JPH074191U - 着脱式操作部を備えた電気装置 - Google Patents

着脱式操作部を備えた電気装置

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JPH074191U
JPH074191U JP3813293U JP3813293U JPH074191U JP H074191 U JPH074191 U JP H074191U JP 3813293 U JP3813293 U JP 3813293U JP 3813293 U JP3813293 U JP 3813293U JP H074191 U JPH074191 U JP H074191U
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JP
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main body
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car stereo
section
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JP3813293U
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Inventor
修一 横田
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体部及び操作部の外観から検出手段が設け
てあるのを見分け不可能にすると共に、検出手段の信頼
性を向上するようにした着脱操作部を備えた電気装置を
提供する。 【構成】 例えばカーステレオの本体部1に操作パネル
6を装着する場合、操作パネル6が本体部1に対して所
定の関係を満たすように確実に取り付けられたか否かを
判断する検出手段を、3個のホール素子7A,7B,7
Cと同数のマグネット8A,8B,8Cとを用いて相対
向するように配置して構成する。マイコン4Aは各ホー
ル素子7A,7B,7Cからの検出信号をモニターして
3個の全てのホール素子から検出信号を受け取ったとき
のみ、操作パネル6が本体部1に対して所定の関係を満
たすように確実に取り付けられていると判断して、カー
ステレオの動作を可能ならしめるように制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カーオーディオ装置のように操作部が本体部に対して着脱可能に取 り付けられる装置に関し、特に、操作部が本体部に対して所定の関係を満たすよ うに確実に取り付けられたときのみ、装置の動作を可能ならしめるように構成し た着脱式操作部を備えた電気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばカーステレオのようなカーオーディオ装置として、図7に示したように 、ケース12内の配線基板13上に所望の回路を構成するように複数の部品14 が実装されることによって装置の動作機能が内蔵されている本体部11に対して 、この本体部11の動作機能を任意に操作するように複数の操作釦(図示せず) が配置された操作部としての操作パネル16がそのケース12の凹部15に着脱 可能に取り付けられた、いわゆるDCPを構成したものが知られている。このD CPは、ユーザーが車両を離れるとき操作パネル16を本体部11から取り外し て所持することで、カーステレオの盗難防止を図るようにしたものである。しか しながら、操作パネル16が取り外された状態で、本体部11のみが盗難にあう 場合があり、この場合同一車種の操作パネルのみ購入されると、あるいは何らか の手段によってこの操作パネルが入手されると、本体部と組み合わせることによ りこのカーステレオは動作可能となるので、盗難防止の効果はなくなってしまう ことになる。
【0003】 このような不都合をなくすために、例え同一車種の操作パネルと本体部とが揃 ったとしても、操作パネルが本体部に対して所定の関係を満たすように確実に取 り付けられないときは、そのカーステレオの動作を不可能ならしめるように構成 した改善策が考えられている。図8はこのような改善策の一例を示すもので、光 学式検出手段を利用するもので、本体部11に光源21及び光検出素子22を配 置すると共に、これに対向する操作パネル16に光反射体23を配置して、光源 21から発した光の光反射体23からの反射状態を光検出素子22によって検出 することにより、操作パネル16の装着の有無を検出するように構成したもので ある。
【0004】 図9は他の例の改善策を示すもので、機械式検出手段を利用するもので、本体 部11の操作パネル16を装着する面に検出用スイッチ24を配置するようにし て、操作パネル16を本体部11に装着したときに操作パネル16の壁面によっ て検出用スイッチ24の接点を押圧してこの動作を制御することにより、操作パ ネル16の装着の有無を検出するように構成したものである。そして、いずれの 場合でも、その検出結果によって操作パネル16が本体部11に対して所定の関 係を満たすように確実に取り付けられているか否かを、本体部11に設けられて いるマイコンのような判断機能によって判断して、否の場合はカーステレオの動 作を不可能ならしめるように制御するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のそのような改善策では、光学式検出手段及び機械式検出手段の いずれにおいても、本体部11及び操作パネル16の外観から各検出手段が設け てあるのを見分けることができるので、改善効果が薄くなり、また、特に機械式 検出手段においては検出用スイッチとして接点を有する可動部品を用いるので、 信頼性が低くなるという問題がある。
【0006】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、本体部及び操作部の外 観から検出手段が設けてあるのを見分け不可能にすると共に、検出手段の信頼性 を向上するようにした着脱式操作部を備えた電気装置を提供することを目的とす るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、装置の動作機能が内蔵されている本体部 に対して、この本体部の動作機能を任意に操作する操作部が着脱可能に取り付け られるように構成された着脱式操作部を備えた電気装置において、前記本体部及 び操作部の相対向する位置にそれぞれ磁電変換素子及びマグネットを配置し、前 記磁電変換素子が前記マグネットから発生される磁界を検出可能な位置に配置さ れ、前記磁電変換素子が前記マグネットからの磁界を検出したとき、前記操作部 が本体部に対して所定の関係を満たすように確実に取り付けられていると判断す ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本体部に複数の磁電変換素子を配置すると共に、操作部の本体部に対向する位 置に磁電変換素子と同数のマグネットを配置し、磁電変換素子が前記マグネット から発生される磁界を検出可能な位置に配置することにより、磁電変換素子が前 記マグネットからの磁界を検出したとき、操作部が本体部に対して所定の関係を 満たすように確実に取り付けられていると判断される。これによって、磁電変換 素子及びマグネットからなる検出手段が設けてあるのを操作部及び本体部の外観 から見分け不可能にすることができ、また、接点を有する可動部品は用いないの で検出手段の信頼性を向上することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の着脱式操作部を備えた電気装置の実施例を示す断面図で、カー ステレオのようなオーディオ装置に適応した例を示している。カーステレオの本 体部1には、ケース2内の配線基板3上に所望の回路を構成するようにマイコン 4Aを含む複数の部品4が実装されることによって装置の動作機能が内蔵されて おり、そのケース2の端部には凹部5が形成されている。一方、本体部1の動作 機能を任意に操作するように複数の操作釦(図示せず)が配置された操作部とし ての箱状の操作パネル6が、本体部1のケース2の凹部5に着脱可能に取り付け られている。本体部1のケース2の凹部5の内面には磁電変換素子としてのホー ル素子が複数例えば3個のホール素子7A,7B,7Cが配置されている。一方 、操作パネル6の内面の前記各ホール素子7A,7B,7Cに対向する位置には それと同数である3個のマグネット8A,8B,8Cが配置されている。これら 各ホール素子7A,7B,7Cと各マグネット8A,8B,8Cの相対位置は、 各々対応するマグネットから発生される磁界をホール素子が検出可能な位置に配 置されていれば良い。また、各機器ごとに配置位置を異ならせる等コード化して おく、あるいはマグネットをS極、N極等磁界の方向を組み合わせることにより 、後述のように各ホール素子から検出信号を得る場合の検出精度を高めることが 可能となる。
【0010】 各ホール素子7A,7B,7Cからの各リード線7a,7b,7cは配線基板 3を介してマイコン4Aに接続されている。図2は本実施例の制御系を示すブロ ック図で、マイコン4Aは各ホール素子7A,7B,7Cからの検出信号をモニ ターして3個の全てのホール素子から検出信号を受け取ったときのみ、操作パネ ル6が本体部1に対して所定の関係を満たすように確実に取り付けられていると 判断して、カーステレオの動作を可能ならしめるように制御する機能を有してお り、かつ前記の条件が満たされない場合はカーステレオの動作を不可能ならしめ るように制御する機能を有している。
【0011】 次に、図3のフローチャートを参照して本実施例の動作を説明する。 カーステレオの本体部1に操作パネル6を装着した後、操作パネル6のパワー スイッチ(図示せず)を操作して、ステップAでパワースイッチがオンされたか 否かをマイコン4Aによって判断する。否のときはオンされるまでフローは循環 し、オンされたときはフローはステップBに進む。次にステップBで、マイコン 4Aによって3個の全てのホール素子7A,7B,7Cから検出信号が出力され ているか否かを判断する。否のときはこの条件が満たされるまでフローはステッ プAに戻される。この条件が満たされたときはフローはステップCに進む。この ステップCでマイコン4Aは、操作パネル6が本体部1に対して所定の関係を満 たすように確実に取り付けられていると判断して、図示しない信号処理系を働か せてカーステレオの動作を可能ならしめるように制御する。
【0012】 このように本体部1に操作パネル6を装着した場合、図4に示したように、本 体部1の各ホール素子7A,7B,7Cとそれぞれに対応した操作パネル6の各 マグネット8A,8B,8Cの相対位置がずれていて、各マグネット8A,8B ,8Cから発生される磁界を各ホール素子7A,7B,7Cが検出不可能な位置 関係になっているときは、各ホール素子からは検出信号が出力されないので、前 記原理に基づいてマイコン4Aは操作パネル6が本体部1に対して所定の関係を 満たすように確実に取り付けられていないと判断するため、カーステレオの動作 は不可能となる。これは3個のうちいずれか1個、あるいは2個のホール素子か らの検出信号が出力されなかった場合でも同じ結果となる。
【0013】 このように本実施例によれば、本体部1に操作パネル6を装着する場合、操作 パネル6が本体部1に対して所定の関係を満たすように確実に取り付けられたか 否かを判断する検出手段を、3個のホール素子7A,7B,7Cと同数のマグネ ット8A,8B,8Cとを用いて相対向するように配置して構成するようにした ので、本体部1及び操作パネル6の外観から検出手段が設けてあるのを見分け不 可能にすることができる。また、従来の検出手段のように接点を有する可動部品 は用いないので、検出手段の信頼性を向上することができる。さらに、検出手段 の構造が簡単になるので、コストダウンを図ることもできる。特に、本実施例に よれば、複数のホール素子及び同数のマグネットの配置位置をコード化しておく ことにより、このコードから外れた配置位置になっている場合には、簡単に所定 の条件から外れていることを判断することができるので、高精度の検出を行うこ とができるようになる。
【0014】 図5及び図6は各々本考案の他の実施例及びその他の実施例を示すもので、各 ホール素子7A,7B,7C及び各マグネット8A,8B,8Cの配置位置を変 更した例を示すものである。いずれにおいても、各ホール素子7A,7B,7C と各マグネット8A,8B,8Cの相対位置は、各々対応するマグネットから発 生される磁界をホール素子が検出可能な位置に配置されていることが条件となる 。このような各実施例によっても前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0015】 なお、本文中では、磁電変換素子としてホール素子を用いた例で説明したが、 これに限らず磁界の変化を電気信号に変換する機能を有する素子であれば同様に 用いることができ、例えばMR素子等も用いても同様な効果を得ることができる 。また、各素子の数も3個に限らず、目的、用途等によって任意の変更が可能で ある。さらに、本実施例ではカーステレオのようなオーディオ装置に適用した例 で説明したが、これに限らず、装置の動作機能が内蔵されている本体部に対して 、この本体部の動作機能を任意に操作する操作部が着脱可能に取り付けられるよ うに構成された装置であれば、電気装置一般に適用可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上述べて明らかなように本考案によれば、本体部に操作部を装着する場合、 操作部が本体部に対して所定の関係を満たすように確実に取り付けられたか否か を判断する検出手段を、磁電変換素子とマグネットとを用いて相対向するように 配置して構成するようにしたので、本体部及び操作部の外観から検出手段が設け てあるのを見分け不可能にすることができ、また、接点を有する可動部品は用い ないので、検出手段の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の着脱式操作部を備えた電気装置をカー
ステレオに適用した例を示す断面図である。
【図2】本実施例の制御系を示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本実施例において所定の結果が得られない例を
説明する断面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本考案のその他の実施例を示す断面図である。
【図7】本考案の背景を説明する断面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体部 4A マイコン 5 凹部 6 操作パネル(操作部) 7A,7B,7C ホール素子 8A,8B,8C マグネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の動作機能が内蔵されている本体部
    に対して、この本体部の動作機能を任意に操作する操作
    部が着脱可能に取り付けられるように構成された着脱式
    操作部を備えた電気装置において、前記本体部及び操作
    部の相対向する位置にそれぞれ磁電変換素子及びマグネ
    ットを配置し、前記磁電変換素子の各々は対応するマグ
    ネットから発生される磁界を検出可能な位置に配置さ
    れ、前記磁電変換素子が前記マグネットからの磁界を検
    出したとき、前記操作部が本体部に対して所定の関係を
    満たすように確実に取り付けられていると判断すること
    を特徴とする着脱式操作部を備えた電気装置。
JP3813293U 1993-06-18 1993-06-18 着脱式操作部を備えた電気装置 Pending JPH074191U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3813293U JPH074191U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 着脱式操作部を備えた電気装置

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JP3813293U JPH074191U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 着脱式操作部を備えた電気装置

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JPH074191U true JPH074191U (ja) 1995-01-20

Family

ID=12516916

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JP3813293U Pending JPH074191U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 着脱式操作部を備えた電気装置

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JP (1) JPH074191U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041478A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Alpine Electronics Inc ブレーキインターロック機能解除方法および装置
JP2013232540A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Jvc Kenwood Corp 電子機器

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