JPH0663848A - Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式 - Google Patents

Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式

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Publication number
JPH0663848A
JPH0663848A JP24138292A JP24138292A JPH0663848A JP H0663848 A JPH0663848 A JP H0663848A JP 24138292 A JP24138292 A JP 24138292A JP 24138292 A JP24138292 A JP 24138292A JP H0663848 A JPH0663848 A JP H0663848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
speed
spindle motor
motor
cnc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24138292A
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English (en)
Inventor
Kentaro Fujibayashi
謙太郎 藤林
Haruhiko Kozai
治彦 香西
Toshiro Watanabe
敏朗 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP24138292A priority Critical patent/JPH0663848A/ja
Publication of JPH0663848A publication Critical patent/JPH0663848A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸にポジションコーダを設けることなく主
軸回転速度を検出表示する。 【構成】 シリアルインターフェーススピンドルモータ
3を使用し、該シリアルインターフェーススピンドルモ
ータ3の速度検出器で検出され帰還されるスピンドルモ
ータの実速度にスピンドルモータから主軸への伝動装置
のギヤ比を乗じて主軸の回転速度を求め表示する。主軸
の回転速度を検出するポジションコーダ等を必要としな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CNC(コンピュータ
内臓数値制御装置)で制御される工作機械の主軸速度検
出表示方式。
【0002】
【従来の技術】工作機械における主軸実速度の検出及び
表示の方法として従来から一般的に採用されている方法
は、主軸にポジションコーダを歯車若しくはベルト等の
伝動装置を介して取り付け、該ポジションコーダからの
帰還パルスと、上記伝動装置のギヤ比からNC装置内部
で計算して主軸実速度求め表示する方法が採用されてい
る。また、主軸モータと主軸モータを駆動制御するスピ
ンドルアンプ間のインターフェースとしてシリアルイン
ターフェースを使用したシリアルインターフェーススピ
ンドルと、アナログインターフェースを使用したアナロ
グインターフェーススピンドルの二種類があり、アナロ
グインターフェーススピンドルの場合には、主軸モータ
の速度制御のために検出され帰還される主軸モータの実
速度はアナログ信号であり、シリアルインターフェース
スピンドルの場合、帰還される実速度信号はディジタル
信号である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】主軸の実速度を検出し
表示しようとする場合、従来の方法では、ポジションコ
ーダを設けねばならないと共に、該ポジションコーダと
主軸間に歯車,ベルト等の伝動装置を設けねばならな
い。また、主軸を駆動する主軸モータ(スピンドルモー
タ)には、このモータの速度制御のために、モータ速度
を検出する速度検出器を設けねばならないが、シリアル
インターフェーススピンドルの場合、この速度検出器か
らの信号がディジタル信号である。そこで、本願発明の
目的は、シリアルインターフェーススピンドルを使用す
るとき、ポジションコーダを設けることなく、主軸の実
速度を検出し表示するCNC工作機械における主軸実速
度検出表示方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】シリアルインターフェー
ススピンドルを用いたCNC工作機械において、本発明
は、主軸モータの速度を検出し、該速度と主軸及び主軸
モータのギヤ比より主軸速度を計算して表示する。
【0005】
【作用】主軸モータの速度(回転数)は、該主軸モータ
を速度制御するために検出され帰還される信号を利用す
る。シリアルインターフェーススピンドルの場合、この
主軸モータの検出実速度のフィードバック信号はディジ
タル信号であるため、この信号を工作機械を制御するC
NCに取り込むことによって、CNCも主軸モータの実
速度を検出することができる。また、主軸モータと主軸
間の伝動機構のギア比は、予め設定されて知られている
ものであるから、この主軸モータの実速度と上記ギヤ比
より主軸の実速度を計算して求めることができ、得られ
た値を主軸の実速度として表示する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図で、1
はコンピュータ内臓の数値制御装置(CNC)、2はス
ピンドルアンプ、3はシリアルインターフェーススピン
ドルモータ、4は歯車、ベルト等の伝動機構、5は主軸
(スピンドル)、6は該主軸に取付けられたワーク、7
は工具である。CNC1はスピンドルアンプ2に速度指
令を出力し、スピンドルアンプ2は、シリアルインター
フェーススピンドルモータ3に設けられた速度検出器で
検出され帰還されるスピンドルモータの実速度が、上記
速度指令の速度と一致するようにスピンドルモータ3を
フィードバック制御する。スピンドルモータ3は伝動機
構4を介して主軸5を駆動し、ワーク6を回転させて工
具7でワーク6に加工を行う。上記構成及び作用は従来
のシリアルインターフェーススピンドルの制御方式と相
違はなく、従来と同様である。ただし、本発明と従来の
シリアルインターフェーススピンドルの制御方式の相違
は、主軸の回転速度検出及び表示方法が異なるものであ
る。
【0007】従来の主軸回転速度検出表示方法は、図1
に破線に示すように、ポジションコーダ10を設け、該
ポジションコーダ10と主軸5を歯車、ベルト等の伝動
機構11で接続し、ポジションコーダ10によって主軸
回転速度を検出し、この検出値をCNC1等を介して表
示している。なお、アナログインターフェーススピンド
ルの場合でも、ポジションコーダ10、伝動機構11を
介して主軸回転速度を検出し表示するようにした点は同
一である。これに対して、本発明は、ポジションコーダ
10、伝動機構11を設けることなく、スピンドル(主
軸)モータ3の速度制御のためにスピンドルモータ3に
取付けられた速度検出器からの信号を利用して主軸回転
速度を検出し表示するようにする。速度検出器から、シ
リアルインターフェースを介してディジタル信号でスピ
ンドルアンプ2にフィードバックされ、スピンドルアン
プによって速度のフィードバック制御されるが、この速
度検出器からの信号をCNC1に入力しCNC1によっ
て、主軸回転速度を算出し表示するようにする。
【0008】一般に、スピンドルモータ3と主軸5を結
合する伝動機構は、CNC1からの指令によってクラッ
チが切替えられてその伝動比、すなわちギヤ比が選択さ
れるようになっており、このギヤ比は、パラメータで設
定される値Aと、ギヤ比設定分解能Bによって決まる。
例えば、ギア比のパラメータ値Aが50で、ギヤ比設定
分解能Bが1/100の場合には、ギヤ比は50/10
0となる。また、ギヤ比設定分解能Bが1/1000の
場合には50/1000となる。その結果、主軸回転速
度Nは、検出されたスピンドルモータの速度(回転数)
Vと上記設定パラメータ値A,ギヤ比設定分解能Bによ
って次の1式の演算を行うことによって求めることがで
きる。
【0009】 N=V×A×B …(1) 例えば、スピンドルモータ3の実速度Vが1000rp
mの場合、パラメータ値Aが50で、ギヤ比設定分解能
Bが1/100のときには、主軸速度(回転数)Nは5
00rpmとなる。また、パラメータ値Aが50で、ギ
ヤ比設定分解能Bが1/1000のときには、主軸速度
Nは50rpmとなる。そこで、CNC1は所定周期毎
シリアルインターフェースピンドルモータ3の速度検出
器から帰還されてくるスピンドルモータ3の実速度V
と、その時点で設定されているパラメータ値Aとギヤ比
設定分解能Bより上記1式の演算を行って主軸の速度
(回転数)を求め、CNC内に設けられている表示器に
表示する。このように、シリアルインターフェーススピ
ンドルモータを使用した場合、検出されたスピンドルモ
ータの実速度が、シリアルインターフェースによりディ
ジタル信号で帰還されることになる。この帰還されるス
ピンドルモータの実速度より上記1式の演算を行って主
軸の速度を表示することができるものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は、工作機械の主軸を駆動する主
軸(スピンドル)モータにシリアルインターフェースス
ピンドルモータを使用した場合、該シリアルインターフ
ェーススピンドルモータの速度検出器から検出される主
軸モータの実速度の帰還信号を利用してた主軸の回転速
度を求め表示するようにしたから、従来のようにポジシ
ョンコーダ及びこのポジションコーダと主軸とを結合す
る伝動機構等を必要とせず、安価になると共に、シンプ
ルな構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ内臓の数値制御装置(CNC) 2 スピンドルアンプ 3 シリアルインターフェーススピンドルモータ 4 伝動機構 5 主軸 6 ワーク 7 工具 10 ポジションコーダ 11 伝動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルインターフェーススピンドルを
    用いたCNC工作機械において、主軸モータの速度を検
    出し、該速度と主軸及び主軸モータのギヤ比より主軸速
    度を計算して表示することを特徴とするCNC工作機械
    における主軸実速度検出表示方式。
JP24138292A 1992-08-19 1992-08-19 Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式 Pending JPH0663848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24138292A JPH0663848A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24138292A JPH0663848A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663848A true JPH0663848A (ja) 1994-03-08

Family

ID=17073456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24138292A Pending JPH0663848A (ja) 1992-08-19 1992-08-19 Cnc工作機械における主軸実速度検出表示方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10247447B4 (de) * 2001-10-15 2007-03-29 Futaba Corp., Mobara Direkt beheizte Oxidkathode

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10247447B4 (de) * 2001-10-15 2007-03-29 Futaba Corp., Mobara Direkt beheizte Oxidkathode

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