JPH0740394Y2 - 洗たく機の洗たく蓋 - Google Patents
洗たく機の洗たく蓋Info
- Publication number
- JPH0740394Y2 JPH0740394Y2 JP1987055613U JP5561387U JPH0740394Y2 JP H0740394 Y2 JPH0740394 Y2 JP H0740394Y2 JP 1987055613 U JP1987055613 U JP 1987055613U JP 5561387 U JP5561387 U JP 5561387U JP H0740394 Y2 JPH0740394 Y2 JP H0740394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- lid
- washing lid
- rib
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は，洗たく機の上部に設けられた洗たく蓋に関す
る。
る。
第５図は従来の洗たく機の外観斜視図を示し，図中
（１）は洗たく蓋である。この洗たく蓋（１）は第６図
に示すように，係止凸部（２）が洗たく槽（３）に同様
に設けられた嵌合穴部（５）と嵌合する様になつてい
る。また，洗たく蓋（１）は洗たく槽（３）に取付けら
れ，かつ蓋（１）を閉じた状態では洗たく蓋（１）が開
閉するに足る最低限の隙間（４）が必要である。
（１）は洗たく蓋である。この洗たく蓋（１）は第６図
に示すように，係止凸部（２）が洗たく槽（３）に同様
に設けられた嵌合穴部（５）と嵌合する様になつてい
る。また，洗たく蓋（１）は洗たく槽（３）に取付けら
れ，かつ蓋（１）を閉じた状態では洗たく蓋（１）が開
閉するに足る最低限の隙間（４）が必要である。
このような洗たく機を倉庫等へ保管する際には，第７図
に示す様に重ね積みしている。この様に重ね積みされた
下側の洗たく機の洗たく蓋（１）に受ける荷重は，第６
図に示す矢印Ｆの様になり，洗たく蓋（１）はこの荷重
を受ける事で下側へたわむ。このたわみの経年変化によ
り，洗たく蓋（１）と洗たく槽（３）との隙間（４）が
小さくなり，洗たく蓋（１）の開閉の際，洗たく槽
（３）に当たる様になつてしまい，開閉がスムーズに行
なわれなくなつてしまう。その状態を第８図に示す。
に示す様に重ね積みしている。この様に重ね積みされた
下側の洗たく機の洗たく蓋（１）に受ける荷重は，第６
図に示す矢印Ｆの様になり，洗たく蓋（１）はこの荷重
を受ける事で下側へたわむ。このたわみの経年変化によ
り，洗たく蓋（１）と洗たく槽（３）との隙間（４）が
小さくなり，洗たく蓋（１）の開閉の際，洗たく槽
（３）に当たる様になつてしまい，開閉がスムーズに行
なわれなくなつてしまう。その状態を第８図に示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来の洗たく蓋（１）は，以上の様に構成されているの
で，重ね積みの際にかかる荷重Ｆにより，変形し，極端
な場合には洗たく蓋（１）の開閉が出来なくなるという
問題があつた。
で，重ね積みの際にかかる荷重Ｆにより，変形し，極端
な場合には洗たく蓋（１）の開閉が出来なくなるという
問題があつた。
この考案は上記の様な問題を解消するためになされたも
ので，重ね積みの荷重に十分耐え，洗たく蓋の開閉をス
ムーズに行うことの出来る洗たく蓋を得る事を目的とし
ている。
ので，重ね積みの荷重に十分耐え，洗たく蓋の開閉をス
ムーズに行うことの出来る洗たく蓋を得る事を目的とし
ている。
この考案は洗たく槽と洗たく蓋の隙間部近傍の洗たく蓋
にリブを設け，かつそのリブ先端を傾斜させることによ
り，洗たく蓋と洗たく槽の隙間が倉庫に保管された状態
における荷重により洗たく蓋の変形で例え零になつても
洗たく蓋は何ら支障なく開閉できる様にしたものであ
る。
にリブを設け，かつそのリブ先端を傾斜させることによ
り，洗たく蓋と洗たく槽の隙間が倉庫に保管された状態
における荷重により洗たく蓋の変形で例え零になつても
洗たく蓋は何ら支障なく開閉できる様にしたものであ
る。
この考案における洗たく蓋は，リブにより洗たく蓋が変
形しない様に構成され，洗たく槽とリブが当接した際
は，リブ先端の傾斜により速かに，洗たく槽内側へ洗た
く蓋が誘導される。
形しない様に構成され，洗たく槽とリブが当接した際
は，リブ先端の傾斜により速かに，洗たく槽内側へ洗た
く蓋が誘導される。
第１図に本考案の洗たく蓋（１）の断面図を示す。
図中（６）は洗たく槽（３）と洗たく蓋（１）の隙間
（４）の近傍に設けたリブであり，リブ（６）の下端面
は内側の方が突出する傾斜部（７）を形成してある。
（４）の近傍に設けたリブであり，リブ（６）の下端面
は内側の方が突出する傾斜部（７）を形成してある。
なお，このリブ（６）は洗たく蓋（１）と一体に成形さ
れる。
れる。
第２図は荷重Ｆが作用している状態を示し，リブ（６）
は洗たく槽（３）と当接している。F1,F2は荷重Ｆの分
力である。第３図はF1の力により，洗たく蓋（１）が洗
たく槽（３）内側へ移動した図を示す。
は洗たく槽（３）と当接している。F1,F2は荷重Ｆの分
力である。第３図はF1の力により，洗たく蓋（１）が洗
たく槽（３）内側へ移動した図を示す。
第４図は本考案の洗たく蓋（１）の一部を示す斜視図で
ある。
ある。
次に本考案の動作について説明する。
第１図のように，洗たく蓋（１）に荷重が加わつていな
い時，洗たく槽（３）と洗たく蓋（１）との隙間（４）
及びリブ（６）はそれぞれ図の通りである。しかし，倉
庫内での重ね積みなどの場合上からの荷重Ｆが洗たく蓋
（１）にかかる事になりリブ（６）は洗たく槽（３）に
当接して止まる。この状態が第２図である。この時，荷
重Ｆはリブ（６）の下端面の傾斜部（７）によりF1及び
F2の分力に展開される。この分力F1により，洗たく蓋
（１）全体が図中矢印Ａのように洗たく槽内側に引張ら
れる。従つて，第３図のように，洗たく蓋（１）が洗た
く槽（３）内側へずれ，洗たく槽（３）と洗たく蓋
（１）の後壁は当たることはない。
い時，洗たく槽（３）と洗たく蓋（１）との隙間（４）
及びリブ（６）はそれぞれ図の通りである。しかし，倉
庫内での重ね積みなどの場合上からの荷重Ｆが洗たく蓋
（１）にかかる事になりリブ（６）は洗たく槽（３）に
当接して止まる。この状態が第２図である。この時，荷
重Ｆはリブ（６）の下端面の傾斜部（７）によりF1及び
F2の分力に展開される。この分力F1により，洗たく蓋
（１）全体が図中矢印Ａのように洗たく槽内側に引張ら
れる。従つて，第３図のように，洗たく蓋（１）が洗た
く槽（３）内側へずれ，洗たく槽（３）と洗たく蓋
（１）の後壁は当たることはない。
以上の様に，この考案によれば，洗たく蓋に同時成形に
より，リブを形成する構造とし，かつそのリブの下端形
状を傾斜させ，上方からの荷重により洗たく蓋後端が洗
たく槽内方へずれるので洗たく槽に当たらないように構
成したので，安価に，重ね積みの際の洗たく蓋の変形を
防ぐ事が出来る。
より，リブを形成する構造とし，かつそのリブの下端形
状を傾斜させ，上方からの荷重により洗たく蓋後端が洗
たく槽内方へずれるので洗たく槽に当たらないように構
成したので，安価に，重ね積みの際の洗たく蓋の変形を
防ぐ事が出来る。
第１図は本考案の洗たく蓋の構成を示す部分断面図，第
２図，第３図は荷重がかかつた際を示す同様の部分断面
図，第４図は本考案の洗たく蓋の要部を示す斜視図，第
５図は本考案を適用する洗たく機の外観を示す斜視図，
第６図は従来の洗たく蓋の取付状態を示す部分断面図，
第７図は洗たく機の重ね積みの状態を示す図，第８図は
従来の洗たく蓋の開閉状態を示す図である。 なお，図中同一符号は同一あるいは相当部分を示し，
（１）は洗たく蓋，（２）は係止凸部，（３）は洗たく
槽，（４）は隙間，（５）は洗たく槽嵌合穴部，（６）
はリブ，（７）はリブ傾斜部である。
２図，第３図は荷重がかかつた際を示す同様の部分断面
図，第４図は本考案の洗たく蓋の要部を示す斜視図，第
５図は本考案を適用する洗たく機の外観を示す斜視図，
第６図は従来の洗たく蓋の取付状態を示す部分断面図，
第７図は洗たく機の重ね積みの状態を示す図，第８図は
従来の洗たく蓋の開閉状態を示す図である。 なお，図中同一符号は同一あるいは相当部分を示し，
（１）は洗たく蓋，（２）は係止凸部，（３）は洗たく
槽，（４）は隙間，（５）は洗たく槽嵌合穴部，（６）
はリブ，（７）はリブ傾斜部である。
Claims (1)
- 【請求項１】洗たく槽後方に、洗たく蓋を開閉可能な様
に係止した洗たく機において、洗たく槽と洗たく蓋の後
方の隙間部近傍の洗たく蓋にリブを設け、かつ洗たく蓋
が上方からの荷重を受けてそのリブの下端が洗たく槽と
当接した際にはその洗たく蓋の変形の方向を洗たく槽内
側に向けるように前記リブの下端を傾斜させた事を特徴
とする洗たく機の洗たく蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987055613U JPH0740394Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 洗たく機の洗たく蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987055613U JPH0740394Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 洗たく機の洗たく蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63163785U JPS63163785U (ja) | 1988-10-25 |
| JPH0740394Y2 true JPH0740394Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=30883668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987055613U Expired - Lifetime JPH0740394Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 洗たく機の洗たく蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740394Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53126770A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-06 | Hitachi Ltd | Device for cover |
| JPS6025407U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-21 | アルケ有限会社 | 靴カバ− |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP1987055613U patent/JPH0740394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63163785U (ja) | 1988-10-25 |
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