JPH0740407U - 梱包機のテープ切断装置 - Google Patents
梱包機のテープ切断装置Info
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- JPH0740407U JPH0740407U JP6861193U JP6861193U JPH0740407U JP H0740407 U JPH0740407 U JP H0740407U JP 6861193 U JP6861193 U JP 6861193U JP 6861193 U JP6861193 U JP 6861193U JP H0740407 U JPH0740407 U JP H0740407U
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- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- tape
- pressurizer
- packing machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄く幅の広いフィルムを用いたテープを確実
に切断することができる梱包機のテープ切断装置を提供
する。 【構成】 梱包機における第1クランプ7の上下方向に
長孔21を設け、この長孔21を貫通するボルト22を
加圧器8に固定し、ボルト22に装着した転子25を介
してばね24で第1クランプ7と加圧器8の摺動面を密
着させ、加圧器8の上端部エッジ17bと第1クランプ
7の通路16の上端部エッジ17aで形成されるテープ
切断機構17の切味をよくし、薄く幅の広いフィルムを
用いたテープAの切断が円滑に行えるようにする。
に切断することができる梱包機のテープ切断装置を提供
する。 【構成】 梱包機における第1クランプ7の上下方向に
長孔21を設け、この長孔21を貫通するボルト22を
加圧器8に固定し、ボルト22に装着した転子25を介
してばね24で第1クランプ7と加圧器8の摺動面を密
着させ、加圧器8の上端部エッジ17bと第1クランプ
7の通路16の上端部エッジ17aで形成されるテープ
切断機構17の切味をよくし、薄く幅の広いフィルムを
用いたテープAの切断が円滑に行えるようにする。
Description
【0001】
この考案は、被梱包物の外周を熱可塑性のテープで巻き締めて梱包する梱包機 において、特に薄い帯状のフィルム製テープを確実に切断することができ、該テ ープを用いた梱包が支障なく行えるようにしたテープ切断装置に関する。
【0002】
熱可塑性のテープを用い、被梱包物の外周を巻締めて梱包するための自動梱包 機は、図3に示すように、被梱包物を載置するテーブル1上に下部を切離したア ーチ2を立設し、このアーチ2の切り離した端部間にテープAの切断溶着機構3 を設けると共に、該機構3の側方にテープの送り出し引締め機構4を設けている 。
【0003】 上記切断溶着機構3は、本体5の上部でスライド板6を水平に進退動するよう 支持し、このスライド板6の直下位置に、第1クランプ7と加圧器8及び第2ク ランプ9をカム10群によって各々上下動するように配置し、加圧器8の上端部 にヒータ11を設けると共に、加圧器8と第2クランプ9にわたる上部とスライ ド板6の下面間に対して進退動するテープガイド12が配置されている。
【0004】 リールから引出したテープAは、テープ送り出し引締め機構4の上下のローラ 13、14で挟まれ、ガイド15と第1クランプ7の上端部通路16及びテープ ガイド12内を通ってアーチ2内に送りこまれ、アーチ2内を通過したテープA の先端はスライド板6とテープガイド12の間に進入している。
【0005】 上記の状態でテーブル1上に被梱包物を載置して始動スイッチをオンすると、 先ず第1クランプ7が上昇し、テープAの先端をスライド板6とで固持し、次に 、テープ送り出し引締め機構4が作動してテープAを引締め、アーチ2内から離 脱したテープAで被梱包物を巻締めると共に、テープガイド12が退動する。
【0006】 この後第2クランプ9が上昇し、テープAの上下をスライド板6とで固持し、 テープAの緩み止を行ない、続いて加圧器8が上昇し、上昇途中において、第1 クランプ7との摺動面部分に形成した切断機構17でテープAの途中を切断した 後、テープAの両端部をスライド板6に向けて加圧し、ヒータ11でテープAの 重なり部分を加熱溶着して下降する。
【0007】 この後、第1クランプ7及び第2クランプ9が下降し、スライド板6が退動し て被梱包物とテープの間から抜ければ梱包が完了し、スライド板6とテープガイ ド12の復帰後に再びアーチ2内にテープAが供給される。
【0008】 従来、上記のような梱包機におけるテープ途中の切断機構17は、第1クラン プ7と加圧器8の摺動面において、第1クランプ7の通路16の上端部エッジ1 7aと加圧器8の上端部エッジ17bとによって形成し、加圧器8が上昇動する 溶着固定時に、両エッジ17aと17bにより鋏のようにしてテープAを切断す るようになっている。
【0009】
ところで、上記のような切断機構は、両エッジ17a、17bでテープの切断 を効率よく確実に行なうには、第1クランプ7と加圧着8の摺動面の密着性が極 めて重要な要素であるが、加工精度や摺動面の摩耗等により、摺動面の密着を保 持するのは非常に困難であり、短時間の使用で切味が低下する。
【0010】 特に、テープに帯状の薄いフィルム、例えば幅50mm以上、厚さ0.10〜 0.15mmのフィルムを使用する場合、摺動面の密着性が悪いと切断すること ができないという問題がある。
【0011】 そこで、この考案の課題は、薄いフィルムを用いたテープの切断が長期にわた って確実に行える梱包機のテープ切断装置を提供することにある。
【0012】
上記のような課題を解決するため、この考案は、第1クランプに設けた上下方 向の長孔を貫通するボルトを加圧器に固定し、このボルトに第1クランプの外面 を上下に転動可能となる複数の転子と、この転子を第1クランプに向けて押圧し 、第1クランプと加圧器の摺動面を圧接させるばねとを取付けた構成を採用した ものである。
【0013】
加圧器の上昇動時において、加圧器と第1クランプは、ばねの押圧によって摺 動面が密着し、薄いフィルムのテープでも確実に切断することができる。
【0014】 また、加圧器と一体に上昇する転子は第1クランプの外面を転動するため、加 圧器の昇降動に大きな抵抗の発生はなく、円滑な昇降動が得られる。
【0015】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1と図2に基づいて説明する。なお、 梱包機の基本的な構造は図3に示した従来例と同じであるので、同一部分に同一 符号を付して説明に代える。
【0016】 図2のように、第1クランプ7の途中に上下方向の長孔21が設けられ、この 長孔21を貫通するボルト22が加圧器8に螺合固定され、加圧器8の昇降動時 にボルト22は長孔21内を上下動することになる。
【0017】 前記ボルト22には、第1クランプ7の外面に突出する部分に軸受部材23と その外側にばね24が挿入され、軸受部材23の両端にベアリングを用いた転子 25、25が第1クランプ7の長孔21を挾む両側の外面を上下に転動し得るよ うに回動自在となるよう取付けられている。
【0018】 上記ボルト22の外端部にばね24を圧縮して圧力を調整するナット26が螺 合してあり、軸受部材23とナット26の間で圧縮されたばね24の圧力により 、両側の転子25、25は第1クランプ7の外面に押圧され、第1クランプ7と 加圧器8の摺動面を常時圧着させている。
【0019】 この考案の切断装置は上記のような構成であり、第1クランプ7と第2クラン プ9が上昇し、テープAで被梱包物を巻締めた状態で加圧器8が上昇動し、この 上昇途中において、加圧器8の上端部エッジ17bと第1クランプ7の通路16 の上端部エッジ17aとでテープAの途中を切断すると共に、上昇位置でテープ Aの両端をスライド板6に押圧して圧着させ、ヒータ11によりテープAの重な り部分を溶着させた後下降位置に戻る。
【0020】 加圧器8はばね24の圧力により第1クランプ7との摺動面が常時密着し、こ の密着状態で上昇動するので両エッジ17a、17bによるテープ切断が確実に 行え、薄くて幅の広いフィルムを用いたテープでも円滑に切断できる。
【0021】 また、加圧器8と第1クランプ7を密着させるためのばね24の圧力は、第1 クランプ7の外面を転動する複数の転子25、25によって伝達しているので、 加圧器8の上下動に転子25、25も上下に転動し、これによって、加圧器8の 上下動に大きな抵抗の発生はなく、駆動源に大きな負荷を与えることがない。
【0022】
以上のように、この考案によると、加圧器と第1クランプの摺動面をばねによ り圧接させるようにしたので、テープの切断部分を構成する上記摺動面に隙間の 発生がなく、テープ切断が確実に行え、薄く幅の広いフィルムを用いたテープの 切断が円滑に行えるようになる。
【0023】 また、ばね受となる転子は、第1クランプの外面を上下に転動し得るようにし たので、加圧器及び第1クランプの上下動に対する大きな抵抗の発生をなくすこ とができ、これらの上下動のための駆動源に対する負荷を少なくすることができ る。
【図1】この考案のテープ切断装置を備えた梱包機の縦
断正面図
断正面図
【図2】(A)はテープ切断装置の一部縦断正面図、
(B)は同上の側面図
(B)は同上の側面図
【図3】梱包機の基本構造を示す縦断正面図
1 テーブル 2 アーチ 3 切断溶着機構 6 スライド板 7 第1クランプ 8 加圧器 9 第2クランプ 11 ヒータ 17 切断機構 21 長孔 22 ボルト 24 ばね 25 転子 26 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 スライド板の直下に第1クランプと加圧
器及び第2クランプを各々上下動するよう配置し、加圧
器の上昇動によるテープ溶着工程時に、第1クランプと
加圧器の両者の摺動面の部分に形成した切断機構でテー
プの途中を切断するようにした梱包機のテープ切断装置
において、 第1クランプに設けた上下方向の長孔を貫通するボルト
を加圧器に固定し、このボルトに第1クランプの外面を
上下に転動可能となる転子と、この転子を第1クランプ
に向けて押圧し、第1クランプと加圧器の摺動面を圧接
させるばねとを取付けたことを特徴とする梱包機のテー
プ切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068611U JP2597996Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 梱包機のテープ切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068611U JP2597996Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 梱包機のテープ切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740407U true JPH0740407U (ja) | 1995-07-18 |
JP2597996Y2 JP2597996Y2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=13378742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993068611U Expired - Fee Related JP2597996Y2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 梱包機のテープ切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597996Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP1993068611U patent/JP2597996Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597996Y2 (ja) | 1999-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990420 |
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