状態の説明図、図6
はハブナット5の断面図、図7はハブナット5の使用状
態の説明図である。
【0009】ナット1は、ネジ孔11と、当り面13
と、凹形状部15とを備えている。ナット1は、ここで
は合金番号7075のアルミニウム合金製である。ネジ
孔11は、ハブボルト17に螺合するためのものであっ
て、ここではM12×1.5に形成されている。当り面
13は、図示しないタイヤホイールに当接する面であっ
て、ここではR15に形成されている。
【0010】凹形状部15は、頭部面19からネジ孔1
1と同軸に形成されている。凹形状部15の内径D15
はネジ孔11の内径D11より大きくされている。凹形
状部15は、深さがS15である。ここでは、D15
は、17[mm]であり、S15は、4.5[mm]で
ある。
【0011】図3に示すキャップ3は、アルミニウム合
金を円盤状に成形したものである。キャップ3は、外径
がD3であり、周縁部の厚さがS3である。又、頭部T
3は、ここではR25に形成されている。ここでは、D
3は、17[mm]より僅かに小さくされており、S3
は、3[mm]にされている。
【0012】次にハブナット5の製造方法を説明する。
まず、図1〜図3に示したナット1とキャップ3とを製
造する。ナット1は通常冷間鍛造にて加工する。キャッ
プ3は、アルミニウム合金以外の樹脂材を成形したもの
としてもよい。
【0013】次いで、ナット1を図4に示す金型21,
23に入れる。金型21,23は、ナット1を所定位置
に保持するとともに、ナット1の外径脹らみを防止する
ために用いられる。
【0014】次に、ナット1の凹形状部15にキャップ
3を入れる。キャップ3を入れて後、図4に示すように
パンチ25によって、ナット1の頭部面19を塑性加工
する。パンチ25は、先頭部25Aが円環状突起形状と
されている。先頭部25Aは、内径がD25Iとされ、
外径がD25Oとされている。
【0015】内径D25Iは、図5に示すように、凹形
状部15の内径D15より小さく、外径D25Oは、D
15より大きくされている。パンチ25によってナット
1の頭部面19を塑性加工すると、図5に点線で示すよ
うに、キャップ3の押え部1Aが形成される。これによ
り、キャップ3はナット1にカシメ固定される。この結
果、図6に示す袋ナット状のハブナット5とされる。
【0016】ハブナット5は、図7に示すように、ハブ
ボルト17に螺合して使用される。以上に説明した参考
のハブナット5の製造方法は、ネジ孔11を盲ネジ孔
加工を行なうことなく貫通した孔にネジ加工を行なって
形成することができ、製造工数を低減することができ
る。
【0017】又、ハブナット5を袋ナット状にするため
の帽子状部分は、ナット1の一体成形加工によることな
くナット1にカシメ固定したキャップ3によって形成さ
れている。したがって、高い精度が要求される穴加工を
行なうことなく帽子状部分の肉厚を極めて薄くすること
ができる。この結果、製造工数の低減を図ったうえで、
材料の歩留まりを向上することができる。
【0018】そのうえ、アルミニウム合金を用いている
ことから、次に示す効果を有する。 材質の特質による効果 1)キャップのカシメ時に鋼材と比べ少ない加圧力で加
工できるのでより小型のプレス機が使用できる。 2)使用後の再生が他の金属に比べ非常に容易であり資
源の有効活用・廃棄物公害防止に役立つ。
【0019】材質の特質による使用状態の変化に伴う作
用効果 1)耐食性にとみ、錆びにくいため、重要保安部品であ
り外観美も要求されるハブナットに適する。 2)表面処理を施すと様々な色調になり、車の色に合わ
せることができ美観・ファッション性において優れてい
る。
【0020】次に第1実施例を説明する。図8はハブナ
ット105の製造状態の説明図、図9はハブナット10
5の部分断面図である。ハブナット105は、ナット1
01と、キャップ103と、シール部材107とを備え
ている。ナット101とキャップ103とは、参考例
ナット1とキャップ3とほぼ同様である。シール部材1
07としては、周知のシール材やパッキンが用いられ
る。
【0021】シール部材107は、図8に示すように、
キャップ103の外周部に取り付けられる。シール部材
107は、キャップ103がナット101の凹形状部1
15に入れられる場合に、キャップ103とともに凹形
状部115に介装される。
【0022】キャップ103を入れて後、パンチ25に
よってカシメを行なうと、図9のようになる。これによ
り、ナット101とキャップ103との接合部分にシー
ル部材107が介装され、帽子状部分にシール作用が発
生する。
【0023】シール部材207は、図10に示すように
キャップ203とナット201とに別々に取り付けても
よい。このようにしてからカシメ加工すると図11に示
す状態となり、キャップ203とナット201との間
に、シール部材207によるシールが形成される。
【0024】尚、このようなシール部材は、ナットやキ
ャップに一体に成形して設けたものであってもよく、ま
た液状のシール剤をナットやキャップに付着させたもの
であっても良い。
【0025】第1実施例のハブナット105は、帽子状
部分が防水作用を有するものである。これにより、次に
示すような自動車のハブナット特有の問題の発生に対し
て優れた効果を奏する。
【0026】一般的にはアルミニウム合金は耐食性に優
れているが、雨水等の異物がすき間に浸入すると腐食が
発生しやすい。又、アルミニウム合金製のナットにキャ
ップをカシメた場合に、その接合部にわずかながらすき
間ができることがある。この状態のハブナットで自動車
の車輪を締め付け永年使用すると、すき間に雨水等が浸
入して留り、そこに腐食が発生する。さらに腐食が進行
して、侵食するとナットのねじ部とボルトのねじ部との
嵌合部にまで及ぶこととなる。
【0027】このような侵食は鋼材においても発生する
が、一般的に強度が鋼材より劣るアルミニウム合金にと
ってはより問題となる。これに対し、第1実施例によれ
ば、防水性を有するハブナット105が得られるため、
雨水等の浸入が防止され、耐久性、安全性が向上され
る。なお、単に帽子状部分にシール性を付与するのであ
れば、カシメによってナットとキャップを接合した後
に、その上から防水用のキャップ等をかぶせる方法も考
えられる。しかしながら、このような場合、カシメ工程
の後にキャップをかぶせる工程が必要となり、製造工程
が増えるので好ましくない。これに対して、上記第1実
施例では、カシメ工程が終了すれば、自動的にシールが
完了することとなるので、1工程でシール性を付与する
ことができ、上述のようにキャップをかぶせる方法に比
べて、製造工程が少なくなる。即ち、第1実施例では、
帽子状部分の防水性が高いナットを少ない製造工程で容
易に製造することができるという効果がある。
【0028】次に第2実施例のハブナット305を説明
する。図12はハブナット305の構造の説明図であ
る。ハブナット305は、ナット301と、キャップ3
03とを備えている。ナット301は、凹形状部315
と、頭部面319と、テーパ部321とを有している。
キャップ303は、テーパ部323を有している。図1
2において2点鎖線で示すキャップ303は、ナット3
01の凹形状部315に載置された状態である。
【0029】このように、ナット301とキャップ30
3とに、テーパ部321、323を形成して、カシメる
ことにより、テーパ嵌合部330が形成される。テーパ
嵌合部330は、カシメにより強固に密着され、優れた
シール性を提供する。しかも、カシメ工程が終了すれ
ば、自動的にシールが完了することとなるので、防水性
が高いナットを少ない製造工程で容易に製造することが
できる。
【0030】次に第3実施例のハブナット405を説明
する。図13はハブナット405の製造状態の説明図、
図14はハブナット405の構成の説明図である。ハブ
ナット405は、ナット401と、キャップ403と、
凹形状部415と、底部417と、周溝部419とを備
えている。キャップ403はアルミ合金を椀形状に成形
したものである。底部417はキャップ403の椀形状
に合致する形状である。周溝部419は凹形状部415
の外周部に周溝状に形成されている。
【0031】図13に示す状態で、パンチ425によっ
てカシメ加工を行うと、図14に示す状態となる。図1
4に示すハブナット405は、押さえ部401Aと、嵌
合部403Aとを有している。嵌合部403Aは、キャ
ップ403の周縁部が押さえ部401Aによって押圧さ
れ、塑性変形されて、形成された部分である。つまり、
キャップ403は、材質が軟らかいアルミ合金製である
ことから、嵌合部403Aは、押さえ部401Aと周溝
部419とによって大きく変形される。従って、ナット
401とキャップ403との接合部分である嵌合部40
3Aは、押さえ部401Aと周溝部419とよく密着さ
れると共に強固に嵌合され、高いシール効果を提供す
る。しかも、カシメ工程が終了すれば、自動的にシール
が完了することとなるので、防水性が高いナットを少な
い製造工程で容易に製造することができる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な態様
の実施が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明のハブナットは、加工工数が多く
なる盲ネジ孔加工を行なうことなくハブボルトと螺合す
るネジ孔を形成でき、生産性が向上されるという優れた
効果を奏する。そのうえ、袋ナットの帽子状部分の肉厚
を薄くして、材料の歩留まりを高くすることが容易な加
工方法で行なえ、生産性の向上および材料コストの低減
を図ることができる。そして、請求項1〜3のハブナッ
トにおいては、ナットとキャップの接合部分がシール性
を有するので、帽子状部分の防水性が高くなる。従っ
て、ハブナットで自動車の車輪を締め付け永年使用した
としても、雨水等の浸入によって腐食が発生することが
なく、耐久性、安全性が向上されるという顕著な効果が
ある。 しかも、請求項1〜3のハブナットにおいては、
カシメ工程が終了すれば、自動的にシールが完了するこ
ととなるので、帽子状部分の防水性が高いナットを少な
い製造工程で容易に製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナットの部分断面図である。
【図2】ナットの平面図である。
【図3】キャップの正面図である。
【図4】ハブナットの製造状態の説明図である。
【図5】ハブナットの製造状態の説明図である。
【図6】ハブナットの断面図である。
【図7】ハブナットの使用状態の説明図である。
【図8】ハブナットの製造状態の説明図である。
【図9】ハブナットの部分断面図である。
【図10】ハブナットの製造状態の説明図である。
【図11】ハブナットの部分断面図である。
【図12】ハブナット305の部分断面図である。
【図13】ハブナット405の製造状態の説明図であ
る。
【図14】ハブナット405の部分断面図である。
【符号の説明】
1、101、201、301、401…ナット 3、103、203、303、403…キャップ 5,105、305、405…ハブナット 11…ネジ孔 13…当り面 15、115、315、415…凹形状部 21、23…金型 25、425…パンチ 1A、401A…押え部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部から他端部側にネジ孔が形成され
    るとともに、該一端部にディスクホイールとの当り面を
    有するナットに、上記他端部から上記ネジ孔と同軸で、
    かつ該ネジ孔の内径より大きな内径の所定深さの凹形状
    部を形成し、該凹形状部内に該凹形状部の内径に対応し
    た外径で、周縁部の厚さが該凹形状部の深さより薄い板
    状のキャップを入れ、該ナットにおける上記キャップの
    周囲近傍をカシメて、該ナットに該キャップを固定した
    ハブナットであって、 上記ナットとキャップとの接合部
    分にシール部材が介装されたことを特徴とするハブナッ
    ト。
  2. 【請求項2】 一端部から他端部側にネジ孔が形成され
    るとともに、該一端部にディスクホイールとの当り面を
    有するナットに、上記他端部から上記ネジ孔と同軸で、
    かつ該ネジ孔の内径より大きな内径の所定深さの凹形状
    部を形成し、該凹形状部内に該凹形状部の内径に対応し
    た外径で、周縁部の厚さが該凹形状部の深さより薄い板
    状のキャップを入れ、該ナットにおける上記キャップの
    周囲近傍をカシメて、該ナットに該キャップを固定した
    ハブナットであって、上記ナットの凹形状部の周壁に、
    該凹形状部の底部に向かうにつれて内径が縮小するナッ
    ト側テーパー部を形成するとともに、上記キャップの周
    縁部に、該ナット側テーパー部に当接するキャップ側テ
    ーパー部を形成し、該ナットにおける上記キャップの周
    囲近傍をカシメて、上記キャップ側テーパー部とナット
    側テーパー部とを密着させてなることを特徴とするハブ
    ナット。
  3. 【請求項3】 一端部から他端部側にネジ孔が形成され
    るとともに、該一端部にディスクホイールとの当り面を
    有するナットに、上記他端部から上記ネジ孔と同軸で、
    かつ該ネジ孔の内径より大きな内径の所定深さの凹形状
    部を形成し、該凹形状部内に該凹形状部の内径に対応し
    た外径で、周縁部の厚さが該凹形状 部の深さより薄い板
    状のキャップを入れ、該ナットにおける上記キャップの
    周囲近傍をカシメて、該ナットに該キャップを固定した
    ハブナットであって、上記ナットの凹形状部の底部の隅
    に沿って周溝部を形成するとともに、上記カシメの際
    に、上記キャップの周縁部を該周溝部に押し込んで固定
    したことを特徴とするハブナット。
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