JPH0652492U - 小魚の加工及び販売用容器 - Google Patents
小魚の加工及び販売用容器Info
- Publication number
- JPH0652492U JPH0652492U JP003951U JP395192U JPH0652492U JP H0652492 U JPH0652492 U JP H0652492U JP 003951 U JP003951 U JP 003951U JP 395192 U JP395192 U JP 395192U JP H0652492 U JPH0652492 U JP H0652492U
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- Japan
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- container
- containers
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- small fish
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 上面が開口した扁平矩形の単位容器の対向す
る一方の側縁に受け部(2)、他方の側縁に該受け部(2)
に着脱可能に嵌まる挿入部(3)を形成している。 【効果】 2つの単位容器の内、一方の単位容器(1)の
受け部(2)に他方の単位容器(1a)の挿入部(3)を挿入す
るだけで2つの単位容器を繋いで大形ユニット皿とする
ことができ、必要に応じて同じ要領で3個以上の単位容
器(1)(1a)を繋ぐことができる。
る一方の側縁に受け部(2)、他方の側縁に該受け部(2)
に着脱可能に嵌まる挿入部(3)を形成している。 【効果】 2つの単位容器の内、一方の単位容器(1)の
受け部(2)に他方の単位容器(1a)の挿入部(3)を挿入す
るだけで2つの単位容器を繋いで大形ユニット皿とする
ことができ、必要に応じて同じ要領で3個以上の単位容
器(1)(1a)を繋ぐことができる。
Description
【0001】
本考案は、複数の単位容器を着脱可能に繋いで大形のユニット皿とした状態で 容器内の小魚を一挙に茹でることができ、小魚の販売時には単位容器毎に分離で きる容器に関するものである。
【0002】
イカナゴ等の小魚は、容器に詰めたまま茹でて出荷され、小売店で容器単位に 切り離されて販売されている。
【0003】 この容器については本願出願人の一人が以前に提案したものが実用されている 。これは上面開口の扁平な矩形の樹脂製単位容器を、切り離し可能な薄肉樹脂片 で一体繋いで形成されている(実開昭58−136428号公報参照)。
【0004】
小魚は、商品小売の店頭で単位容器に切り離して販売されるが、容器を接続し ている薄肉樹脂片をナイフを使って切り離さねばならず、手間が掛る問題があっ た。 更に、樹脂の射出成形によって単位容器が繋がった状態の大形ユニット皿が成 形されるため、単位容器の接続数は決まっている。例えば2皿用、3皿用、4皿 用等の複数の大形ユニット皿が製造されるが、その保管が面倒であり、金型も多 数種類用意せねばならずコストアップする問題があった。
【0005】 本考案は必要数の単位容器を簡単に接続或は分離して所望サイズの大形ユニッ ト皿を構成でき、上記問題を解決できる小魚の加工及び販売用容器を明らかにす るものである。
【0006】 本考案の小魚の加工及び販売用容器は、上面が開口した扁平矩形の容器の対向 する一方の側縁に受け部(2)、他方の側縁に該受け部(2)と着脱可能に嵌まる挿 入部(3)を具えている。
【0007】
2つの単位容器(1)(1a)の内、一方の単位容器(1)の受け部(2)に他方の単位 容器(1a)の挿入部(3)を挿入するだけで2つの単位容器(1)(1a)を繋いで、2皿 用のユニット皿とすることができ、必要に応じて同じ要領で3個以上の単位容器 (1)(1a)を繋いで3皿、4皿用とすることができる。
【0008】 複数の単位容器を繋いで大形ユニット皿とした状態で、容器に小魚を詰めて一 挙に茹でる。 小魚を容器に詰めた大形ユニット皿のまま出荷し、小売店で単位容器(1)(1a) に分離して販売する。
【0009】 一方の単位容器(1)の受け部(2)から他方の単位容器(1a)の挿入部(3)を外す だけで、単位容器ごとに分離が出来、従来の様に容器の繋ぎ片をナイフで切断す る手間は掛らず簡単である。
【0010】
図1、図2は本考案の第1実施例を示している。 単位容器(1)(1a)は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂の成形 によって、長さ約185mm、幅約110mm、高さ約30mmの上面が開口した矩形 の扁平筐体である。
【0011】 各単位容器(1)(1a)の底面は約5mm角の孔が多数開設された網目状に形成され ている。 単位容器(1)(1a)の四方の各側壁(11)(12)は上方に向け少し外側に傾斜してお り、必要に応じてに湯通し用の窓孔(図示せず)が開設される。
【0012】 単位容器(1)(1a)内の隅部には、容器を積み重ねる際、上方の容器を支える受 け片(15)が隣り合う側壁に跨がって単位容器と一体に形成され、受け片(15)の上 端高さは、単位容器の上縁よりも約5mm低い。
【0013】 単位容器(1)の長手方向の両側壁(11)(12)の内、一方の側壁(11)の外面中央に 受け部(2)、他方の側壁(12)の外面中央に該受け部(2)と着脱可能に嵌まる挿入 部(3)が突設されている。
【0014】 受け部(2)及び挿入部(3)は、側壁に縦長の一対の突片(21)(22)、(31)(32)を 全長に亘って相手突片から遠ざかる方向に斜に短く突出させ、更に相手突片に接 近する方向に短く延長して形成されている。従って、対向する突片(21)(22)、(3 1)(32)間の間隔は、前面開口部から奥方に徐々に拡大し、奥行長さの中間部から 奥方に徐々に狭まっている。
【0015】 受け部(2)の突片(21)(22)間に、挿入部(3)の突片(31)(32)が緊密に嵌合する 様に各突片間の間隔が決められている。 各突片の下端は容器の下端より5〜6mm上方に位置している。
【0016】 受け部(2)の両突片(21)(22)の上端間は塞ぎ板(23)によって塞がれ、下端間は 開放されいる。 挿入部(3)の両突片(31)(32)の上端間及び下端間は共に開放されている。
【0017】 然して、単位容器(1)(1a)を接続するには、2つの単位容器の内、一方の単位 容器(1)の受け部(2)を他方の単位容器(1a)の挿入部(3)の上方から降ろして挿 入する。又は、受け部(2)の前面開口に挿入部(3)を押し当てることにより、樹 脂の弾性変形によって挿入部(3)の両突片(31)(32)間は狭まり、受け部(2)の両 突片(21)(22)間は広がらせて、受け部(2)に挿入部(3)を嵌合する。
【0018】 挿入部(3)が受け部(2)に嵌まると共に原形に復し、挿入部(3)の突片(31)(3 2)が受け部(2)の突片(21)(22)を内側から外側に押圧ぎみに緊密に嵌合する。
【0019】 受け部(2)はその上端が塞ぎ板(23)によって塞がれているため、受け部(2)と 挿入部(3)が明確に区別でき、挿入部(3)どうし或は受け部(2)どうしを嵌合さ せようとする間違いをなくすことができる。
【0020】 ユニット皿の各単位容器に小魚を収容し、ユニット皿を積み重ねる。下方のユ ニット皿の単位容器内の隅部に設けた受け片(15)に、上方のユニット皿の単位容 器の底が支えられるため、下方の容器内の小魚が押し潰されることはない。
【0021】 受け部(2)及び挿入部(3)の下端は、容器の下端よりも容器の重ね代分だけ上 位置にあり、容器の積み重ねに支承はない。
【0022】 受け部(2)に更に他の単位容器の挿入部(3)を嵌合して3つの単位容器(1)(1 a)を繋ぐことができ、必要に応じて同じ要領で3個以上の単位容器(1)(1a)を繋 ぐことができる。
【0023】 複数の単位容器を繋いだ大形ユニット皿の状態で、容器ごと魚を茹でる。 小魚を容器に詰めたまま出荷し、小売店で単位容器(1)(1a)に分離して販売す る。
【0024】 接続されている単位容器を引離す様に引張れば、受け部(2)及び挿入部(3)が 弾性変形して容器の分離が出来、従来の様に容器の繋ぎ片をナイフで切断する様 な手間が掛らず簡単である。
【0025】 尚、図1の実施例の如く、単位容器(1)(1a)の短手方向の両側壁(13)(14)の一 方の側壁(13)の外面中央に受け部(2')、他方の側壁(14)の外面中央に挿入部(3') が突設し、上記同様にして単位容器(1)(1a)をその長手方向にも接続できる。
【0026】 図3は第2実施例を示している。 上面開口の扁平矩形の単位容器(1)(1a)の長手方向の一方の側壁(11)、短手方 向の一方の側壁(14)の夫々中央部に受け部(2)が設けられ、残りの2つの側壁(1 2)(13)の中央部に挿入部(3)が設けられている。
【0027】 受け部(2)は、側壁(11)板に縦方向に2つの突片(24)(24)を突設し、両突片の 先端間を壁板(25)で塞ぎ、両突片及び壁板間に扁平の差込み孔(26)を形成してい る。
【0028】 挿入部(3)は、側壁(12)、(13)の上縁から下向きに突設され上記差込み孔(26) に緊密に嵌合可能な差込み片(33)である。
【0029】 一方の単位容器(1)の差込み孔(26)に、他方の単位容器(1a)の差込み片(33)を 緊密に嵌合して、単位容器(1)(1a)を接続し、大形ユニット皿を構成する。 一方の単位容器を手に持てば、他方の単位容器は自重により、接続部を支点に 下向き回転力が作用して接続部の係合は益々強固となり、容器が不用意に分離す ることはない。
【0030】 容器を分離するには、差込み片(33)側の容器を差込み片に沿う様に持ち上げれ ば可い。
【0031】 図4は、上記第2実施例の変形であって、単位容器(1)(1a)の長手方向の両側 壁(11)(12)の内、一方の側壁(11)の両側に差込み孔(26)を有する2つの受け部( 2)(2)を設け、他方の側壁(12)の内側に該差込み孔(26)に嵌合する差込み片(33 )を下向きに突設している。
【0032】 短手方向の側壁(13)(14)中央に、上記同様の受け部(2)と差込み片(33)が設け られている。
【0033】 本考案は、上記の如く、2つ単位の容器(1)(1a)の内、一方の単位容器(1)の 受け部(2)に他方の単位容器(1a)の挿入部(3)を挿入するだけで2つの単位容器 を繋ぐことができ、必要に応じて同じ要領で2個以上の単位容器(1)(1a)を繋ぐ ことができる。
【0034】 本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範囲 に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図1】第1実施例の斜面図である。
【図2】同上の受け部と挿入部を嵌合した状態の斜面図
である。
である。
【図3】第2実施例の斜面図である。
【図4】第3実施例の斜面図である。
【図5】第1実施例の平面図である。
【図6】同上の断面図である。
(1) 単位容器 (2) 受け部 (3) 挿入部
Claims (1)
- 【請求項1】 上面が開口した扁平矩形の単位容器(1)
の対向する一方の側縁に受け部(2)、他方の側縁に該受
け部(2)と着脱可能に嵌合する挿入部(3)を具えた小魚
の加工及び販売用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003951U JPH0742316Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小魚の加工及び販売用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003951U JPH0742316Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小魚の加工及び販売用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652492U true JPH0652492U (ja) | 1994-07-19 |
JPH0742316Y2 JPH0742316Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=11571421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992003951U Expired - Lifetime JPH0742316Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 小魚の加工及び販売用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742316Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008154188A1 (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Coeur, Inc. | Dual pack container |
KR100886196B1 (ko) * | 2008-11-03 | 2009-02-27 | 안산1대학 산학협력단 | 확장 가능한 연결 구조를 가진 상품포장 용기 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136428U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | 上野プラスチツクス株式会社 | 樹脂製連結容器 |
JPS63117731U (ja) * | 1987-01-22 | 1988-07-29 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1992003951U patent/JPH0742316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136428U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | 上野プラスチツクス株式会社 | 樹脂製連結容器 |
JPS63117731U (ja) * | 1987-01-22 | 1988-07-29 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008154188A1 (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Coeur, Inc. | Dual pack container |
US8770409B2 (en) | 2007-06-07 | 2014-07-08 | Coeur, Inc. | Dual pack container |
KR100886196B1 (ko) * | 2008-11-03 | 2009-02-27 | 안산1대학 산학협력단 | 확장 가능한 연결 구조를 가진 상품포장 용기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742316Y2 (ja) | 1995-10-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |