JPH074246U - 花類の運搬用台車 - Google Patents

花類の運搬用台車

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JPH074246U
JPH074246U JP3709693U JP3709693U JPH074246U JP H074246 U JPH074246 U JP H074246U JP 3709693 U JP3709693 U JP 3709693U JP 3709693 U JP3709693 U JP 3709693U JP H074246 U JPH074246 U JP H074246U
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Japan
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movable
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rollers
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良一 名取
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株式会社ジャパンフラックス
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 可動棚の高さ調節が容易にかつ迅速に行なえ
るようにすることより、花類の積み降し作業が短時間で
行えるようにする。 [構成] 下部に車輪を有する長方形状のベースを設
け、該ベースの四隅部に支柱を起立固定するとともに、
各支柱にベースの長手方向側で互いに対向する係止孔を
上下方向に所定ピッチで形成し、前記ベースの長手方向
両端部であってかつその短手方向中間部に断面C型のガ
イドレールをその開口側を互いに向き合わせて起立固定
し、前記ベースと対面する長方形状の可動棚を設けると
ともに、該可動棚の四隅部に支柱の係止孔と嵌合可能の
係止ピンを可動棚の長手方向に摺動可能に設け、可動棚
の長手方向両端部であってかつその短手方向中間部に一
対のローラをガイドレール方向に向けて突出支持し、該
ローラを前記ガイドレール内に上下動可能かつ離脱不能
に嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、茎の付いた花、観賞用の草木等を搭載する花類の運搬用台車に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、下部に車輪を有する長方形状のベースを設け、該ベースの 四隅部に上下方向に所定ピッチの係止孔が形成された支柱を起立固定し、各支柱 にベースの長手方向側で互いに対向する係止孔を上下方向に所定ピッチで形成し 、上記ベースと対面する長方形状の可動棚を設けるとともに、該可動棚の四隅部 に鉤形の係止金具を上記各支柱の係止孔方向に突出固定する。そして、上記係止 金具を各支柱の係止孔に嵌合・離脱させることにより、可動棚の高さを調節する ようにした花類の運搬用台車(実開平2−121479号公報)があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、可動棚の係止金具を支柱の係止孔に掛け替えることによっ て、可動棚の高さ、即ち上下棚の間隔を花類の高さに合わせて調節することがで きる。しかしながら、上記従来のものは、支柱の係止孔に係脱する係止金具が可 動棚に一体的に固定されていたため、可動棚の高さを調節する際には、該可動棚 の各係止金具を同時に支柱の係止孔から離脱・係合させねばならず、可動棚の高 さ調節に手数を要する欠点があった。特に花類が載置された可動棚の高さを調節 する際には、載置した花類を降ろして行わねばならず、上記欠点が顕著となる。 本考案は上記欠点を解消した新規な花類の運搬用台車を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち、 下部に車輪を有する長方形状のベースを設け、該ベースの四隅部に支柱を起立固 定するとともに、各支柱にベースの長手方向側で互いに対向する係止孔を上下方 向に所定ピッチで形成し、前記ベースの長手方向両端部であってかつその短手方 向中間部に断面C型のガイドレールをその開口側を互いに向き合わせて起立固定 し、前記ベースと対面する長方形状の可動棚を設けるとともに、該可動棚の四隅 部に支柱の係止孔と嵌合可能の係止ピンを可動棚の長手方向に摺動可能に設け、 可動棚の長手方向両端部であってかつその短手方向中間部に一対のローラをガイ ドレール方向に向けて突出支持し、該ローラを前記ガイドレール内に上下動可能 かつ離脱不能に嵌合させる構成にしたものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。図において、図1は本考案の実 施例を示す正面図、図2は図1のII−II断面図、図3は図1のIII−III拡大断面 図、図4〜図6は図3のIV−IV、V−V、VI−VI断面図である。図1および図2に おいて、1は金属材により直方体状に枠組みした花類の運搬用台車(以下台車と いう)であり、その長さおよび幅をトラックの荷台の長さおよび幅の整数分の1 にして該トラックへの搭載効率が高くなるようにしている。2はベースであり、 該ベース2は角パイプ材を長方形状に枠組みしてその上面に底板2aを溶接固着 し、下面の四隅部にキャスターからなる車輪3を取付ける。
【0006】 上記ベース2の上面の四隅部に角パイプ製の支柱4を起立固定し、上端部を角パ イプ製の横杆5により連結して補強する。この横杆5は正面側を除く三方の各支 柱4を連結する。上記各支柱4は、図2に示すように、ベース2の長手方向側で 互いに対向する面に係止孔4aを上下方向に所定ピッチで形成する。また、上記 ベース2の長手方向両端部(図1において左右端部)であってかつその短手方向 中間部(図2において左右方向中心部)に断面C型のガイドレール6を起立固定 する。各ガイドレール6は、図3に示すように、その開口側を互いに向き合わせ て起立固定する。
【0007】 7は上記各支柱4に上下動可能に係止する可動棚であり、この可動棚7は、図 2および図3に示すように、角パイプ材により長方形状に枠組みした枠7aの上 面に金網7bを溶接固定してなる。上記可動棚7には、図3に示すように、その 四隅部に係止ピン8を、また長手方向(左右)両端部であってかつその短手方向 中間部にローラ10を取付ける。係止ピン8は、図3および図5に示すように、 支柱4の係止孔4aに摺動可能に嵌合する径とし、長尺側の枠7a−1の外側面 に固定したパイプ製の支持具9に図3および図5において左右(長手)方向に摺 動可能に嵌挿支持し、その先端部8aを可動棚7から左右(長手)方向外方に出 没可能にする。
【0008】 また、ローラ10は、図3および図6に示すように、ガイドレール6内にて水 平方向に配置した軸11の両端に回転自在に支持し、軸11の中間部に固定した 支持ピン12をガイドレール6のスリット部から可動棚7方向に突出させ、この 突出端部をブラケット13を介して可動棚7の短尺側の枠7a−2の下部に連結 する。上記可動棚7の各長尺側の枠7a−1の両端部に支持パイプ15を起立固 定し、該支持パイプ15に逆U字状に屈曲した正面ガード16を着脱可能に渡架 し、また、可動棚7の各短尺側の枠7a−2の両端部に逆U字状に屈曲した側面 ガード17を一体的に起立固定する。
【0009】 次に上記実施例の作用・効果について説明する。可動棚7の高さを調節する際 には、まず長手方向一方の係止ピン8、例えば図3において左側の各係止ピン8 −1、8−1を矢印A方向(右方)に移動させ、先端部8aを左側の支柱4の係 止孔4aから離脱させる。この状態で可動棚7を右側の各係止ピン8−2、8− 2を中心として上(又は下方)に傾斜させ、上記左側の係止ピン8−1、8−1 を上段(又は下段)の係止孔4a−1、4a−1(図5)に対面させた後、左方 に移動させて該係止孔4a−1、4a−1に嵌合させる。次いで長手方向他方の 係止ピン8、例えば図3において右側の各係止ピン8−2、8−2を矢印B方向 (左方)に移動させ、先端部8aを右側の支柱4の係止孔4aから離脱させる。 この状態で可動棚7を左側の各係止ピン8−2、8−2を中心として上(又は下 方)に移動させ、上記右側の係止ピン8−2、8−2を前述と同様にして上段( 又は下段)の係止孔4a、4aに対面させた後、右方に移動させて該係止孔4a 、4aに嵌合させる。
【0010】 この場合、上記可動棚7は、ローラ10がガイドレール6に案内されて上動( 又は下動)するので、係止ピン8と係止孔4aとの位置合わせが容易となり、可 動棚7の高さ調節が迅速かつ容易に行えることになる。また、可動棚7に段ボー ル積めされて搭載された蘭、菊等の花類は、正面ガード16および側面ガードに より保護されることになり、トラック等の輸送時に可動棚7が振動しても、これ らが不用意に落下しなくなる。また、可動棚7への花類の積み降しは、正面ガー ド16を支柱パイプから離脱・除去することにより、正面側から容易に行えるこ とになる。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案は、各棚の上下の間隔を花類の大きさに 対応させて変化させ、花類の搭載効率が高なるとともに、可動棚の高さ調節が容 易にかつ迅速に行えることになり、花類の積み降し作業が短時間で行える効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図3のV−V、VI−VI断面図である。
【図6】図3のVI−VI断面図である。
【符号の説明】 1 台車 2 ベース 2a 底板 3 車輪 4 支柱 4a 係止孔 5 横杆 6 ガイドレール 7 可動棚 7a 枠 7a−1 長尺側の枠 7a−2 短尺側の枠 7b 金網 8 係止ピン 8a 先端部 9 支持具 10 ローラ 11 軸 12 支持ピン 13 ブラケット 15 支持パイプ 16 正面ガード 17 側面ガード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に車輪を有する長方形状のベースを
    設け、該ベースの四隅部に支柱を起立固定するととも
    に、各支柱にベースの長手方向側で互いに対向する係止
    孔を上下方向に所定ピッチで形成し、前記ベースの長手
    方向両端部であってかつその短手方向中間部に断面C型
    のガイドレールをその開口側を互いに向き合わせて起立
    固定し、前記ベースと対面する長方形状の可動棚を設け
    るとともに、該可動棚の四隅部に支柱の係止孔と嵌合可
    能の係止ピンを可動棚の長手方向に摺動可能に設け、可
    動棚の長手方向両端部であってかつその短手方向中間部
    に一対のローラをガイドレール方向に向けて突出支持
    し、該ローラを前記ガイドレール内に上下動可能かつ離
    脱不能に嵌合させたことを特徴とする花類の運搬用台
    車。
JP1993037096U 1993-06-14 1993-06-14 花類の運搬用台車 Expired - Lifetime JP2507508Y2 (ja)

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JPH074246U true JPH074246U (ja) 1995-01-20
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0911907A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Daifuku Co Ltd 物品搬送具
KR100488929B1 (ko) * 1997-12-11 2005-08-31 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 반입/반출기능이구비된수동대차

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541986U (ja) * 1977-06-08 1979-01-08
JPH02121479U (ja) * 1989-03-17 1990-10-02

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