JPH0742318Y2 - 海苔調合機における送り量調節装置 - Google Patents
海苔調合機における送り量調節装置Info
- Publication number
- JPH0742318Y2 JPH0742318Y2 JP1991066910U JP6691091U JPH0742318Y2 JP H0742318 Y2 JPH0742318 Y2 JP H0742318Y2 JP 1991066910 U JP1991066910 U JP 1991066910U JP 6691091 U JP6691091 U JP 6691091U JP H0742318 Y2 JPH0742318 Y2 JP H0742318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blender
- seaweed
- adjusting device
- feed amount
- amount adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Edible Seaweed (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、海苔を調合機から抄
機へ送る際の海苔の送り量を調節することを目的とした
海苔調合機における送り量調節装置に関する。
機へ送る際の海苔の送り量を調節することを目的とした
海苔調合機における送り量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、調合機から送られた海苔が一定濃
度で抄機に掛るようにする為に、海苔の濃度を検出し
て、水又は海苔の送り量を調節し、又は海苔の濃度を目
視し乍ら、調合機の分割車の回転数を手動的に調節する
などの手段がとられていた。回転数の調節には、図4中
ダイヤル15を右16、又は左17に回転して行なって
いた。
度で抄機に掛るようにする為に、海苔の濃度を検出し
て、水又は海苔の送り量を調節し、又は海苔の濃度を目
視し乍ら、調合機の分割車の回転数を手動的に調節する
などの手段がとられていた。回転数の調節には、図4中
ダイヤル15を右16、又は左17に回転して行なって
いた。
【0003】
【考案により解決すべき課題】前記濃度検出値をもとに
して、水又は海苔の供給量を増減する方法は、全自動化
として優れているけれども、その精度を上げる為には、
複雑な調節装置を必要とし、かつ海苔原藻の品質(例え
ば色彩)にも左右され易いなど幾多の問題点がある。次
に、分割車の回転数を制御する方法は、海苔の濃度を目
視し乍ら、手動により調節するので、調節する者の技術
程度によって製品の良否を左右するのみならず、回転数
の把握がむつかしい問題点があった。
して、水又は海苔の供給量を増減する方法は、全自動化
として優れているけれども、その精度を上げる為には、
複雑な調節装置を必要とし、かつ海苔原藻の品質(例え
ば色彩)にも左右され易いなど幾多の問題点がある。次
に、分割車の回転数を制御する方法は、海苔の濃度を目
視し乍ら、手動により調節するので、調節する者の技術
程度によって製品の良否を左右するのみならず、回転数
の把握がむつかしい問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの考案は、調合機
の分割車の駆動モータの回転数を無段階に調節できるよ
うにすると共に、回転数を検出し、これをデジタル表示
したので、回転数の高精度の把握ができるようになり、
再現性を確実にして、前記従来の問題点を解決したので
ある。
の分割車の駆動モータの回転数を無段階に調節できるよ
うにすると共に、回転数を検出し、これをデジタル表示
したので、回転数の高精度の把握ができるようになり、
再現性を確実にして、前記従来の問題点を解決したので
ある。
【0005】即ちこの考案は、海苔を分割車で抄機へ定
量給送する調合機において、前記分割車の回転軸の駆動
モータに無段階変速手段を組み込むと共に、前記分割車
の回転数の検出手段と回転数のデジタル表示手段とを結
合させたことを特徴とする海苔調合機における送り量調
節装置である。また、無段階変速手段を駆動モータの電
源回路に介装した周波数変換器としたものである。次に
検出手段を、パルス発生器と、パルス計算器としたもの
である。
量給送する調合機において、前記分割車の回転軸の駆動
モータに無段階変速手段を組み込むと共に、前記分割車
の回転数の検出手段と回転数のデジタル表示手段とを結
合させたことを特徴とする海苔調合機における送り量調
節装置である。また、無段階変速手段を駆動モータの電
源回路に介装した周波数変換器としたものである。次に
検出手段を、パルス発生器と、パルス計算器としたもの
である。
【0006】前記における駆動モータの無断変速は、周
波数変換器を用い、又はその他の方法により行う。
波数変換器を用い、又はその他の方法により行う。
【0007】
【作用】この考案によれば、調合機の分割車の回転数を
デジタル表示にしたので、分割車の回転を正確に把握で
きる。従って、最良の濃度に調節することが容易とな
る。
デジタル表示にしたので、分割車の回転を正確に把握で
きる。従って、最良の濃度に調節することが容易とな
る。
【0008】
【実施例】図4において、調合機1の分割車2の軸3
は、スプロケットホイール4、5を介してモータ6の軸
7と連動している。また、図1のように、モータ6によ
り調合機1の分割車2を回転し、分割車2より供給され
た海苔は調整槽8において適量の水と混合され、抄機9
の各升に送られる海苔の量を一定にする為に、供給され
る海苔と水の混合物は一定の濃度にする必要がある。そ
こで、調整槽8内の海苔の濃度を検出器10で検出し、
比較器11を経て、その出力を制御器12に入力し、制
御器12の出力をモータ6の電源に作用させて周波数を
変換することにより、モータ6の回転数を制御する。前
記は自動制御であるが、この場合には検出器内に比較器
11を備え、予め設定した濃度値と、検出濃度値とを比
較し、比較器11の出力を制御器に入力しなければなら
ない。一方、調整槽8の濃度を作業者が目視し、手動ボ
タン13a(増速)、13b(減速)を操作し、制御器
12に入力してモータ6の速度を制御することもでき
る。
は、スプロケットホイール4、5を介してモータ6の軸
7と連動している。また、図1のように、モータ6によ
り調合機1の分割車2を回転し、分割車2より供給され
た海苔は調整槽8において適量の水と混合され、抄機9
の各升に送られる海苔の量を一定にする為に、供給され
る海苔と水の混合物は一定の濃度にする必要がある。そ
こで、調整槽8内の海苔の濃度を検出器10で検出し、
比較器11を経て、その出力を制御器12に入力し、制
御器12の出力をモータ6の電源に作用させて周波数を
変換することにより、モータ6の回転数を制御する。前
記は自動制御であるが、この場合には検出器内に比較器
11を備え、予め設定した濃度値と、検出濃度値とを比
較し、比較器11の出力を制御器に入力しなければなら
ない。一方、調整槽8の濃度を作業者が目視し、手動ボ
タン13a(増速)、13b(減速)を操作し、制御器
12に入力してモータ6の速度を制御することもでき
る。
【0009】前記何れの場合においても、モータ又は分
割車の回転数を回転計13の表示窓14にデジタル表示
する。このようにすれば、正確な回転数を把握すること
ができるので、再現時の精度が高く、濃度調整が容易と
なる。
割車の回転数を回転計13の表示窓14にデジタル表示
する。このようにすれば、正確な回転数を把握すること
ができるので、再現時の精度が高く、濃度調整が容易と
なる。
【0010】
【考案の効果】この考案は、分割車の回転数をデジタル
表示すると共に、回転数の検出手段を結合させたので、
抄機に送る海苔の濃度を検出し、その濃淡に応じ分割車
の回転数を調節して、常時最良の状態に保つことが容易
にできる効果がある。然して、回転数のデジタル表示に
より回転数を正確に認知し、再現性を容易にする効果も
ある。
表示すると共に、回転数の検出手段を結合させたので、
抄機に送る海苔の濃度を検出し、その濃淡に応じ分割車
の回転数を調節して、常時最良の状態に保つことが容易
にできる効果がある。然して、回転数のデジタル表示に
より回転数を正確に認知し、再現性を容易にする効果も
ある。
【図1】この考案の回転数制御系のブロック図
【図2】同じく調合機の制御盤の拡大図
【図3】同じく調合機の実施例の一部を切断した正面図
【図4】従来の調合機の制御盤の拡大図
1 調合機 2 分割車 3 軸 4、5 スプロケットホイール 6 モータ 7 軸 8 調整槽 9 抄機 10 検出器 11 比較器 12 制御器 13a、13b 手動ボタン
Claims (1)
- 【請求項1】 海苔を分割車で抄機へ定量給送する調合
機において、前記分割車の回転軸の駆動モータの電源回
路に無段階変速手段として周波数変換器を組み込むと共
に、前記分割車の回転数の検出手段としてパルス発生器
と、パルス計算器を組み込み、更に回転数のデジタル表
示手段を結合させたことを特徴とする海苔調合機におけ
る送り量調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991066910U JPH0742318Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 海苔調合機における送り量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991066910U JPH0742318Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 海苔調合機における送り量調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588290U JPH0588290U (ja) | 1993-12-03 |
JPH0742318Y2 true JPH0742318Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=13329597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991066910U Expired - Lifetime JPH0742318Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 海苔調合機における送り量調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742318Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018085956A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社大坪鉄工 | 乾海苔製造システム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155063A (ja) * | 1983-02-15 | 1983-09-14 | Furuta Denki Kk | 海苔調合機 |
JPS6159102A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-26 | 株式会社日立製作所 | 補給水加熱システム |
JPS62114484A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Fanuc Ltd | 速度制御装置 |
JPH0278094U (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-15 | ||
JPH07114664B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1995-12-13 | 株式会社戸上電機製作所 | 乾海苔製造方法及び装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP1991066910U patent/JPH0742318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588290U (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |