JPH07410B2 - リボン送り装置 - Google Patents
リボン送り装置Info
- Publication number
- JPH07410B2 JPH07410B2 JP60113388A JP11338885A JPH07410B2 JP H07410 B2 JPH07410 B2 JP H07410B2 JP 60113388 A JP60113388 A JP 60113388A JP 11338885 A JP11338885 A JP 11338885A JP H07410 B2 JPH07410 B2 JP H07410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- movable body
- carrier
- ratchet
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、リボン送り装置に関する。
従来の技術 従来、使用頻度の多い第一のリボンとコレクトリボン或
いは赤色等の使用頻度の少ない第二のリボンとをキヤリ
アに装着する手段として、第一及び第二のリボンを保持
するリボンベースをキヤリアに昇降自在に連結し、リボ
ンベースの位置を変えることによりリボンを選択するよ
うにしたものがある。また、他の例として、第一のリボ
ンを保持するリボンベースとは別個に、キヤリアの両側
にアームを昇降自在に連結し、一側のアームに第二のリ
ボンの供給スプールを装着し他側のアームに巻取スプー
ルをラチエツトに連結して装着し、アームの昇降動作時
にキヤリア上の送り爪をラチエツトに噛合させて第二の
リボンを巻取スプールに巻取るようにしたものがある。
いは赤色等の使用頻度の少ない第二のリボンとをキヤリ
アに装着する手段として、第一及び第二のリボンを保持
するリボンベースをキヤリアに昇降自在に連結し、リボ
ンベースの位置を変えることによりリボンを選択するよ
うにしたものがある。また、他の例として、第一のリボ
ンを保持するリボンベースとは別個に、キヤリアの両側
にアームを昇降自在に連結し、一側のアームに第二のリ
ボンの供給スプールを装着し他側のアームに巻取スプー
ルをラチエツトに連結して装着し、アームの昇降動作時
にキヤリア上の送り爪をラチエツトに噛合させて第二の
リボンを巻取スプールに巻取るようにしたものがある。
発明が解決しようとする問題点 前者は、第一のリボンと第二のリボンとそれらの付属部
品とを一緒に昇降させるため、駆動部に掛かる負荷が大
きく、高速で動作させるには不向きである。
品とを一緒に昇降させるため、駆動部に掛かる負荷が大
きく、高速で動作させるには不向きである。
後者は、駆動部の動力を左右のアームに伝達するための
伝達部材を必要とし、それだけ駆動部に掛かる負荷も大
きくなり構造が複雑化する問題がある。
伝達部材を必要とし、それだけ駆動部に掛かる負荷も大
きくなり構造が複雑化する問題がある。
この発明はこのような点に鑑みなされたもので、構造を
簡略化し、駆動部に掛かる負荷を小さくしうるリボン送
り装置をうることを目的とする。
簡略化し、駆動部に掛かる負荷を小さくしうるリボン送
り装置をうることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明は、第二のリボン3の巻取スプール8とラチエ
ツト9とを保持する可動体6をキヤリア2の片側のみに
往復動自在に連結する。
ツト9とを保持する可動体6をキヤリア2の片側のみに
往復動自在に連結する。
作用 駆動部12の動力を片側の可動体6のみに伝達するため、
伝達部品の数が少なく、構造が簡略化され、駆動部12に
掛かる負荷も少なくなる。
伝達部品の数が少なく、構造が簡略化され、駆動部12に
掛かる負荷も少なくなる。
実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。プラテ
ン1にそつて移動するキヤリア2の右側には、第二のリ
ボンであるコレクトリボン3を一端から巻回して保持す
る供給スプール4が回転自在及び着脱自在に装着されて
いるとともに、コレクトリボン2の向きをプラテン1と
対向する垂直面上に向ける案内部5が形成されている。
キヤリア2の左側には、可動体であるアーム6が軸7に
より上下回動自在に連結されている。アーム6にはコレ
クトリボン3とラチエツト9とが一体的に回転するよう
に同軸上で連結されて保持されている。また、アーム6
にはラチエツト9に弾発的に噛合する逆転防止爪10が一
体的に形成されているとともに、プラテン1の前面に引
き出されたコレクトリボン3の向きを直して巻取スプー
ル8に案内するガイドローラ11が保持されている。
ン1にそつて移動するキヤリア2の右側には、第二のリ
ボンであるコレクトリボン3を一端から巻回して保持す
る供給スプール4が回転自在及び着脱自在に装着されて
いるとともに、コレクトリボン2の向きをプラテン1と
対向する垂直面上に向ける案内部5が形成されている。
キヤリア2の左側には、可動体であるアーム6が軸7に
より上下回動自在に連結されている。アーム6にはコレ
クトリボン3とラチエツト9とが一体的に回転するよう
に同軸上で連結されて保持されている。また、アーム6
にはラチエツト9に弾発的に噛合する逆転防止爪10が一
体的に形成されているとともに、プラテン1の前面に引
き出されたコレクトリボン3の向きを直して巻取スプー
ル8に案内するガイドローラ11が保持されている。
次いで、キヤリア2には駆動部であるモータ12と電磁石
13により動力の継続を行うスプリングラツチ14とカム15
とが連結されて設けられている。すなわち、モータ12は
ギヤ16,17,18,19,20を介してスプリングクラツチ14の駆
動側に連結されている。電磁石13は第5図に示すように
スプリングクラツチ14の従動側に係合する爪21が形成さ
れたアマチユア22を有している。カム15はアーム6に立
設したピン23に係合する溝を有する形状の溝カムであ
る。また、キヤリア2にはラチエツト9に弾発的に噛合
する板発条による送り爪24が取付けられている。また、
キヤリア2の右側には供給スプール4とともに回転する
爪車25が設けられ、供給スプール4の慣性による過剰な
回転を阻止する爪26が発条27により付勢されて爪車25に
噛合されている。
13により動力の継続を行うスプリングラツチ14とカム15
とが連結されて設けられている。すなわち、モータ12は
ギヤ16,17,18,19,20を介してスプリングクラツチ14の駆
動側に連結されている。電磁石13は第5図に示すように
スプリングクラツチ14の従動側に係合する爪21が形成さ
れたアマチユア22を有している。カム15はアーム6に立
設したピン23に係合する溝を有する形状の溝カムであ
る。また、キヤリア2にはラチエツト9に弾発的に噛合
する板発条による送り爪24が取付けられている。また、
キヤリア2の右側には供給スプール4とともに回転する
爪車25が設けられ、供給スプール4の慣性による過剰な
回転を阻止する爪26が発条27により付勢されて爪車25に
噛合されている。
なお、キヤリア2には使用頻度の高い第一のリボンを収
納したカセツトケース28を着脱自在に保持するリボンベ
ース(図示せず)とこのリボンベースを上下移動させる
駆動部(図示せず)とが設けられているものである。
納したカセツトケース28を着脱自在に保持するリボンベ
ース(図示せず)とこのリボンベースを上下移動させる
駆動部(図示せず)とが設けられているものである。
このような構成において、消字する時はモータ12の回転
中に電磁石13を励磁し、アマチユア22の動作によりスプ
リングクラツチ14の従動側を解放して従動回転させ、カ
ム15を一回転させアーム6を一往復させる。アーム6の
上昇によりコレクトリボン3が消字位置に対向する。ア
ーム6の下降過程では、ラチエツト9が送り爪24に送ら
れて回転し、巻取スプール8がコレクトリボン3を1ピ
ツチ巻取る。
中に電磁石13を励磁し、アマチユア22の動作によりスプ
リングクラツチ14の従動側を解放して従動回転させ、カ
ム15を一回転させアーム6を一往復させる。アーム6の
上昇によりコレクトリボン3が消字位置に対向する。ア
ーム6の下降過程では、ラチエツト9が送り爪24に送ら
れて回転し、巻取スプール8がコレクトリボン3を1ピ
ツチ巻取る。
このように、巻取スプール8とラチエツト9とを保持す
る片側のアーム6のみを移動させるため、動力伝達部材
としてのカム15も一つで済み、モータ12に掛かる負荷も
小さく、高速で運転することができる。ラチエツト9の
逆転防止爪10もアーム6に一体的に形成したので、部品
点数をより一層少なくすることができる。
る片側のアーム6のみを移動させるため、動力伝達部材
としてのカム15も一つで済み、モータ12に掛かる負荷も
小さく、高速で運転することができる。ラチエツト9の
逆転防止爪10もアーム6に一体的に形成したので、部品
点数をより一層少なくすることができる。
発明の効果 この発明は上述のように構成したので、キヤリアの片側
に設けた可動体を移動するだけでコレクトリボン等の第
二のリボンを送ることができ、したがつて、駆動部の動
力を伝達する部品の数も少なく、駆動部に掛かる負荷を
小さくし高速で運転することができる等の効果を有す
る。
に設けた可動体を移動するだけでコレクトリボン等の第
二のリボンを送ることができ、したがつて、駆動部の動
力を伝達する部品の数も少なく、駆動部に掛かる負荷を
小さくし高速で運転することができる等の効果を有す
る。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は平面
図、第2図はアームの下降状態を示す左側面図、第3図
はアームの上昇動作を示す左側面図、第4図は右側面
図、第5図はスプリングクラツチを断続する電磁石を示
す右側面図である。 2……キヤリア、3……コレクトリボン(第二のリボ
ン)、4……供給スプール、6……アーム(可動体)、
8……巻取スプール、9……ラチエツト、10……逆転防
止爪、12……モータ(駆動部)、24……送り爪
図、第2図はアームの下降状態を示す左側面図、第3図
はアームの上昇動作を示す左側面図、第4図は右側面
図、第5図はスプリングクラツチを断続する電磁石を示
す右側面図である。 2……キヤリア、3……コレクトリボン(第二のリボ
ン)、4……供給スプール、6……アーム(可動体)、
8……巻取スプール、9……ラチエツト、10……逆転防
止爪、12……モータ(駆動部)、24……送り爪
Claims (2)
- 【請求項1】使用頻度の高い第一のリボンを搭載するキ
ヤリアの一側にコレクトリボン等使用頻度の少ない第二
のリボンの一端を保持する供給スプールを回転自在に装
着し、前記第二のリボンを他端から巻取る巻取スプール
と一方向へ回転するラチエツトとを同軸上において連結
状態で保持する可動体を設け、この可動体を前記キヤリ
アの他側にプラテンの軸方向と直交する方向へ往復動自
在に連結し、前記キヤリアに前記可動体を往復動させる
駆動部とこの可動体の動作時に前記ラチエツトに噛合す
る送り爪とを設けたことを特徴とするリボン送り装置。 - 【請求項2】使用頻度の高い第一のリボンを搭載するキ
ヤリアの一側にコレクトリボン等使用頻度の少ない第二
のリボンの一端を保持する供給スプールを回転自在に装
着し、前記第二のリボンを他端から巻取る巻取スプール
と一方向へ回転するラチエツトとを同軸上において連結
状態で保持する可動体を設け、この可動体を前記キヤリ
アの他側にプラテンの軸方向と直交する方向へ往復動自
在に連結し、前記キヤリアに前記可動体を往復動させる
駆動部とこの可動体の動作時に前記ラチエツトに噛合す
る送り爪とを設け、弾性を有して前記ラチエツトに弾発
的に噛合する逆転防止爪を前記可動体に一体的に形成し
たことを特徴とするリボン送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113388A JPH07410B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | リボン送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113388A JPH07410B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | リボン送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270185A JPS61270185A (ja) | 1986-11-29 |
JPH07410B2 true JPH07410B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14611043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113388A Expired - Lifetime JPH07410B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | リボン送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07410B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07408B2 (ja) * | 1985-02-05 | 1995-01-11 | 東京電気株式会社 | 印字機のリボン切替装置 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113388A patent/JPH07410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61270185A (ja) | 1986-11-29 |
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