JPH074291B2 - フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法 - Google Patents
フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法Info
- Publication number
- JPH074291B2 JPH074291B2 JP62100412A JP10041287A JPH074291B2 JP H074291 B2 JPH074291 B2 JP H074291B2 JP 62100412 A JP62100412 A JP 62100412A JP 10041287 A JP10041287 A JP 10041287A JP H074291 B2 JPH074291 B2 JP H074291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fly
- fastener
- roller
- slider
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/42—Making by processes not fully provided for in one other class, e.g. B21D53/50, B21F45/18, B22D17/16, B29D5/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H37/00—Machines, appliances or methods for setting fastener-elements on garments
- A41H37/06—Setting slide or glide fastener elements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H43/00—Other methods, machines or appliances
- A41H43/02—Handling garment parts or blanks, e.g. feeding, piling, separating or reversing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、フライ付き連続スライドファスナーチェーン
を走行する間に、スライダーを通し、下止め具を取付け
る等の仕上げ加工を施し、所定長さをもつフライ付きス
ライドファスナーに成形する際、走行路に沿って連続ス
ライドファスナーチェーンを送る方法に関する。
を走行する間に、スライダーを通し、下止め具を取付け
る等の仕上げ加工を施し、所定長さをもつフライ付きス
ライドファスナーに成形する際、走行路に沿って連続ス
ライドファスナーチェーンを送る方法に関する。
（従来の技術） 連続スライドファスナーチェーン（連続チェーンと略称
する）に取付けたフライは、例えばズボンの前立てとな
るもので、連続チェーンの巾よりも広く、連続チェーン
の片側に等間隔おきに縫着されるものである。このフラ
イ付き連続チェーンを走行して順次加工を施す場合に
は、その当初フライを二つ折りに曲げて片側のファスナ
ーテープの裏側に重ねるため、連続チェーンの左右の厚
みが異なるものである。これを上下のローラ間に挟んで
送ると、その厚みの違いのため曲って送られるものであ
り、たとえガイド溝内に沿って送行しても連続チェーン
に捩り応力が作用し、折り曲げたフライの折り状態が乱
れてしまう。これを解決する一つの手段として、例えば
特開昭60-85704号公報に記載した技術が知られている。
当該公報による送り装置は、上下に配設したローラによ
りその一方に回転駆動力を付与するが、上下のローラに
連続チェーンの噛合するファスナーエレメント部を挾持
する歯部を設け、ファスナーエレメント部より送りをか
け、連続チェーンに通したスライダーの通過時に上のロ
ーラを上昇するように構成したものである。
する）に取付けたフライは、例えばズボンの前立てとな
るもので、連続チェーンの巾よりも広く、連続チェーン
の片側に等間隔おきに縫着されるものである。このフラ
イ付き連続チェーンを走行して順次加工を施す場合に
は、その当初フライを二つ折りに曲げて片側のファスナ
ーテープの裏側に重ねるため、連続チェーンの左右の厚
みが異なるものである。これを上下のローラ間に挟んで
送ると、その厚みの違いのため曲って送られるものであ
り、たとえガイド溝内に沿って送行しても連続チェーン
に捩り応力が作用し、折り曲げたフライの折り状態が乱
れてしまう。これを解決する一つの手段として、例えば
特開昭60-85704号公報に記載した技術が知られている。
当該公報による送り装置は、上下に配設したローラによ
りその一方に回転駆動力を付与するが、上下のローラに
連続チェーンの噛合するファスナーエレメント部を挾持
する歯部を設け、ファスナーエレメント部より送りをか
け、連続チェーンに通したスライダーの通過時に上のロ
ーラを上昇するように構成したものである。
（発明が解決しようとする問題点） ところで、前述の送り装置によれば、歯部にファスナー
エレメントが正確に噛み合う時には正確な送りを行う
が、ときには噛み合わず送りが不規則になることもあ
り、送りに今一つ信頼性を欠く欠点があった。
エレメントが正確に噛み合う時には正確な送りを行う
が、ときには噛み合わず送りが不規則になることもあ
り、送りに今一つ信頼性を欠く欠点があった。
本発明は以上の問題点を解決するために開発したもの
で、捩り力が与えられず確実に直線的に送られるフライ
付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法を提供
することにある。
で、捩り力が与えられず確実に直線的に送られるフライ
付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法を提供
することにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明による解決方法は、片側のファスナーテープの裏
側にフライを止着している連続チェーンを走行する間
に、フライを二つ折り、スライダーを挿通、下止め具を
取付ける各仕上げ工程を行う際に、スライダーを挿通す
る部位と下止め具を取付ける部位との中間部において、
連続チェーンを、そのフライ付きファスナーテープとフ
ライの無いファスナーテープにそれぞれ個々に当接する
駆動ローラ上を走行し、前記のスライダーを挿通する工
程時には、駆動ローラの上方に対向しフライ付きファス
ナーテープに当接する第１副動ローラと、フライの無い
ファスナーテープに当接する第２副動ローラとを共に各
ファスナーテープ上に当接して送り、スライダーを挿通
後の送り工程時には、前記フライ付きファスナーテープ
に当接する第１副動ローラをフライ付きファスナーテー
プより上昇して離反し、フライの無いファスナーテープ
に当接する第２副動ローラのみで連続チェーンを送るこ
とを特徴とする。
側にフライを止着している連続チェーンを走行する間
に、フライを二つ折り、スライダーを挿通、下止め具を
取付ける各仕上げ工程を行う際に、スライダーを挿通す
る部位と下止め具を取付ける部位との中間部において、
連続チェーンを、そのフライ付きファスナーテープとフ
ライの無いファスナーテープにそれぞれ個々に当接する
駆動ローラ上を走行し、前記のスライダーを挿通する工
程時には、駆動ローラの上方に対向しフライ付きファス
ナーテープに当接する第１副動ローラと、フライの無い
ファスナーテープに当接する第２副動ローラとを共に各
ファスナーテープ上に当接して送り、スライダーを挿通
後の送り工程時には、前記フライ付きファスナーテープ
に当接する第１副動ローラをフライ付きファスナーテー
プより上昇して離反し、フライの無いファスナーテープ
に当接する第２副動ローラのみで連続チェーンを送るこ
とを特徴とする。
（実施例） 本発明の方法を実施できる装置によって具体的に説明す
ると、第１図にフライ付きスライドファスナー成形機の
要部を示し、第６図に成形機の全体の概要を示してお
り、この成形機に供給するフライ付き連続チェーン１
は、一対の長尺のファスナーテープ2,2の相対向側縁に
ファスナーエレメント3,3を有し、その長手方向に沿っ
て等間隔おきに複数のファスナーエレメント3,3を欠如
したスペース部４を備え、片側のファスナーテープ２に
ズボンの前立てとなるフライ５を縫着したもので、縫着
時のフライ５は連続チェーン１の横巾より広く、連続チ
ェーン１の裏側に各スペース部４間ごとに重ねて設けた
ものである。
ると、第１図にフライ付きスライドファスナー成形機の
要部を示し、第６図に成形機の全体の概要を示してお
り、この成形機に供給するフライ付き連続チェーン１
は、一対の長尺のファスナーテープ2,2の相対向側縁に
ファスナーエレメント3,3を有し、その長手方向に沿っ
て等間隔おきに複数のファスナーエレメント3,3を欠如
したスペース部４を備え、片側のファスナーテープ２に
ズボンの前立てとなるフライ５を縫着したもので、縫着
時のフライ５は連続チェーン１の横巾より広く、連続チ
ェーン１の裏側に各スペース部４間ごとに重ねて設けた
ものである。
このフライ付き連続チェーン１をフライ付きスライドフ
ァスナーに仕上げる時には、連続チェーン１をその長手
方向に送り、その走行に従ってフライ５を折り曲げる加
工から始め、スペース部よりスライダー６をファスナー
エレメント３に挿通し、次いで下止め具（図示せず）を
取付け、且つスペース部４において切断して成形するも
ので、連続チェーン１の走行は、第６図図示のガイドロ
ーラ７、送りローラ８、排出ローラ９及び搬送コンベア
10で行なわれる。
ァスナーに仕上げる時には、連続チェーン１をその長手
方向に送り、その走行に従ってフライ５を折り曲げる加
工から始め、スペース部よりスライダー６をファスナー
エレメント３に挿通し、次いで下止め具（図示せず）を
取付け、且つスペース部４において切断して成形するも
ので、連続チェーン１の走行は、第６図図示のガイドロ
ーラ７、送りローラ８、排出ローラ９及び搬送コンベア
10で行なわれる。
上記の工程は第６図に示す成形機によって行なうことが
出来るもので、図中左側よりフライ折曲げ部11、スライ
ダー挿通部12、下止め具取付け部13及び定寸切断部14を
それぞれ順次配設している。
出来るもので、図中左側よりフライ折曲げ部11、スライ
ダー挿通部12、下止め具取付け部13及び定寸切断部14を
それぞれ順次配設している。
フライ折曲げ部11は、上下からフライ付き連続チェーン
１を挟む前記ガイドローラ７と傾斜ガイド板15を備え、
傾斜ガイド板15でフライ５を第１図図示の如く二つ折り
に曲げるものある。
１を挟む前記ガイドローラ７と傾斜ガイド板15を備え、
傾斜ガイド板15でフライ５を第１図図示の如く二つ折り
に曲げるものある。
スライダー挿通部12は、連続チェーン１の走行路上に設
けた左右一対の爪片16,16をファスナーエレメント３上
に圧接し、スペース部４に対向した時に両爪片16,16が
スペース部４内に突入し、両爪片16,16間に設けた楔片1
7で両爪片16,16を左右に押し拡げることにより、スペー
ス部４を拡げると共にファスナーエレメント３の先端部
を僅かに割り開く。更に走行路の下方に設けたスライダ
ーホルダー18にシュート19よりスライダー６を受けて保
持し、スライダーホルダー18を上方へ回転して前記割り
拡げたスペース部４内に挿入し、ここで両爪片16をスペ
ース部４より抜き上げれば、スペース部４の互いに寄り
合う復元力で、スペース部４の両側縁がスライダー６内
に挿入する。そこで連続チェーン１を僅かに送ることに
より、スライダー通し工程が終了するものである。
けた左右一対の爪片16,16をファスナーエレメント３上
に圧接し、スペース部４に対向した時に両爪片16,16が
スペース部４内に突入し、両爪片16,16間に設けた楔片1
7で両爪片16,16を左右に押し拡げることにより、スペー
ス部４を拡げると共にファスナーエレメント３の先端部
を僅かに割り開く。更に走行路の下方に設けたスライダ
ーホルダー18にシュート19よりスライダー６を受けて保
持し、スライダーホルダー18を上方へ回転して前記割り
拡げたスペース部４内に挿入し、ここで両爪片16をスペ
ース部４より抜き上げれば、スペース部４の互いに寄り
合う復元力で、スペース部４の両側縁がスライダー６内
に挿入する。そこで連続チェーン１を僅かに送ることに
より、スライダー通し工程が終了するものである。
下止め具取付け部13は、図示してないがパンチとダイよ
りなり、パンチが加工する間に横方向より供給する線材
を切断し且つ曲げて、両ファスナーテープ2,2に跨って
加締めるものである。
りなり、パンチが加工する間に横方向より供給する線材
を切断し且つ曲げて、両ファスナーテープ2,2に跨って
加締めるものである。
定寸切断部14では、カッター20の加工によって連続チェ
ーンが定寸に切断されるが、その制御は下から突き上げ
たストッパー21がスペース部４内に突入した時点を検出
し、その信号でカッター20が作動するものである。
ーンが定寸に切断されるが、その制御は下から突き上げ
たストッパー21がスペース部４内に突入した時点を検出
し、その信号でカッター20が作動するものである。
ところで、本発明の送り方法は前述の如く、スライダー
挿通部12で行なうスライダー挿入工程と下止め具取付け
部13で行なう下止め取付け工程との間に備える送りロー
ラー８によって構成されるもので、第１図と第３図に示
す如く、下側の主動ローラ22の上方に第１副動ローラ23
と第２副動ローラ24とを設け、主動ローラ22は中央部に
エレメントガイド溝25を有し、その左右に連続チェーン
１の両ファスナーテープ2,2に接する鍔状部26,26が設け
てある。また該主動ローラ22にクラッチ（図示せず）の
切換えにより２系統の駆動力を付与するもので、通常の
送り時には第６図に示すモータ27で回転し、前述のスラ
イダー通しを行なう時には、第６図に示す第１シリンダ
ー28の駆動でラックとピニオン（図示せず）を介して回
転するものである。
挿通部12で行なうスライダー挿入工程と下止め具取付け
部13で行なう下止め取付け工程との間に備える送りロー
ラー８によって構成されるもので、第１図と第３図に示
す如く、下側の主動ローラ22の上方に第１副動ローラ23
と第２副動ローラ24とを設け、主動ローラ22は中央部に
エレメントガイド溝25を有し、その左右に連続チェーン
１の両ファスナーテープ2,2に接する鍔状部26,26が設け
てある。また該主動ローラ22にクラッチ（図示せず）の
切換えにより２系統の駆動力を付与するもので、通常の
送り時には第６図に示すモータ27で回転し、前述のスラ
イダー通しを行なう時には、第６図に示す第１シリンダ
ー28の駆動でラックとピニオン（図示せず）を介して回
転するものである。
一方第１、第２副動ローラ23,24はそれぞれ左右の各フ
ァスナーテープ2,2上に対向するもので、第２図、第３
図及び第６図に示している如く、ベッド29より起立した
支持板30にガイドブロック31を突設し、カイドブロック
31に一対の昇降杆32,33を上下動可能に貫通し、各昇降
杆32,33の下端に、固定軸34,35を水平にして突設し、固
定軸34,35に第２副動ローラ23、第２副動ローラ24をメ
タル36,37を介して設けている。また各昇降杆32,33の上
端にそれぞれ第２、第３シリンダー38,39を連結し、第
１、第２副動ローラ23,24を個々に上下動できるように
なっている。
ァスナーテープ2,2上に対向するもので、第２図、第３
図及び第６図に示している如く、ベッド29より起立した
支持板30にガイドブロック31を突設し、カイドブロック
31に一対の昇降杆32,33を上下動可能に貫通し、各昇降
杆32,33の下端に、固定軸34,35を水平にして突設し、固
定軸34,35に第２副動ローラ23、第２副動ローラ24をメ
タル36,37を介して設けている。また各昇降杆32,33の上
端にそれぞれ第２、第３シリンダー38,39を連結し、第
１、第２副動ローラ23,24を個々に上下動できるように
なっている。
尚、上記送り装置に附属してエレメント案内装置を備え
るもので、該案内装置は、第１図と第３図に示している
如く、支持板30にレバー40をその前後部が連続チェーン
１の走行路に沿って上下に揺動するようにピン41で枢支
し、該レバー40の前後両端にそれぞれファスナーエレメ
ント３を案内する第１、第２ガイド凹溝42,43を備え、
更にレバー40のスライダー挿通部12側と支持板30間に引
張スプリング44をかけ、排出ローラ９側の第２ガイド凹
溝43を下方へ付勢している。また、フライ５を取付けて
ない側のファスナーテープ２に対向する第２副動ローラ
24の昇降杆33に、レバー40と対向する突片45を設け、突
片45にレバー40の前記引張スプリング44で上昇している
側を押し下げるボルトからなる押圧杆46を設けたもので
ある。
るもので、該案内装置は、第１図と第３図に示している
如く、支持板30にレバー40をその前後部が連続チェーン
１の走行路に沿って上下に揺動するようにピン41で枢支
し、該レバー40の前後両端にそれぞれファスナーエレメ
ント３を案内する第１、第２ガイド凹溝42,43を備え、
更にレバー40のスライダー挿通部12側と支持板30間に引
張スプリング44をかけ、排出ローラ９側の第２ガイド凹
溝43を下方へ付勢している。また、フライ５を取付けて
ない側のファスナーテープ２に対向する第２副動ローラ
24の昇降杆33に、レバー40と対向する突片45を設け、突
片45にレバー40の前記引張スプリング44で上昇している
側を押し下げるボルトからなる押圧杆46を設けたもので
ある。
従って、第２副動ローラ24が上昇している時には、排出
ローラ９側の第２ガイド凹溝43が下降しており、第２副
動ローラ24を下げた時には、スライダー挿通部12側の第
１ガイド凹溝42が下降するものである。
ローラ９側の第２ガイド凹溝43が下降しており、第２副
動ローラ24を下げた時には、スライダー挿通部12側の第
１ガイド凹溝42が下降するものである。
排出ローラ９と搬送コンベア10は第６図に示している
が、排出ローラ９を構成する下側ローラは前記のモータ
27で駆動し、上側ローラは上下に揺動可能に支持したア
ーム47に設けてある。また搬送コンベア10は、横送りコ
ンベア48は載置した収納箱49に向って搬送するもので、
搬送コンベア10上には、製品をコンベア10に押し付ける
押圧ローラ50を上下動自在に設けている。
が、排出ローラ９を構成する下側ローラは前記のモータ
27で駆動し、上側ローラは上下に揺動可能に支持したア
ーム47に設けてある。また搬送コンベア10は、横送りコ
ンベア48は載置した収納箱49に向って搬送するもので、
搬送コンベア10上には、製品をコンベア10に押し付ける
押圧ローラ50を上下動自在に設けている。
そこで、フライ付き連続チェーン１を送る場合には、排
出ローラ９の上側ローラを揚げておいて、第３図図示の
如く、第２副動ローラ24を降ろし、同時に第１ガイド凹
溝42を降ろして送る。爪片16がスペース部４内に突入し
た時、駆動ローラ22の駆動を停止し、スライダー６を挿
通する際には、第４図図示の如く、第２副動ローラ24に
加え第１副動ローラ23をも降ろし、駆動ローラ22を第１
シリンダー28によって回転駆動する。スライダー６を完
全に挿通した後、第５図図示の如く、第１、第２副動ロ
ーラ23,24を共に上昇し、これに伴ない第２ガイド凹溝4
3を降ろし、排出ローラ９の駆動力で連続チェーン１の
先行して仕上げられた部分を送り出す。その後再び連続
チェーン１を送る時、前述の如く第２副動ローラ24を下
降して行なうものである。
出ローラ９の上側ローラを揚げておいて、第３図図示の
如く、第２副動ローラ24を降ろし、同時に第１ガイド凹
溝42を降ろして送る。爪片16がスペース部４内に突入し
た時、駆動ローラ22の駆動を停止し、スライダー６を挿
通する際には、第４図図示の如く、第２副動ローラ24に
加え第１副動ローラ23をも降ろし、駆動ローラ22を第１
シリンダー28によって回転駆動する。スライダー６を完
全に挿通した後、第５図図示の如く、第１、第２副動ロ
ーラ23,24を共に上昇し、これに伴ない第２ガイド凹溝4
3を降ろし、排出ローラ９の駆動力で連続チェーン１の
先行して仕上げられた部分を送り出す。その後再び連続
チェーン１を送る時、前述の如く第２副動ローラ24を下
降して行なうものである。
（発明の効果） 本発明によりフライ付き連続ファスナーチェーンの送り
方法によれば、連続チェーンをその片側に付けたフライ
を二つ折りに曲げて送り、その送り中にスライダーを挿
通する工程を行なうが、この連続チェーンのフライ側の
ファスナーテープと他方のファスナーテープを個々の駆
動ローラ上に載せ、スライダーを挿通する工程時には、
双方のファスナーテープ上に第１、第２副動ローラを当
接して送るが、挿通後の送りはフライの無いファスナー
テープのみに第２副動ローラを当接して送るもので、駆
動ロー等と第２副動ローラとによって送りをかけるが、
フライ側のファスナーテープはこれに対向する駆動ロー
ラ上に当接していることから、フライ側のファスナーテ
ープにも送り力が加わり、連続チェーンに捩り力が加え
られることがなく、またフライの折り曲げ状態が崩れる
ことがなく整然と確実に直線に沿って送ることが出来る
ものである。また、連続チェーンにスライダーを挿通す
る時には、左右のファスナーテープに送りをかけて行な
うため、強い力で連続チェーンを引くことができ、スラ
イダーの挿通時に加わる抵抗に対抗して正常に挿通する
ことが出来るものである。
方法によれば、連続チェーンをその片側に付けたフライ
を二つ折りに曲げて送り、その送り中にスライダーを挿
通する工程を行なうが、この連続チェーンのフライ側の
ファスナーテープと他方のファスナーテープを個々の駆
動ローラ上に載せ、スライダーを挿通する工程時には、
双方のファスナーテープ上に第１、第２副動ローラを当
接して送るが、挿通後の送りはフライの無いファスナー
テープのみに第２副動ローラを当接して送るもので、駆
動ロー等と第２副動ローラとによって送りをかけるが、
フライ側のファスナーテープはこれに対向する駆動ロー
ラ上に当接していることから、フライ側のファスナーテ
ープにも送り力が加わり、連続チェーンに捩り力が加え
られることがなく、またフライの折り曲げ状態が崩れる
ことがなく整然と確実に直線に沿って送ることが出来る
ものである。また、連続チェーンにスライダーを挿通す
る時には、左右のファスナーテープに送りをかけて行な
うため、強い力で連続チェーンを引くことができ、スラ
イダーの挿通時に加わる抵抗に対抗して正常に挿通する
ことが出来るものである。
第１図は本発明によるフライ付き連続スライドファスナ
ーチェーンの送り方法を実施する装置の一例を示す斜視
図、第２図は同じく正面図、第３図は要部を切欠して示
す正面図、第４図はスライダー挿通時の送り状態を示す
正面図、第５図は送りローラ部分にスライダーが通過す
る時の状態を示す正面図、第６図は本発明の方法を実施
する一例の成形機を示す側面図である。 １……フライ付き連続スライドファスナーチェーン、２
……ファスナーテープ、３……ファスナーエレメント、
４……スペース部、５……フライ、６……スライダー、
８……送りローラ、12……スライダー挿通部、22……主
動ローラ、23……第１副動ローラ、24……第２副動ロー
ラ
ーチェーンの送り方法を実施する装置の一例を示す斜視
図、第２図は同じく正面図、第３図は要部を切欠して示
す正面図、第４図はスライダー挿通時の送り状態を示す
正面図、第５図は送りローラ部分にスライダーが通過す
る時の状態を示す正面図、第６図は本発明の方法を実施
する一例の成形機を示す側面図である。 １……フライ付き連続スライドファスナーチェーン、２
……ファスナーテープ、３……ファスナーエレメント、
４……スペース部、５……フライ、６……スライダー、
８……送りローラ、12……スライダー挿通部、22……主
動ローラ、23……第１副動ローラ、24……第２副動ロー
ラ
Claims (1)
- 【請求項１】片側のファスナーテープの裏側にフライを
止着している連続スライドファスナーチェーンを走行す
る間に、フライを二つ折り、スライダーを挿通、下止め
具を取付ける各仕上げ工程を行う際に、スライダーを挿
通する部位と下止め具を取付ける部位との中間部におい
て、 連続スライドファスナーチェーンを、そのフライ付きフ
ァスナーテープとフライの無いファスナーテープにそれ
ぞれ個々に当接する駆動ローラ上を走行し、 前記のスライダーを挿通する工程時には、駆動ローラの
上方に対向しフライ付きファスナーテープに当接する第
１副動ローラと、フライの無いファスナーテープに当接
する第２副動ローラとを共に各ファスナーテープ上に当
接して送り、 スライダーを挿通後の送り工程時には、前記フライ付き
ファスナーテープに当接する第１副動ローラをフライ付
きファスナーテープより上昇して離反し、フライの無い
ファスナーテープに当接する第２副動ローラのみで連続
スライドファスナーチェーンを送ることを特徴とするフ
ライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法。
Priority Applications (17)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62100412A JPH074291B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法 |
| EP19880303377 EP0292110B1 (en) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| ES88303378T ES2032014T3 (es) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | Aparato para procesar un articulo alargado con dispositivo de descarga mejorado |
| ES88303377T ES2032013T3 (es) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | Metodo y aparato para alimentar cadena de cierres de cremallera con bandas de bragueta. |
| DE19883872050 DE3872050T2 (de) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | Verfahren und vorrichtung zur fuetterung von reissverschlussketten mit hosenleisten. |
| EP19880303378 EP0288213B1 (en) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | An elongate article processing apparatus with an improved discharge device |
| DE19883872038 DE3872038T2 (de) | 1987-04-22 | 1988-04-14 | Maschine zum handhaben eines laenglichen artikels mit einer entladevorrichtung. |
| FI881807A FI89553C (fi) | 1987-04-22 | 1988-04-18 | Foerfarande och anordning foer matning av dragkedsraecka med sprundflikar |
| AU14739/88A AU581828B2 (en) | 1987-04-22 | 1988-04-19 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| CA000564619A CA1309238C (en) | 1987-04-22 | 1988-04-20 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| KR1019880004497A KR900007092B1 (ko) | 1987-04-22 | 1988-04-20 | 연속 슬라이드 파스너 체인 이송 방법 및 장치 |
| MYPI88000397A MY102745A (en) | 1987-04-22 | 1988-04-20 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| US07/184,594 US4856695A (en) | 1987-04-22 | 1988-04-21 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| AR88310617A AR243344A1 (es) | 1987-04-22 | 1988-04-21 | Metodo y aparato para alimentar una cadena de cierre a cremallera con tiras de bragueta. |
| BR8801987A BR8801987A (pt) | 1987-04-22 | 1988-04-21 | Metodo e aparelho para alimentacao de uma cadeia de fecho corredico dotada de tiras com pestanas |
| HK190795A HK190795A (en) | 1987-04-22 | 1995-12-21 | Method of and apparatus for feeding slide fastener chain with fly strips |
| HK190395A HK190395A (en) | 1987-04-22 | 1995-12-21 | An elongate article processing apparatus with an improved discharge device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62100412A JPH074291B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63264005A JPS63264005A (ja) | 1988-10-31 |
| JPH074291B2 true JPH074291B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14273268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62100412A Expired - Lifetime JPH074291B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4856695A (ja) |
| JP (1) | JPH074291B2 (ja) |
| KR (1) | KR900007092B1 (ja) |
| AR (1) | AR243344A1 (ja) |
| AU (1) | AU581828B2 (ja) |
| BR (1) | BR8801987A (ja) |
| CA (1) | CA1309238C (ja) |
| FI (1) | FI89553C (ja) |
| MY (1) | MY102745A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050275160A1 (en) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Reslow Leif F | Transport assembly with driven split nip rollers |
| CN101607402B (zh) * | 2008-06-18 | 2011-07-13 | 佛山市南海鸿明号服装配料有限公司 | 自动拉链剪切机 |
| CN202233201U (zh) * | 2011-09-21 | 2012-05-30 | 中潜股份有限公司 | 一种半自动潜水衣衣缝捏合机 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4362116A (en) * | 1980-12-10 | 1982-12-07 | Talon, Inc. | Method and semi-automatic apparatus for sewing flypieces to slide fastener chain |
| US3371770A (en) * | 1966-10-25 | 1968-03-05 | American Pipe & Constr Co | Apparatus for moving pipe through a coating machine |
| AU543216B2 (en) * | 1982-11-16 | 1985-04-04 | Yoshida Kogyo K.K. | Finishing slide fasteners |
| US4545118A (en) * | 1983-01-17 | 1985-10-08 | Yoshida Kogyo K. K. | Apparatus for producing slide fasteners from continuous fastener chain |
| JPS6085704A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-15 | ワイケイケイ株式会社 | フライ付きスライドフアスナ−成形機におけるフアスナ−チエ−ン案内装置 |
| AU546060B2 (en) * | 1983-10-17 | 1985-08-15 | Yoshida Kogyo K.K. | Attaching fly strips to a slide fastener chain |
| US4576104A (en) * | 1984-09-14 | 1986-03-18 | Yoshida Kogyo K. K. | Method and apparatus for attaching fly strips to a slide fastener chain |
| JPH0419012Y2 (ja) * | 1985-04-15 | 1992-04-28 | ||
| JPH0685704A (ja) * | 1992-08-31 | 1994-03-25 | Media Rinku:Kk | 音声受信表示装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP62100412A patent/JPH074291B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-04-18 FI FI881807A patent/FI89553C/fi not_active IP Right Cessation
- 1988-04-19 AU AU14739/88A patent/AU581828B2/en not_active Expired
- 1988-04-20 MY MYPI88000397A patent/MY102745A/en unknown
- 1988-04-20 CA CA000564619A patent/CA1309238C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-20 KR KR1019880004497A patent/KR900007092B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-04-21 BR BR8801987A patent/BR8801987A/pt not_active IP Right Cessation
- 1988-04-21 US US07/184,594 patent/US4856695A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-21 AR AR88310617A patent/AR243344A1/es active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| MY102745A (en) | 1992-09-30 |
| US4856695A (en) | 1989-08-15 |
| CA1309238C (en) | 1992-10-27 |
| KR880012186A (ko) | 1988-11-26 |
| JPS63264005A (ja) | 1988-10-31 |
| AR243344A1 (es) | 1993-08-31 |
| FI881807A (fi) | 1988-10-23 |
| FI881807A0 (fi) | 1988-04-18 |
| AU1473988A (en) | 1988-11-03 |
| AU581828B2 (en) | 1989-03-02 |
| FI89553B (fi) | 1993-07-15 |
| BR8801987A (pt) | 1988-11-22 |
| FI89553C (fi) | 1993-10-25 |
| KR900007092B1 (ko) | 1990-09-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100551292C (zh) | 拉链的连续末道加工装置 | |
| US3863321A (en) | Method and apparatus for automatically attaching top stops to a continuous slide fastener chain | |
| JPS5941721B2 (ja) | 開離嵌插具付きスライドフアスナ−の製造方法および装置 | |
| US4520544A (en) | Method of and apparatus for automatically finishing slide fasteners | |
| CN111449349A (zh) | 一种平面口罩机 | |
| US4250781A (en) | Apparatus for cutting off a pair of slide fastener stringers | |
| JPH0237672B2 (ja) | ||
| US4860619A (en) | Elongate article processing apparatus with an improved discharge device | |
| JPH074291B2 (ja) | フライ付き連続スライドファスナーチェーンの送り方法 | |
| EP0269912A1 (en) | Apparatus for manufacturing bidirectionally openable slide fasteners | |
| US4441386A (en) | Wire cutter and stripper apparatus | |
| JPS6340083B2 (ja) | ||
| EP0288213B1 (en) | An elongate article processing apparatus with an improved discharge device | |
| JPS6233687B2 (ja) | ||
| JPS6340089B2 (ja) | ||
| JP4434710B2 (ja) | テープ結束機 | |
| JPS5941694Y2 (ja) | スライドフアスナ−チエ−ンのスペ−ス作成装置 | |
| EP0176037A2 (en) | Method of and apparatus for cutting off separable slide fastener chain | |
| US3708094A (en) | Apparatus for separating bound books | |
| JPH0322089Y2 (ja) | ||
| JP4438986B2 (ja) | テープ結束機 | |
| JPS6316674Y2 (ja) | ||
| US3130476A (en) | Scoop cutting and bottom stop machines combination the machines and control means therefor | |
| US1676112A (en) | Blank-book-making machine | |
| JPH0671446B2 (ja) | スライドフアスナ−製造装置 |