JPH0740577Y2 - 屋根腰折れ構造 - Google Patents

屋根腰折れ構造

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JPH0740577Y2
JPH0740577Y2 JP10309590U JP10309590U JPH0740577Y2 JP H0740577 Y2 JPH0740577 Y2 JP H0740577Y2 JP 10309590 U JP10309590 U JP 10309590U JP 10309590 U JP10309590 U JP 10309590U JP H0740577 Y2 JPH0740577 Y2 JP H0740577Y2
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roof
waist
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draining
gradient
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忠利 広瀬
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Kubota Corp
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は屋根腰折れ構造に関し、詳しくは屋根流れ方
向の勾配が変化する腰折れ部の構造の改良に関する。
〔従来の技術〕 家屋等の建築物の屋根構造においては、屋根勾配が屋根
流れ方向の途中で変化する場合、屋根材を連続的る屋根
流れ方向に葺くことが困難なため、従来は第２図に示す
ように、腰折れ部における屋根材Ａの施工を止めて、腰
折れ部の上流側と下流側との野地板B,Bに敷いたそれぞ
れの防水シートC,Cを該腰折れ部でラップさせた状態
で、水切り役物Ｄで腰折れ部を覆うようにしていた。
〔従来技術の問題点〕
しかし、上記の従来構造では、屋根面に屋根材Ａとは異
質の水切り役物Ｄが露呈すると共に、腰折れ部が水切り
役物Ｄによって強調されすぎる嫌いがあって外観体裁に
劣り、また屋根材がない分、防水性の面で難があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記の問題点に鑑み、屋根面外観に統一感を
もたせることができ、かつ防水性に優れた屋根腰折れ構
造を提供することを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための技術〕
即ち、この考案の屋根腰折れ構造は、屋根面に屋根流れ
方向の勾配が変化する腰折れ部を有するものにおいて、
この腰折れ部を挟んで屋根勾配上流側に葺かれた屋根材
の下と屋根勾配下流側に葺かれた屋根材の上とにわたっ
て、防水シートと、この防水シートを押さえる水切り役
物が重ねられ、かつ上記屋根勾配下流側において前記水
切り役物を覆って別の屋根材が葺かれると共に、この水
切り役物の上端が屋根勾配上流側の屋根材の下に潜入さ
れてなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、この考案の実施例を説明する。
第１図はこの考案の実施例の断面図である。
この考案の屋根腰折れ構造は、屋根面に屋根流れ方向の
勾配が変化する腰折れ部を有するものにおいて、野地板
1,1の全面に防水シート２が敷かれ、さらに腰折れ部を
挟んで屋根勾配上流側に葺かれた屋根材3Aの下と屋根勾
配下流側に葺かれた屋根材3Bの上とにわたって別の防水
シート４が腰折れ部を覆って敷かれると共に、この防水
シート４を押さえる水切り役物５が重ねられ、かつ上記
屋根勾配下流側において露出する水切り役物５を覆って
別の屋根材3Cが葺かれると共に、この水切り役物５の上
端が屋根勾配上流側の屋根材3Aの下に潜入されてなる。
なお、腰折れ部に使用した屋根材3Cは接着剤６、ビス７
等によって固定される。
〔作用〕
上記の構造によれば、腰折れ部の上流側と下流側との間
にも屋根材3Cが連続して葺かれることになるから、水切
り役物５が外部に露呈しなくなって屋根面に屋根材3A,3
B,3Cによって統一された意匠感が生じると共に、腰折れ
部が強調されすぎることもなくなり、しかも腰折れ部が
屋根材３と水切り役物５と防水シート４の３重構造とな
ってすぐれた防水性が得られることになる。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、腰折れ部を備
えているにもかかわらず、屋根面の全面を同一材料の屋
根材で連続的に葺き上げることができ、屋根面外観に統
一感が生じて見栄えが向上すると共に、腰折れ部の防水
性を確保できる等の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の実施例の断面図、第２図は従来例の
断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】屋根面に屋根流れ方向の勾配が変化する腰
    折れ部を有するものにおいて、この腰折れ部を挟んで屋
    根勾配上流側に葺かれた屋根材の下と屋根勾配下流側に
    葺かれた屋根材の上とにわたって、防水シートと、この
    防水シートを押さえる水切り役物が重ねられ、かつ上記
    屋根勾配下流側において前記水切り役物を覆って別の屋
    根材が葺かれると共に、この水切り役物の上端が屋根勾
    配上流側の屋根材の下に潜入されてなることを特徴とす
    る屋根腰折れ構造。
JP10309590U 1990-09-28 1990-09-28 屋根腰折れ構造 Expired - Lifetime JPH0740577Y2 (ja)

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JPH0459222U JPH0459222U (ja) 1992-05-21
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