JPH0741224Y2 - 光空間伝送システムの天井取付用空間伝送ユニット構造 - Google Patents

光空間伝送システムの天井取付用空間伝送ユニット構造

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JPH0741224Y2
JPH0741224Y2 JP1988166918U JP16691888U JPH0741224Y2 JP H0741224 Y2 JPH0741224 Y2 JP H0741224Y2 JP 1988166918 U JP1988166918 U JP 1988166918U JP 16691888 U JP16691888 U JP 16691888U JP H0741224 Y2 JPH0741224 Y2 JP H0741224Y2
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JP
Japan
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ceiling
optical
unit
space transmission
transmission unit
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JP1988166918U
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JPH0288349U (ja
Inventor
勇二 原
照仁 中村
清幸 沢村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパーソナルコンピュータ等を利用してLANを構
成する光空間伝送システムに用いる天井取付用空間伝送
ユニット構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、パーソナルコンピュータをワークステーションと
して使用したLANでは、有線伝送系を用いるため、伝送
ラインの配線は近傍のワークステーション間においては
床配線や机上配線で行い、少し離れたワークステーショ
ン間や別のフロアに対しては天井への立ち上げ配線或は
立ち下げ配線による天井配線等により実現しているが、
非常に配線工事の手間がかかる上に美観的にも問題があ
った。
そこで本考案者らは光空間伝送を用いて、地上側の床或
いは机上と天井との間の立ち上げ配線、立ち下げ配線を
無くして配線工事の手間を省き、且つ美観を損なわない
第6図に示すような光空間伝送システムを構築すること
を既に提案している。
この光空間伝送システムでは天井側に配設した有線伝送
系の伝送ラインl0からの伝送信号を光パルス信号に変換
して送出する光送信部と、光空間伝送系からの光パルス
信号を受信して有線伝送系の伝送信号に復調して有線伝
送系の伝送ラインl0に送出する光受信部と、これら光送
信部及び光受信部と有線伝送系の伝送ラインl0との間を
電気的に接続するインターフェース手段とからなるサテ
ライト用の空間伝送ユニット11,12,…を天井側に設
け、地上側の机やパーテション上に配設した複数のワー
クステーション211〜213、221〜223,…を接続した有線
伝送系の伝送ラインl1,l2,…からの伝送信号を光パル
ス信号に変換して送出する光送信部と、光空間伝送系か
らの光パルス信号を受信して有線伝送系の伝送信号に復
調して有線伝送系に送出する光受信部と、これら光送信
部及び光受信部と有線伝送系の伝送ラインl1,l2,…と
の間を電気的に接続するインターフェース手段とからな
るターミナル用空間伝送ユニット31,32,…をサテライ
ト用空間伝送ユニット11,12,…に1対1で対応させる
様に地上側に設けてある。
ところで上述の光空間伝送システムでは従来天井用空間
伝送ユニット11,12…を天井5に取り付ける場合第7図
に示すようにユニット本体4を天井5に穿設した取付孔
6に嵌めた状態で、フランジ8に嵌通させた固定ビス7
を天井5に直接螺入締結してユニット本体4を天井に固
定していた。尚25は化粧カバーである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら天井材は石膏ボードが多く使用されている
ため、固定ビス7には専用のビスを必要とし、しかも天
井材の厚みも色々あるので固定ビスも何種類か備える必
要があった。また光受信部、光送信部の光軸方向の調節
のために設置後取付孔6の遊び内で微小移動させる場
合、前に固定ビス7を螺入させていた孔が新たな固定ビ
ス7の天井5への螺入時に崩れてしまって締結できない
という問題もあった。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、天井の
取付孔に簡単に取り付けることができ、しかも設置後の
移動も容易に行える光空間伝送システムの天井取付用空
間伝送ユニット構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は光空間伝送システムにおいて、光送信部、光受
信部を収納し、天井の取付孔に挿入されるユニット本体
の下部にフランジを形成し、一端に押さえ部が形成され
た一対の取付金具の他端をユニット本体の上面に枢着
し、各取付金具の中間部に遊嵌孔を穿設するとともに、
上記フランジの基部に穿設したボルト挿通孔および上記
遊嵌孔に挿通されたボルトに取付金具に対して回り止め
されたナットを螺合して該取付金具を起立あるいは横伏
せ自在とし且つ、各取付金具を起立方向に付勢する付勢
ばねを付設し、上記両取付金具を起立状態で上記ユニッ
ト本体を上記取付孔に挿入し、上記ボルトを締め付ける
ことにより取付金具を横伏せ状態にして上記押さえ部と
フランジとで天井の取付孔周縁を挟持せしめるようにし
て上記ユニット本体を天井に固定したものである。
[作用] 而して天井の取付孔に挿入されユニット本体の下部にフ
ランジを形成し、押さえ部が形成された一対の取付金具
をユニット本体の上面に枢着し、上記取付金具の中間部
に形成され遊嵌孔および上記フランジの基部のボルト挿
通孔に挿通されたボルトに取付金具に対して回り止めさ
れたナットを螺合し、両取付金具を起立状態にしてユニ
ット体を取付孔に挿入しているので、取付孔にユニット
本体を挿入し易くなって施工が容易に行えるようになっ
ている。また、ボルトを締め付けることにより取付金具
を横伏せ状態にして押さえ部とフランジとで天井の取付
孔周縁を挟持するようになっているので、各種厚さの天
井に埋め込み配設が容易にできるようになっており、し
かも、天井からの露出部分が少なくなって室内の美観を
損なわないようになっている。さらにまた、両取付金具
を起立方向に付勢する付勢ばねを設けているので、取付
孔への挿着が容易に行えるようになっている。
また移動時もボルトを緩めるだけで簡単に行なえる。
[実施例] 以下本考案を実施例により説明する。
第1図乃至第5図は本考案一実施例を示すもので、天井
取付用空間伝送ユニット1は、フランジ10を有するユニ
ット本体1aと、レンズ9が中央の孔11から露出された化
粧カバー1bとで形成されている。またユニット本体1aは
ベース1dと筺体1cとから構成され、ユニット本体1aの筺
体1cの裏面には、一端に押さえ部14aが形成された一対
の略W字状の取付金具14の他端が枢着されている。この
取付金具14の中央屈曲部14cには、中央屈曲部14cの両側
に跨がった長孔からなる遊嵌孔15が形成されており、ベ
ース1dに形成したフランジ10基部のボルト挿通孔19およ
び上記遊嵌孔15に挿通されたボルト16に方形のナット17
が螺合され、取付金具14を起立あるいは横伏せ自在とし
ている。ナット17は取付金具14によって回り止めが図ら
れている。また両取付金具14の押さえ部14aと筺体1cと
の間には付勢ばね11が介装されており、付勢ばね11の弾
性によって両取付金具14を起立状態に保持させ、ボルト
16を締め付けることにより取付金具14を付勢ばね11の弾
性に抗して横伏せ状態にし、押さえ部14aとフランジ10
とで天井5の取付孔6周縁を挟持するようになってい
る。
ここに、取付金具14は、取付金具14の押さえ部14aの一
側に、L字型のばね引掛部12が形成されており、取付金
具14の基部の両側に枢支軸14bが突設されている。ま
た、ユニット本体1aの上面には、一方の枢着軸14bが嵌
挿される枢支切欠孔20が形成された枢支突部21と、他方
の枢着軸14bが嵌挿される枢支切欠孔22を形成した枢支
突片23a,23bが突設されており、一方の突片23aが上下方
向に撓み自在に形成されているので、枢支軸14bの嵌挿
が容易に行えるようになっている。さらにまた、ねじり
ばねにて形成される付勢ばね11は、ねじり部11aを枢着
軸14aに外挿し、一端18bを引掛部12に引っ掛けて、他方
の端部11cをユニット本体1aの要所に引掛け係合して介
装されている。
なお、空間伝送ユニット1の開口2に覆着されるレンズ
9は、外面を凸曲面とし内面中央をざぐった形状の広角
レンズである。また、ユニット本体1a内には、光受信部
の受光素子および光送信部の発光素子、更には受光信号
を増幅するアンプや送信信号を復調するなどの信号処理
回路部が実装されたプリント基板13が収納されており、
伝送線l0への接続端子24が上面に設けられている。
いま、空間伝送ユニット1を天井5に取り付けるにあた
って、まず、第1図に示すように、取付金具14を付勢ば
ね11によって起立させた状態(図中、実線で示す)でユ
ニット本体1aを取付孔6に下方から挿入し、次に、ボル
ト16を締め付けることによって取付金具14を想像線で示
すように横伏せした状態にし、さらにボルト16を締め付
けることによってユニット1のフランジ10と、取付金具
14の押さえ部14aによって取付孔6の開口縁を挟持する
ようになっており、空間伝送ユニット1を天井8からの
露出部分を少なくして埋め込み配設でき、しかも施工が
容易に行えるようになっている。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、光送信部、光受
信部を収納、天井の取付孔に挿入されるユニット本体の
下部にフランジを形成し、一端に押さえ部が形成された
一対の取付金具の他端をユニット本体の上面に枢着し、
各取付金具の中間部に形成した遊嵌孔を穿設するととも
に、上記フランジの基部に穿設したボルト挿通孔および
上記遊嵌孔に挿通されたボルトに取付金具に回り止めさ
れたナットを螺合して該取付金具を起立あるいは横伏せ
自在とし且つ各取付金具を起立方向に付勢する付勢ばね
を付設し、上記両取付金具を起立状態で上記ユニット本
体を上記取付孔に挿入し、上記ボルトを締め付けること
により取付金具を横伏せ状態にして押さえ部とフランジ
とで天井の取付孔周縁を挟持せしめるようにして上記ユ
ニット本体を天井に固定してあるので、各種厚さの天井
に埋め込み配設が容易に行えるようになっており、しか
も天井からの露出部分が少なくなって室内の美観を損な
わないという効果がある。さらにまた、両取付金具を起
立方向に付勢する付勢ばねを設けているので、取付孔へ
の挿着が容易に行えるという効果がある。またビスを用
いずに固定できるから設置場所の移動時にビスの螺入孔
の潰れなどが起きず、光送信部、光受信部の光軸合わせ
のための移動張設が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同上の要部
下面図、第3図は同上の要部斜視図、第4図(a)は同
上の要部正面図、第4図(b)は同上の一部破断した要
部側面図、第4図(c)は同上の要部側面図、第5図
(a)は同上の要部正面図、第5図(b)は同上の要部
側面図、第6図は同上は本考案を用いる光空間伝送シス
テムの概略構成図、第7図は従来例の断面図である。 5は天井、6は取付孔、1は天井取付用空間伝送ユニッ
ト、1aはユニット本体、10はフランジ、14は取付金具、
1は孔、16はボルト、17はナット、18は付勢ばね、19は
ボルト挿通孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−297922(JP,A) 特開 平2−35547(JP,A) 実公 昭51−47975(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光パルス信号を送出する光送信部と、光空
    間伝送系からの光パルス信号を受信する光受信部とを備
    えた空間伝送ユニットを天井側と地上側とに夫々配設し
    て地上側の空間伝送ユニットと天井側の空間伝送ユニッ
    トとの間で光空間伝送を行う光空間伝送ユニットにおい
    て、光送信部、光受信部を収納し、天井の取付孔に挿入
    されるユニット本体の下部にフランジを形成し、一端に
    押さえ部が形成された一対の取付金具の他端をユニット
    本体の上面に枢着し、各取付金具の中間部に遊嵌孔を穿
    設するとともに、上記フランジの基部に穿設したボルト
    挿通孔および上記遊嵌孔に挿通されたボルトに取付金具
    に対して回り止めされたナットを螺合して該取付金具を
    起立あるいは横伏せ自在とし且つ各取付金具を起立方向
    に付勢する付勢ばねを付設し、上記両取付金具を起立状
    態で上記ユニット本体を上記取付孔に挿入し、上記ボル
    トを締め付けることにより取付金具を横伏せ状態にして
    上記押さえ部とフランジとで天井の取付孔周縁を挟持せ
    しめるようにして上記ユニット本体を天井に固定して成
    ることを特徴とする光空間伝送システムの天井取付用空
    間伝送ユニット構造。
JP1988166918U 1988-12-23 1988-12-23 光空間伝送システムの天井取付用空間伝送ユニット構造 Expired - Lifetime JPH0741224Y2 (ja)

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