JPH0742435A - 引き戸の戸当り構造 - Google Patents

引き戸の戸当り構造

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JPH0742435A
JPH0742435A JP18530293A JP18530293A JPH0742435A JP H0742435 A JPH0742435 A JP H0742435A JP 18530293 A JP18530293 A JP 18530293A JP 18530293 A JP18530293 A JP 18530293A JP H0742435 A JPH0742435 A JP H0742435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
door
covered
magnet
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP18530293A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyomi Katsumata
豊美 勝又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き戸の戻り防止を図り、出入口の水密性を
確保する。引き戸の外観向上を図る。 【構成】 戸当り86と対向する引き戸2の端面部82
aにその上下方向全長に亘って、マグネット90が弾性
体91で覆われたマグネット部材89を被覆する。戸当
り86側にはその上下方向全長に亘って鉄板87等が弾
性体94で覆われた被吸着部材95を被覆する。マグネ
ット90と鉄板87との磁気吸着力によって、引き戸2
を閉じた際に引き戸2の戻りを防いで、出入口の水密性
を高める。弾性体91,94によって開閉時の衝撃が和
らげられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引き戸の戸当り構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室出入口に走行自在に設置
された引き戸を開閉する際に、戸当りに対向する引き戸
の端面部が浴室出入口側の戸当りに当たった勢いで、引
き戸が勝手に戻ってしまう場合が多く、この場合、引き
戸と戸当りとの隙間から脱衣室側へ水が流出するという
問題がある。また、引き戸の端面部が、引き戸の上框及
び下框に夫々ビス止めされる縦框で構成されている場合
は、縦框のビス止め部が外部に露出して引き戸の外観が
損なわれるという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、引き戸の戻り防止を図ることにより、出入口の水密
性を確保できるようにした引き戸の戸当り構造を提供に
するあり、さらに他の目的とするところは、引き戸の外
観を向上させるようにした引き戸の戸当り構造を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、戸当り86に対向する引き戸2の端面部8
2aに上下方向全長に亘って、マグネット90が弾性体
91で覆われたマグネット部材89又は鉄板87等が弾
性体94で覆われた被吸着部材95のいずか一方を被覆
すると共に、戸当り86側にはその上下方向全長に亘っ
て上記マグネット部材89又は上記被吸着部材95のい
ずか他方を被覆して成るものである。
【0005】また、引き戸2の枠部は、互いにビス止め
される上框80、下框81及び戸当りに対向する縦框8
2とで構成され、縦框82のビス止め部92がマグネッ
ト部材89により被覆されて成るのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、戸当り86に対向する引き戸
2の端面部82aに上下方向全長に亘って、マグネット
90が弾性体91で覆われたマグネット部材89又は鉄
板87等が弾性体94で覆われた被吸着部材95のいず
れか一方を被覆し、且つ戸当り86側にはその上下方向
全長に亘って上記マグネット部材89又は被吸着部材9
5のいずれか他方を被覆するようにしたから、引き戸2
を閉じた際に、マグネット90と鉄板87等との磁気吸
着力によって、引き戸2の端面部82aが戸当り86に
吸着して引き戸2の戻り防止が図られると共に、弾性体
91,94によって開閉時の衝撃が和らげられる。しか
も、上記マグネット部材89、被吸着部材95を引き戸
2側、戸当り86側の夫々上下方向全長に亘って設ける
ようにしたことにより、マグネット90と鉄板87等と
の磁気吸着力を大きくして引き戸2の戻りをより確実に
防止できるようになる。
【0007】また、引き戸2の枠部は、互いにビス止め
される上框80、下框81及び戸当りに対向する縦框8
2とで構成され、縦框82のビス止め部92を上記マグ
ネット部材89により被覆することにより、マグネット
部材89によって縦框82のビス止め部92が覆い隠さ
れて引き戸2の外観がビス止め部92によって損なわれ
なくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例に用いられる引き戸2の枠部は、図3及
び図4に示すように、互いにビス止めされる上框80、
下框81及び戸当り86に対向する左右一対の縦框82
とで構成され、各框80,81,82の接合部におい
て、上框80と縦框82、及び下框81と縦框82が、
夫々接合用ビス83により接合されている。つまり、上
框80と縦框82とのビス止め構造(下框81と縦框8
2とのビス止め構造も同様)は、図4に示すように、上
框80の接合部の側壁80aに上下方向に複数個(本実
施例では2個)のビス孔84が穿設され、戸当り86に
対向する引き戸2の端面部82aには、上記ビス孔84
に対向する位置にビス孔85が夫々穿設され、上框80
の内側から接合用ビス83を上框80のビス孔84、縦
框82のビス孔85の順で挿入して締結することによ
り、上框80と縦框82とが接合される。
【0009】また、上記引き戸2の端面部82aにマグ
ネット部材89が被覆される。マグネット部材89は、
図1に示すように、マグネット90を弾性体91で覆っ
た、いわゆるゴム磁石から成る。このマグネット部材8
9は、縦框82の端面部82aの上下方向全長に亘って
細長く延びた帯状に形成されており、これによって縦框
82の上下両側のビス止め部92はマグネット部材89
にて夫々覆い隠されるようになっている。一方、戸当り
86側には鉄板87等が弾性体94で覆われた被吸着部
材95が被覆されており、従って、引き戸2を閉じた時
にマグネット90と鉄板87との磁気吸着力により、引
き戸2が戸当り86に吸着される。なお、上記マグネッ
ト部材89を引き戸2の端面部82a全面に被覆する方
法として、本実施例では、図4に示すように、縦框82
の端面部82aの左右両端部に、端面部82aの上下方
向全長に亘ってL字状の係止片93を夫々形成して、係
止片93間にマグネット部材89を挿入係止している。
尚、マグネット部材89を戸当り86側に、被吸着部材
95を引き戸2側に設けるようにしてもよい。
【0010】次に、浴室出入口Aは、図2及び図5に示
すように、浴室出入口Aの開口部全体の約3分の1が袖
パネル1で閉塞されており、残りの開口部が上記2枚の
引き戸2で開閉自在とされる。図5中、50は引き戸2
の把手、Bは引き戸2の走行方向である。一方、浴室1
0側においては、図3に示すように、浴室側床パン12
の浴室出入口A側の端部に排水溝11が設けられ、排水
溝11の長手方向の端部はトラップ取付部18に連通し
ている。簀の子片8は、簀の子桟材14で支持されると
共に、簀の子桟材14が簀の子端材15に取付けられて
いる。簀の子端材15の垂直片15bには、下り傾斜状
の水返しパッキン24が取付けられ、引き戸2側からの
水は水返しパッキン24を通って下方に流れ落ちる一方
で、下方からの水は上方へ流れない構造となっている。
さらに、上記簀の子端材15の垂直片15bの下端面に
は、段差面16との間に防水シート25が介在され、こ
の防水シート25によって簀の子端材15の背側からの
水洩れが防がれ、脱衣室側床面の端部となる床面30側
への水の流出防止が図られている。
【0011】上記構成において、図1に示すように、戸
当り86に対向する引き戸2の端面部82aに上下方向
全長に亘ってマグネット部材89を被覆すると共に、戸
当り86に鉄板87を弾性体94で覆った被吸着部材9
5を被覆したことにより、引き戸2を閉じた際に、引き
戸2側のマグネット部材89と戸当り86側の鉄板87
との磁気吸着力によって、引き戸2の戻りを確実に防止
でき、これにより浴室出入口の水密性が確保される。ま
た、弾性体91,94によって開閉時の衝撃が吸収さ
れ、引き戸2の開閉をスムーズに且つ確実に行なえるも
のである。しかも、上記マグネット部材89、被吸着部
材95を引き戸2側、戸当り86側の夫々上下方向全長
に亘って設けるようにしたことにより、マグネット90
と鉄板87等との対向面積が増えて磁気吸着力がより大
きくなり、引き戸2の戻りをより確実に防止できると同
時に、マグネット部材89と被吸着部材95との全面密
着により水密性が一層向上するという利点がある。
【0012】また、図4に示すように、引き戸2の端面
部82aのビス止め部92が上記マグネット部材89に
より夫々被覆されることにより、マグネット部材89を
利用して縦框82のビス止め部92を覆い隠せるように
なり、部品点数をそれ以上増やさずに、引き戸2の外観
向上が図られる。また、本実施例では、図3に示すよう
に、簀の子端材15とこの簀の子端材15に隣接する簀
の子片8との隙間に、簀の子片8の下方に面して水返し
パッキン24を配置すると共に、簀の子端材15の垂直
片15bと段差面16との間に防水シート25を介在し
たことにより、浴室出入口Aのまたぎ高さを低くしつつ
浴室出入口Aの防水性能を向上させることができるとい
う利点がある。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、戸当りに対向す
る引き戸の端面部に上下方向全長に亘って、マグネット
が弾性体で覆われたマグネット部材又は鉄板等が弾性体
で覆われた被吸着部材のいずか一方を被覆すると共に、
戸当り側にはその上下方向全長に亘って上記マグネット
部材又は被吸着部材のいずか他方を被覆して成るもので
あるから、引き戸と戸当りとがマグネットと鉄板等との
磁気吸着力により吸着され、引き戸の戻りが確実に防が
れ、出入口の水密性を確保できると共に、弾性体によっ
て開閉時の衝撃が和らげられる結果、引き戸の開閉をス
ムーズに且つ確実に行なえるという効果がある。
【0014】また、引き戸の枠部は、互いにビス止めさ
れる上框、下框及び戸当りに対向する縦框とで構成さ
れ、縦框のビス止め部がマグネット部材により被覆され
ている場合は、マグネット部材は引き戸の戻り防止機能
に加えて、ビス止め部の目隠し機能を併せ持つようにな
り、部品点数をそれ以上増やさずに、引き戸の外観向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる引き戸の縦框付
近の一部省略平断面図である。
【図2】同上の浴室出入口の正面図である。
【図3】同上の浴室出入口の一部省略縦断面図である。
【図4】同上の引き戸とマグネット部材との分解斜視図
である。
【図5】同上の一部省略平断面図である。
【符号の説明】
2 引き戸 82 縦框 82a 端面部 86 戸当り 87 鉄板 89 マグネット部材 90 マグネット 91 弾性体 92 ビス止め部 95 被吸着部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸当りに対向する引き戸の端面部に上下
    方向全長に亘って、マグネットが弾性体で覆われたマグ
    ネット部材又は鉄板等が弾性体で覆われた被吸着部材の
    いずか一方を被覆すると共に、戸当り側にはその上下方
    向全長に亘って上記マグネット部材又は上記被吸着部材
    のいずか他方を被覆して成る引き戸の戸当り構造。
  2. 【請求項2】 引き戸の枠部は、互いにビス止めされる
    上框、下框及び戸当りに対向する縦框とで構成され、縦
    框のビス止め部がマグネット部材により被覆されて成る
    ことを特徴する請求項1記載の引き戸の戸当り構造。
JP18530293A 1993-07-27 1993-07-27 引き戸の戸当り構造 Pending JPH0742435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18530293A JPH0742435A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 引き戸の戸当り構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP18530293A JPH0742435A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 引き戸の戸当り構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0742435A true JPH0742435A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16168484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18530293A Pending JPH0742435A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 引き戸の戸当り構造

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JP (1) JPH0742435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231785A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Ykk Ap株式会社 水切部材、及び、建具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231785A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Ykk Ap株式会社 水切部材、及び、建具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010821