JPH0742316Y2 - 小魚の加工及び販売用容器 - Google Patents

小魚の加工及び販売用容器

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JPH0742316Y2
JPH0742316Y2 JP1992003951U JP395192U JPH0742316Y2 JP H0742316 Y2 JPH0742316 Y2 JP H0742316Y2 JP 1992003951 U JP1992003951 U JP 1992003951U JP 395192 U JP395192 U JP 395192U JP H0742316 Y2 JPH0742316 Y2 JP H0742316Y2
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JP
Japan
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container
unit
containers
small fish
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JP1992003951U
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English (en)
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JPH0652492U (ja
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学 上野
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学 上野
上野 弘
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の単位容器を縦及
び横方向に着脱可能に繋いで大形のユニット皿とした状
態で容器内の小魚を一挙に茹でることができ、小魚の販
売時には単位容器毎に分離できる容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】イカナゴ等の小魚は、容器に詰めたまま
茹でて出荷され、小売店で容器単位に切り離されて販売
されている。この容器については本願出願人の一人が以
前に提案したものが実用されている。これは上面開口の
扁平な矩形の樹脂製単位容器を、切り離し可能な薄肉樹
脂片で一体繋いで形成されている(実開昭58−136
428号公報参照)。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】小魚は、商品小売の
店頭で単位容器に切り離して販売されるが、容器を接続
している薄肉樹脂片をナイフを使って切り離さねばなら
ず、手間が掛る問題があった。更に、樹脂の射出成形に
よって単位容器が繋がった状態の大形ユニット皿が成形
されるため、単位容器の接続数は決まっている。例えば
2皿用、3皿用、4皿用等の複数の大形ユニット皿が製
造されるが、その保管が面倒であり、金型も多種類用意
せねばならずコストアップする問題があった。
【0004】本考案は、必要数の単位容器を簡単に接続
或は分離して所望サイズの大形ユニット皿を構成でき、
上記問題を解決できる小魚の加工及び販売用容器を明ら
かにするものである。
【0005】本考案の小魚の加工及び販売用容器は、上
面が開口した扁平矩形の単位容器(1)の対向する2組の
側縁のぞれぞれ一方の側縁に受け部(2)(2')、他方の側
縁に該受け部(2)(2')と着脱可能な形状の挿入部(3)
(3')を具えた小魚の加工及び販売用容器であって、受け
部(2)(2')は容器側壁(11)に縦長の一対の突片(21)(22)
及び突片(21)(22)の上端間に跨がって塞ぎ板(23)を突設
し、突片(21)(22)間は前面の開口幅よりも奥が拡大して
おり、挿入部(3)は、容器側壁に縦長の一対の突片(31)
(32)を、突出高さの中央部が外方へ膨らむ様に屈曲して
おり、挿入部(3)の対向する突片(31)(32)間の間隔は、
受け部(2)の突片(21)(22)間に緊密に嵌合し、単位容器
を縦及び横方向に着脱可能に連結している。
【0006】
【作用及び効果】単位容器(1)(1a)を接続するには、2
つの単位容器の内、一方の単位容器(1a)の受け部(2)を
他方の単位容器(1)の対応位置の挿入部(3)の上方から
降ろして挿入する。各単位容器(1)(1a)は、対向する2
組の側縁のぞれぞれ一方の側縁に受け部(2)(2')、他方
の側縁に該受け部(2)(2')と着脱可能な形状の挿入部
(3)(3')を具えているため、縦方向或いは横方向のみ成
らず、例えば縦方向に2つ、横方向に2つ、計4つの容
器を、田の字状に連結することが可能となる。又、本考
案の容器は、一方の容器(1)の受け部(2)の前面開口に
他方の容器の挿入部(3)を押し当てることにより、樹脂
の弾性変形によって挿入部(3)の両突片(31)(32)間は狭
まり、受け部(2)の両突片(21)(22)間は広がって、受け
部(2)内への挿入部(3)k嵌合を許容し、挿入部(3)が
受け部(2)に嵌まると、受け部(2)及び挿入部(3)が原
形に復し、挿入部(3)の突片(31)(32)が受け部(2)の突
片(21)(22)を内側から外側に押圧ぎみに緊密に嵌合し
て、力を加えない限り外れない。上記の如く、本考案の
容器は、受け部(2)と挿入部(3)の係合に際し、上下方
向からの嵌め込み、或いは正面から押込みの何れでも行
なうことができ、便利である。
【0007】複数の単位容器を繋いで大形ユニット皿と
した状態で、容器に小魚を詰めて一挙に茹でる。小魚を
容器に詰めた大形ユニット皿のまま出荷し、小売店で単
位容器(1)(1a)に分離して販売する。一方の単位容器
(1)の受け部(2)から他方の単位容器(1a)の挿入部(3)
を外すだけで、単位容器ごとに分離が出来、従来の様に
容器の繋ぎ片をナイフで切断する手間は掛らず簡単であ
る。
【0008】
【実施例】図1、図2に示す如く、単位容器(1)(1a)
は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂の
成形によって、長さ約185mm、幅約110mm、高さ約
30mmの上面が開口した矩形の扁平筐体である。各単位
容器(1)(1a)の底面は約5mm角の孔が多数開設された網
目状に形成されている。単位容器(1)(1a)の四方の各側
壁(11)(12)は上方に向け少し外側に傾斜しており、必要
に応じて湯通し用の窓孔(図示せず)が開設される。
【0009】単位容器(1)(1a)内の隅部には、容器を積
み重ねる際、上方の容器を支える受け片(15)が隣り合う
側壁に跨がって単位容器と一体に形成され、受け片(15)
の上端高さは、単位容器の上縁よりも約5mm低い。単位
容器(1)の長手方向の両側壁(11)(12)の内、一方の側壁
(11)の外面中央に受け部(2)、他方の側壁(12)の外面中
央に該受け部(2)と着脱可能に嵌まる挿入部(3)が突設
されている。
【0010】受け部(2)及び挿入部(3)は、側壁に縦長
の一対の突片(21)(22)、(31)(32)を対向して突設してい
る。各突片(21)(22)、(31)(32)は、外方へ膨らむ様に突
出高さの中央部が屈曲している。従って、対向する突片
(21)(22)、(31)(32)間の間隔は、開口部から奥方に徐々
に拡大し、奥行長さの中間部から奥方に徐々に狭まって
いる。
【0011】受け部(2)の突片(21)(22)間に、挿入部
(3)の突片(31)(32)が緊密に嵌合する様に各突片間の間
隔が決められている。各突片の下端は容器の底面より5
〜6mm上方に位置している。受け部(2)の両突片(21)(2
2)の上端間は塞ぎ板(23)によって塞がれ、下端間は開放
されている。挿入部(3)の両突片(31)(32)の上端間及び
下端間は共に開放されている。
【0012】然して、単位容器(1)(1a)を接続するに
は、2つの単位容器の内、一方の単位容器(1)の受け部
(2)を他方の単位容器(1a)の挿入部(3)の上方から降ろ
して挿入する。又は、受け部(2)の前面開口に挿入部
(3)を押し当てることにより、樹脂の弾性変形によって
挿入部(3)の両突片(31)(32)間は狭まり、受け部(2)の
両突片(21)(22)間は広がらせて、受け部(2)に挿入部
(3)を嵌合する。挿入部(3)が受け部(2)に嵌まると原
形に復し、挿入部(3)の突片(31)(32)が受け部(2)の突
片(21)(22)を内側から外側に押圧ぎみに緊密に嵌合す
る。
【0013】受け部(2)はその上端が塞ぎ板(23)によっ
て塞がれているため、受け部(2)と挿入部(3)が明確に
区別でき、挿入部(3)どうし或は受け部(2)どうしを嵌
合させようとする間違いをなくすことができる。ユニッ
ト皿の各単位容器に小魚を収容し、ユニット皿を積み重
ねる。下方のユニット皿の単位容器内の隅部に設けた受
け片(15)に、上方のユニット皿の単位容器の底が支えら
れるため、下方の容器内の小魚が押し潰されることはな
い。
【0014】受け部(2)及び挿入部(3)の下端は、容器
の下端よりも容器の重ね代分だけ上位置にあり、容器の
積み重ねに支承はない。受け部(2)に更に他の単位容器
の挿入部(3)を嵌合して3つの単位容器(1)(1a)を一列
に繋ぐことができ、必要に応じて同じ要領で3個以上の
単位容器(1)(1a)を繋ぐことができる。複数の単位容器
を繋いだ大形ユニット皿の状態で、魚を容器ごと茹で
る。小魚を容器に詰めたまま出荷し、小売店で単位容器
(1)(1a)に分離して販売する。
【0015】接続されている単位容器を引離す様に引張
れば、受け部(2)及び挿入部(3)が弾性変形して容器の
分離が出来、従来の様に容器の繋ぎ片をナイフで切断す
る様な手間が掛らず簡単である。尚、図1の実施例の如
く、単位容器(1)(1a)の短手方向の両側壁(13)(14)の一
方の側壁(13)の外面中央に受け部(2')、他方の側壁(14)
の外面中央に挿入部(3')が突設し、上記同様にして単位
容器(1)(1a)をその長手方向にも接続できる。従って、
例えば4つの容器を田の字状に連結することもできる。
【0016】本考案は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々
の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜面図である。
【図2】同上の受け部と挿入部を嵌合した状態の斜面図
である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の断面図である。
【符号の説明】
(1) 単位容器 (2) 受け部 (3) 挿入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した扁平矩形の単位容器(1)
    の対向する2組の側縁のぞれぞれ一方の側縁に受け部
    (2)(2')、他方の側縁に該受け部(2)(2')と着脱可能な
    形状の挿入部(3)(3')を具えた小魚の加工及び販売用容
    器であって、受け部(2)(2')は容器側壁(11)に縦長の一
    対の突片(21)(22)及び突片(21)(22)の上端間に跨がって
    塞ぎ板(23)を突設し、突片(21)(22)間は前面の開口幅よ
    りも奥が拡大しており、挿入部(3)は、容器側壁に縦長
    の一対の突片(31)(32)を、突出高さの中央部が外方へ膨
    らむ様に屈曲しており、挿入部(3)の対向する突片(31)
    (32)間の間隔は、受け部(2)の突片(21)(22)間に緊密に
    嵌合し、単位容器を縦及び横方向に着脱可能に連結する
    小魚の加工及び販売用容器。
JP1992003951U 1992-02-05 1992-02-05 小魚の加工及び販売用容器 Expired - Lifetime JPH0742316Y2 (ja)

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JPH0652492U JPH0652492U (ja) 1994-07-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8770409B2 (en) 2007-06-07 2014-07-08 Coeur, Inc. Dual pack container
KR100886196B1 (ko) * 2008-11-03 2009-02-27 안산1대학 산학협력단 확장 가능한 연결 구조를 가진 상품포장 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58136428U (ja) * 1982-03-10 1983-09-13 上野プラスチツクス株式会社 樹脂製連結容器
JPS63117731U (ja) * 1987-01-22 1988-07-29

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