JPH0625074Y2 - 衛星通信用野外局の組立構造 - Google Patents

衛星通信用野外局の組立構造

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JPH0625074Y2
JPH0625074Y2 JP13681189U JP13681189U JPH0625074Y2 JP H0625074 Y2 JPH0625074 Y2 JP H0625074Y2 JP 13681189 U JP13681189 U JP 13681189U JP 13681189 U JP13681189 U JP 13681189U JP H0625074 Y2 JPH0625074 Y2 JP H0625074Y2
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隆義 弦巻
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 衛星通信に使用される野外局用の組立構造に関し、 フィードホーンの取付け作業をより簡便に行える野外局
の組立構造を提供することを目的とし、 ベース上のマウントに互いに所定の角度をなすように位
置決め固定された縦枠と横枠からなるバックストラクチ
ャを設け、該縦枠上にはこれを横断して第1並びに第2
梁部材を取付けてフィードホーン付きの通信機ユニット
を搭載し、横枠上にはパラボラアンテナを搭載する野外
局の組立構造であって、前記第1梁部材上にフィードホ
ーンの基部の当該箇所の外径に相当する半円形断面の凹
部を有する取付け金具を固定すると同時に、蝶ねじを介
して該梁部材を縦枠に対して取り外し自在になし、同じ
く第2梁部材上に通信機ユニットの基部の外径に相当す
る円形断面の孔を有する支持金具を設けた構造とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、衛星通信に使用される野外局用の組立構造に
関する。
〔従来の技術〕
可搬式の野外局は離島その他の任意の場所に短時間で組
み立てられる必要がある。
野外局は第5図(a),(b)に示すような構造をな
し、地面に据え付けられたベース1の上にマウント2が
取付けられ、これに折り畳み可能なバックストラクチャ
3が搭載されている。バックストラクチャ3は横枠4と
縦枠5とからなり、両者はヒンジ6によって折り畳み可
能に連結され、支え部材7によって互いに所定の角度を
なすように固定されている。この横枠4上にはパラボラ
アンテナ8が搭載され、一方、縦枠5の方にはフィード
ホーン9付きの通信機ユニット10が搭載されている。
通信機ユニット10から発射された電波は、フィードホ
ーン9の前方に設置されているサブディスクによって反
射され、更にパラボラアンテナ8によって反射されて通
信衛星の方向に送信される。又、逆にアンテナ8で受け
た電波はサブディスク11に入射し、対でフィードホー
ン9を経て通信機ユニット10に受信される。
フィードホーンを取りつけた状態の通信機ユニット10
は相当の長さと重量を有し、又、縦枠5には補強のため
に2本の梁部材5a,5bが横断的に固定されているた
め、縦枠5にフィードホーン9付きの通信機ユニット1
0を取付けるには、縦枠5と支え部材7とを固定してい
るノブボルト12を取り外し、縦枠5をヒンジ6を中心
として後方に倒し、図に一点鎖線で示す水平位置をとら
せる。この状態でフィードホーン付きの通信機ユニット
10を縦枠5上に横たえ、梁部材5a,5bに設けられ
ている固定金具(図示しない)の半円断面の凹部にフィ
ードホーン9の基部と通信機ユニット10の基部を適合
させてこれを位置決めし、更に、これに対応する蓋をね
じ止めして固定する。
このようにして、フィードホーン付きの通信機ユニット
を搭載した後に、再び支え部材7をノブボルト12によ
って縦枠5が横枠4に対して所定の角度をなすように固
定して取付けを完了する。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来の組立構造によれば、フィードホーン付
きの通信機ユニットの取付け手順が複雑で、且つ多くの
ボルト、ナットを使用して各金具を固定する必要があ
り、工数が増加すると共にボルト類の紛失の機会も多く
なる等の欠点があった。
本考案は、これら従来技術の問題点を解決し、フィード
ホーンの取付け作業をより簡便に行える野外局の組立構
造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この目的は、ベース上のマウントに互いに所定の角度を
なすように位置決め固定された縦枠と横枠からなるバッ
クストラクチャを設け、該縦枠上にはこれを横断して第
1並びに第2梁部材を取付けてフィードホーン付きの通
信機ユニットを搭載し、横枠上にはパラボラアンテナを
搭載する野外局の組立構造であって、前記第1梁部材上
にフィードホーンの基部の当該箇所の外径に相当する半
円形断面の凹部を有する取付け金具を固定すると同時
に、蝶ねじを介して該梁部材を縦枠に対して取り外し自
在になし、同じく第2梁部材上に通信機ユニットの基部
の外径に相当する円形断面の孔を有する支持金具を設け
たことを特徴とする野外局の組立構造によって達成され
る。
〔作用〕
フィードホーン付きの通信機ユニットを縦枠に取付ける
際に、バックストラクチャの縦枠と横枠とを従来のよう
に延展することなく、所定の角度を保持した状態のまま
に維持する。そして先ず第1梁部材を取り外し、その取
付け金具の凹部にフィードホーンの基部を当てがって両
者を位置決め固定する。この状態で通信機ユニットの基
部を第2梁部材の支持金具の孔に挿通し、次いで第1梁
部材を蝶ねじによって縦枠に固定することにより、通信
機ユニットが縦枠に搭載される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図(a),(b)は、本考案の衛星通信用野外局の
組立構造の全体構成を示す。
この組立構造の構成の中で、第5図に基づいて既に説明
した従来技術のものと実質的に同一の部分については説
明を省略し、本考案の特徴部分についてのみ述べる。
本考案の特徴は、フィードホーン付きの通信機ユニット
10を取付けるための縦枠5の構造にある。
即ち、縦枠5を横断して設けられた2本の梁部材の中の
上方の第1梁部材5aを蝶ねじ13によって縦枠5に対
して取り外し自在にねじ止めされている。そして該梁部
材5aの中央には、第2図に示すような構成の取付け金
具14が固定されている。この取付け金具14は、フィ
ードホーン9の基部の外径に相当する半円形の断面を有
する凹部14aを有し、この凹部14aをカバーする蓋
14bが蝶ねじによって取付けられている。
一方、下方に設けられている第2梁部材5bには、その
中央に第3図に示すような構成の支持金具15が固定さ
れている。この支持金具15は、通信機ユニット10の
基部の外径に相当する円形断面の孔15aを具えてい
る。
このような構成の本考案の組立構造にフィードホーン付
きの通信機ユニット10を搭載する手順について、次に
説明する。
バックストラクチャ3の横枠4と縦枠5とを互いに所定
の角度をなすようにセットした状態で、先ず蝶ねじ13
を緩めて縦枠5から第1梁部材5aを取外す。そして、
通信機ユニット10に固定されているフィードホーン9
の基部を、この梁部材5aの取付け金具14の凹部14
aに嵌め、蓋14bをねじ止めしてその位置を固定す
る。この状態で通信機ユニット10の基部を第2梁部材
5bの支持金具15の孔15a内に挿入し、同時に第1
梁部材5aを蝶ねじ13によって縦枠5に固定し、搭載
を完了する。
取付け完了後のフィードホーン付き通信機ユニットの側
断面図を第4図に示す。
〔考案の効果〕
この方式によれば、第1梁部材5aを取り外した状態で
フィードホーン付き通信機ユニット10を縦枠5に取付
けるので、梁部材との干渉が避けられ、縦枠5と横枠4
とを水平に延展しなくても容易に搭載が可能となる。
又、各ねじ部分に蝶ねじを採用したので、工具を使用し
なくても操作が可能となり、現場での組立・分解が迅速
に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本考案による組立構造の全体構成を示
す側面図、 第1図(b)は、同じく正面図、 第2図は、本考案の取付け金具の断面図、 第3図は、同じく支持金具の断面図、 第4図は、取付け完了後のフィードホーン付き通信機ユ
ニットの側断面図、 第5図(a)は、従来の組立構造の全体構成を示す側面
図、 第5図(b)は、同じく正面図である。 1…ベース、 2…マウント、 3…バックストラクチャ、 4…横枠、 5…縦枠、 5a…第1梁部材、 5b…第2梁部材、 6…ヒンジ、 7…支え部材、 8…パラボラアンテナ、 9…フィードホーン、 10…通信機ユニット、 11…サブディスク、 13…蝶ねじ、 14…取付け金具、 15…支持金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース(1)上のマウント(2)に互いに
    所定の角度をなすように位置決め固定された縦枠(5)
    と横枠(4)からなるバックストラクチャ(3)を設
    け、該縦枠(5)上にはこれを横断して第1並びに第2
    梁部材(5a,5b)を取付けてフィードホーン付きの
    通信機ユニット(10)を搭載し、横枠(4)上にはパ
    ラボラアンテナ(8)を搭載する野外局の組立構造であ
    って、前記第1梁部材(5a)上にフィードホーン
    (9)の基部の当該箇所の外径に相当する半円形断面の
    凹部(14a)を有する取付け金具(14)を固定する
    と同時に、蝶ねじ(13)を介して該梁部材(5a)を
    縦枠に対して取り外し自在になし、同じく第2梁部材
    (5b)上に通信機ユニット(10)の基部の外径に相
    当する円形断面の孔(15a)を有する支持金具(1
    5)を設けたことを特徴とする野外局の組立構造。
JP13681189U 1989-11-28 1989-11-28 衛星通信用野外局の組立構造 Expired - Lifetime JPH0625074Y2 (ja)

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JP13681189U JPH0625074Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 衛星通信用野外局の組立構造

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JP13681189U JPH0625074Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 衛星通信用野外局の組立構造

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Publication Number Publication Date
JPH0375644U JPH0375644U (ja) 1991-07-30
JPH0625074Y2 true JPH0625074Y2 (ja) 1994-06-29

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JP13681189U Expired - Lifetime JPH0625074Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 衛星通信用野外局の組立構造

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