JP2001208029A - キャップナット - Google Patents

キャップナット

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JP2001208029A
JP2001208029A JP2000013512A JP2000013512A JP2001208029A JP 2001208029 A JP2001208029 A JP 2001208029A JP 2000013512 A JP2000013512 A JP 2000013512A JP 2000013512 A JP2000013512 A JP 2000013512A JP 2001208029 A JP2001208029 A JP 2001208029A
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press
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inner peripheral
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JP2000013512A
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Tsuyoshi Sugiura
強 杉浦
Ryuji Suzuki
竜治 鈴木
Keiji Nomura
圭史 野村
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Sugiura Seisakusho Co Ltd
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Sugiura Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接手法に伴う不具合のない、品質管理の容
易なキャップナットを提供する。 【解決手段】 キャップナット10において、ナット本
体2は、めねじ部21を備えためねじ孔20を有し、さ
らに、おねじ部材との螺合開始側29とは反対側にめね
じ孔20と連通する外側孔部22を有している。また、
キャップ1は、ナット本体2の外側孔部22の開口部か
ら外側孔部22の内周面に圧入された圧入筒部12と、
ナット本体2の外側孔部22を塞ぐように圧入筒部12
と一体的に形成されたキャップ本体14とを備えてい
る。キャップ1の圧入筒部12には、ナット本体2の外
側孔部22の内周面に圧接する複数の凸部(セレーショ
ン)13が形成されており、外側孔部22の内周面と圧
接して摩擦を生じ、キャップ1とナット本体2との固定
を強固なものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップナットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャップナットはホイルナット等
として用いられ、特に審美性を改善するためにキャップ
が被せられた構成で用いられている。例えば、ホイルナ
ットの場合、一般には、キャップ本体にキャップを溶接
した後、装飾性を付与するためクロム系のメッキが施さ
れた構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ホイル
ナットのような構造のキャップナットの場合、溶接時の
溶接粉がねじ部に付着してボルトとの締付け不良を招い
たり、溶接部の微細な隙間にメッキが付着せず、発錆の
原因となったりして品質管理が難しいという問題を含ん
でいる。
【0004】本発明の課題は、溶接手法に伴う不具合の
ない、品質管理の容易なキャップナットを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明のキャップナットは、めねじ
孔を備えるとともに、該めねじ孔からおねじ部材の先端
が突出することを許容するために前記めねじ孔のおねじ
部材との螺合開始側とは反対側に前記めねじ孔と連通す
るように、かつ外部に開口するように形成された非ねじ
形態の外側孔部を有するナット本体と、そのナット本体
の前記外側孔部の開口側から該外側孔部の内周面に締ま
り嵌めで圧入された圧入筒部、及び前記ナット本体の外
側孔部を塞ぐように前記圧入筒部と一体的に形成された
キャップ本体を備え、前記圧入筒部には前記ナット本体
の外側孔部の内周面に圧接する複数の凸部が形成された
キャップと、を含むことを特徴とする。
【0006】このような構成のキャップナットは、ナッ
ト本体における非ねじ形態の外側孔部に、キャップの圧
入筒部が締まり嵌めで圧入されるため、溶接による固定
に比べて簡便にキャップをナット本体に保持(固定)さ
せることが可能である。さらに、圧入筒部にはナット本
体の外側孔部の内周面に圧接する複数の凸部が形成され
ているため、該凸部が外側孔部の内周面との間で摩擦を
生じ、その摩擦力により、キャップのナット本体に対す
る固定力を強固にすることができる。また、圧入による
固定のため、溶接により生じる溶接粉のねじ部への付着
によるボルトへの締付け不良や溶接部の微細な隙間に起
因するメッキの付着不良による発錆の問題もない。
【0007】また、上記構成を例えばホイルナットに適
用した場合、次のような環境面での効果も期待できる。
すなわち、昨今の環境問題により、メッキに利用される
六価クロムの使用が制限されつつあるが、本発明に従え
ば六価クロムの使用を抑えつつ、必要な装飾性を付与し
たホイルナットを安価に作ることができる。
【0008】前記したようにホイルナットでは装飾性が
要求されるが、溶接手法で製造するホイルナットに装飾
性をメッキで付与する場合は、その製造工程で六価クロ
ムを使用することとなる。ホイルナットを材質自身が装
飾性を有する材質、例えばステンレス鋼材製とすれば、
メッキ、つまり六価クロムを使用せずに装飾性を付与で
きるが、この場合は材料費、ひいてはホイルナットの製
造コストが高価になることが避けられない。
【0009】一方、ホイルナットの装飾性は、ホイルナ
ットでタイヤを自動車のホイルに固定したとき、外面に
露出するキャップ部分のみ付与すれば足りることが考え
られる。この場合、本発明によれば、装飾性を付与する
キャップのみを高価なステンレス鋼材製とし、ナット本
体には安価な通常の鋼材を使用する構成を容易に採用で
きる。ここで、通常鋼材製のナット本体に六価クロムを
使用しない防錆塗布剤を採用すれば、その製造段階で六
価クロムを使用することなく最低限の装飾性付与が可能
となる。
【0010】なお、本発明構造によれば、最低限装飾性
が要求されるキャップのみを従来と同様のクロム系の装
飾性メッキとすることもできる。この場合、下記と同
様、ナット本体に六価クロムを使用しない防錆塗布剤を
採用すれば、その製造工程で六価クロムの使用量を大幅
に低減できる。また、キャップとしても材料自体が装飾
性を有するものであれば、アルミニウム製等の他の材料
を採用することもできる。
【0011】上記キャップの圧入筒部の外周面には、複
数の凸部としてセレーションを形成することができる。
この場合、セレーションの各歯がナット本体の外側孔部
の内周面との間で摩擦を生じるため、両者間の摩擦力が
増大し、キャップのナット本体に対する固定力がより強
固になる。
【0012】また、そのセレーションと前記外側孔部の
内周面との間にはシール部材を介在させることができ
る。外側孔部の内周面とセレーションの外周面(谷部
分)との間には隙間が形成される場合があり、その隙間
にゴミ、水等が入り込んで、当該キャップナットに錆等
が発生することがある。本発明においてはセレーション
と外側孔部の内周面との間にシール部材が介在されてい
るため、それらの隙間へのゴミ、水等の浸入が防止ない
し抑制されている。このようなシール部材としては、例
えばアクリル系等の熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ
系、フェノール系等の熱硬化性樹脂等からなる接着剤等
を用いることができ、該接着剤は、キャップをナット本
体に圧入する前に塗布しておき、その後、キャップをナ
ット本体に圧入することで両者を固定するのがよい。
【0013】次に、キャップの圧入筒部には自身の周方
向に延びる1又は複数条の環状の凸部を形成することが
できる。この場合、この環状凸部が前記外側孔部の内周
面に圧入されて、その内周面に圧接する複数の凸部とし
て機能するとともに、ナット本体とキャップとの間の液
密性を維持するシール部材を兼ねる。したがって、該環
状凸部と前記外側孔部の内周面との摩擦によりナット本
体とキャップとが強固に固定され、且つ高い液密性を有
したキャップナットを簡便に提供することができる。
【0014】また、キャップの圧入筒部に、上記セレー
ションと上記環状凸部(周方向に延びる1又は複数条の
凸部)とを形成し、それらが外側孔部の内周面に圧入さ
れて、その内周面との圧接によりナット本体とキャップ
とを固定するとともに、環状凸部がナット本体とキャッ
プとの間の液密性を維持するシール部材を兼ねるものと
することもできる。具体的には、キャップの圧入筒部の
先端側にセレーションを形成し、その圧入筒部の前記キ
ャップ本体側に環状凸部を形成することができる。この
場合、例えばセレーションによりキャップとナット本体
との固定力が維持され、さらにセレーションよりも前記
キャップ本体側に設けられた環状凸部により固定力及び
液密性が確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1(a)、
(b)は、本発明の一実施例としてのキャップナットの
側面図(a)及び部分断面図(b)である。キャップナ
ット10は、一般的に例えばホイルナット等に用いられ
るもので、キャップ1とナット本体2とが固定された構
成を有している。ナット本体2は、めねじ部21を備え
ためねじ孔20を有し、さらにおねじ部材との螺合開始
側29とは反対側にめねじ孔20と連通する外側孔部2
2を有している。外側孔部22は、めねじ孔20よりも
大径で、外部に開口する非ねじ形態の孔部であって、め
ねじ孔21からおねじ部材の先端が突出することを許容
する。
【0016】ナット本体2には、軸線方向中間付近にフ
ランジ31が形成され、フランジ31の螺合開始側29
には荷重受け面30が径方向に延びており、さらに荷重
受け面30の螺合開始側29にはワッシャ31aが相手
座面との間に介されている。フランジ31を挟んで螺合
開始側29にはめねじ孔21を有するねじ形成筒部3
4、その反対側には軸断面形状が六角形の六角部33が
形成され、六角部33に対して所定のレンチ等を嵌め合
わせ、キャップナット10にトルクを掛けることが可能
とされている。なお、六角部33の内周面には上記外側
孔部22が形成されている。
【0017】一方、キャップ1は、本実施例の場合、中
実状に形成され、ナット本体2の外側孔部22の開口部
から外側孔部22の内周面に圧入された圧入筒部12
と、ナット本体2の外側孔部22を塞ぐように圧入筒部
12と一体的に形成されたキャップ本体14と、を備え
ている。図2(a)、(b)はキャップ1の側面図
(a)及び軸断面図(b)であり、キャップ1の圧入筒
部12には、ナット本体2の外側孔部22の内周面に圧
接する複数の凸部(本実施例の場合、セレーションによ
る)13が形成されている。なお、同図(b)のセレー
ション13は模式的に示している。
【0018】セレーション(凸部)13は、例えば転造
等の塑性加工により形成され、その塑性変形により凸部
は圧入筒部12の外周面から僅かに肉盛り(突出)する
ものとなる。また、キャップ1の圧入筒部12の先端側
には、当該キャップ1のナット本体2への圧入による嵌
め込みを容易にするために先細りのテーパ15が形成さ
れている。なお、図1(c)及び図2(c)に示すよう
に、キャップ1を中空状に形成し、キャップ1ないしキ
ャップナット10の全体重量を低減させることも可能で
ある。
【0019】以下、キャップナットの変形例について図
面を参照しつつ説明する。なお、図1に示したキャップ
ナット10と同様の構成の部材については、図1と同じ
符号を付し説明を省略する。図3(a)、(b)に示す
キャップナット50は、キャップ51において、キャッ
プ本体52の外周面が六角形とされている。すなわち、
キャップ本体52の軸断面形状が六角形とされており、
ナット本体2へ圧入した状態で、ナット本体2の六角部
33の外周面とキャップ本体52の外周面とが面一とな
る。この場合、キャップ51とナット本体2とが外観上
一体化された部材に見えるため、審美性に優れたものと
なる。
【0020】なお、キャップ51は、例えば中実状に形
成され、ナット本体2の外側孔部22の内周面に圧入さ
れた圧入筒部12と、ナット本体2の外側孔部22を塞
ぐように圧入筒部12と一体的に形成されたキャップ本
体52と、を備えている。図4(a)、(b)は、キャ
ップ50におけるキャップ本体52の軸断面図(a)及
びキャップ51の側面図(b)である。キャップ51の
圧入筒部12には、セレーション13が形成されてお
り、この場合、セレーション13の各歯がナット本体2
の外側孔部22の内周面に圧接して、内周面との間で摩
擦力を生じさせ、その摩擦力によりキャップ51とナッ
ト本体2とが固定される。なお、このキャップ51につ
いても、図3(c)及び図4(c)に示すように中空状
に形成して、全体重量を低減させることも可能である。
【0021】次に、図5(a)は本発明のキャップナッ
トを構成するキャップの一変形例を示す側面図である。
この場合のキャップ60は、圧入筒部12においてその
周方向に環状に延び、径方向に突出する1ないし複数条
の環状凸部17(本実施例の場合2条)と、図1に示し
たものと同様のセレーション13とを備える。具体的に
は、圧入筒部12の先端側にセレーション13が形成さ
れ、その圧入筒部12のキャップ本体14側に環状凸部
17が形成されている。この場合、環状凸部17は、ナ
ット本体2(図1参照)の外側孔部22の内周面に圧接
する凸部として機能し、外側孔部22の内周面との間で
摩擦を生じ、キャップ60とナット本体2(図1参照)
との固定をより確実なものとする。さらに、セレーショ
ン13の外周面(谷部分)と外側孔部22の内周面との
間に生じる隙間に、ゴミ、水等が浸入することを防止す
るシール部材として機能し、当該キャップナットの液密
性を確保する。
【0022】なお、環状凸部17は、上記セレーション
13と同様、例えば転造等の塑性加工により形成され、
その塑性変形により凸部は圧入筒部12の外周面から僅
かに突出(肉盛り)するものとなる。また、このキャッ
プ60においても、図5(b)の断面図に示すように中
空状とすることが可能である。
【0023】一方、図6に示すキャップ70は、セレー
ション13を備えず、図5に示したキャップ60と同様
の環状凸部17のみを備えたキャップである。この場
合、環状凸部17がナット本体2(図1参照)の外側孔
部22の内周面に圧接して摩擦を生じ、その摩擦力によ
りキャップ60とナット本体2(図1参照)とを固定さ
せる。なお、このキャップ70においても、図6(b)
の断面図に示すように中空状とすることも可能である。
【0024】次に、上述した各キャップのセレーション
13の外周面(谷部分)と、ナット部材2の外側孔部2
2の内周面との間に生じる隙間を埋めるために、シール
部材として接着剤をセレーション13に対して塗布する
こともできる。図7は、その一実施例として、図1に示
したキャップ1のセレーション13に接着剤を塗布した
例を示すものである。
【0025】図7(a)に示すように、ナット本体2の
外側孔部22に圧入する前に、例えばエポキシ系の硬化
性の接着剤19をセレーション13に対して塗布し、そ
の後外側孔部22にキャップ1を圧入すると、図7
(b)に示すように、セレーション13の外周面とナッ
ト部材2の外側孔部22の内周面との間の隙間に接着剤
層19aが形成される。この場合、接着剤層19aの接
着力により、キャップ1とナット本体2との間の固定が
より確実なものとされ、さらに上記隙間が接着剤層19
aにより埋められるためにキャップナット10の液密性
が確保されるようになる。
【0026】以上、本発明に係る実施例として、キャッ
プの圧入筒部12の外周面に形成され、ナット本体の外
側孔部の内周面と圧接する凸部の幾つかの例を示した
が、凸部の形態は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、突起状の凸部を圧入筒部12の外周面に点
在させたりすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップナットの一実施例を示す側面
図、部分断面図、及び中空状のキャップの一例を示す全
体断面図。
【図2】図1のキャップナットのキャップを拡大して示
す側面図、軸断面図、及び中空状のキャップの一例を示
す縦断面図。
【図3】キャップナットの一変形例を示す側面図、部分
断面図、及び中空状のキャップの一例を示す全体断面
図。
【図4】図3のキャップナットのキャップを拡大して示
す軸断面図、側面図、及び中空状のキャップの一例を示
す縦断面図。
【図5】本発明のキャップナットに使用するキャップの
一変形例を示す側面図、及び中空状のキャップの一例を
示す縦断面図。
【図6】本発明のキャップナットに使用するキャップの
一変形例を示す側面図、及び中空状のキャップの一例を
示す縦断面図。
【図7】シール部材を備えたキャップの一変形例を説明
するための側面図、及びその実施形態を示す軸断面図。
【符号の説明】
1,51,60,70 キャップ 2 ナット本体 10,50 キャップナット 12 圧入筒部 13 凸部(セレーション) 14,52 キャップ本体 17 環状凸部(凸部) 19 接着剤 19a 接着剤層(シール部材) 20 めねじ孔 21 めねじ部 22 外側孔部 29 螺合開始側

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めねじ孔を備えるとともに、該めねじ孔
    からおねじ部材の先端が突出することを許容するために
    前記めねじ孔のおねじ部材との螺合開始側とは反対側に
    前記めねじ孔と連通するように、かつ外部に開口するよ
    うに形成された非ねじ形態の外側孔部を有するナット本
    体と、 そのナット本体の前記外側孔部の開口側から該外側孔部
    の内周面に締まり嵌めで圧入された圧入筒部、及び前記
    ナット本体の外側孔部を塞ぐように前記圧入筒部と一体
    的に形成されたキャップ本体を備え、前記圧入筒部には
    前記ナット本体の外側孔部の内周面に圧接する複数の凸
    部が形成されたキャップと、 を含むことを特徴とするキャップナット。
  2. 【請求項2】 前記キャップの圧入筒部の外周面には複
    数の凸部としてセレーションが形成されている請求項1
    に記載のキャップナット。
  3. 【請求項3】 前記キャップの圧入筒部のセレーション
    と前記外側孔部の内周面との間にはシール部材が介在す
    る請求項2に記載のキャップナット。
  4. 【請求項4】 前記キャップの圧入筒部には自身の周方
    向に延びる1又は複数条の環状の凸部が形成されて、こ
    の環状凸部が前記外側孔部の内周面に圧入されて、前記
    外側孔部の内周面に圧接する複数の凸部として機能する
    とともに、前記ナット本体と前記キャップとの間の液密
    性を維持するシール部材を兼ねる請求項1に記載のキャ
    ップナット。
  5. 【請求項5】 前記キャップの圧入筒部の軸方向におけ
    る第1の領域には前記外側孔部の内周面に圧入されたセ
    レーションが形成され、また前記圧入筒部の軸方向にお
    ける第2の領域には周方向に延びる1又は複数条の環状
    凸部が形成されて、この環状凸部も前記外側孔部の内周
    面に圧入されて、その内周面に圧接する複数の凸部とし
    て機能するとともに、前記ナット本体と前記キャップと
    の間の液密性を維持するシール部材を兼ねる請求項1に
    記載のキャップナット。
  6. 【請求項6】 前記キャップの圧入筒部の先端側に前記
    セレーションが形成され、その圧入筒部の前記キャップ
    本体側に前記環状凸部が形成されている請求項5に記載
    のキャップナット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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