JPH0741996U - 端子板および端子板に取付ける保安器 - Google Patents

端子板および端子板に取付ける保安器

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JPH0741996U
JPH0741996U JP7511793U JP7511793U JPH0741996U JP H0741996 U JPH0741996 U JP H0741996U JP 7511793 U JP7511793 U JP 7511793U JP 7511793 U JP7511793 U JP 7511793U JP H0741996 U JPH0741996 U JP H0741996U
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JP
Japan
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terminal
plate
protector
ground electrode
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Application number
JP7511793U
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English (en)
Inventor
孝俊 宮崎
幸雄 新倉
昭夫 大味
順三郎 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoden Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Shoden Corp
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソケットを用いることなく保安器の取付けを
可能にして、取付けられる盤の小型化と配線作業の省力
化を図る。 【構成】 先端に嵌着式端子7cを配設したモールド製
の端子ユニットを複数積層して形成された端子板1の積
層方向に、端子板1と平行にアース極板5を配設し、そ
の両端をボルト6により端子板1に固定する。このアー
ス極板5の端子ユニットに対応する位置にネジ孔18を
形成しておく。保安器8には、端子板1の嵌着式端子7
cとの嵌着・接続が可能なレセプタクルからなる端子9
と、端子板1のアース極板5のネジ孔18に対応する透
孔19を形成したアース端子11とを形成しておく。そ
れにより、保安器8の端子9を端子板1の嵌着式端子7
bに嵌合し、アース端子11をアース極板5のネジ孔1
8にネジ止めすることで、保安器8が端子板1に接続さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端子板上に直に保安器を取付けることにより配線作業を省くととも に、設置スペースを小さくした端子台とそれに取付ける保安器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、信号機等の制御盤等では、外部へ接続されている信号線等へ雷サージ等 が侵入して内部の電子機器等が破損されるのを防止するため保安器を設置してい た。この保安器の設置の際には、制御盤内に保安器を単体で設置するか、または 専用のソケットを取り付けて、これに保安器を差込み固定する方法がとられてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにソケットを用いて取付ける方法の場合、専用のソケ ットを設置した分、盤が大形化するとともに、保安器以外にもソケットの設置お よび配線の作業が余分にかかりコストアップになるという問題があった。 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、保安器を盤内に取付ける際にソケットの設置を不用にして、省スペースと配 線作業の省力化が可能な端子板およびこれに取り付ける保安器を提供することに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る端子板は、先端に嵌着式端子を形成 した導体板を同一平面内の複数方向に配設したモールド製端子ユニットを複数積 層して形成した端子板において、積層方向に端子板と平行に配設され、各端子ユ ニットに対応した位置にネジ孔が形成された金属板からなるアース極板と、端子 板の両端に形成され、アース極板の両端をネジ止めにより着脱自在に支持・固定 するアース極板支持部とを備えたことを特徴とする。 また、本考案に係る保安器は、前述の端子板の嵌着式端子との嵌着・接続が可 能な嵌着式端子と、前記端子板のアース極板のネジ孔に対応する透孔を形成した アース端子を本体外部に突設したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案においては、保安器を接続する場合、端子板の両端のアース極板支持部 にアース極板をネジ止めにより固定してから、保安器の嵌着式端子を端子板の嵌 着式端子に嵌着・接続するとともに、他方のアース端子の透孔をアース極板のネ ジ孔に合わせてネジ止めして接続することで、端子部だけで保安器が端子板に支 持・固定される。
【0006】
【実施例】
以下、図に沿って本考案の実施例を説明する。図1〜図10は本考案の第1の 実施例を示し、図1は保安器が取り付けられた状態の端子板の平面図であり、図 2は図1の側面図である。図1,図2において、1は複数の端子板ユニットが積 層されて形成された端子板である。端子板1の両端部の突起2に接続金具3がボ ルト4により固定され、さらに接続金具3の上面にアース極板5が端子板1の長 手方向に配置されてボルト6により両端がそれぞれ接続金具3に固定されている 。また、端子板1の上部に配設されている端子7cには、保安器8の端子9が嵌 着され、保安器8の残りのアース端子11がアース極板5にボルト12により固 定されている。
【0007】 図3、図4は単体の端子板1を示し、図3は平面図、図4は図3の側面図であ る。図において、端子板1はモールド製の端子板ユニットの内部に先端を端子7 a〜7dとした導体板7を配設し、そのユニットを複数個積層して一体化したも のである。端子7a〜7dはそれぞれ線路側、機器側の配線(図示せず)が接続 されることにより端子板として機能するとともに、必要により端子7cには保安 器8が接続される。また、端子板1の両端部の突起2にはボルト4を挿通するた めの透孔13が形成されており、さらに、突起2の下方には端子板1を盤(図示 せず)等に固定するためのネジ座14が突設されている。
【0008】 図5は接続金具3の斜視図であり、L字状に形成された接続金具3の右面には ボルト4がねじ込まれるネジ孔15が、上面にはボルト6がねじ込まれるネジ孔 16が形成されている。 図6はアース極板5の平面図であり、長板状をしたアース極板5の両端にはボ ルト6が挿通される透孔17が形成されるとともに、端子板1の端子7cに対応 する位置にネジ孔18が形成されている。
【0009】 図7〜図10は保安器8の外観を示し、図7は正面図、図8は左側面図、図9 は右側面図、図10は底面図である。 図示されるように保安器8は、端子板1上に並列に配置できるように全体が偏 平な板状に形成されている。底面には、端子板1の端子7cと接続されるレセプ タクルからなる端子9が垂設されている。また、左側面の下端には、アース極板 5に接続されるアース端子11が水平方向に突設されている。アース端子11に はボルト12を挿通するための透孔19が形成されている。
【0010】 次に、第2の実施例について説明する。 図11〜図17は本考案の第2の実施例を示し、図11は保安器が取り付けら れた状態の端子板の平面図であり、図12は図11の側面図である。両図におい て、21は複数の端子板ユニットが積層されて形成された端子板であり、端子板 21の両端部の上面に接続金具22を介してアース極板23が端子板21の長手 方向に配置されてボルト24により両端がそれぞれ固定されている。また、端子 板21の上部に配置されている端子25bには、保安器8のレセプタクルからな る端子9が嵌着され、保安器8の残りのアース端子11がアース極板23にボル ト26により固定されている。
【0011】 図13、図14は単体の端子板21を示し、図13は平面図、図14は図13 の側面図である。図において、端子板21はモールド製の端子板ユニットの内部 に先端を端子25a〜25dとした導体板25を配設し、そのユニットを複数個 積層し、両端を端部ユニット27で挟んでからボルト28を挿通して固定・一体 化したものである。端子25a〜25dはそれぞれ線路側、機器側の配線(図示 せず)が接続されることにより端子板として機能するとともに、必要により端子 25bには保安器8が接続される。
【0012】 なお、端子25a,25dの下方には、配線(図示せず)の端部を一時的に保 持する仮止め端子29が設置されている。端部ユニット27の下部には端子板2 1を盤(図示せず)等に固定するためのネジ座31が形成されている。また、端 部ユニット27の側面の外周部に縁部32が突設され、その上部に切欠き33が 形成されている。
【0013】 図15は図11のA線上の断面図を示し、端子板21をアース極板23に取り 付ける部分の構造を示す断面図である。図示されるように、端子板21を構成す るユニット27の縁部32に側面から接続金具22を嵌め込み、その上面にアー ス極板23を重ねてから、ボルト24をアース極板23の透孔37、接続金具2 2の上面の透孔35および切欠き33を挿通して縁部32の下面に当接している 接続金具22の下面のねじ孔36にねじ込むことにより、接続金具22が縁部3 2を上下方向から挟み込んで接続金具22がユニット27に固定され、同時にア ース極板23も端子板21に固定される。
【0014】 図16は接続金具22の斜視図であり、板材を断面コ字形に折曲して形成する とともに、上面の両側2辺についても下方へ折り返して、縁部32に対する当接 部34を形成している。この当接部34と下方の接続金具22との間に形成され る空間の上下方向の寸法は、縁部32の厚みとほぼ同じか若干大きい。 図17はアース極板23の斜視図であり、板材を断面L字形に折曲して形成さ れ、両端にボルト24が挿通される透孔37が形成されるとともに、端子板21 の端子25bに対応する位置にネジ孔38が形成されている。なお、第2の実施 例に取り付ける保安器8は、第1の実施例と同一のものである。
【0015】 第1および第2の実施例は、ともに既存の端子板を改造することなく、アース 極板5,23を端子板1,21の長手方向に支持・固定しておくとともに、保安 器8についても、一方の端子9を挿入するだけでワンタッチ接続が可能なレセプ タクルとし、他方の端子11にネジ止め可能な透孔19を形成しておくことによ り、保安器8を回線に接続する場合に、保安器8の一方の端子9を端子板1,2 1の該当する端子7c,25bに嵌着・接続し、他方の端子11をアース極板5 ,23にネジ止めするだけで簡単に接続が可能になる。その結果、従来のように 保安器を接続するためのソケットを増設する必要がなくなり、その分、盤の小型 化が可能になるとともに配線作業が不要になる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、端子板にアース極板を固定し、保安器の一 方の端子を端子板の端子に嵌着して、他方の端子をアース極板にネジ止めするこ とで、保安器を直に端子板に取り付けることが可能となる。それにより、従来の ように端子板とは別位置に、保安器単体であるいは保安器用のソケットを設置し てから保安器を取り付ける必要がなくなり、収納される盤の小型化と配線作業の 省力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1の実施例の組み立てられた状
態を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1における端子板の単体を示す平面図であ
る。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図2における接続金具の斜視図である。
【図6】図1,図2におけるアース極板の平面図であ
る。
【図7】図1における保安器の単体を示す正面図であ
る。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】図7の右側面図である。
【図10】図7の底面面である。
【図11】本考案に係る第2の実施例の組み立てられた
状態を示す平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11における端子板の単体を示す平面図で
ある。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図11のA線上の断面図である。
【図16】図15の接続金具の斜視図である。
【図17】図15のアース極板の斜視図である。
【符号の説明】
1 端子板 2 突起 3 接続金具 4 ボルト 5 アース極板 6 ボルト 7 導体板 7a〜7d 端子 8 保安器 9 端子 11 アース端子 12 ボルト 13 透孔 14 ネジ座 15 ネジ孔 16 ネジ孔 17 透孔 18 ネジ孔 19 透孔 21 端子板 22 接続金具 23 アース極板 24 ボルト 25 導体板 25a〜25d 端子 26 ボルト 27 端部ユニット 28 ボルト 29 仮止め端子 31 ネジ座 32 縁部 33 切欠き 34 当接部 35 透孔 36 ねじ孔 37 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大味 昭夫 東京都江東区大島1丁目2番23号 株式会 社昭電内 (72)考案者 中川 順三郎 東京都江東区大島1丁目2番23号 株式会 社昭電内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に嵌着式端子を形成した導体板を同
    一平面内の複数方向に配設したモールド製端子ユニット
    を複数積層して形成した端子板において、 積層方向に端子板と平行に配設され、各端子ユニットに
    対応した位置にネジ孔が形成された金属板からなるアー
    ス極板と、 端子板の両端に形成され、アース極板の両端をネジ止め
    により着脱自在に支持・固定するアース極板支持部と、 を備えたことを特徴とする端子板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子板の嵌着式端子との
    嵌着・接続が可能な嵌着式端子と、前記端子板のアース
    極板のネジ孔に対応する透孔を形成したアース端子を本
    体外部に突設したことを特徴とする保安器。
JP7511793U 1993-12-28 1993-12-28 端子板および端子板に取付ける保安器 Pending JPH0741996U (ja)

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JPH0741996U true JPH0741996U (ja) 1995-07-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244873U (ja) * 1975-09-26 1977-03-30
JP3103585B2 (ja) * 1989-10-19 2000-10-30 ウインドメーレル ウント ヘルシェル 新たに底部を接着したバッグの繰出し装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244873U (ja) * 1975-09-26 1977-03-30
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970617