JPH0742391U - 耐火層間材 - Google Patents
耐火層間材Info
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- JPH0742391U JPH0742391U JP7450793U JP7450793U JPH0742391U JP H0742391 U JPH0742391 U JP H0742391U JP 7450793 U JP7450793 U JP 7450793U JP 7450793 U JP7450793 U JP 7450793U JP H0742391 U JPH0742391 U JP H0742391U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐火層間材を、外壁を設置する前に、鉄板に
容易かつ強固に、しかも精度よく取付けることができる
ようにする。 【構成】 耐火性を有する芯材11を、外被材12で包
む。外被材12の上面に、一側面を外被材12と面一に
して、位置決め材13を取付ける。この位置決め材13
を、一定の剛性があり、しかも溶接の火花に耐え得る材
料で作る。位置決め材13を持って耐火層間材10の位
置を決め、この状態で鉄板2に押付けると、位置決め材
13が強い力で鉄板2に押付けられる。このため、上側
接着層14により、位置決め材13が強固に鉄板2に取
付けられる。耐火層間材10を取付けた後、外壁4を設
置する。
容易かつ強固に、しかも精度よく取付けることができる
ようにする。 【構成】 耐火性を有する芯材11を、外被材12で包
む。外被材12の上面に、一側面を外被材12と面一に
して、位置決め材13を取付ける。この位置決め材13
を、一定の剛性があり、しかも溶接の火花に耐え得る材
料で作る。位置決め材13を持って耐火層間材10の位
置を決め、この状態で鉄板2に押付けると、位置決め材
13が強い力で鉄板2に押付けられる。このため、上側
接着層14により、位置決め材13が強固に鉄板2に取
付けられる。耐火層間材10を取付けた後、外壁4を設
置する。
Description
【0001】
本考案は、下層階で発生した火災が上層階に延焼するのを防止するための耐火 層間材に係り、特に施工性がよく、しかも床と外壁との間から脱落するおそれが ない耐火層間材に関する。
【0002】
一般に、高層建築物においては、PC版製のカーテンウォールパネル等の壁パ ネルを、狭い間隙を介し上下および左右方向に連続配置して外壁とする外壁構法 が採用されている。
【0003】 ところで、この種の外壁構法においては、例えばデッキプレート上にコンクリ ートを打設して構成される床の端面と外壁との間に、その構造上所定の隙間が形 成されるため、この間隙を層間材で閉止する必要があるとともに、下層階で発生 した火災が上層階に延焼するのを防止するためには、この層間材を耐火構造とす る必要がある。
【0004】 そこで従来は、床と外壁との間に、U溝状にラス網を挿入固定するとともに、 このU溝内に、ロックウール等の不燃材料を充填して耐火構造とした耐火層間材 を用いるようにしている。
【0005】
前記従来の耐火層間材においては、ラス網で形成されるU溝内に、現場で不燃 材料を充填する必要があるため、作業が容易でないとともに作業に危険を伴ない 、また外壁を設置した後でなければ施工できないため、例えば柱の陰になってい る部位に対しては、作業ができなかったり不充分な施工となり、所期の耐火性能 が得られないおそれがある。
【0006】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、外壁を設置する前に施工するこ とができるとともに、施工が容易で安定した固定力が得られ、また上層階で溶接 作業を行なっても不具合が生じるおそれがない耐火層間材を提供することを目的 とする。
【0007】 本考案の他の目的は、芯材を床および外壁に充分に密着させて安定した耐火性 能を得ることができる耐火層間材を提供するにある。
【0008】 本考案の他の目的は、芯材を短寸法の繊維で形成した場合であっても、取扱い 中に、芯材が外部に飛散するおそれがない耐火層間材を提供するにある。
【0009】 本考案のさらに他の目的は、床あるいは外壁に対する固定力をより安定させる ことができる耐火層間材を提供するにある。
【0010】
前記目的を達成するため、本考案の請求項1に係る考案は、建築物の床と外壁 との間に配置される耐火層間材において、不燃材料を用いて角棒状に形成された 芯材と;この芯材を包む外被材と;床と外壁との間の間隙とほぼ同一または稍小 さな幅方向寸法を有する外面四角形の棒状に形成され、外側面を外被材の外側面 とほぼ面一にして外被材の上部に固定された位置決め材と;少なくとも位置決め 材の外側面に設けられた接着層と;を設け、前記位置決め材に、少なくとも所定 の剛性および溶接火花に対する耐性を持たせるようにしたことを特徴とする。
【0011】 また、本考案の請求項2に係る考案は、芯材を、セラミックス繊維,ロックウ ール,グラスウールまたはアスベスト等の無機質繊維を、集束または積層して形 成するようにしたことを特徴とする。
【0012】 また、本考案の請求項3に係る考案は、外被材を、プラスチックフィルムで形 成し、芯材をほぼ完全に覆うようにしたことを特徴とする。
【0013】 さらに、本考案の請求項4に係る考案は、接着層を、位置決め材の外側面およ び外被材の外側面の両方に設けるようにしたことを特徴とする。
【0014】
本考案の請求項1に係る考案においては、外被材により包まれた芯材の上部に 、外側面を外被材の外側面とほぼ面一にして位置決め材が取付けられ、この位置 決め材の外側面には、接着層が設けられており、しかも、位置決め材は所定の剛 性を有している。このため、位置決め材を把持して、耐火層間材を床の外側面あ るいは外壁の内面に取付けることにより、外壁を設置する前であっても、耐火層 間材を容易かつ精度よく、しかも強固に所定位置に取付けることが可能となる。
【0015】 また、この位置決め材の幅寸法は、床と外壁と間の間隙とほぼ同一または稍小 さな値となっている。このため、耐火層間材を予め取付けた状態で外壁を設置す る場合であっても、外壁の取付け作業に支障を来たすおそれがない。
【0016】 また、この位置決め材は、溶接火花に対する耐性を有している。このため、床 と外壁との間に耐火層間材を設置した後、上層階で行なっている溶接の火花が耐 火層間材上に落下してきても、外被材がこの火花によっても損傷するおそれがほ とんどない。
【0017】 また、本考案の請求項2に係る考案においては、芯材が、無機質繊維を集束ま たは積層して形成され、一定の弾性を有している。このため、床および外壁に対 し充分な密着性が得られる。
【0018】 また、本考案の請求項3に係る考案においては、プラスチックフィルム製の外 被材により、芯材がほぼ完全に覆われている。このため、外被材に雨水が付着し ても、芯材が濡れるおそれはなく、また芯材が短い繊維で形成されている場合で あっても、取扱い時に外部に飛散するおそれがない。
【0019】 さらに、本考案の請求項4に係る考案においては、接着層が、位置決め材の外 側面および外被材の外側面の両方に設けられている。このため、より大きな固定 力が得られ、耐火層間材の取付け状態をより安定させることが可能となる。
【0020】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の第1実施例に係る耐火層間材を示すもので、図中、符号1は 建築物の床であり、この床1は、図示しないデッキプレートの外周縁にコンクリ ート止め用の鉄板2を溶着するとともに、デッキプレート上にコンクリート3を 打設して形成されるようになっている。そして、この床1とカーテンウォールパ ネル等で形成される外壁4との間には、所定幅の間隙Gが形成されており、本実 施例に係る耐火層間材10は、この間隙G内に配設され、上層階側と下層階側と の間を耐火シールするようになっている。
【0021】 前記耐火層間材10は、図2に示すように、セラミックス繊維,ロックウール ,グラスウールあるいはアスベスト等の無機質繊維を集束または積層して弾性を 持たせた角棒状の芯材11と、この芯材11の外表面を完全に被覆する例えばポ リエチレンフィルム製の外被材12とを備えており、外被材12を含めた芯材1 1の幅寸法W1 は、前記間隙Gよりも大寸法に設定されている。したがって、芯 1は多少圧縮された状態で間隙G内に配置され、充分な密着性が確保されるよう になっている。
【0022】 前記外被材12の上面には、図2に示すように、角棒状をなす位置決め材13 が固設されており、耐火層間材10は、この位置決め材13を把持して取扱うこ とにより、外壁4を装着する前の段階であっても、前記鉄板2の外面に容易かつ 正確にしかも強固に取付けることができるようになっている。
【0023】 すなわち、この位置決め材13は、所定の弾性および剛性を有し、かつ溶接火 花に対する耐性を有する例えば合成樹脂の独立気泡発泡体で形成されており、そ の幅寸法W2 は、前記間隙Gよりも小寸法に設定されている。したがって、間隙 G内に耐火層間材10が配設された状態では、図1に示すように、位置決め材1 3と外壁4との間に所定の隙間が形成されるようになっている。
【0024】 また、この位置決め材13は、図1および図2に示すように、前記鉄板2に対 向する側の側面が、外被材12の側面とほぼ面一になっており、この面には、位 置決め材13と外被材12とに亘った位置および外被材12のみに対応する位置 に、例えばブチルゴム製の上側接着層14および下側接着層15がそれぞれ設け られ、耐火層間材10は、これら両接着層14,15を介し鉄板2の外側面に貼 着固定されるようになっている。そしてこれにより、外壁4を設置する前に耐火 層間材10を鉄板2に取付けた場合であっても、耐火層間材10が脱落しないだ けの充分な固定力が得られるようになっている。なお、前記両接着層14,15 は、図2に示すように、使用前にはその表面が剥離紙16,17によって保護さ れており、運搬時等に粘着性が損なわれるのを防止している。
【0025】 次に、本実施例の作用について説明する。 施工に際しては、外壁4が設置される前の段階で、まず剥離紙16,17を除 去して各接着層14,15を露出させ、次いでこの耐火層間材10を、位置決め 材13を把持して鉄板2の外側面に貼着固定する。
【0026】 この際、位置決め材13は、所定の剛性を有しているので、耐火層間材10の 位置決めを極めて容易にしかも精度よく行なうことができる。また、位置決め材 13を貼着固定のために押圧すると、その剛性により上側接着層14は大きな力 で鉄板2に圧接され、耐火層間材10を確実に鉄板2に貼着固定することができ る。なお、この段階では、下側接着層15にはそれほど大きな押圧力を加えるこ とができないので、下側接着層15に関しては、それほど大きな貼着力を期待す ることができない。
【0027】 このようにして、耐火層間材10を鉄板2の外側面に設置したならば、その後 外壁4を設置する。この際、芯材11の幅寸法W1 は、間隙Gよりも大寸法に設 定されているので、芯材6は多少圧縮された状態で間隙G内に介装されることに なり、その反力で外被材12が鉄板2および外壁4に充分に密着する。そしてこ の反力は、外壁4設置後永続するので、時間の経過とともに下側接着層15の貼 着固定力が増大し、極めて大きな固定力が得られる。
【0028】 ところで、外壁4を設置する際には、外壁4を上下あるいは左右方向に動かし ながら位置合わせするのが通例である。このため、外壁4は、外被材12の外側 面に接触した状態で、上下あるいは左右に移動することがある。
【0029】 ところが、芯材11は充分な弾性を有しているので、外壁4が外被材12に接 触して移動しても、この動きに充分追従して変形し、大きな力が耐火層間材10 に加わることがない。しかも、上側接着層14は、位置決め材13を介し予め大 きな力で鉄板2に押圧され、位置決め材13と鉄板2とが強固に一体化されてい るので、前述の外壁4の動きにより耐火層間材10が脱落するおそれはない。
【0030】 一方、位置決め材13に外壁4が接触した場合には、位置決め材13は所定の 剛性を有しているので、耐火層間材10に大きな剥離力が作用することになるが 、位置決め材13の幅寸法W2 は、間隙Gよりも小寸法に設定されているので、 外壁4が位置決め材13に接触するおそれはない。
【0031】 しかして、位置決め材13は所定の剛性を有しているので、この位置決め材1 3を把持して耐火層間材10を鉄板2の外側面に取付けることにより、外壁4を 設置する前であっても、耐火層間材10を容易かつ精度よく、しかも強固に所定 位置に取付けることができる。
【0032】 また、位置決め材13の幅寸法W2 は、間隙Gよりも小寸法に設定されている ので、外壁4を設置する際に外壁4が位置決め材13に接触し、作業に支障を来 したり耐火層間材10が脱落するおそれがない。
【0033】 また、この位置決め材13は、溶接火花に対する耐性を有しているので、耐火 層間材10を設置後、上層階で行なわれている溶接の火花が耐火層間材10上に 落下してきても外被材12がこの火花によって損傷するおそれはほとんどない。
【0034】 図3は、本考案の第2実施例を示すもので、耐火層間材10を鉄板2に取付け るのではなく、設置前の外壁4内面に予め取付けておき、この状態で外壁4を設 置するようにしたものである。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0035】 しかして、本実施例によっても、前記第1実施例と同様の効果が期待できる。
【0036】 図4は、本考案の第3実施例を示すもので、位置決め材13を角筒状に形成す るとともに、位置決め材13および外被材12の一側面のほぼ全域に接着層20 を設けて剥離紙21で保護し、かつ位置決め材13の他側面側に、溶接火花に対 する耐性を有する極めて軟質の例えばスポンジ状のクッション材23を設けるよ うにしたものである。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0037】 しかして、位置決め材13を角筒状に形成しているので、省材料による軽量化 およびコストダウンを図ることができ、しかも所定の剛性が得られるようにすれ ば、貼着固定力は前記両実施例の場合と同様に得られる。
【0038】 また、接着層20を用いて貼着面積の拡大を図っているので、より大きな貼着 固定力が得られ、鉄板2あるいは外壁4の表面に凹凸がある場合であっても、耐 火層間材10が脱落するおそれがない。
【0039】 また、クッション23によって外壁4(耐火層間材10を鉄板2に取付けた場 合)または鉄板2(耐火層間材10を外壁4に取付けた場合)と位置決め材13 との間の隙間が完全に閉止されるので、外被材12を溶接の火花から完全に保護 することができる。しかも、このクッション材23は極めて軟質であるので、芯 材11と同様、外壁4を設置する際に外壁4や鉄板2に接触しても、耐火層間材 10が脱落するおそれはない。一方、位置決め材13を貼着固定する際には、押 圧によりクッション材23は容易に変形してしまうが、位置決め材13自体は変 形することがないので、クッション材23を設けたことに伴なう不具合は全くな い。
【0040】 なお、前記各実施例においては、耐火層間材10を、外壁4を設置する前に、 鉄板2あるいは外壁4に取付ける場合について説明したが、外壁4を設置した後 、鉄板2と外壁4との間の間隙G内に耐火層間材10を取付けるようにしてもよ い。そしてこの際、前記第1実施例の場合には、外壁4と位置決め材13との間 の隙間に指を挿入して、位置決め材13を鉄板2に強い力で押付けることができ 、また前記第2実施例の場合には、鉄板2と位置決め材13との間の隙間に指を 挿入して、位置決め材13を外壁4に強い力で押付けることができ、さらに前記 第3実施例の場合には、クッション材23に指を掛けるとクッション材23が変 形して位置決め部材13のみの場合と大差ない状態となるので、位置決め材13 を強固に貼着固定することができる。
【0041】 また、前記各実施例においては、位置決め材13の幅寸法W2 が、間隙Gより も小寸法に設定されている場合について説明したが、外壁4を設置する際に支障 とならなければ、位置決め材13の寸法W2 が間隙Gとほぼ同一寸法であっても よい。
【0042】 さらに、前記各実施例においては、接着層14,15,20が位置決め材13 の外面のみならず外被材12の外面にも設けられている場合について説明したが 、少なくとも位置決め材13の外面に設けられていれば所期の効果は期待できる 。
【0043】
以上説明したように、本考案の請求項1に係る考案は、外被材により包まれた 芯材の上部に、外側面を外被材の外側面とほぼ面一にして位置決め材が取付けら れているとともに、この位置決め材の外側面には、接着層が設けられており、し かも位置決め材は所定の剛性を有しているので、位置決め材を把持して、耐火層 間材を床の外側面あるいは外壁の内面に取付けることにより、外壁を設置する前 であっても、耐火層間材を容易かつ精度よく、しかも強固に所定位置に取付ける ことができる。
【0044】 また、この位置決め材の幅方向寸法は、床と外壁との間の間隙とほぼ同一また は稍小さな値となっているので、耐火層間材を予め取付けた状態で外壁を設置す る場合であっても、外壁の取付け作業に支障を来たすおそれがない。
【0045】 また、この位置決め材は、溶接火花に対する耐性を有しているので、床と外壁 との間に耐火層間材を設置した後、上層階で行なっている溶接の火花が耐火層間 材上に落下してきても、外被材がこの火花によって損傷するおそれがほとんどな い。
【0046】 また、本考案の請求項2に係る考案は、芯材が、無機質繊維を集束または積層 して形成されて一定の弾性を有しているので、床および外壁に対し充分な密着性 が得られる。
【0047】 また、本考案の請求項3に係る考案は、プラスチックフィルム製の外被材によ り、芯材がほぼ完全に覆われているので、外被材に雨水が付着しても、芯材が濡 れるおそれはなく、また芯材が短い繊維で形成されている場合であっても、取扱 い時に外部に飛散するおそれがない。
【0048】 さらに、本考案の請求項4に係る考案は、接着層が、位置決め材の外側面およ び外被材の外側面の両方に設けられているので、より大きな固定力が得られ、耐 火層間材の取付け状態をより安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る耐火層間材の装着状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】図1の耐火層間材の装着前の状態を示す断面図
である。
である。
【図3】本考案の第2実施例を示す図1相当図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す図2相当図である。
1 床 2 鉄板 4 外壁 10 耐火層間材 11 芯材 12 外被材 13 位置決め材 14 上側接着層 15 下側接着層 16,17,21 剥離紙 20 接着層 23 クッション材 G 間隙 W1 ,W2 幅寸法
Claims (4)
- 【請求項1】 建築物の床と外壁との間に配置される耐
火層間材において、不燃材料を用いて角棒状に形成され
た芯材と;この芯材を包む外被材と;床と外壁との間の
間隙とほぼ同一または稍小さな幅方向寸法を有する外面
四角形の棒状に形成され、外側面を外被材の外側面とほ
ぼ面一にして外被材の上部に固定された位置決め材と;
少なくとも位置決め材の外側面に設けられた接着層と;
を備え、前記位置決め材は、少なくとも所定の剛性およ
び溶接火花に対する耐性を有していることを特徴とする
耐火層間材。 - 【請求項2】 芯材は、セラミックス繊維,ロックウー
ル,グラスウールまたはアスベスト等の無機質繊維を、
集束または積層して形成されていることを特徴とする請
求項1記載の耐火層間材。 - 【請求項3】 外被材は、プラスチックフィルムで形成
され、芯材をほぼ完全に覆っていることを特徴とする請
求項1または2記載の耐火層間材。 - 【請求項4】 接着層は、位置決め材の外側面および外
被材の外側面の両方に設けられていることを特徴とする
請求項1,2または3記載の耐火層間材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7450793U JPH0742391U (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 耐火層間材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7450793U JPH0742391U (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 耐火層間材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742391U true JPH0742391U (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=13549311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7450793U Pending JPH0742391U (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 耐火層間材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742391U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017218738A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社ロンビックジャパン | 耐火層間材、その形成方法、およびその設置方法 |
-
1993
- 1993-12-30 JP JP7450793U patent/JPH0742391U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017218738A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社ロンビックジャパン | 耐火層間材、その形成方法、およびその設置方法 |
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