JPH0741886B2 - 紙葉類における大束結束機 - Google Patents

紙葉類における大束結束機

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JPH0741886B2
JPH0741886B2 JP10228489A JP10228489A JPH0741886B2 JP H0741886 B2 JPH0741886 B2 JP H0741886B2 JP 10228489 A JP10228489 A JP 10228489A JP 10228489 A JP10228489 A JP 10228489A JP H0741886 B2 JPH0741886 B2 JP H0741886B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、予じめ小束状に結束された所要個数の紙葉
類の束群に十文字状にテープを捲回させて大束を形成す
るための紙葉類における大束結束機に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種の紙葉類の帯掛け装置は各種知られている
が、たとえば特開昭60−158020号公報(第1公知例)に
記載されたものは、テープが切断された場合の安全を意
図して、載置台25上に複数の受板26を架設した紙葉類の
載置機構を特徴とするものであり、同様に特開昭60−15
8021号公報(第2公知例)のものは、締板24を第2支軸
8の下降に連動するクランプアーム18により相接近する
方向に付勢自在とした紙葉類の単なる圧縮挾持のための
クランプ機構を提供するものであり、さらに、特開昭60
−158022号公報(第3公知例)には、保持アーム31によ
つて担持された紙葉類束を、クランプロッド36を長手方
向に移動させて保持アーム31と共に90度旋回させるよう
にする紙葉類束回転機構が示されており、また、特開昭
60−158023号公報(第4公知例)には、ソレノイド43に
より駆動されるヒータアーム上にバネに付勢されたヒー
タ41と、カッタ体42とを各別に連設し、ヒータ41でテー
プを押圧して、テープ端を接着すると同時にカッタ体42
にてテープを切断するようにしたものが記載されてい
る。
上記した各公知例のものは、いずれもその所期の目的を
達成するための機能は十分果たしうるものであるが、い
ずれにも下記するような未解決の課題が残されていた。
(1) 第1公知例 紙葉類を安全に担持するために多数の受板26を付設する
必要があり、構造が複雑化し、故障の原因となつてい
た。
(2) 第2公知例 クランプアーム18により締板24を付勢して、間接的に紙
葉類を挾持するものであつて、強力な駆動力を必要とす
る割には、紙葉類を挾圧する力が弱く、パワーロスが目
立つた。
(3) 第3公知例 紙葉類を90度回転させるために複雑な旋回駆動機構を必
要とした。
(4) 第4公知例 ヒータ41でテープを接着すると同時にカッタ体42にてテ
ープを切断するものであつて、万一接着不十分の際に
は、テープは紙葉類を結束することなしに後続に未使用
のテープから切断されてしまうという危険性があつた。
そこで本出願人は前記課題を解決する目的で特願昭63−
325936号に示すような大束結束機を提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、特願昭63−325936号の大束結束機は各手段に専
用の駆動源を設けていたため、機構的にまだ複雑な点が
あり、コストダウンの妨げにもなつていた。
本発明は確実に大束の結束が行えると共に、機構的に簡
単でコストダウンが図れる大束結束機の提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は旋回および昇降自
在のテーブル上に供給された紙葉類の束を予じめ整列手
段によつて整列させ、次でテープ供給手段からのテープ
の始端を束群に連係させた後、第1の挾持手段によつて
該束群をテープの始端とともに強く挾圧させてテーブル
と共に該束群を所要回数旋回させてテープを束群の外周
に囲繞させ、止着手段によつてテープを固着して第1次
の結束を実施すると共に未使用のテープを切断手段によ
つて切断させ、次で、束群を第1の挾持手段から解放す
ると共に第1の挾持手段の上方に配置された第2の挾持
手段にて束群を挾持し、第2の挾持手段の挾持圧力を上
昇させつつ旋回手段により該第2の挾持手段と共に束群
を90度旋回させて起立させた後、第2の挾持手段を解放
させる一方、第1の挾持手段によつて再び束群を把持
し、テーブルを更に旋回させテープを供給して束群の外
周に囲繞させ、前記止着手段でテープにて束群を結束し
直交状にテープにて束群を結束処理自在とした大束結束
機であつて、前記テーブルの旋回動作と前記第1の挾持
手段の挾圧あるいは開放動作とを同一の駆動源によつて
行わせると共に、該駆動源の駆動力を前記テーブルの旋
回動作と前記第1の挾持手段の挾圧動作とを連動して行
わせる伝動手段によつて前記テーブルと前記第1の挾持
手段とに伝えることを特徴とする。
〔作用〕
前記の構成によつて、本発明は始動スイッチをonにする
だけで、シーケンシャルに全自動的に紙葉類の小束群に
テープを捲装して大束状とし、更にその結束状態を完全
なものとするためにこの大束を90度旋回させた後、別に
テープを捲着して、結果的に十文字状にテープを懸け廻
わして大束を形成するものであり、しかもこの大束の90
度にわたる旋回は、単にその圧締状態を強化するだけで
実施できる。またテーブルの旋回動作と第1の挾持手段
の挾圧あるいは解放動作とを伝動手段を介して同一の駆
動源によつて行わせることができるので構造が単純なも
のを得ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明を、実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
この実施例の大束結束機は、前述の如く、たとえば、
紙葉類の100枚の小束(b1b2……)を所要個数(たとえ
ば10束)、を回転および昇降自在のテーブル手段上に
供給して、さらにテープ供給手段にてテープの始端を
供給し、その上でクランプ手段によつて挾着した状態
でその外周にテープを巻回させ、テープ止着手段によ
つてテープを固着,切断させて大束Bとし、次で旋回手
によつてこの大束Bを起立させ、更に他の位置に別
のテープを捲回させ、所謂十文字状にテープで結束され
た紙葉類の大束Bを全自動的に形成するものである。
次に、その各部の構成をさらに詳細に説明する。
(1)クランプ手段 テーブルベース82上の一対のガイド杆31上で対向方向に
相接近自在とした一対のクランプ板32のガイド33に連設
したラック34に噛合するピニオン35を、第2伝動手段G2
を介してクランプ回転モータM2により駆動させて、該ク
ランプ板32を対向方向に相接近もしくは離間自在に構成
していると共に、ガイド33には、クランプ板32の水平方
向延長線上の一方にクランプ補助棒36が一体に固着され
て、クランプ板32とともに接離自在に支持されている。
(第1図及び第2図参照) (2)テーブル手段 フレーム21に回転自在に架設した第3伝動手段G3内に枢
支された第2伝動手段G2内で昇降自在とされたラック軸
22の上端に、テーブル23の支持子24を回転自在に連結
し、このラック軸22に噛合するピニオン25を、第1伝動
手段G1を介してテーブル昇降モータM1により旋回させ
て、前記テーブル23を昇降駆動自在とするとともに、フ
レーム21に回転自在に架設した前記第3伝動手段G3のピ
ニオン26にテーブルベース82を固着し、該テーブルベー
ス82に前記テーブル23の下面に固着されたガイドロッド
27を摺動自在に支持するブラケット28を設けている。
(第1図参照) (3)テープ供給手段 バネS1によつて付勢されたガイド41に対向してフレーム
21に旋回自在に架設したテープアーム42の基部に設けた
駆動ローラ43をフイードモータM4を始動することによつ
て作動させてバネS2によりこれに圧接されたフリーロー
ラ44と該ローラ43との間でテープTをテープリールRか
ら繰り出し、引き戻し得るようにすると共に、第5伝動
手段G5を介して、テープアームモータM5を始動させて前
記テープアーム42を第2図反時計方向に旋回駆動自在に
構成している。(第2,5図参照) (4)テープ止着手段 ストッパー51方向にバネS3で付勢されて支軸52上に回転
自在に担持されたアームa1の外端に、バネS4で付勢され
てピンP1にて枢支したヒーターアームa2の先端には、バ
ネS5で付勢された状態にてピンP3にて支持アームa3が枢
着されている。この支持アームa3には、ヒーター53およ
びカッター54が付設されており、ヒートアームモータM6
により第6伝動手段G6を介してアームa1をバネS3に抗し
て第2図時計方向に旋回自在に構成されている。(第2
図参照) (5)旋回手段 テーブル23の上方に配置されガイド杆61上で第7伝動手
段G7を介してクランプひねりモータM7により対向方向に
接近自在としたガイド体62に連設した第1,第2のクラン
プ子63,63′は、第1次および第2次スイッチSW1,SW2に
よりその前進および旋回を制御されるように構成されて
いる。
この各クランプ子63,63′の構成について第1,6図を参照
しつつ説明すると、同一軸線上に配設した第1のクラン
プ子63は、前記ガイド体62に垂設した連結枠62′の下端
に設けたスリーブ64内に、バネ65に抗して前進自在とし
その外周に凹設した略平行四辺形状のループ状のカム溝
66に対し、スリーブ64に内向きに突設したピン64′を移
動自在に係合させた構成であり、これに対して同一軸線
上に対向して設けた第2のクランプ子63′はスリーブ6
4′内に回動および摺動自在に担持された構成である。
(第1,6図参照) なお、この実施例の細部構成については、作用とともに
説明することとし、図中、第3図示のは小束(b1b2…
…)揃え手段であつて、揃えモータM8の始動によりカム
71が旋回され、フォロワー72を有するクランク73と、こ
れに連結された揃棒74が支軸75を支点として、ガイド溝
76沿いに前進されて投入された小束b1b2……を整列させ
るものであり、第7図に示すものは、テープ手段の割
出し手段であつて、テーブル23を90度毎に旋回した位
置において、ソレノイド81を付勢解除または付勢してテ
ーブルベース82に開設した位置決め孔83に係止体84を係
脱自在となしている。該割出し手段によつてテーブル
23がロックされている場合は何等支障はないが、一旦割
出し手段によるテーブル23のロックが解除された場
合、テーブル23はラック軸22に回動自在にも受けられて
いるため、テーブル手段の旋回動作時に所定量以上旋
回したり、逆方向に旋回してしまうおそれがある。そこ
で、テーブルベース82に固着された前記第3伝動手段G3
のピニオン26に噛合するピニオン150に電磁ブレーキ151
を連結させ、該電磁ブレーキ151により第3伝動手段G3
を介してテーブル23に対して旋回方向への負荷を適宜加
えるようにすることにより、テーブル23の必要以上の旋
回を規制するようにしている。また、第4図示のシャッ
ター手段については小束b1b2……の投入、および大束
Bの取り出しを開口93から行なうものであるが、該開口
93には、安全確保のためにシャッター92がスライドして
開閉自在に設けられており、チェン.スプロケットなど
による第9伝動手段G9を介してシャッターモーターM9に
より、左右方向(第4図紙面と直交方向)に移動自在に
構成している。
次にこの実施例の作用について説明する。
◎ 第1工程 テーブル23上に所要数(たとえば10束)の紙葉類の小束
b1b2……を載置し、スタートボタン(図示しない)をon
にすると、シャッターモータM9が始動して第9伝動手段
G9を介してシャッター92が開口93を閉止する。
同時に揃えモータM8が始動し、カム71が回動してこれに
従動するフォロワー72を有するクランク73が第3図時計
方向に支軸75を支点として旋回し、これに連結された揃
棒74が案内溝76内で同方向に回動して、これに対向して
テーブル上に固設した当て板100を基準として各小束b1b
2……を整列させた後、前記モータM8が一回転されて揃
棒74は、原位置に退避する。(第8図(A)参照) ◎ 第2行程 第7図示の割出し手段のソレノイド81が付勢され、係
止体84がバネ85の抗して位置決め孔83から脱し、この状
態でクランプ回転モータM2が始動し、第2伝動手段G2の
ピニオン35を第2図反時計方向に旋回させ、これに噛合
する一対のラック34を相対的に始動させ、ガイド杆31上
でガイド33を相接近するように移動させて一対のクラン
プ板32により小束群b1b2……を一旦挾持させる。クラン
プ回転モータM2は更に駆動し続けて、ラック34と噛合し
ているピニオン35は、一対のクランプ板32が小束群b1b2
……を挾持してロック状態になつているので、一対のラ
ック34を介して一対のクランプ板32自体をラック軸22を
中心に第2図反時計方向に旋回させるようとする。一対
のクランプ板32はテーブルベース82上に設けられ、更に
テーブルベース82はガイドロッド27等を介してテーブル
23と連結されている。したがつて、一対のクランプ板32
が旋回すると前記電磁ブレーキ151によつて適当な負荷
がかけられているテーブル23もラック軸22を中心に第2
図反時計方向に旋回する。クランプ回転モータM2がテー
ブル23を第2図反計方向に90度旋回させるとその駆動を
停止する。
この位置またはこの少し手前で前記ソレノイド81の付勢
が解除され係止体84にてテーブルベース82を固定する。
該テーブルベース82が固定されたならばクランプ回転モ
ータM2逆転始動し、第2伝動手段G2のピニオン35を第2
図時計方向に旋回させ、前記一対のラック34を相対的に
始動させ、ガイド33を介して一対のクランプ板32を小束
群b1b2……より離間させて停止する。
第2行程では、一対のクランプ板32により小束群b1b2…
…を一旦挾持した状態でテーブル23と共に旋回させるの
で結束行程を行う前に小束群b1b2……テーブル23中央に
幅寄せして整列させることができる。
◎ 第3工程 テープアームモータM5が始動し、第5伝動手段G5を介し
て、テープアーム42が第2図反時計方向に旋回して小束
群b1b2……に接近して一旦停止すると共に、フイードモ
ータM4が所定量駆動されてテープの始端が小束群b1b2…
…とクランプ板32との間に挿入される。
(第8図(B)参照) ◎ 第4工程 次に、第2行程同様クランプ回転モータM2が始動され、
第2伝動手段G2のピニオン35が第2図反時計方向に旋回
され、これに噛合する一対のラック34が相対的に始動さ
れ、ガイド杆31上でガイド33が相接近するよう移動され
て一対のクランプ板32が小束群b1b2……と共にテープ端
を挾持する。
この状態でテープアーム42は、テープアームモータM5が
逆転して、小束群b1b2……の回転運動の支障とならない
ように原位置に退避する。(第8図(C)参照) ◎ 第5工程 前記第4行程において一対のクランプ板32が小束群b1b2
……と共にテープ端を挾持すると、前記割出し手段
ソレノイド81が付勢されクランプ回転モータM2は前記第
2行程同様小束群b1b2……を載置したまま前記電磁ブレ
ーキ151によつて適当な負荷がかけられているテーブル2
3を回転させ、そのテーブル23を2回転(720゜)させて
停止する。
この場合、テーブル23の回転と同時にフイードモータM4
を駆動することはせず、リールRからのテープTの引き
出しは、駆動ローラ43とフリーローラ44のテープ挾持力
に抗して、テーブル23の回転により行われる。
これにより、小束群b1b2……の外周には、2重状にテー
プTが強く捲装されることとなる。
なお、テーブル23の回転によるテープTの引き出し動作
に伴い、テープアーム42がテーブル23側に旋回されるこ
とがあるが、この旋回は図示しないスイッチにより検出
して、随時テープアームモータM5を駆動し、原位置に止
まるように制御される。
さらに、この小束群b1b2……の長手方向のテープTの捲
装の際には、小束群b1b2……の長手方向中央のみしかク
ランプ板32によつて挾持されず、その長手方向端部がテ
ープTの捲装の際に捲装方向に曲げられてしまう恐れが
あるが、この曲がりはクランプ補助棒36によつて規制さ
れて、ほぼ真四角状に捲装される。
(第8図(C)(D)参照) ◎ 第6工程 割出し手段が再度テーブル23を固定し、ヒートアーム
モータM6が始動し、第6伝動手段G6を介し、バネS3に抗
してヒーターアームa1を第2図時計方向に旋回させ、ヒ
ーター53をクランプ板32上を滑らせるようにして、テー
プTを加熱溶着し、さらにアームa1の旋回が継続するに
つれてヒーターアームa2および支持アームa3がそれぞれ
バネS4,S5に抗して伸長され、カッター54が大束Bを形
成して固着の終了したテープTと後続の未使用のテープ
Tとを切断処理する。
次で、前記ヒートアームモータM6が逆転して各アームa1
〜a3は原位置に退避される。
なお、カッター54によるテープTの切断後、テープ供給
手段側に残つたテープTの端部はガイド41から飛び出
た状態で残ることとなり、次の結束次のテープTの始端
供給に不都合を生じる恐れがあるが、これはテープ供給
手段のフイードモータM4を所定量逆転させること、ま
たはテープTの始端を図示しないセンサなどにより検出
するまでフイードモータM4を逆転させることによつて解
決する。
◎ 第7工程 次で、割出し手段がテーブル23のロックを解放し、ク
ランプ回転モータM2により、一側にのみテープTを捲着
した大束Bを載置したまま前記電磁ブレーキ151によつ
て適当な負荷がかけられているテーブル23が更に90度回
転されると共に、テーブル上下モータM1が始動し、第1
伝動手段G1を介してピニオン25を駆動しラック軸22を作
動させてテーブル23を所要高さの上昇位置まで上昇さ
せ、大束Bをクランプ板32間から抜き出すと共に第1、
第2のクランプ子63,63′間に配備させる。なお、テー
ブル23は90度回転した時点で割出し手段により再びロ
ックされる。(第8図(E)参照) ◎ 第8工程 第1次クランプスイッチSW1がonされてクランプひねり
モータM7が始動され、第7伝動手段G7を介して、ガイド
杆61上でガイド体62と共に第1クランプ子63が第2のク
ランプ子63′方向に相接近され、第1次スイッチSW1がo
nされて大束Bが挾持されるとクランプひねりモータM7
を停止すると共に、クランプ回転モータM2が逆転されて
一対のクランプ板32が相離間する方向に開放され、大束
Bはこのクランプ板32から解放され、各クランプ子63,6
3′のみに挾持された状態となると共に、テーブル昇降
モータM1が逆転して第1伝動手段G1を介してテーブル23
が下方の原位置に退避される。
◎ 第9工程 第8工程の状態から、更にクランプひねりモータM7の駆
動が再開されると、第6図示のように第1のクランプ子
63がバネ65に抗して前進され結果的にカム溝66′内でピ
ン64′が矢印方向に移動し、これにより第1のクランプ
子63がスリーブ64内でその軸線を中心として捻回される
こととなり、これに伴つて、第2のクランプ子63′と共
に大束Bも90度旋回される。このひねり動作が行われる
程のクランプ動作が行われたか否かは、第2次スイッチ
SW2がonしたか否かにより判断され、この第2次スイッ
チSW2のonでクランプひねりモータM7の駆動が停止され
る。(第8図(F)参照) ◎ 第10工程 次で、第1のクランプ子63は、クランプひねりモータM7
の逆転により大束Bを解放するように退避してテーブル
23上に大束Bを載置し、続いてテーブル昇降モータM1を
作動させて、テーブル23を所要高さの下降位置に下降さ
せ、この下降位置にて、再度前記第2〜6工程が遂行さ
れて、大束Bには別の方向からテープTが捲着される。
(第8図(G),(H)参照) ◎ 第11工程 大束Bに十文字状のテープ結束作業が終了後、クランプ
回転モータM2が始動して、再び前記電磁ブレーキ151に
よつて適当な負荷がかけられているテーブル23を90度旋
回させて割出し手段によりロックさせると共に、該テ
ーブル23をテーブル昇降モータM1により一旦上昇位置ま
で上昇させて、大束BとテープT間よりクランプ板32を
抜き出し、その後、クランプ回転モータM2を逆転してク
ランプ板32を大束Bより離間せしめると共に、テーブル
昇降モータM1によりテーブル23を原位置まで下降させ
る。
(第8図(H)参照) ◎ 第12工程 シャッターモータM9が逆転してシャッター92が開放さ
れ、大束Bが開口93より取り出せるものである。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、この発明によれば、予じめ所要枚数
にて結束された紙葉類の小束を、所要数テーブル上に整
させ、自動的にその外周に十文字状にテープを巻着し得
るものであり、特に、テーブルの旋回動作と第1の挾持
手段の挾圧あるいは開放動作とを伝動手段を介して同一
の駆動源によつて行わせるようにしたので、構造を単純
化し、大束結束機自体のコストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る一実施例の一部切断正面図、
第2図は、その平面図、第3図は、一部側面図、第4図
は、その側面図、第5図は、テープ供給手段、第6図
(a)(b)は、クランプ子の説明図、第7図は、割出
し手段、第8図(A)〜(H)は、結束工程の各ステッ
プを示す説明図である。 ……大束結束機、……クランプ手段、 ……テーブル手段、……テープ供給手段、 ……テープ止着手段、……旋回手段、 ……揃え手段、……割出し手段、 ……シャッター手段、 M1……テーブル昇降モータ、 M2……クランプ回転モータ、 M4……フイードモータ、 M5……テープアームモータ、 M6……ヒートアームモータ、 M7……クランプひねりモータ、 M8……揃えモータ、 M9……シャッターモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回および昇降自在のテーブル上に供給さ
    れた紙葉類の束を予じめ整列手段によつて整列させ、次
    でテープ供給手段からのテープの始端を束群に連係させ
    た後、第1の挾持手段によつて該束群をテープの始端と
    ともに強く挾圧させてテーブルと共に該束群を所要回数
    旋回させてテープを束群の外周に囲繞させ、止着手段に
    よつてテープを固着して第1次の結束を実施すると共に
    未使用のテープを切断手段によつて切断させ、次で、束
    群を第1の挾持手段から解放すると共に第1の挾持手段
    の上方に配置された第2の挾持手段にて束群を挾持し、
    第2の挾持手段の挾持圧力を上昇させつつ旋回手段によ
    り該第2の挾持手段と共に束群を90度旋回させて起立さ
    せた後、第2の挾持手段を解放させる一方、第1の挾持
    手段によつて再び束群を把持し、テーブルを更に旋回さ
    せテープを供給して束群の外周に囲繞させ、前記止着手
    段でテープにて束群に第2次の結束を実施し、直交状に
    テープにて束群を結束処理自在とした大束結束機であつ
    て、前記テーブルの旋回動作と前記第1の挾持手段の挾
    圧あるいは解放動作とを同一の駆動源によつて行わせる
    と共に、該駆動源の駆動力を前記テーブルの旋回動作と
    前記第1の挾持手段の挾圧動作とを連動して行わせる伝
    動手段によつて前記テーブルと前記第1の挾持手段とに
    伝えることを特徴とする紙葉類における大束結束機。
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