JPH0742340U - ゴム風船用充填物結索仕上機 - Google Patents

ゴム風船用充填物結索仕上機

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JPH0742340U
JPH0742340U JP4239393U JP4239393U JPH0742340U JP H0742340 U JPH0742340 U JP H0742340U JP 4239393 U JP4239393 U JP 4239393U JP 4239393 U JP4239393 U JP 4239393U JP H0742340 U JPH0742340 U JP H0742340U
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rubber
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Pending
Application number
JP4239393U
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English (en)
Inventor
章則 小坂
Original Assignee
備南工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム風船入り製品の不要充填口部分の切除さ
れた仕上がり品を機械的に能率よく得られるようにす
る。 【構成】 ゴム風船wにゼリーなどの流動可能物を充填
してはその充填口部分w1を封止金具kで結索する処理
を機械的かつ連続的に行うものとしたゴム風船用充填物
結索機において、これの結索作動に同期して充填口部分
w1の封止金具kの外側直近位置を切断するものとした
切断装置17を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴム風船にゼリーや水羊羹などを充填したゴム風船入り製品を能率 よく製造することのできるゴム風船用充填物結索仕上機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(a)に示すようなゴム風船wにゼリーなどの流動可能物を充填してその 充填口部分w1を同図(b)に示すように封止金具kで結索する処理を機械的か つ連続的に行うものとしたゴム風船用充填物結索機は存在している(これが具体 的構成は本考案の実施例の中で言及するものとする)。なお、この結索機は既に 本出願人が製造し、好評を博しているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記充填物結索機で得られるゴム風船入り製品には図4(b)に示すように封 止金具kの外側に比較的長い不要充填口部分w1が存在したものとなるのであり 、この不要充填口部分は製品外観を損ねるほか、製品の箱詰めや包装のさいの障 害となる。このため作業者は面倒でもこの不要充填口部分を手作業により切り除 くようにしているが、この作業は手間を要するものであって生産性を損ねる要因 の一つをなしている。
【0004】 本考案は斯かる問題点に鑑みて、風船入り製品の仕上がり品が能率的に得られ るものとしたゴム風船用充填物結索仕上機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、ゴム風船にゼリーなどの流動可能物を充 填してはその充填口部分を封止金具で結索する処理を機械的かつ連続的に行うも のとしたゴム風船用充填物結索機において、これの結索作動に同期して充填口部 分の封止金具の外側直近位置を切断するものとした切断装置を設けたことを特徴 とする。
【0006】
【作用】
切断装置はゴム風船入り製品の不要充填口部分を機械的かつ連続的に切り除く ものとなり、これによりゴム風船入り製品の仕上がり品は人為的作業なくして能 率的に得られるものとなる。
【0007】 また在来のゴム風船用充填物結索機に切断装置を設けた構成は、切断処理のさ いに必要となる被処理製品の支持手段を新たに設ける必要のないものとなす。
【0008】
【実施例】
図1は本考案に係るゴム風船用充填物結索仕上機の一実施例を示す図、図2は 同仕上機の切断装置周辺を示し(a)は平面図で(b)は側面図、そして図3は 同仕上機の支持板とゴムー風船の関係を示す説明図である。
【0009】 図において、1は機体フレームで、これには縦回転軸2を介して支持された円 形の支持板3、この支持板3の下面近傍で結索処理するものとした結索手段4及 び、ゼリーなどの流動可能物を適当量だけ圧出させるものとした流動可能物供給 手段5のほか、各部の作動を制御するものとした制御回路装置6が設けてある。
【0010】 このさい、支持板3は図3に示すようにその周囲に一定ピッチpの凹凸を形成 すると共に各凸部3aの中央にゴム風船wの係入される支持孔3bを設けたもの となされている。
【0011】 結索手段4は封止金具k(図4参照)の収容される収容筒7aを具備した結索 作用部7と、この作用部7の入力個所に操作力を付与するものとした流体圧シリ ンダ装置8とからなる。
【0012】 流動可能物供給手段5は機体フレーム1の上部に固定され流動可能物の収容さ れるホッパー9、ホッパー9内の流動可能物を一定量だけ吸引して送り出すもの としたポンプ手段10、流動可能物を下端開口から下向きへ圧出させるものとし た供給ノズル体11及び、このノズル体11を上下作動させるものとした流体圧 シリンダ装置12などからなる。ここにポンプ手段10はホッパー9の下部に設 けられた計量ポンプ10aを流体圧シリンダ装置10bで作動させるものとなし てある。
【0013】 なお、13は上端部が支持板3の周縁下方に配置された製品排出樋であり、1 4は結索手段4などを支持した支持部材である。
【0014】 上記した構成は従来のゴム風船用充填物結索機に準じたものであって、これが 使用並びに作動は例えば次のように行われる。
【0015】 作業者はホッパー9内にゼリーや水羊羹などの流動可能物を収容させた後、制 御回路装置6を作動状態となす。
【0016】 これにより、支持板3が図示しないモータで駆動されて凹凸の一ピッチpづつ 間歇的にゆっくりと回転される。このさい作業者は支持板3に設けられた支持孔 3bでしかも供給ノズル体11の位置よりも支持板3の回転方向f1上流側に存 在するものへ支持板3の回転移動に合わせて順次に図3に示すようにゴム風船w を係入する。
【0017】 このように係入されたゴム風船wはやがて供給ノズル体11の直下に達して一 時停止するものとなり、この瞬間に流体圧シリンダ装置12が伸長作動するもの となり、これにより供給ノズル体11の下端面が図2(b)に示すように支持板 3の上面にゴム風船wの充填口部分w1を押圧する。
【0018】 続いてポンプ手段10が作動して、計量ポンプ10a内に先行して吸引してい た流動可能物を図示しない通路手段を介して供給ノズル体11へ向けて送り出す のであり、このように送り出された流動可能物は供給ノズル体11の下端開口か らゴム風船w内にそのゴム張力に抗して供給される。このさいゴム風船wは球状 となって自重により垂れ下がった状態となる。
【0019】 この状態の下で今度は結索手段4が作動して、支持板3の下面近傍でゴム風船 wの充填口部分の下寄り位置を封止金具kで結索処理する。かくして、図4(b )に示すような一つのゴム風船入り製品が製造されるのである。
【0020】 続いて流体圧シリンダ装置12が短縮作動して供給ノズル体11を上方へ退避 移動させた後、支持板3が次の一ピッチpの回転を開始されるのであり、また一 方では次なる作動に備えてポンプ手段10の流体圧シリンダ装置10bが適宜に 作動して計量ポンプ10a内に一定量の流動可能物を吸引させる。以後は同様な 作動の繰り返しで次々とゴム風船入り製品が製造される。
【0021】 本考案では上記した構成のほか、鋏装置15とこれを作動させるための流体圧 シリンダ装置16からなる切断装置17を設けるのである。
【0022】 このさい鋏装置15は、機体フレーム1と同体の支持台18に固定された支持 部材19を介して固定され切刃mが支持孔3bの回転軌跡sと交叉するように設 定された一方の鋏部材15aと、この鋏部材15aに揺動変位自在に軸20着さ れた他方の鋏部材15bからなる。そして、この鋏装置15のはさみ切り作用位 置は支持板3の直下に位置させると共に平面視位置を結索手段4の結索作用位置 と概ね合致させるほか、上下方向位置を前記結索作用位置の直上に位置させるよ うになす。
【0023】 しかして油圧シリンダ装置16は台部材18と前記他方の鋏部材15bの一端 との間に介装してあって、鋏装置15が結索装置4の各結索動作の終了直後に、 はさみ切り動作をし、次なる結索動作開始のときは図3(a)に示すようにはさ み切り作用部の開放された状態に保持されるように作動するものとなしてある。
【0024】 さらに支持板3の上面側で支持板3の回転方向f1の切断装置17よりも下流 側には機体フレーム1から垂下させたゴム片排除装置21を設けるのであって、 具体的には機体フレーム1と同体の支持部材22の下端に樹脂材などからなるス クレーパー部材23を固定し、これの先端を支持板3の上面で支持孔3bの回転 軌跡s位置に摺接させるようになす。
【0025】 なお、24は流体圧シリンダ装置16の一端と台部材18とを揺動自在に結合 するための軸部材であり、25は同シリンダ装置16の他端と鋏部材15bとを 揺動自在に結合するための軸部材である。また26は必要に応じて設けられる係 止板部材である。
【0026】 斯かる構成となした本考案品の作用を説明する。 前述したようにして製造されたゴム風船入り製品は、結索処理後も暫くの間、 図3(b)に示すようにそのゴム風船wの充填口部分w1を供給ノズル体11の 先端面で支持板3の上面に押圧された状態を維持されると共に、その充填口部分 w1は必然的に、開放された状態の鋏装置15のはさみ切り作用位置に位置する ものとなる。
【0027】 この状態の下で流体圧シリンダ装置16が既述した結索手段4の結索処理が終 了した後直ちに伸長作動し、鋏装置15がゴム風船入り製品の封止金具kの外側 直近位置(図4中に符号nで示す位置)をはさみ切るものとなる。
【0028】 こうして不要充填口部分w1を切り離されて仕上げ品となされたゴム風船入り 製品は樋13上に落下し所要位置に搬出される。
【0029】 この後、従来同様に流体圧シリンダ装置15が短縮作動し、供給ノズル体11 はそれまで支持板3の上面に押さえていたゴム風船wの充填口w1を解放するの であり、これに関連して従来同様に支持板3は次のゴム風船wに流動可能物を充 填可能となすべく次の一ピッチpの回転を始める。
【0030】 かくして、供給ノズル体11の位置では次々とゴム風船入り製品の仕上がり品 が製造されるのであり、また一方では切り離された不要充填口部分w1の残留し た支持孔3bが支持板3の回転に伴って次々とゴム片排除装置21に達する。
【0031】 ここでは、スクレーパー部材23が支持板3の上面から幾分突出した不要充填 口部分w1であるゴム片を支持孔3bから掻き出し、続いて支持板3の回転に伴 ってこのゴム片を支持板3の上面に沿ってその凹部3cまで移動させるのであり 、凹部3cに達したゴム片はここから下方へ落下するものとなる。
【0032】 なお係止板部材26はゴム風船wの結索処理や切断処理を円滑にする上で寄与 するものとなる。
【0033】
【考案の効果】
以上の如く構成した本考案によれば、何等人為的作業を要することなく不要充 填口部分の切除された仕上げ状態のゴム風船入り製品を能率的に得ることができ るものとなる。
【0034】 また既存の充填物結索機に切断機を設けたことから、切断処理されるゴム風船 入り製品を支持するための格別な手段を設ける必要のないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るゴム風船用充填物結索仕上機の一
実施例を示す図である。
【図2】同仕上機の切断装置周辺を示し(a)は平面図
で(b)は側面図である。
【図3】同仕上機の支持板とゴム風船の関係を示す説明
図である。
【図4】同仕上機に使用されるゴム風船と同仕上機で製
造されたゴム風船入り製品を示し、(a)が前者の図で
(b)が後者の図である。
【符号の説明】
k 封止金具 w ゴム風船 w1 充填口部分 17 切断装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム風船にゼリーなどの流動可能物を充
    填してはその充填口部分を封止金具で結索する処理を機
    械的かつ連続的に行うものとしたゴム風船用充填物結索
    機において、これの結索作動に同期して充填口部分の封
    止金具の外側直近位置を切断するものとした切断装置を
    設けたことを特徴とするゴム風船用充填物結索仕上機。
JP4239393U 1993-06-21 1993-06-21 ゴム風船用充填物結索仕上機 Pending JPH0742340U (ja)

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JP4239393U JPH0742340U (ja) 1993-06-21 1993-06-21 ゴム風船用充填物結索仕上機

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JP4239393U Pending JPH0742340U (ja) 1993-06-21 1993-06-21 ゴム風船用充填物結索仕上機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210059575A (ko) * 2019-11-15 2021-05-25 (주)건영제과 팽창식 용기 주입 방식의 젤리 제조 장치 및 방법
KR20220021222A (ko) * 2020-08-13 2022-02-22 김진석 팽창식 용기 주입 방식의 순두부 제조 방법 및 순두부

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63294325A (ja) * 1987-05-21 1988-12-01 Isao Kurata 結線装置
JPS6410942A (en) * 1987-07-03 1989-01-13 Kureha Chemical Ind Co Ltd Method and apparatus for tying film casing

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