JPH0742747Y2 - ハンマ機構部 - Google Patents
ハンマ機構部Info
- Publication number
- JPH0742747Y2 JPH0742747Y2 JP6110989U JP6110989U JPH0742747Y2 JP H0742747 Y2 JPH0742747 Y2 JP H0742747Y2 JP 6110989 U JP6110989 U JP 6110989U JP 6110989 U JP6110989 U JP 6110989U JP H0742747 Y2 JPH0742747 Y2 JP H0742747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- ribbon
- separator
- hammer mechanism
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は例えばドットラインプリンタに使用されるハン
マ機構部に関するものである。
マ機構部に関するものである。
印刷機構部の動作原理を第3図に示す。
ハンマ機構部1は印刷ハンマを有し、矢印の方向に沿っ
て往復移動する。印刷指令により所定ポジションの印刷
ハンマ2を駆動させ、インクリボン3を介して印刷用紙
6にドットを印刷する。所定のドットラインの印刷が終
了するとトラクタ5により印刷用紙6は所定ドットライ
ン送られ再度印刷される。以上のような繰り返しにより
印刷動作を行う。ここで印刷媒体としてインクリボン3
を使用するが、印刷しない箇所に対してインクリボン3
のインクが印刷用紙6に付着しないようにすなわち汚れ
ないようにリボンセパレータ7を備えている。リボンセ
パレータ7はギャップの狭い箇所(0.3mm程度)で使用
するため、インクリボン3の走行時に抵抗とならないよ
う薄くしている(60μm程度)。
て往復移動する。印刷指令により所定ポジションの印刷
ハンマ2を駆動させ、インクリボン3を介して印刷用紙
6にドットを印刷する。所定のドットラインの印刷が終
了するとトラクタ5により印刷用紙6は所定ドットライ
ン送られ再度印刷される。以上のような繰り返しにより
印刷動作を行う。ここで印刷媒体としてインクリボン3
を使用するが、印刷しない箇所に対してインクリボン3
のインクが印刷用紙6に付着しないようにすなわち汚れ
ないようにリボンセパレータ7を備えている。リボンセ
パレータ7はギャップの狭い箇所(0.3mm程度)で使用
するため、インクリボン3の走行時に抵抗とならないよ
う薄くしている(60μm程度)。
以上のような構成において、ラベル紙を使用した場合、
第2図に示す如くギャップの狭い部分、特に印刷用穴8
の周囲にラベル紙の糊12が徐々にたまってくる。この結
果、リボンセパレータ7と印刷用紙6の接触部の抵抗が
ふえて、ハンマ機構部1の往復移動に伴い印刷用紙6が
振られて印刷品質の低下を招く。更に抵抗がふえた場合
は、ハンマ機構部1に取り付けているリボンセパレータ
7の取付穴9の部分に荷重が加わり、割れ13等がはいり
破損することもありうる。
第2図に示す如くギャップの狭い部分、特に印刷用穴8
の周囲にラベル紙の糊12が徐々にたまってくる。この結
果、リボンセパレータ7と印刷用紙6の接触部の抵抗が
ふえて、ハンマ機構部1の往復移動に伴い印刷用紙6が
振られて印刷品質の低下を招く。更に抵抗がふえた場合
は、ハンマ機構部1に取り付けているリボンセパレータ
7の取付穴9の部分に荷重が加わり、割れ13等がはいり
破損することもありうる。
また、印刷途中でセパレータ7についた糊がはがれて、
その糊が印刷用紙6に付着し印刷品質を低下させるとい
う欠点がある。
その糊が印刷用紙6に付着し印刷品質を低下させるとい
う欠点がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、印
刷品質を常に良好に保つことである。
刷品質を常に良好に保つことである。
本考案は、粘着糊がシリコン系及びテフロン系のコーテ
ィングを施した物質に対して粘着しにくいことに着目
し、リボンレパレータにそのコーティングを施したもの
である。
ィングを施した物質に対して粘着しにくいことに着目
し、リボンレパレータにそのコーティングを施したもの
である。
本考案における実施例を第1図に示す。
第1図において、リボンセパレータ7の表面(印刷用紙
6側)に糊12が付着しにくい例えばテフロン系、シリコ
ン系のコーティング10処理を行う。コーティング10は特
に糊12が付着しやすい印刷用穴8の周辺に行う。本コー
ティング10処理を行うことにより、従来例の如くラベル
紙を使用した場合においても、印刷用穴8の周辺に糊12
は付着しにくくなる。この結果、リボンセパレータ7と
印刷用紙6の摩擦抵抗は増加することなく、印刷品質を
常に良好に保つことが可能となり、リボンセパレータ7
を破損させることもない。
6側)に糊12が付着しにくい例えばテフロン系、シリコ
ン系のコーティング10処理を行う。コーティング10は特
に糊12が付着しやすい印刷用穴8の周辺に行う。本コー
ティング10処理を行うことにより、従来例の如くラベル
紙を使用した場合においても、印刷用穴8の周辺に糊12
は付着しにくくなる。この結果、リボンセパレータ7と
印刷用紙6の摩擦抵抗は増加することなく、印刷品質を
常に良好に保つことが可能となり、リボンセパレータ7
を破損させることもない。
本考案においてコーティング処理を行う面を印刷用紙側
表面の印刷用穴周辺としたが、印刷用紙側表面全体ある
いはインクリボン側印刷用紙側の両表面としても同様の
効果を得ることができる。
表面の印刷用穴周辺としたが、印刷用紙側表面全体ある
いはインクリボン側印刷用紙側の両表面としても同様の
効果を得ることができる。
また、糊の付着しにくくする手段をコーティングとした
が、糊の付着しにくいテープ類をセパレータに貼り付け
ることでもよい。
が、糊の付着しにくいテープ類をセパレータに貼り付け
ることでもよい。
本考案によれば、ラベル紙の糊の付着をリボンセパレー
タ表面のコーティングにより防止したので、印刷品質を
常に良好に保つことが可能となる。
タ表面のコーティングにより防止したので、印刷品質を
常に良好に保つことが可能となる。
第1図は本考案になるリボンセパレータの正面図、第2
図は従来例になるリボンセパレータの正面図、第3図は
印刷機構部の斜視図である。 図において、1はハンマ機構部、2は印刷ピン、3はイ
ンクリボン、4はプラテン、5はトラクタ、6は印刷用
紙、7はリボンセパレータ、8は印刷用穴、9は取付
穴、10はコーティング、12は糊、13は割れである。
図は従来例になるリボンセパレータの正面図、第3図は
印刷機構部の斜視図である。 図において、1はハンマ機構部、2は印刷ピン、3はイ
ンクリボン、4はプラテン、5はトラクタ、6は印刷用
紙、7はリボンセパレータ、8は印刷用穴、9は取付
穴、10はコーティング、12は糊、13は割れである。
Claims (1)
- 【請求項1】印刷用紙とインクリボンの接触を防止する
リボンセパレータを有するハンマ機構部であって、リボ
ンセパレータの表面に糊付着防止の処理を施すことを特
徴とするハンマ機構部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110989U JPH0742747Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ハンマ機構部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110989U JPH0742747Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ハンマ機構部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031055U JPH031055U (ja) | 1991-01-08 |
JPH0742747Y2 true JPH0742747Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31589067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6110989U Expired - Lifetime JPH0742747Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ハンマ機構部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742747Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180055513A (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-25 | 임영은 | 캠 슬라이드 코어 |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP6110989U patent/JPH0742747Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
発明協会公開技報90−3967 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031055U (ja) | 1991-01-08 |
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