JPS62184213A - ロツクナツトおよびその製造方法 - Google Patents

ロツクナツトおよびその製造方法

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JPS62184213A
JPS62184213A JP2499986A JP2499986A JPS62184213A JP S62184213 A JPS62184213 A JP S62184213A JP 2499986 A JP2499986 A JP 2499986A JP 2499986 A JP2499986 A JP 2499986A JP S62184213 A JPS62184213 A JP S62184213A
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JP
Japan
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nut
elliptical
nut body
circular
female screw
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Pending
Application number
JP2499986A
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English (en)
Inventor
和正 二村
敏夫 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は撮動や繰返し応力などによるボルトの弛みを防
止するロックナツトおよびその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、締結用ナツトとしてナツトのもどシ止めを行なう
ものにロックナツトと呼ばれるものがあり、これにはそ
の形状を異にする溶接ナツト、フランジ付きナツト、あ
るいは通常のナツトが使用され、ナツトの弛みを防止す
るため。
ねじ部の形状を一部変形させている。
このロックナツトには、たとえば第1の従来例として第
5図および第6図に示すものがあり、多角形のナツト本
体20と、該ナツト本体の座面21の反対側にナツト本
体20よシ断面積の小さい環状の締付カラー22とを一
体に形成し。
この締付カラー22は、そのメネジ部をナツト本体側の
円形から略楕円に偏歪させたものがあ入 l蔵小昭44
−フI An9−自一へ艦魯詔1−上記のように形成さ
れたメネジ部23を備えた締付カラーは、ナツトの弛み
防止部となシ。
螺合するボルトに対して摩擦係合を増大させることがで
きる。
また、第2の従来例としては、第7図および第8図で示
すように、ナツト本体の向い合う一対の側面24を圧縮
することによシ、最初円筒形であったメネジ部23の上
端部を楕円形に歪めたもの(%公昭45−26769号
公報参照)があり、さらに第3−9第4の従来例として
は、第9図および第10図、もしくは第11図に示すよ
うに、ナツト本体20の各平担側面25または選択した
複数個の平担側面26に刻設した外側軸方向溝27ない
し凹部28を設け、メネジ部23を円形から変形させた
ものがある(特公昭4B−18410号公報、特公昭4
B−13138号公報参照)0 上記のようなロックナツトは、全てメネジ部23の形状
を一部変形し、ナツトの弛み防止部を形成することによ
り、螺合するボルトに対して摩擦係合を強固にして、ロ
ッキングトルクを増大させることができる・ (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の従来例におけるロックナツトは、
いずれもナツト頂部のネジ内径面と外周面との肉厚Wが
一定であるため、この肉厚を厚くすると弛み止めの目的
は達成されるが。
締付けに要する力が過大となシ、ひいてはネジ部の焼付
けを生じる原因ともなっていた。
また逆に肉厚が薄くなると、締付けは楽になるがナツト
頂部が塑性変形を起こして弛み止めの機能が不十分とな
る問題点があった。
このような事情に鑑みて1本発明はナツト本体に一体に
形成された弛み防止部の肉厚を異なる形状に加工して、
過度の締付はトルクを要せず、しかも十分な弛み止め機
能を発揮するロックナツトおよびその製造方法を提供す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明のロックナツトは、ナ
ツト本体と該ナツト本体の軸方向に延設する略円筒状の
弛み防止部とからなり、該弛み防止部の内周面に前記ナ
ツト本体の円形メネジ部に連なる楕円メネジ部を有し、
該楕円メネジ部の長径は前記円形メネジ部より大径であ
シ、短径は円形メネジ部よシ小径であるとともに、前記
弛み防止部の楕円メネジ部短径方向の肉厚が長径方向の
肉厚よりも大である構成となっている。
また、その製造方法は、まず、ナツト本体とナツト本体
の軸方向に延設する楕円形状の突出部を形成した後、該
突出部と前記ナツト本体を軸方向に貫通する円形メネジ
を螺刻し、さらに、前記突出部の外周の長径部分を半径
方向に押圧変形させることにより、その内周の円形メネ
ジを楕円形に変形させることを特徴としている〇(作用
) このような構成としたことから、ナツト本体の円形メネ
ジ部は、ネジ嵌合に適合したボルト等のオネジ部が適正
なはめ合い公差にて螺合される。
そして、弛み防止部の楕円メネジ部内にオネジ部を摩擦
係合させると、楕円メネジ部の内周は略楕円形状であシ
、その短径が円形メネジ部の径よシ小さく、シかも楕円
メネジ部の短径側には弛み防止部の肉厚部を形成してい
るため、大きなロッキングトルクが確保され、しかも楕
円メネジ部の長径側は弛み防止部の肉薄部を形成してい
るので、変形が容易となる。それ故。
締付はトルクを過大にさせずとも、オネジ部の形状に合
わせて楕円メネジ部を変形させることになる。
さらに、肉薄部を形成する楕円メネジ部の長径側は、嵌
合されるオネジ部よりも大径となっているから、ネジ嵌
合による摩擦係合を生じない部分を有することになシ、
ナツトの締付けにおいて、ネジ部の焼付けを防ぐととも
K、上述の作用によってナツトの弛みを防止できる・(
実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する◇第1図ない
し第3図において、本実施例のロックナツト1は、たと
えば溶接ナツトであって。
多角形(ここでは四角形)のナツト本体2、ナツト本体
の端面2aに一体に設けられた弛み防止部3、およびナ
ツト本体の底面、即ち溶接ナツトを鋼板4にグロジェク
ション溶接するナツトの座部側に設けた4つの突起部5
とで概略構成されている。
ナツト本体2は、ナツトの直径りである二面幅を有し、
弛み防止部3とともに、ナツトの中心部を軸方向に貫通
するメネジ部が設けられ。
とのメネジ部のナツト本体側に円形メネジ部7を形成し
ている。
弛み防止部3は、ナツトの直径りよりも小径な円筒形状
で、その高さhがナツト本体2の高さHに対して約LL
3〜1倍程度の範囲にあシ、この弛み防止部3の内周面
には、略楕円形状の楕円メネジ部8が形成されている・
楕円メネジ部8の長径側は弛み防止部3の肉薄部9とな
シ、短径側が肉厚部10を形成して、弛み防止部3に肉
厚差を設けている。
このような肉厚差を有する弛み防【ト部3を設けたロッ
クナツト1を製造する方法は、まず第4図に示すように
、多角形のナツト本体2の端面2aには、外形がナツト
の直径りよりも小径な略楕円形状である突出部3aと、
ナツト本体2の底面2bの外周近くに複数の突起部5を
備え、ナツト本体2と突出部3の中心部をナツトの軸方
向に貫通するネジ下孔6が設けられたナツトブランク1
1を形成する。
したがって、この時点では、突出部3aの外周が楕円形
状で、内周のネジ下孔6は略真円形状となるため、外周
の長径側に肉厚部10aを有し、外周の短径側に肉薄部
9aを有することになる〇 次に、ナツトブランク11のネジ下孔6に円形メネジ部
7を螺刻し、その後、突出部3aの外周をロール成形等
の手段によシ、楕円形状から円形状に成形加工する。
この突出部3aの楕円外周をロール成形すると、長径側
の肉厚部10aに押圧力が加わシ、短径側の肉薄部9a
が圧し潰される形で半径方向外方に押し出されることに
なって、ナツトブランクの突出部3aは、外周が略真円
となり、内周が略楕円となった弛み防止部3を形成する
したがって、ナツト本体2と同じ円形メネジ部7は、突
出部3aの近傍において、その円形内周が、肉厚部10
aから押圧力を受けて、肉薄部9aへ拡がった略楕円形
状の楕円メネジ部8に変形するため、突出部3aの肉厚
部10aは弛み防止部3の肉厚部10となり、突出部5
aの肉薄部9aは弛み防止部3の肉薄部9に変わること
により、肉厚差を有する弛み防止部3を作り出すことが
できる0 この弛み防止部3は楕円メネジ部8の内周が略楕円形状
で、外周部分が略真円であるため、楕円メネジ部8の外
側に肉厚差を生じることになる。即ち、楕円メネジ部8
の長径側は肉薄となり、逆に楕円メネジ部8の短径側は
肉厚となるO なお、この肉厚差は、突出部3aの楕円形状を適宜選ぶ
ことによシ、自由に変えることができる。
このような肉厚差を有する弛み防止部5を備えたロック
ナツト1の使用方法についてその作用とともに説明する
〇 ナツト本体底面2aのメネジ部先端に案内されて螺合す
るボルトは1円形メネジ部7内をスムーズな回転によシ
、ネジ嵌合されていく0ボルトが弛み防止部3に螺合し
始めると、内周面が略楕円形状の楕円メネジ部8の肉厚
部側で大きなロッキングトルクを確保しつつ、肉薄部側
で、メネジの変形を容易にするメネジ部の変形追従性を
もたせているので、過度の締付はトルクを必要とするこ
となく容易にナツトの締付けを行なえる。
つまり、従来、ボルトのネジ表面におけるめっき等の表
面処理状態や油の付着によシ摩擦係合における摩擦係数
8が大きく変わることにより、締付はトルクがばらつき
、それが過度に大きくなると、ネジが焼付いてしまうと
いう不具合を防止することができる。
また、特に溶接ナツトにおいては、溶接後にナツトが焼
付いたりすると、被溶接部材の取シ替えなどが発生する
が上述の構成によりこの問題を解消でき、組立作業を円
滑に行なうことができる。
本実施例では溶接ナツトについて説明したが、これに限
らず、ロックナツトとしての機能を生じさせる弛み防止
部を備えるものであれば他の形状である7ランジ付ナツ
トや通常のナツト等にも利用できる。
また、ナツト本体の外形を実施例においては、多角形状
としたが1本発明においてはどのような形状であっても
よい0即ち、締付トルクを加える二面幅もしくはそれと
同機能を有する部分が形成されたもの、さらには、たと
えばナツト本体を自動車等のボディに溶接して固定する
場合には、ナツト本体が円形状であってもよい。
さらに、本発明の弛み防止部の外形状は、ローラ成形等
によって円筒状となシ、肉厚差の関係から断面円形が望
ましいが、楕円メネジ部の長径方向の肉厚が短径方向の
肉厚よりも小であれば、所定の目的は達せられるので外
形断面が楕円であってもよい。
(発明の効果ン 以上説明したことから明らかなように、本発明はナツト
のゆるみを防ぐ弛み防止部の肉厚に変化をもたせたこと
から、締付時の塑性変化を起すことがない肉厚部で十分
な弛み止め機能を果すことができ、しかも肉薄部がナツ
トに螺合するボルト等のオネジ部にならって変形可能と
なるので、過度の締付はトルクがなくなり、ネジの焼付
けを防止することに伴ない締付は作業を容易にして、組
立ラインの生産性を向上させることができる〇
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示す一部断面側面図、 第2図および第5図は、第1図における平面図および底
面図。 第4図は本実施例のロックナツトを製造する工程におけ
るナツトブランクを示しており 、 (a)はその断面
側面図、(b)はその平面図、第5図および第6図は、
第1の従来例における斜視図および平面図。 第7図および第8図は、第2の従来例における平面図お
よび斜視図、 第9図および第10図は、第3の従来例における平面図
および斜視図、 第11図は第4の従来例における平面図である0 2・・・ナツト本体    5・・・弛み防止部3a・
・・突出部     6・・・ネジ下孔7・・・円形メ
ネジ部   B・・・楕円メネジ部9・・・肉薄部  
   10・・・肉厚部特許出願人     トヨタ自
動車株式会社(しh−1,Z) ?I¥3図   第10   第2ryJ第4図 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナット本体と該ナット本体の軸方向に延設する略
    円筒状の弛み防止部とからなり、 該弛み防止部の内周面に前記ナット本体の 円形メネジ部に連なる楕円メネジ部を有し、該楕円メネ
    ジ部の長径は前記円形メネジ部 より大径であり、短径は円形メネジ部より小径であると
    ともに、前記弛み防止部の楕円メネジ部短径方向の肉厚
    が長径方向の肉厚よりも大であることを特徴とするロッ
    クナット。(2)ナット本体とナット本体の軸方向に延
    設する楕円形状の突出部を形成した後、 該突出部と前記ナット本体を軸方向に貫通 する円形メネジを螺刻し、 さらに、前記突出部の外周の長径部分を半 径方向に押圧変形させることにより、その内周の円形メ
    ネジを楕円形に変形させることを特徴とするロックナッ
    トの製造方法。
JP2499986A 1986-02-07 1986-02-07 ロツクナツトおよびその製造方法 Pending JPS62184213A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8038352B2 (en) 2007-01-26 2011-10-18 Jtekt Corporation Rolling bearing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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