JPH07137384A - インク転写防止ローラ - Google Patents
インク転写防止ローラInfo
- Publication number
- JPH07137384A JPH07137384A JP5052793A JP5279393A JPH07137384A JP H07137384 A JPH07137384 A JP H07137384A JP 5052793 A JP5052793 A JP 5052793A JP 5279393 A JP5279393 A JP 5279393A JP H07137384 A JPH07137384 A JP H07137384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- ink
- ink transfer
- transfer preventing
- printing medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】印字ヘッド部による印字終了後、印字媒体の印
字面からインクが付着しないローラを提供する。 【構成】導電体表面にセラミック粒子を付着させた媒体
ローラ（インク転写防止ローラ）６から成る。
字面からインクが付着しないローラを提供する。 【構成】導電体表面にセラミック粒子を付着させた媒体
ローラ（インク転写防止ローラ）６から成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの搬送に関
し、特に印字直後、印字面からローラにインクが付着す
ることを防止することが出来るローラに関する。
し、特に印字直後、印字面からローラにインクが付着す
ることを防止することが出来るローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ローラにより記録紙などの印字媒
体を搬送するプリンタにおいて、印字部で印字された印
字媒体はゴム製のローラにより搬送されていた。しか
し、印字媒体の印字面上のインクが完全に乾かないうち
にゴムローラが印字面を押圧するので、インクがゴムロ
ーラによって吸収されゴム表面に転写される。このため
文字がかすれたり、ローラのよごれにより印字面によご
れがつく。
体を搬送するプリンタにおいて、印字部で印字された印
字媒体はゴム製のローラにより搬送されていた。しか
し、印字媒体の印字面上のインクが完全に乾かないうち
にゴムローラが印字面を押圧するので、インクがゴムロ
ーラによって吸収されゴム表面に転写される。このため
文字がかすれたり、ローラのよごれにより印字面によご
れがつく。
【０００３】このため、特開平１−２３５６７号公報に
記載されているように、円筒状スポンジ状ゴムローラの
表面をステンレス材で覆い、印字面上のインクがローラ
の表面（ステンレス材）に付着しないようにしたものが
ある。
記載されているように、円筒状スポンジ状ゴムローラの
表面をステンレス材で覆い、印字面上のインクがローラ
の表面（ステンレス材）に付着しないようにしたものが
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平１−２
３５６７４号公報に記載されたローラは、スポンジ状ゴ
ム材を使っているため、ローラがプリンタ内部の熱によ
り暖められて膨張し、その結果送りむらが生じる。また
印字媒体搬送中に生じた静電気がローラのステンレス材
の表面に蓄ったままとなり、紙送りがスムーズにできな
い場合がある。
３５６７４号公報に記載されたローラは、スポンジ状ゴ
ム材を使っているため、ローラがプリンタ内部の熱によ
り暖められて膨張し、その結果送りむらが生じる。また
印字媒体搬送中に生じた静電気がローラのステンレス材
の表面に蓄ったままとなり、紙送りがスムーズにできな
い場合がある。
【０００５】本発明は、インクが付着しにくく、かつ熱
膨張および静電気の問題を解決したローラを提供するこ
とにある。
膨張および静電気の問題を解決したローラを提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のインク転写防止
ローラは、印字媒体搬送用ローラにセラミックの粒子を
コーティング等によりローラ表面に均一に付着させたも
のである。
ローラは、印字媒体搬送用ローラにセラミックの粒子を
コーティング等によりローラ表面に均一に付着させたも
のである。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は、本発明の一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【０００９】図において、ドットインパクト方式の印字
ヘッド１の先端部分１０の前方にはインクリボン２が配
置され、記録に共なってインクリボン２が図１の紙面に
垂直な方向に送られる。普通紙などの印字媒体３は対向
するローラ４，５によって矢印Ａ方向に搬送され、印字
ヘッド１の中のドットピンの打撃より、インクリボン２
のインクは印字媒体３に転写する。
ヘッド１の先端部分１０の前方にはインクリボン２が配
置され、記録に共なってインクリボン２が図１の紙面に
垂直な方向に送られる。普通紙などの印字媒体３は対向
するローラ４，５によって矢印Ａ方向に搬送され、印字
ヘッド１の中のドットピンの打撃より、インクリボン２
のインクは印字媒体３に転写する。
【００１０】印字データにより数行印字されると印字さ
れた印字媒体３が、インク転写防止ローラ６とゴムロー
ラ７により次の印字行まで搬送される。インク転写防止
ローラ６は図２に示すように回転軸８に２つ固定されて
いる。ローラの数は２つ以外でもよい。回転軸８の一端
はプーリーが固定され、ステッピングモータによって回
転させられる。この回転駆動は周知なので説明は省略す
る。
れた印字媒体３が、インク転写防止ローラ６とゴムロー
ラ７により次の印字行まで搬送される。インク転写防止
ローラ６は図２に示すように回転軸８に２つ固定されて
いる。ローラの数は２つ以外でもよい。回転軸８の一端
はプーリーが固定され、ステッピングモータによって回
転させられる。この回転駆動は周知なので説明は省略す
る。
【００１１】インク転写防止ローラ６は、アルミニウム
などの導電性金属ローラの表面（印字面と接する面）
に、０．３mm以下のセラミック粒子を接着剤で均一に付
着させたものである。その粒子はかなり密に付着され
る。
などの導電性金属ローラの表面（印字面と接する面）
に、０．３mm以下のセラミック粒子を接着剤で均一に付
着させたものである。その粒子はかなり密に付着され
る。
【００１２】印字データ量によっては、従来印字面が搬
送ローラに接し、インクが乾かないうちに媒体搬送ロー
ラ接するためにインクはローラに転写しようとするが、
インク転写防止ローラ６はインクを吸着性が良くないセ
ラミックの粒子をアルミニウムなどの金属ローラの表面
に付着させているため、インクがローラ６に転写するこ
とがなく、印字媒体３を汚すことが無くなる。また、ロ
ーラのベースは導電体なので、ローラ回転軸８を介して
プリンタ本体にアースすることができ、静電防止が実現
される。
送ローラに接し、インクが乾かないうちに媒体搬送ロー
ラ接するためにインクはローラに転写しようとするが、
インク転写防止ローラ６はインクを吸着性が良くないセ
ラミックの粒子をアルミニウムなどの金属ローラの表面
に付着させているため、インクがローラ６に転写するこ
とがなく、印字媒体３を汚すことが無くなる。また、ロ
ーラのベースは導電体なので、ローラ回転軸８を介して
プリンタ本体にアースすることができ、静電防止が実現
される。
【００１３】本実施例では、印字ヘッドにインパクト式
のものを用いたが、インクジェット記録方式のノンイン
パクト式印字ヘッドにも適用できる。
のものを用いたが、インクジェット記録方式のノンイン
パクト式印字ヘッドにも適用できる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は表面にセ
ラミック粒子を付着させた搬送ローラを設置することに
よりインクの転写を防止出来るという効果を有する。ま
たローラベースは導電体なので、静電気をローラ回転軸
に逃がすことができ、熱の問題も解消する。
ラミック粒子を付着させた搬送ローラを設置することに
よりインクの転写を防止出来るという効果を有する。ま
たローラベースは導電体なので、静電気をローラ回転軸
に逃がすことができ、熱の問題も解消する。
【図１】本発明の一実施例を示した側面図。
【図２】本発明の実施例のインク転写防止ローラの斜視
図。
図。
１ 印字ヘッド ２ インクリボン ３ 印字媒体 ６ インク転写防止ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 印字ヘッドによって印字情報が記録され
た印字媒体を該印字媒体上のインクが付着しないように
搬送するインク転写防止ローラにおいて、 導電体ローラの前記印字媒体の表面に対向する表面がセ
ラミック粒子で覆われたことを特徴とするインク転写防
止ローラ。 - 【請求項２】 前記セラミック粒子は直径０．３μｍ以
下の粒子であることを特徴とする請求項１に記載された
インク転写防止ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052793A JPH07137384A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | インク転写防止ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052793A JPH07137384A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | インク転写防止ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137384A true JPH07137384A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=12924721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5052793A Pending JPH07137384A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | インク転写防止ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07137384A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110013272A (ko) * | 2009-07-29 | 2011-02-09 | 제록스 코포레이션 | 상―변화 잉크 인쇄용 롤러 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61272140A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-02 | 三井東圧機工株式会社 | 給送ロ−ラ−の製造方法 |
| JPH03240577A (ja) * | 1990-02-20 | 1991-10-25 | Canon Inc | 記録装置 |
| JPH0441268A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-12 | Seiko Epson Corp | 熱転写プリンタ |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5052793A patent/JPH07137384A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61272140A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-02 | 三井東圧機工株式会社 | 給送ロ−ラ−の製造方法 |
| JPH03240577A (ja) * | 1990-02-20 | 1991-10-25 | Canon Inc | 記録装置 |
| JPH0441268A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-12 | Seiko Epson Corp | 熱転写プリンタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110013272A (ko) * | 2009-07-29 | 2011-02-09 | 제록스 코포레이션 | 상―변화 잉크 인쇄용 롤러 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4740798A (en) | Transfer-type thermal printing device | |
| JPH07137384A (ja) | インク転写防止ローラ | |
| JP2003154694A (ja) | 中間転写印刷装置 | |
| US4470350A (en) | Method of impact printing with electrostatic or magnetic powder | |
| JPS61268468A (ja) | 感熱式プリンタ | |
| JP4475777B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP4178615B2 (ja) | 熱転写式プリンタ | |
| JP2600983Y2 (ja) | サーマルヘッド | |
| JPH0742747Y2 (ja) | ハンマ機構部 | |
| JPH0415119B2 (ja) | ||
| JPS59104967A (ja) | 印刷装置 | |
| JP3358480B2 (ja) | フィルム転写装置 | |
| JPH0657648U (ja) | プリンタの紙送り装置 | |
| JP2001158545A (ja) | シート搬送ローラ及びその製造方法並びにこのシート搬送ローラを用いた記録装置 | |
| JPH09278220A (ja) | プリンタの用紙搬送機構 | |
| JPS5939564A (ja) | 転写型感熱記録装置 | |
| JP2548556B2 (ja) | 記録ヘツド及び該記録ヘツドを用いた記録装置 | |
| JPH04235080A (ja) | 熱転写式印字装置 | |
| JPH10166669A (ja) | インクジェットプリンタの排出搬送装置 | |
| JPH0751360B2 (ja) | 感熱記録装置 | |
| JPS6038181A (ja) | 熱転写型カラ−ハ−ドコピ−装置 | |
| JPS63265674A (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JPS63111081A (ja) | インクシ−ト再生装置 | |
| JPH06126946A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPS6169645A (ja) | 薄膜状材料搬送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961008 |