JPH0741737U - ディスククランプ機構 - Google Patents

ディスククランプ機構

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JPH0741737U
JPH0741737U JP6986093U JP6986093U JPH0741737U JP H0741737 U JPH0741737 U JP H0741737U JP 6986093 U JP6986093 U JP 6986093U JP 6986093 U JP6986093 U JP 6986093U JP H0741737 U JPH0741737 U JP H0741737U
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JP
Japan
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permanent magnet
turntable
iron plate
disc
clamper
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隆 佐藤
知則 三井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は永久磁石を組込んでなるターンテー
ブルを有するディスククランプ機構に関し、ターンテー
ブルの組立ての容易化を実現することを目的とする。 【構成】 ターンテーブル34とクランパ35を有す
る。ターンテーブル34は、センタハブ部34bの内側
の環状凹部34c内に、永久磁石41を有する。ターン
テーブル34は、鉄板39が一体成形され、鉄板39の
内周側部分39aが凹部34cの底部34c−1に露出
している。永久磁石41は、鉄板39の内周側部分39
aに吸着されて取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディスククランプ機構に係り、特に磁気的吸着力を利用してディスク をターンテーブル上にクランプする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のCD−ROMクランプ機構10を示す。
【0003】 図中、11はターンテーブルであり、スピンドル12に固定してある。
【0004】 13はクランパであり、支持部材14に遊嵌して支持されている。
【0005】 ターンテーブル11は、合成樹脂製であり、周囲のCD−ROM支持部11a と、中央のセンタハブ部11bとを有する。
【0006】 15はリング状の永久磁石であり、接着剤16によってセンタハブ部11bの 内側の部分に接着されている。
【0007】 クランパ13は、中央に円形の鉄板をインサート成形してなる構造であり、中 央の円形の鉄板部13aと、周囲の合成樹脂製の本件部13bとよりなる。
【0008】 クランパ13は、鉄板部13aを永久磁石15によって磁気的に引き寄せられ て、矢印Z1 方向に力Fで付勢されている。
【0009】 ディスク20は、クランパ13によって、ターンテーブル11の支持部11a 上に力Fで押し付けられてクランプされ、この状態で、回転され、光学ヘッド( 図示せず)によって再生される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
永久磁石15は接着剤16により接着されて固定してあるため、接着剤を塗布 する作業及び永久磁石15を押し付けて接着する作業が必要となり、ディスクク ランプ機構を構成するターンテーブル11の製造に手間がかかっていた。
【0011】 また、永久磁石15は、厚さt1 が比較的大きくサイズが大きいものであり、 コスト高であった。
【0012】 そこで、本考案は上記課題を解決したディスククランプ装置を提供することを 目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ディスクを支持するディスク支持部と、凸形状を有し、上 記ディスクの中心孔が嵌合するセンタハブ部と、該センタハブ部の内側の凹部と を有し、該凹部内に永久磁石が組込まれている合成樹脂成形品であるターンテー ブルと、 上記永久磁石の磁力によって該ターンテーブルに引き寄せられ、上記ディスク を上記ターンテーブル上にクランプするクランパとを有するディスククランプ装 置において、 上記ターンテーブルを、強磁性の金属部材が、上記凹部の底部に露出するよう に一体成形され、且つ上記永久磁石が、上記金属部材に吸着されて組込まれた構 成としたものである。
【0014】
【作用】
永久磁石が金属部材に吸着されている構成は、永久磁石を固定するために従来 使用されていた接着を不要とするように作用する。
【0015】 金属部材は、永久磁石のバックヨークとして機能するように作用する。
【0016】
【実施例】
図1は本考案の一実施例になるディスククランプ機構30を示す。
【0017】 図3は図1のディスククランプ装置30を適用したCD−ROM装置31を示 す。
【0018】 ディスク20は、トレイ32に乗せられて、CD−ROM装置31内に運び込 まれる。続いて、機構組立体33が動作し、スピンドル軸43に固定してあるタ ーンテーブル34が上動し、ディスク20がセンタリングされて、クランパ35 によってターンテーブル34上にクランプされる。
【0019】 この後、ターンテーブルモータ36が起動し、CD−ROM20が回転し、光 学ヘッド37によって再生される。
【0020】 ディスククランプ装置30は、図1に拡大して示すように、ターンテーブル3 4とクランパ35とを有する。
【0021】 ターンテーブル34は、図2に併せて示すように、円板状の鉄板39をアウト サート成形したものであり、鉄板39の外周側部分に環状の保護ゴム40が貼り 付けられた構成のディスク支持部34aと、合成樹脂製のセンタハブ部34bを 有する。センタハブ部34bの内側は、環状の凹部34cが形成してある。 3 9aは鉄板39の内周側の部分であり、凹部34cの底部34c−1に露出して いる。
【0022】 41はクランプ力発生用のリング状の永久磁石であり、鉄板39の内周側部分 39aと密着してこれに磁気的に吸着した状態で、環状凹部34c内に組込まれ ている。
【0023】 従って、永久磁石41を固定するための接着剤を塗布する作業は不要であり、 永久磁石41を環状凹部34c内に単に嵌合させるだけでよく、ターンテーブル 34は、従来に比べて簡単に製造し得る。
【0024】 また、鉄板39の内周側部分39aが永久磁石41のバックヨークとして機能 する。
【0025】 これにより、図1中、永久磁石41の上下側のうち、鉄板39とは反対側であ る上方側の磁力は、鉄板39を有しない場合に比べて相当に強められる。
【0026】 このため、永久磁石41は、図5に示す従来のクランプ機構10に組込まれて いる永久磁石15の厚さt1 に比べて、バックヨーク部39aによって上方向の 磁力が強められている分薄くなっており、t2 (<t1 )の厚さを有する。従っ て、永久磁石41は、図5中の永久磁石15に比べて小型であり、その分安価で ある。
【0027】 クランパ35は、図5中のクランパ13と同じ構造であり、中央の関係の鉄板 部35aと周囲の合成重製の本体部34bとを有する。
【0028】 クランパ35は、ケース42の天板部42aに形成されているクランパ支持部 42bに遊嵌して支持されている。
【0029】 図1及び図2に示す状態において、ディスク30は、中心孔をセンタハブ部3 4bに嵌合させてセンタリングされた状態で、ディスク支持部34aに載ってい る。
【0030】 クランパ35は、鉄板部35aを永久磁石41によって磁気的に引き寄せられ て、矢印Z1 方向に力Fで付勢されている。
【0031】 ディスク20は、クランパ35の本体部35bによって、支持部42b上に力 Fで押し付けられてクランプされる。
【0032】 ディスク20は、この状態で回転され、光学ヘッド27(図2参照)によって 再生される。
【0033】 クランプ状態において、図1に示すように、クランパ35の鉄板部35aと永 久磁石41との間には隙間があり、永久磁石41とクランパ35との間の磁気的 吸着力は、永久磁石41とターンテーブル34との間の磁気的吸着力に比べて弱 い。
【0034】 このため、永久磁石41はターンテーブル34に単に磁気的に吸着された状態 にあるけれども、クランプ解除時、永久磁石41は確実にターンテーブル34側 に残される。
【0035】 図3は本考案の別の実施例になるディスククランプ機構50を示す。
【0036】 この機構50は、鉄板をバックヨークとしてのみ使用する構成である。
【0037】 図3中、図1に示す構成部分と対応する構成部分には同一符合を付し、その説 明は省略する。
【0038】 ターンテーブル51は、環状の鉄板52をインサート成形してなる構造であり 、合成樹脂製のディスク支持部51aと、同じく合成樹脂製のセンタハブ部51 bを有する。
【0039】 センタハブ部51bの内周側は環状凹部51cとなっている。
【0040】 環状の鉄板52は、環状凹部51cの底部51c−1に露出している。
【0041】 永久磁石41は、環状凹部51c内に単に嵌合しており、鉄板52と磁気的に 吸着されて取り付けてある。
【0042】 永久磁石41が取り付けられた状態で、鉄板52は、永久磁石41のバック ヨークとして機能する。
【0043】 ディスク20は、図1の機構30と同様に、ターンテーブル51上にクランパ 35によってクランプされる。
【0044】 なお、本考案は、CD−ROMに限らず、CD、光ディスク、光磁気ディスク 、磁気ディスクのクランプにも同様に適用しうる。
【0045】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、永久磁石を組み付けるには、単に凹部 内に嵌合させるだけで足り、接着剤を塗布する作業は不要であるため、ターンテ ーブルの製造を従来に比べて簡単に行うことが出来る。
【0046】 また、金属部材が永久磁石のバックヨークとして機能するため、クランプ力が 従来と同じであるとすると、永久磁石を従来の場合より小さくすることが出来、 これにより従来に比べて安価な永久磁石を使用することが出来、ディスククラン プ機構を従来に比べて安価とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例になるディスククランプ装置
を示す図である。
【図2】図1中、ターンテーブルを取り出して示す図で
ある。
【図3】図1のディスククランプ装置が適用してあるC
D−ROM装置を示す図である。
【図4】本考案の別の実施例になるディスククランプ装
置を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
20 ディスク 20a 中心孔 30,50 ディスククランプ機構 31 CD−ROM装置 32 トレイ 33 機構組立体 34,51 ターンテーブル 34a,51a ディスク支持部 34b,51b センタハブ部 34c,51c 環状凹部 34c−1,51c−1 底部 35 クランパ 36 ターンテーブルモータ 37 光学ヘッド 39 円板状の鉄板 39a 内周側部分(バックヨーク) 40 保護ゴム 41 永久磁石 42 ケース 42a 天板部 42b クランパ支持部 52 環状の鉄板(バックヨーク)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを支持するディスク支持部と、
    凸形状を有し、上記ディスクの中心孔が嵌合するセンタ
    ハブ部と、該センタハブ部の内側の凹部とを有し、該凹
    部内に永久磁石が組込まれている合成樹脂成形品である
    ターンテーブルと、 上記永久磁石の磁力によって該ターンテーブルに引き寄
    せられ、上記ディスクを上記ターンテーブル上にクラン
    プするクランパとを有するディスククランプ装置におい
    て、 上記ターンテーブルを、強磁性の金属部材が、上記凹部
    の底部に露出するように一体成形され、且つ上記永久磁
    石が、上記金属部材に吸着されて組込まれた構成とした
    ことを特徴とするディスククランプ機構。
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