JPH0741924U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0741924U
JPH0741924U JP067696U JP6769693U JPH0741924U JP H0741924 U JPH0741924 U JP H0741924U JP 067696 U JP067696 U JP 067696U JP 6769693 U JP6769693 U JP 6769693U JP H0741924 U JPH0741924 U JP H0741924U
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JP
Japan
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operation knob
moderation
switch body
pin
switch
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JP067696U
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好孝 服部
実 西尾
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ノブの高い取付強度を得て操作ノブがス
イッチボディから外れることを防止する。 【構成】 スイッチボディ12の上面部に取付筒部14
を一体に設け、その左右の壁部に取付孔14aを形成す
る。下面が開放したキャップ状をなす操作ノブ13の左
右の側壁部に、前記取付孔14aにラップする取付孔1
3aを形成する。操作ノブ13を、ピン17により取付
筒部14に回動可能に取付ける。操作ノブ13の裏面側
に節度面部19を形成する一方、スイッチボディ12の
収容部16にコイルばね28及び節度ピース15を設け
る。節度ピース15が節度面部19に圧接することによ
り、操作ノブ13は中立位置に付勢される。節度ピース
15に上下に長い長孔24を設け、前記ピン17を挿通
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のパワーウインドレギュレータ用のスイッチ装置等に 用いられるスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車のパワーウインドレギュレータ用のスイッチ装置としては、図6 及び図7に示す構成のものが供されている。即ち、プラスチック製のスイッチボ ディ1には、図7にて左右一対の支持壁部2,2が一体に設けられ、それら支持 壁部2,2の外面部に夫々突起部3,3が設けられている。一方、プラスチック 製の操作ノブ4は、前後に延びるキャップ状をなし、その左右の壁部に夫々嵌合 穴5,5が設けられている。この操作ノブ4は、前記嵌合穴5を前記突起部3に 嵌合させることにより、スイッチボディ1に回動操作可能に取付けられるように なっている。
【0003】 また、図7に示すように、前記操作ノブ4の裏面部には節度面部6が形成され 、前記スイッチボディ1に設けられた角筒状の収容部7内には、コイルばね8に より上方に付勢されて前記節度面部6に圧接する節度ピース9が設けられている 。さらには、前記操作ノブ4には、図示しないプッシャが接続されており、この プッシャの揺動により、ウインド開放用及び閉塞用のスイッチがオン・オフする ようになっている。
【0004】 これにて、通常時には、節度ピース9と節度面部6との作用によって、操作ノ ブ4は中立位置に位置され、この状態から、操作者が操作ノブ4の図6で左部を 押下げ操作すると、操作ノブ4は突起部3(嵌合穴5)を中心として矢印A方向 に回動し、ウインドを開放(下降)させるスイッチがオンされるようになってい る。操作者が操作ノブ4への操作力を解除すると、操作ノブ4は中立位置に戻り 、スイッチがオフする。一方、操作者が操作ノブ4の左側の凹部4aを引上げ操 作すると、操作ノブ4は矢印B方向に回動し、ウインドを閉塞(上昇)させるス イッチがオンされるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、操作ノブ4は、嵌合穴5と突起部3との 嵌合によってスイッチボディ1に回動可能に取付けられているため、特に操作ノ ブ4の引上げ操作時において、その操作力が大き過ぎると、操作ノブ4がスイッ チボディ1から容易に外れてしまう不具合があった。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、スイッチボディに操 作ノブを回動可能に取付けるものにおいて、操作ノブの高い取付強度を得ること ができて操作ノブが外れることを防止することができるスイッチ装置を提供する にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、スイッチボディと、このスイッチボディの表面部に 回動操作可能に設けられる操作ノブと、この操作ノブの裏面側に設けられた節度 面部と、前記スイッチボディに設けられ前記節度面部に圧接することにより前記 操作ノブを中立位置に付勢する節度ピースと、前記操作ノブの回動操作に応じて 動作するスイッチとを具備するものにあって、前記操作ノブを、該操作ノブの両 側壁部を貫通するピンによって前記スイッチボディに回動自在に取付けると共に 、前記ピンは、前記操作ノブの内側において前記節度ピースに形成された長孔内 を該節度ピースの節度付与動作を許容した状態に挿通されるように構成したとこ ろに特徴を有するものである。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、操作ノブは、該操作ノブの両側壁部を貫通するピンによっ てスイッチボディに取付けられるので、突起部と穴との嵌合による取付に比べて 高い取付強度を保持することができ、過大な操作力が作用しても、操作ノブがス イッチボディから外れることを防止することができる。
【0009】 ところで、ピンは操作ノブを貫通して設けられるため、操作ノブを中立位置に 付勢するために必要な節度ピース等を、そのピンとは干渉しない位置に配設しな ければならない事情が生ずる。この場合、節度ピース等をピンからずれた位置に 配設するようにすれば、スイッチボディ等が大形化する不具合の発生が予測され る。
【0010】 ところが、本考案によれば、操作ノブの内側において節度ピースに長孔を形成 し、前記ピンを、その長孔内を該節度ピースの節度付与動作を許容した状態に挿 通させるように構成したので、節度ピースをピンからずれた位置に設けなくとも 済み、スイッチボディの大形化を未然に防止することができるのである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を自動車のパワーウインドレギュレータ用のスイッチ装置に適用 した一実施例について、図1乃至図5を参照して説明する。図5は、本実施例に 係るスイッチ装置11の外観を示す側面図であり、例えばプラスチック製のスイ ッチボディ12の上面部には、プラスチック製の操作ノブ13が回動操作可能に 設けられている。尚、詳しく図示はしないが、パワーウインド開閉用スイッチ装 置においては、前記スイッチボディ12は、全体として矩形ケース状をなし、1 個のスイッチボディ12に前後左右に計4個の同等のスイッチ装置11(操作ノ ブ13)が配設されるようになっている。
【0012】 前記スイッチボディ12の上面部には、図1乃至図4にも示すように,上面が 開放するほぼ角筒状の取付筒部14が一体に設けられている。この取付筒部14 のうち左右の壁部は、半円形状に上方に突出しており、図1に示すように、それ らの中心部に取付孔14aが夫々形成されている。また、スイッチボディ12に は、前記取付筒部14の内部の図1で左寄り部分に位置して、節度ピース15が 収容される収容部16が一体に設けられている。これら節度ピース15及び収容 部16については後述する。
【0013】 一方、前記操作ノブ13は、図2乃至図5に示すように、図で左側に向けて上 昇するように傾斜する下面が開放したキャップ状をなし、図1に示すように、そ の左右の側壁部は、夫々前記取付筒部14の左右の壁部の外側に嵌まるようにな っていると共に、前記取付孔14aにラップする取付孔13aが形成されている 。詳しくは後述するように、この操作ノブ13は、前記取付筒部14にピン17 により回動可能に取付けられるようになっている。また、この操作ノブ13の上 面部には、図2乃至図4に示すように、夜間等のライト点灯時に明輝される照明 部18が、透光性を有する樹脂により一体的に設けられている。また、操作ノブ 13の上面部及び図2等で左側面部には、操作時の指の滑り防止用の複数本の溝 部が形成されている。
【0014】 そして、この操作ノブ13内の上壁部には、図1で左寄り部分に位置して、節 度面部19が形成されている。図2及び図3に示すように、この節度面部19は 、側面から見て、両側の斜面を介して中央部が上方に落込む緩やかなV字状に形 成され、下方から前記節度ピース15がこの節度面部19の斜面に圧接し、その 上端部が相対的に節度面部19の谷部に落込もうとすることにより、操作ノブ1 3が中立位置に付勢されるようになっているのである。さらに、操作ノブ13内 の図1で右端部位には、プッシャ20が嵌め込まれる嵌合部13bが形成されて いる。
【0015】 前記プッシャ20は、図4に示すように、ほぼ逆T字状をなし、その上端部が 前記嵌合部13bに圧入固定されて操作ノブ13に取付けられている。そして、 その下端の横方向に延びる操作部20aは、スイッチボディ12の内部にあって 、基板21の上方に位置されている。この操作部20aは弾性のある材質から構 成されている。また、プッシャ20の中間部上部寄り部位には、円形の貫通孔2 0bが形成されている。
【0016】 そして、図4に示すように、前記基板21上には、プッシャ20の操作部20 aの両端部に対応してパワーウインドモータ駆動用のタクティルスイッチ22, 22が設けられている。これにて、操作ノブ13が回動操作されると、プッシャ 20が貫通孔20b部分を中心に揺動し、操作部20aの端部によりいずれかの スイッチ22をオンさせるようになっている。尚、前記基板21上には、前記照 明部18を明輝させるためのLED23(図2参照)等も配設されている。
【0017】 ここで、前記節度ピース15及び収容部16について述べる。まず、節度ピー ス15は、図2及び図3に示すように、上下方向に長くその上端部が丸みを帯び た尖り状をなしている。この節度ピース15の上下両端部には、図1に示すよう に、左右両側へ突出する円形の嵌合凸部15a,15bが一体に設けられている 。また、この場合、上端側の嵌合凸部15aは、下端側の嵌合凸部15bに比べ て左右に一段外側に位置するように設けられている。さらに、この節度ピース1 5の中央部には、上下方向に長い長円状をなす長孔24が形成されている。
【0018】 一方、前記スイッチボディ12に一体的に設けられた収容部16は、前記基板 21の直ぐ上部に位置する底壁部16aの上部に、前記節度ピース15を左右か ら挟むように位置される左右一対の案内壁25,25を有して構成されている。 図3に示すように、これら案内壁25,25は、前記底壁部16aから上方に長 く延び、その上端部は、前記取付筒部14よりも若干上部に位置している。
【0019】 そして、前記各案内壁25のほぼ上半部には、上端で開口して下方に延びる切 込溝部26が形成されている。また、各案内壁25のほぼ下半部の内壁面部には 、図3で左右の縁部部分に位置して上下方向に延びる突出壁部25a,25aが 設けられ、これにて突出壁部25a,25a間の部分に、上端で開放し上下方向 に延びる案内凹部27が形成されているのである。さらに、各案内壁25の中央 部には、円形の貫通孔25bが形成されている。これら貫通孔25bは、前記取 付筒部14に形成された取付孔14aに対応した位置に設けられている。また、 前記底壁部16aの上面部には、両案内壁25,25間に位置して突起部16b が設けられている。
【0020】 前記節度ピース15は、前記突起部16b部分にコイルばね28の下端部が遊 嵌された状態で、前記両案内壁25,25間に上方から差込まれるように収容さ れる。このとき、図1に示すように、節度ピース15の下端部の嵌合凸部15b が前記案内凹部27内に位置され、上端部の嵌合凸部15aが切込溝部26内に 位置されるようになっている。これにて、節度ピース15は、コイルばね28に より常に上方への付勢力を受けつつ、案内壁25によって案内された状態で、上 下方向にのみ移動可能に支持されているのである。
【0021】 さて、前記操作ノブ13は、該操作ノブ13を左右方向に貫通する丸棒状のピ ン17により、前記スイッチボディ12の取付筒部14に回動自在に取付けられ るようになっている。この取付にあたっては、前記スイッチボディ12の収容部 16にコイルばね28及び節度ピース15を上述のようにセットした状態で、操 作ノブ13を取付筒部14に仮嵌込み状態とする。また、これと共に、操作ノブ 13の嵌合部13bにプッシャ20を裏面側から嵌め込んでおく。
【0022】 これにて、操作ノブ13の取付孔13a,13a、取付筒部14の取付孔14 a,14a、プッシャ20の貫通孔20b、案内壁25,25の貫通孔25b, 25b、節度ピース15の長孔24が左右方向に一直線に並び、基端部に抜止め 部を有したピン17の先端部を、操作ノブ13の左右のうち一方側から差込んで それら各孔に挿通させ、ピン17の操作ノブ13の他方の壁部にて突出した先端 部を、例えばEリング等の図示しない抜止め部材により抜止め状態とすることに より、組付けが完了する。
【0023】 これにより、操作ノブ13は、ピン17を中心として、図5で矢印A及びB方 向に回動操作可能とされるのである。尚、その回動範囲は、操作ノブ13の下端 部の前後部が、スイッチボディ12の上面部に当接することにより規制されるよ うになっている。また、このとき、ピン17は前記節度ピース15の長孔24を 貫通しているので、節度ピース15の上下移動がピン17により妨げられること はないのである。
【0024】 次に、上記構成の作用について述べる。通常時即ち操作ノブ13に操作力が作 用していない状態では、上述のように、節度ピース15及び節度面部19の作用 により、操作ノブ13は図示した中立位置に位置され、このとき図4に示すよう に、プッシャ20の操作部20aはスイッチ22から離間しているので、いずれ のスイッチ22もオフ状態にある。
【0025】 そして、この状態から、操作者が操作ノブ13を押下げ操作すると、操作ノブ 13はピン17を中心に図5で矢印A方向に回動し、これに伴い、プッシャ20 も操作ノブ13と一体的に揺動して操作部20aが一方(図4で左側)のスイッ チ22をオンさせ、以て、ウインドの開放(下降)動作が行われるようになる。 また、このときには、操作ノブ13の節度面部19の斜面により、節度ピース1 5がコイルばね28のばね力に抗して下方に押圧されて下方に変位するようにな る。
【0026】 この状態から、操作者が操作ノブ13の操作力を解除すると、節度ピース15 が節度面部19の斜面を上方に押圧し、上方に変位して相対的に節度面部19の 谷部に落込むことにより、操作ノブ13は戻り回動して中立位置に戻される。ま た、これと共に、スイッチ22がオフされてウインドが停止される。この場合、 前記節度ピース15にはピン17が貫通されているが、ピン17が貫通する部分 が上下に長い長孔24とされているので、節度ピース15の上下の変位即ち節度 付与動作が許容されるのである。
【0027】 一方、操作者が操作ノブ13を中立位置から引上げ操作すると、操作ノブ13 は図5で矢印B方向に回動し、これに伴い、プッシャ20が他方(図4で右側) のスイッチ22をオンさせ、以て、ウインドの閉塞(上昇)動作が行われるよう になる。このときにも、節度面部19と節度ピース15との作用により、操作者 が操作ノブ13の操作力を解除すると、操作ノブ13は戻り回動して中立位置に 戻され、スイッチ22がオフされる。
【0028】 而して、この操作ノブ13の引上げ操作は、一般に押下げ操作の場合に比べて 強い力にて行われ、操作ノブ13の支持部分即ち取付孔13a部分に過大な力が 作用する事情がある。ところが、本実施例では、操作ノブ13はピン17によっ てスイッチボディ12に取付けられているので、突起部と穴との嵌合による取付 の場合に比べて、取付け強度に優れ、操作ノブ13がスイッチボディ12から外 れたり、変形あるいは破損することを防止することができるのである。
【0029】 ところで、このように全体を貫通するピン17により操作ノブ13をスイッチ ケース12に取付けるようにした場合、操作ノブ13の取付強度の向上を図るこ とができるものの、操作ノブ13の内部に設けられる部材を、そのピン17とは 干渉しない位置に配設しなければならなくなり、部材の配置の自由度が阻害され る不具合の発生が予測される。特に節度ピース15及び節度面部19を、ピン1 7の上又は下に外れた位置に配設するようにすれば、スイッチボディ12あるい は操作ノブ13の大形化を招いてしまう虞が生ずる。
【0030】 ところが、本実施例では、節度ピース15に長孔24を設け、ピン17をその 長孔24内を挿通させるように構成したので、節度ピース15による節度付与動 作が妨げられることなく、しかも節度ピース15をピン17からずれた位置に設 けなくとも済むようになり、以て、スイッチボディ12等の大形化を未然に防止 することができたのである。
【0031】 尚、本実施例では、節度ピース15を収容する収容部16を、一対の案内壁2 5,25から構成したので、収容部16の省スペース化を図ることができ、ひい てはLED23の光を照明部18に導くための空間を大きく確保することができ て照明部18を十分明るく明輝させることができる等の利点を得ることができる 。さらに、本実施例では、プッシャ20にも貫通孔20bを設け、ピン17をそ の貫通孔20bを貫通させるように構成したので、プッシャ20は操作ノブ13 だけでなくピン17によっても支持されるようになり、以てプッシャ20を操作 ノブ13にさほど強固に固定せずとも済ませ得るといった利点も得ることができ るものである。
【0032】 このように本実施例によれば、ピン17により操作ノブ13をスイッチボディ 12に回動可能に取付けるように構成したので、嵌合穴5と突起部3との嵌合に よって操作ノブ4をスイッチボディ1に取付けていたため、操作ノブ4がスイッ チボディ1から容易に外れてしまう不具合があった従来のものと異なり、操作ノ ブ13の高い取付強度を得ることができ、操作ノブ13に過大な力が作用しても スイッチボディ12から外れることを防止することができる。そして、節度ピー ス15に長孔24を設け、ピン17をその長孔24内を挿通させるように構成し たので、スイッチボディ12あるいは操作ノブ13の大形化を未然に防止するこ とができるものである。
【0033】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば自動車のパワーウ インドレギュレータ用のスイッチ装置に限らず各種用途のスイッチ装置に適用す ることができる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ る。
【0034】
【考案の効果】
以上の説明にて明らかなように、本考案のスイッチ装置によれば、スイッチボ ディに操作ノブを回動可能に取付けるものにあって、操作ノブを、該操作ノブの 両側壁部を貫通するピンによってスイッチボディに回動自在に取付けると共に、 前記ピンは、前記操作ノブの内側において節度ピースに形成された長孔内を該節 度ピースの節度付与動作を許容した状態に挿通されるように構成したので、操作 ノブの高い取付強度を得ることができて操作ノブが外れることを防止することが でき、さらには全体の大形化を未然に防止することができるという優れた実用的 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、全体の縦断正
面図
【図2】図1のa−a線に沿う全体の縦断側面図
【図3】組付け前の状態を示す縦断側面図
【図4】図1のb−b線に沿う全体の縦断側面図
【図5】全体の側面図
【図6】従来例を示す図5相当図
【図7】図1相当図
【符号の説明】
図面中、11はスイッチ装置、12はスイッチボディ、
13は操作ノブ、13aは取付孔、13bは嵌合部、1
4は取付筒部、14aは取付孔、15は節度ピース、1
5a,15bは嵌合凸部、16は収容部、16aは底壁
部、17はピン、19は節度面部、20はプッシャ、2
0aは操作部、20bは貫通孔、21は基板、22はス
イッチ、24は長孔、25は案内壁、25bは貫通孔、
26は切込溝部、27は案内凹部、28はコイルばねを
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチボディと、このスイッチボディ
    の表面部に回動操作可能に設けられる操作ノブと、この
    操作ノブの裏面側に設けられた節度面部と、前記スイッ
    チボディに設けられ前記節度面部に圧接することにより
    前記操作ノブを中立位置に付勢する節度ピースと、前記
    操作ノブの回動操作に応じて動作するスイッチとを具備
    するものであって、 前記操作ノブを、該操作ノブの両側壁部を貫通するピン
    によって前記スイッチボディに回動自在に取付けると共
    に、前記ピンは、前記操作ノブの内側において前記節度
    ピースに形成された長孔内を該節度ピースの節度付与動
    作を許容した状態に挿通されるように構成したことを特
    徴とするスイッチ装置。
JP067696U 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置 Pending JPH0741924U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP067696U JPH0741924U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置
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