JPH0740987Y2 - 水中カメラのフイルム巻き上げ装置 - Google Patents

水中カメラのフイルム巻き上げ装置

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JPH0740987Y2
JPH0740987Y2 JP3806891U JP3806891U JPH0740987Y2 JP H0740987 Y2 JPH0740987 Y2 JP H0740987Y2 JP 3806891 U JP3806891 U JP 3806891U JP 3806891 U JP3806891 U JP 3806891U JP H0740987 Y2 JPH0740987 Y2 JP H0740987Y2
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film winding
winding shaft
shaft
ring
friction
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Inventor
隆夫 佐野
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株式会社ユーエヌ
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開閉自在の密封ケ−ス
にカメラ本体を収容した水中カメラのフイルム巻き上げ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばインスタントカメラを開閉
自在の密封ケ−スに収容し、ケ−ス外面に突設したつま
み下端の摩擦リングを密封ケ−ス内のフイルム巻軸に圧
接するようにした水中カメラは公知である。
【0003】図6は上記水中カメラの巻き上げ装置で、
密封ケ−ス30の上面に巻き上げ軸31を突出してつま
み32を固定し、Oリング33で密封ケ−ス30にシ−
ルし、下端に合成樹脂製の摩擦リング34を固定し、外
周のゴム層35をカメラ本体のフイルム巻軸36に圧接
している。フイルム巻軸36外周には多数の縦溝36a
が連続成形されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、水中でつまみ32を回してフイルム巻軸を
巻き上げても巻き終りは手の感覚だけで知るようになっ
ていたので、水中での操作では手の感覚がにぶく巻き終
りを確認できないので、1枚分巻き終ってからも更につ
まみ32を回すので摩擦リング34外周のゴム層35の
摩耗が激しく、度々摩擦リング34を交換しなければな
らないので面倒であるという問題点があった。
【0005】又、水圧がかゝると摩擦リング34が必要
以上にフイルム巻き上げ部に圧接し、つまみを回し難く
なるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、カメラ本体を収容した開閉自在
の密封ケ−ス外にフイルム巻き上げ軸を突出し、ケ−ス
内のフイルム巻き上げ軸下端に合成樹脂製の摩擦軸筒を
嵌合固定し、摩擦軸筒に環溝を介して一体形成した弾性
を有し、外面に多数の縦溝を有する環体をカメラ本体の
フイルム巻軸に圧接したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】1は合成樹脂製の透明な密封ケ−スで、前ハ
ウス1a、後ハウス1bを金具2で開閉自在に取り付
け、内部に例えば周知のインスタントカメラ等のカメラ
本体3を密封収容している。4はケ−ス1上面に突出し
たフイルム巻き上げ軸で上端につまみ5を固着し、ケ−
ス1内の下端にポリアセタ−ル樹脂等の強度のある合成
樹脂製の摩擦軸筒6を嵌合し、該摩擦軸筒6に環溝6a
を介して一体形成した弾性を有し、外面に多数の縦溝6
bを有する環体6cをカメラ本体3のフイルム巻軸36
に圧接している。7はフイルム巻き上げ軸に装着したO
リングでケ−ス1とのシ−ルを行っている。
【0008】次に作用について説明する。つまみ5を回
動すると、フイルム巻き上げ軸4と一体の摩擦軸筒6が
回動し、環体6cがカメラ本体3のフイルム巻軸36を
回動する。1枚分巻き終るとフイルム巻軸36は回動を
停止する。巻き終りが指で確認できずに更につまみ5を
回動すると環体6c外周の多数の縦溝6bが停止してい
るフイルム巻軸36外周の多数の縦溝36aに圧接し乍
ら回動するので、カタカタという音を発しフイルムが巻
き終ったことを音で確認できる。
【0009】又、深くもぐり強い水圧で環体6cがフイ
ルム巻軸36に強く圧接しても環溝6aにより環体6c
は容易に変形し必要以上に強い圧接力を吸収するので、
つまみ5を容易に回動することができ、環体6cの摩耗
を防止できる。
【0010】
【考案の効果】本考案によると、カメラ本体を収容した
開閉自在の密封ケ−ス外にフイルム巻き上げ軸を突出
し、ケ−ス内のフイルム巻き上げ軸下端に合成樹脂製の
摩擦軸筒を嵌合固定し、摩擦軸筒に環溝を介して一体形
成した弾性を有し、外面に多数の縦溝を有する環体をカ
メラ本体のフイルム巻軸に圧接してあるので、水中でつ
まみを回動した時、フイルムの巻き終りをカタカタとい
う音で確認でき、又、深くもぐり強い水圧で環体6cが
フイルム巻軸36に圧接しても、環溝6aにより容易に
変形してフイルム巻軸36に必要以上の強い力が作用し
ないので、つまみ5を容易に回動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を施した水中カメラ全体の正
面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図2のA−A正断面図である。
【図5】図4の筒体斜視図である。
【図6】従来の水中カメラのフイルム巻き上げ装置の正
断面図である。
【図7】図1のインスタントカメラ背面図である。
【符号の説明】
1 密封ケ−ス 1a 密封ケ−スの前ハウス 1b 密封ケ−スの後ハウス 2 金具 3 インスタントカメラ 4 フイルム巻き上げ軸 5 つまみ 6 摩擦軸筒 6a 環溝 6b 縦溝 6c 環体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体を収容した開閉自在の密封ケ
    −ス外にフイルム巻き上げ軸を突出し、ケ−ス内のフイ
    ルム巻き上げ軸下端に合成樹脂製の摩擦軸筒を嵌合固定
    し、摩擦軸筒に環溝を介して一体形成した弾性を有し、
    外面に多数の縦溝を有する環体をカメラ本体のフイルム
    巻軸に圧接した水中カメラのフイルム巻き上げ装置。
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