JPH0741666A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物

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JPH0741666A
JPH0741666A JP5205810A JP20581093A JPH0741666A JP H0741666 A JPH0741666 A JP H0741666A JP 5205810 A JP5205810 A JP 5205810A JP 20581093 A JP20581093 A JP 20581093A JP H0741666 A JPH0741666 A JP H0741666A
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JP
Japan
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weight
polyamide resin
acid
carbon fiber
nylon
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Application number
JP5205810A
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English (en)
Inventor
Akihiko Morikawa
明彦 森川
Takeshi Wakao
剛 若尾
Hideji Tsuchikawa
秀治 土川
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication of JPH0741666A publication Critical patent/JPH0741666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的特性、耐熱性、摺動性、動摩擦係数が
小さく自己摩耗量および相手材の少ないポリアミド樹脂
組成物を得る。 【構成】 (A)ポリアミド樹脂98〜35重量%
(B)炭素繊維1〜40重量%(C)フルオロカーボン
重合体0.5〜25重量%(E)高密度ポリエチレン
0.5〜15重量%からなるポリアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺動部材に適したポリ
アミド樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、特に高温使
用環境下での自己摩耗、および相手材金属の摩耗が少な
く、摩擦係数が小さく、かつ優れた機械的特性、耐疲労
性及び耐熱性を有する摺動部材用ポリアミド樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック摺動材は、非潤滑系
で過酷な荷重及び高い雰囲気温度下、激しい摩耗を受け
るベアリング、軸受け等に用途が拡大している。一般
に、軸受け等の摺動部品にプラスチックを適用する場合
は、動摩擦係数が小さく、自己摩耗が少なく、限界PV
値が高く、相手材金属の摩耗が少ないという摺動特性以
外にも剛性や耐クリープ性及び耐熱性、及び耐疲労性が
要求される。炭素繊維強化ポリアミド樹脂は機械的特
性、耐熱性及び摩擦・摩耗特性に優れた樹脂組成物であ
り、なかでも炭素繊維強化ナイロン46(ポリテトラメ
チレンアジパミド)は優れた摩擦摩耗特性、耐熱性、耐
疲労性及び機械的特性を示すことが提案されており(特
開昭61−188460)、上記の用途に好適である。
しかしながら、なお摩擦係数が高く、自己摩耗量がいま
だ充分小さくなく、特にアルミニウム等の比較的柔らか
い相手材金属の摩耗が大きいという欠点があった。 上
記欠点を解決する方法としては、ポリアミド樹脂に炭素
繊維とポリエチレンを配合する方法(特開昭62−21
8453)が提案されており、またポリアミド樹脂及び
炭素繊維及にポリテトラフルオロエチレン、あるいは二
硫化モリブデン、あるいはグラファイトなどの固体潤滑
剤を配合する方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、ナイ
ロン46樹脂及び炭素繊維に二硫化モリブデン、グラフ
ァイトを添加しても、アルミニウム材に対する摺動特性
の改良にあまり効果はなく、ポリテトラフルオロエチレ
ン、あるいは高密度ポリエチレンを添加した場合、室温
における摺動特性は改良されるものの、高温環境下にお
ける摺動特性は改良されない。すなわち、本発明は炭素
繊維強化ナイロン46樹脂の対アルミニウムに対する摺
動特性を改良すること、特に高温下での自己摩耗量が少
なく、摩擦係数が小さく、相手材金属の摩耗の少ないポ
リアミド樹脂組成物を得ることを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、上記欠点
を改良するために鋭意努力した結果、ナイロン46樹脂
に炭素繊維、フルオロカーボン重合体及び高密度ポリエ
チレンを配合することにより機械的特性、耐熱性に優
れ、室温における自己摩耗量、相手材金属摩耗量が少な
く、摩擦係数が小さく、特に高温における自己摩耗量、
相手材金属(特にアルミニウム)摩耗量が著しく少な
く、摩擦係数の小さいポリアミド樹脂組成物が得られる
ことを見いだし、本発明を成すに至った。すなわち本発
明は、(A)ポリアミド樹脂98〜35重量%、(B)
炭素繊維1〜50重量%、(C)フルオロカーボン重合
体0.5〜30重量%および(D)高密度ポリエチレン
0.5〜30重量%を配合することを特徴とするポリア
ミド樹脂組成物である。本発明で用いられる(A)ポリ
アミド樹脂としては、アミノ酸、ラクタム、あるいはジ
アミンとジカルボン酸を主たる構成成分とするポリアミ
ドである。構成成分の具体例を挙げると、ε−カプロラ
クタム、エナントラクタム、ω−ラウロラクタムなどの
ラクタム、ε−アミノカプロン酸、11−アミノウンデ
カン酸、12−アミノドデカン酸などのアミノ酸、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ウンデ
カメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2、
2、4−/2、4、4−トリメチルヘキサメチレンジア
ミン、5−メチルノナメチレンジアミン、m−キシリレ
ンジアミン、p−キシリレンジアミン、1、3−ビスア
ミノメチルシクロヘキサン、1、4−ビスアミノメチル
シクロヘキサン、ビス−p−アミノシクロヘキシルメタ
ン、ビス−p−アミノシクロヘキシルプロパン、イソホ
ロンジアミンなどのジアミン、アジピン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、1、4
−シクロヘキサンジカルボン酸、1、3−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、ダイマー酸などのジカルボン酸があ
る。これらの構成成分は単独あるいは二種以上の混合物
の形で重合に供され、そうして得られるポリアミドホモ
ポリマ、コポリマいずれも本発明で用いることができ
る。特に本発明で有用に用いられるポリアミドはポリテ
トラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリカプロ
アミド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド
(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナ
イロン610)、ポリウンデカンアミド(ナイロン1
1)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)、ポリヘキ
サメチレンアジパミド/ヘキサメチレンテレフタルアミ
ド共重合体(ナイロン66/6T)、そしてこれらポリ
アミドの混合物である。これらのポリアミドの中でも特
にポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)が好
ましい。
【0005】本発明で用いられるポリテトラメチレンア
ジパミド(ナイロン46)はテトラメチレンジアミンと
アジピン酸とから得られるポリテトラメチレンアジパミ
ドおよびポリテトラメチレンアジパミド単位を主たる構
成成分とする共重合ポリアミドを含む。さらに、他のポ
リアミドをナイロン46の特性を損なわない範囲で混合
成分として含んでもよい。共重合成分は特に制限がな
く、公知のアミド形成成分を用いることができる。共重
合成分の代表例として、6-アミノカプロン酸、11-ア
ミノウンデカン酸、12-アミノウンデカン酸、パラア
ミノメチル安息香酸などのアミノ酸、ε-カプロラクタ
ム、ω-ラウリルラクタムなどのラクタム、ヘキサメチ
レンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチ
レンジアミン、2,2,4-/2,4,4-トリメチルヘキサ
メチレンジアミン、5-メチルノナメチレンジアミン、
メタキシレンジアミン、パラキシレンジアミン、1,3-
ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,4-ビス(ア
ミノメチル)シクロヘキサン、1-アミノ-3-アミノメ
チル-3,5,5-トリメチルシクロヘキサン、ビス(3-
メチル-4-アミノシクロヘキシル)メタン、2,2-ビス
(アミノプロシル)ピペラジン、アミノエチルピペラジ
ンなどのジアミンとアジピン酸、スベリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ドデカン2酸、テレフタル酸、イソ
フタル酸、2-クロルテレフタル酸、2-メチルテレフタ
ル酸、5-メチルイソフタル酸、5-ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロ
イソフタル酸、ジグリコ−ル酸などのジカルボン酸など
を挙げることができ、また混合成分として用いる他のポ
リアミドはこれらの成分からなるものを挙げることがで
きる。また、本発明で用いられるナイロン46の製造方
法は任意である。たとえば特開昭56−149430号
公報、特開昭56−149431号公報、特開昭58−
83029号公報および特開昭61−43631号公報
などで開示された方法、つまりまず環状末端基が少ない
プレポリマ−を特定の条件下で製造した後、これを水蒸
気雰囲気下で固相重合して高粘度ナイロン4,6を調製
する方法あるいは2-ピロリドンやN-メチルピロリドン
などの極性有機溶媒中で加熱してそれを得る方法などが
ある。ナイロン4,6の重合度については特に制限はな
いが、25℃、96%硫酸中、1g/dlにおける相対
粘度が2.0から6.0の範囲内にあるナイロン46が好
ましく用いられる。上記ポリアミド樹脂の本発明組成物
組成物における配合量は98〜35重量%であり、好ま
しくは93〜35重量%、さらに好ましくは88〜50
重量%である。ポリアミド樹脂の配合量が35重量%未
満では樹脂組成物の機械的性質の低下が著しく、98%
を越える場合には摺動特性の改良効果が少ない。
【0006】本発明で用いられる(B)炭素繊維として
は、例えばポリアクリロニトリルフィラメント、レーヨ
ンフィラメントまたは石油ピッチを焼成して得られる炭
素繊維であり、特にポリアクリロニトリルフィラメント
からのものが好ましい。これらの炭素繊維はオゾンまた
は電解酸化などにより表面処理し、エポキシ樹脂、ポリ
アミド樹脂などの収束剤で処理したものが好ましい。そ
の繊維径は0.1〜30μの範囲が好ましく、さらに好
ましくは1〜20μであり、繊維長は0.1〜20m
m、好ましくは、0.5〜10mmである。成形品中の
炭素繊維の平均繊維長は50〜300μが好ましく、さ
らに好ましくは100〜1000μ、アスペクト比10
〜100のものが好ましい。上記炭素繊維の本発明組成
物における配合量は1〜50重量%であり、好ましくは
3〜40重量%、さらに好ましくは5〜20重量%であ
り、配合量が40重量%を超えると、二軸押出機による
ペレット化がむづかしく、添加量が5重量%未満では、
樹脂組成物の機械的強度が充分でない。
【0007】本発明で用いられる(C)フルオロカーボ
ン重合体の例としてはポリテトラフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体、ポリトリクロロフルオロエチレン、テトレラフル
オロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体などがあげられるが、特にポリテトラフルオロエ
チレン(以下PTFEと略す)が好ましい。PTFEの
中でも平均粒子径は30μ以下のものが好ましく、さら
に好ましくは20μ以下である。上記フルオロカーボン
重合体の本発明組成物における配合量は0.5〜30重
量%であり、好ましくは2〜25重量5、さらに好まし
く3〜20重量%である。フルオロカーボン重合体の配
合量が3重量%未満では自己摩耗量、動摩擦係数の改良
効果が充分でなく、25重量%を越えると機械的強度の
低下が著しく好ましくない。本発明で用いられる(D)
高密度ポリエチレン(以下HDPEと略す)としては特
に制限がないが、エチレンを中圧法(30〜気圧の条件
下)または低圧法(常圧で100℃以下の条件下)にて
得られるもので密度が0.93g/cm3以上のものが
通常用いられる。
【0008】上記HDPEとしては粉末状、ペレット状
のいずれも用いることができ、その分子量としては50
000以上のものが好ましい。分子量が50000以上
になると組成物の押出機における混合過程、あるいは射
出成形時に剪断応力により変形され薄層化、フィルム状
化するのを防ぐことができ、成形品表面でのHDPEの
剥離を防ぐことができる。上記HDPEの本発明組成物
における配合量は0.5〜30重量%であり、好ましく
は1〜15重量%、さらに好ましくは2〜10重量%で
ある。HDPEの配合量が0.5重量%未満では摺動特
性の改良が充分でなく、30重量%を越えると機械的強
度の低下が著しい。本発明のポリアミド樹脂組成物に
は、その成形性、物性を損なわない限りにおいて他の成
分、例えば顔料、染料、炭素繊維及び芳香族ポリアミド
繊維以外の充填材、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、滑剤、結晶核剤、離型剤、可塑剤、難燃剤、帯電防
止剤、その他重合体などを添加することができる。
【0009】本発明のナイロン4.6樹脂組成物の配合
方法は特に制限されるものではなく、通常の公知の方法
を採用することができる。すなわち本発明の組成物の成
分(A)〜(E)をペレット、粉末、細片状態などで、
高速攪拌機などを用いて均一混合した後、充分な混練能
力のある1軸または多軸の押出機で溶融混練する方法お
よびバンバリーミキサー等のインターナルミキサーを用
いて溶融混練する方法が最も一般的である。
【0010】〔実施例および比較例〕以下、実施例およ
び比較例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例お
よび比較例中の諸物性は以下の測定法によった。摩擦・摩耗試験 鈴木式摩擦・摩耗試験機を用い、相手材としてアルミ材
を用いた。試験片は外径25.6mm、内径20.0m
m、高さ15mmの中空円筒状試験片を用い、相手材も
同様のものを用い、以下の摩擦・摩耗特性を評価した。
摩擦・摩耗試験は室温及び130℃の両方で評価した。
【0011】(イ)動摩擦係数 荷重10kg(面圧5kgf/cm2)、速度10cm
/sの条件で測定した。(ロ)自己摩耗量(比摩耗量) 荷重10kg(面圧5kgf/cm2)、速度10cm
/s、摩擦距離4km(摩擦時間11hr)した後の樹
脂試験片重量の減少を測定し、以下に掲げる式(1)よ
り算出される比摩耗量で定義した。
【0012】(ハ)相手材(アルミニウム)摩耗量 荷重10kg(面圧5kgf/cm2)、速度10cm
/s、摩擦距離4km(摩擦時間11hr)した後のア
ルミ材試験片重量の減少を測定した。引張試験 ASTM D636に従って測定した曲げ試験 ASTM D790に従って測定した。アイゾッド衝撃強さ ASTM D256に従って、厚み1/8インチ、ノッ
チ付きで測定した。 熱変形温度 ASTM D648(荷重1.85MPa)に従って測
定した。疲労寿命 電気サーボ式疲労試験機及びダンベル型試験片を用い
て、最小応力 0kgf/cm2、最大応力800kg
f/cm2、室温環境で引張−引張り疲労試験を行い、
破断までのサイクル数を求めた。使用した配合原料は以
下の通りである。ナイロン4、6 :オランダ国、DSM社製、スタニール
KS300(相対粘度3.5、96%硫酸、濃度1g/
dlにおいて測定)炭素繊維: 東邦レーヨン(株)社製、ベスファイトHT
A−C6−NRS(PAN系炭素繊維、繊維径7μ、繊
維長6mm)フルオロカーボン重合体 :PTFE 旭硝子(株)製、フルオン L−169J(ポリテトラ
フルオロエチレン粉末、平均粒子径5μ)
【0013】高密度ポリエチレン:三井石油化学工業
(株)製、Hi−Zex3300FP(平均分子量55
000、平均粒子径30μ) 実施例1〜3、比較例1〜4 表1に示す配合処方で、各成分をヘンシェルミキサーを
用いて混合した後、約300℃の温度で2軸押出機を用
いて溶融混練しペレット状組成物を得た。得られたペレ
ットを、除湿乾燥機で80℃、24時間乾燥し、ペレッ
ト中の水分が0.05%以下であることを確認した後、
射出成形によりシリンダー温度320℃、金型温度80
℃の条件で物性測定用試験片を成形し、測定に供した。
結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】実施例1〜3はいずれも、優れた機械的特
性及び高い熱変形温度(耐熱性)を示し室温/高温にお
いて動摩擦係数が低く、比摩耗量、相手材摩耗量が小さ
い、。比較例1は本発明のフルオロカーボン重合体およ
び高密度ポリエチレンが添加されていないために室温、
高温ともに動摩擦係数、比摩耗量及び相手材摩耗量が大
きい。比較例2は本発明のフルオロカーボン重合体が添
加されていないため、室温、高温ともに動摩擦係数、比
摩耗量及び相手材摩耗量が大きい。比較例3は本発明の
高密度ポリエチレンが添加されていないため、室温、高
温ともに動摩擦係数、比摩耗量及び相手材摩耗量が大き
い。比較例4は本発明の炭素繊維が添加されていないた
め機械的強度、熱変形温度、耐疲労性に劣る。比較例4
は炭素繊維の添加量が特許請求の範囲より大きいため
に、二軸押出機におけるペレット化ができず、物性測定
できなかった。。
【0016】
【発明の効果】実施例で具体的に示したように、本発明
は(A)ポリアミド樹脂98〜35重量%(B)炭素繊
維1〜40重量%(C)フルオロカーボン重合体0.5
〜25重量%(E)高密度ポリエチレン0.5〜15重
量%からなる、機械的特性、耐熱性に優れ、摺動特性、
特に高温使用時において動摩擦係数が小さく自己摩耗量
及び相手材摩耗量の少ないポリアミド樹脂組成物を提供
するものである。したがって、本発明のポリアミド樹脂
組成物は高温環境下で使用される軸受け、スライダー、
ギヤ等の摺動部材に好適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリアミド樹脂98〜35重量
    %、(B)炭素繊維1〜50重量%、(C)フルオロカ
    ーボン重合体0.5〜30重量%および(D)高密度ポ
    リエチレン0.5〜30重量%〔ただし(A)+(B)
    +(C)+(D)=100重量%〕から成るポリアミド
    樹脂組成物
JP5205810A 1993-07-28 1993-07-28 ポリアミド樹脂組成物 Pending JPH0741666A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048461A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 出光ライオンコンポジット株式会社 摺動部材用樹脂組成物
WO2019104895A1 (zh) * 2017-11-29 2019-06-06 南方科技大学 一种尼龙复合材料及其制备方法
CN113614397A (zh) * 2019-03-28 2021-11-05 Ntn株式会社 电动水泵用滑动轴承
WO2022097625A1 (ja) * 2020-11-04 2022-05-12 宇部興産株式会社 ポリアミド樹脂組成物及びポリアミド樹脂組成物を含む成形品

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