JPH0740382Y2 - ロックミシンの糸送り調節器 - Google Patents
ロックミシンの糸送り調節器Info
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- JPH0740382Y2 JPH0740382Y2 JP1988049113U JP4911388U JPH0740382Y2 JP H0740382 Y2 JPH0740382 Y2 JP H0740382Y2 JP 1988049113 U JP1988049113 U JP 1988049113U JP 4911388 U JP4911388 U JP 4911388U JP H0740382 Y2 JPH0740382 Y2 JP H0740382Y2
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Description
この考案は、複数本の糸張力を単一の動作で調節でき
る、ロックミシン用の糸送り調節器に関する。
る、ロックミシン用の糸送り調節器に関する。
複数の糸の張力を独立して調整できるミシンの糸送り調
節器はすでに開発されている(実開昭61-177586号公
報)。この公報には、1本の軸の両端に、糸調子皿とバ
ネとを挿通し、さらに、バネの外側に、バネの押圧力を
調整する押圧調節体を挿入している。この構造の糸送り
調節器は、2個の押圧調節体を、独立して回転すること
によって、2本の糸の張力を最適値に調整できる特長が
ある。 しかしながら、この構造の糸送り調節器は、各糸の張力
を独立して調整する必要があるので、多くの糸の張力
を、一緒に強く、あるいは弱く調整する場合、手間がか
かる欠点がある。 この欠点を解決するために、単一の動作で、複数本の糸
の張力が調節できるミシン用の糸送り調節機構が開発さ
れている(特開昭62-27996号公報、および、実開昭62-3
9680号公報)。 特開昭62-27996号公報に開示されている送調節機構は、
3本の回転軸を備えている。これ等の回転軸は、軸受を
介して回転自在にミシン本体に支承され、かつ互いに平
行に配設されている。2本の回転軸には、糸送り調節ユ
ニットが取り付けられている。糸送り調節ユニットは、
回転軸が回転されると、糸の張力が調節される機構を有
する。即ち、糸送り調節ユニットは、回転軸が回転され
ると軸方向に移動するナットと、このナットに押圧され
てバネ受を介して糸調子皿を弾性的に押圧するバネとを
備えている。3本の回転軸には、プーリーが固定され、
このプーリーにベルトが掛けられている。何れか1本の
回転軸には、ツマミが取り付けられている。ツマミで1
本の回転軸を回転すると、3本の回転軸が連動して回転
される。従って、この構造の糸送り調節機構は、ひとつ
のツマミで2組の糸送り調節ユニットを調節できる特長
がある。
節器はすでに開発されている(実開昭61-177586号公
報)。この公報には、1本の軸の両端に、糸調子皿とバ
ネとを挿通し、さらに、バネの外側に、バネの押圧力を
調整する押圧調節体を挿入している。この構造の糸送り
調節器は、2個の押圧調節体を、独立して回転すること
によって、2本の糸の張力を最適値に調整できる特長が
ある。 しかしながら、この構造の糸送り調節器は、各糸の張力
を独立して調整する必要があるので、多くの糸の張力
を、一緒に強く、あるいは弱く調整する場合、手間がか
かる欠点がある。 この欠点を解決するために、単一の動作で、複数本の糸
の張力が調節できるミシン用の糸送り調節機構が開発さ
れている(特開昭62-27996号公報、および、実開昭62-3
9680号公報)。 特開昭62-27996号公報に開示されている送調節機構は、
3本の回転軸を備えている。これ等の回転軸は、軸受を
介して回転自在にミシン本体に支承され、かつ互いに平
行に配設されている。2本の回転軸には、糸送り調節ユ
ニットが取り付けられている。糸送り調節ユニットは、
回転軸が回転されると、糸の張力が調節される機構を有
する。即ち、糸送り調節ユニットは、回転軸が回転され
ると軸方向に移動するナットと、このナットに押圧され
てバネ受を介して糸調子皿を弾性的に押圧するバネとを
備えている。3本の回転軸には、プーリーが固定され、
このプーリーにベルトが掛けられている。何れか1本の
回転軸には、ツマミが取り付けられている。ツマミで1
本の回転軸を回転すると、3本の回転軸が連動して回転
される。従って、この構造の糸送り調節機構は、ひとつ
のツマミで2組の糸送り調節ユニットを調節できる特長
がある。
しかしながら、この構造の糸送り調節機構は、2組の糸
送り調節ユニットを連動させる為に、更に別の回転軸を
設ける必要があって、全体の機構が複雑となる。また、
ミシンに内蔵させるにしても広い取り付けスペースを必
要とする欠点がある。 更に、実開昭62-39680号公報に示される糸送り調節機構
は、複数の糸送り調節ユニットを環状に配設し、中心に
押圧調節体を配設している。押圧調節体と各糸送り調節
ユニットとは、軸が平行になる状態で支承している。押
圧調節体の軸には、各糸送り調節ユニットのバネを軸方
向に押圧する円盤を備えている。円盤は、これが回転さ
れると、押圧片を介してバネの押圧位置が変更できるよ
うに、押圧片の接触面がカム状の凹凸面となっている。 この糸送り調節機構は、押圧調節体を回転すると、全て
の糸送り調節ユニットの糸送り張力が調節できる特長が
ある。しかしながら、この糸送り調節機構も前述の機構
と同様に全体の機構が極めて複雑で、ミシンに大きな取
り付けスペースを必要とする。 ところで、ロックミシンは、2本のルーパ糸の張力バラ
ンスが極めて大切である。それは、張力バランスが適正
でないルーパ糸は、布の側縁で正確に交差させることが
できないことが理由である。ロックミシンで布の側縁を
縫製する状態を第3図に示している。この図に示すよう
に、ロックミシンは、布の上面と下面とに位置する2本
のルーパ糸9を、布の側縁で引っかけるようにして縫製
する。ルーパ糸9は、布を貫通する針糸10で布に固定さ
れる。 ルーパ糸9の張力バランスが適正でないと、2本のルー
パ糸9が交差する位置が、布の上面まはた下面に位置ず
れし、正確に布の側縁に位置できなくなる。2本のルー
パ糸の張力バランスは、片方のみのルーパ糸では調整で
きない。片方の張力を強くすると、別の糸の張力を弱く
する必要がある。このとき、片方のルーパ糸の張力を強
くする割合に合わせて、他方のルーパ糸の張力を弱める
必要がある。張力を増加する割合に比べて、張力を弱く
する割合が適正できないと、2本のルーパ糸の交差する
位置を正確に調整できないばかりでなく、ルーパ糸で布
の側縁に適正に縫製できなくなる。例えば、2本のルー
パ糸の張力の和が強すぎると、布の側縁を内側に引っ張
って折り曲げるようにして縫製する。反対に、2本のル
ーパ糸の張力の和が弱すぎると、ルーパ糸を布の側縁に
沿わせる状態で縫製できず、糸が緩んだ状態となる。 したがって、2本のルーパ糸は、張力バランスに加え
て、両方の糸の張力の総和も正確に調整することが大切
である。しかしながら、2本のルーパ糸を、張力バラン
スを保ってその張力和を正確に調整することは、高度な
技術に加えて相当に手間がかかる欠点がある。 この考案は、さらにこれ等のロックミシンの糸送り調節
器の欠点を解決することを目的に開発されたもので、こ
の考案の重要な目的は、全体の機構が著しく簡単である
にもかかわらず、複数の糸の張力を最適値に調整でき、
さらに、内蔵されるミシンに広い取り付けスペースを必
要とせず、安価に多量生産できるロックミシンの糸送り
調節器を提供するにある。
送り調節ユニットを連動させる為に、更に別の回転軸を
設ける必要があって、全体の機構が複雑となる。また、
ミシンに内蔵させるにしても広い取り付けスペースを必
要とする欠点がある。 更に、実開昭62-39680号公報に示される糸送り調節機構
は、複数の糸送り調節ユニットを環状に配設し、中心に
押圧調節体を配設している。押圧調節体と各糸送り調節
ユニットとは、軸が平行になる状態で支承している。押
圧調節体の軸には、各糸送り調節ユニットのバネを軸方
向に押圧する円盤を備えている。円盤は、これが回転さ
れると、押圧片を介してバネの押圧位置が変更できるよ
うに、押圧片の接触面がカム状の凹凸面となっている。 この糸送り調節機構は、押圧調節体を回転すると、全て
の糸送り調節ユニットの糸送り張力が調節できる特長が
ある。しかしながら、この糸送り調節機構も前述の機構
と同様に全体の機構が極めて複雑で、ミシンに大きな取
り付けスペースを必要とする。 ところで、ロックミシンは、2本のルーパ糸の張力バラ
ンスが極めて大切である。それは、張力バランスが適正
でないルーパ糸は、布の側縁で正確に交差させることが
できないことが理由である。ロックミシンで布の側縁を
縫製する状態を第3図に示している。この図に示すよう
に、ロックミシンは、布の上面と下面とに位置する2本
のルーパ糸9を、布の側縁で引っかけるようにして縫製
する。ルーパ糸9は、布を貫通する針糸10で布に固定さ
れる。 ルーパ糸9の張力バランスが適正でないと、2本のルー
パ糸9が交差する位置が、布の上面まはた下面に位置ず
れし、正確に布の側縁に位置できなくなる。2本のルー
パ糸の張力バランスは、片方のみのルーパ糸では調整で
きない。片方の張力を強くすると、別の糸の張力を弱く
する必要がある。このとき、片方のルーパ糸の張力を強
くする割合に合わせて、他方のルーパ糸の張力を弱める
必要がある。張力を増加する割合に比べて、張力を弱く
する割合が適正できないと、2本のルーパ糸の交差する
位置を正確に調整できないばかりでなく、ルーパ糸で布
の側縁に適正に縫製できなくなる。例えば、2本のルー
パ糸の張力の和が強すぎると、布の側縁を内側に引っ張
って折り曲げるようにして縫製する。反対に、2本のル
ーパ糸の張力の和が弱すぎると、ルーパ糸を布の側縁に
沿わせる状態で縫製できず、糸が緩んだ状態となる。 したがって、2本のルーパ糸は、張力バランスに加え
て、両方の糸の張力の総和も正確に調整することが大切
である。しかしながら、2本のルーパ糸を、張力バラン
スを保ってその張力和を正確に調整することは、高度な
技術に加えて相当に手間がかかる欠点がある。 この考案は、さらにこれ等のロックミシンの糸送り調節
器の欠点を解決することを目的に開発されたもので、こ
の考案の重要な目的は、全体の機構が著しく簡単である
にもかかわらず、複数の糸の張力を最適値に調整でき、
さらに、内蔵されるミシンに広い取り付けスペースを必
要とせず、安価に多量生産できるロックミシンの糸送り
調節器を提供するにある。
この考案のロックミシンの糸送り調節器は、前述の目的
を達成するために、下記の構成を備えている。 糸送り調節器は、複数の糸を挟持する複数対の糸調子皿
4と、各対の糸調子皿4を押圧する複数のバネ5とを有
する機構を改良したものである。 糸送り調節器は、表面に雄ネジが刻設され回転自在に支
承された軸3と、この軸3の雄ネジ部にねじ込まれ、周
面に軸方向に複数の溝を形成した複数の押圧調節体6
と、この押圧調節体6の溝にはめ込まれ、押圧調節体自
体を回転させる時は軸3にそって押圧調節体6の移動を
可能とし、前記軸3を回転させる時は、押圧調節体6の
回転を阻止して押圧調節体6を軸3にそって移動可能と
する複数の板バネ7と、軸3に固定された連動調節ダイ
ヤル2とを備えている。 連動調節ダイヤル2を操作することにより、軸3を回転
し、複数の押圧調節体6を同時に軸3にそって移動させ
て、複数のバネ5を押圧し、縫い目を形成する複数の糸
の各々の張力を同時に調整するようにしたことを特徴と
している。
を達成するために、下記の構成を備えている。 糸送り調節器は、複数の糸を挟持する複数対の糸調子皿
4と、各対の糸調子皿4を押圧する複数のバネ5とを有
する機構を改良したものである。 糸送り調節器は、表面に雄ネジが刻設され回転自在に支
承された軸3と、この軸3の雄ネジ部にねじ込まれ、周
面に軸方向に複数の溝を形成した複数の押圧調節体6
と、この押圧調節体6の溝にはめ込まれ、押圧調節体自
体を回転させる時は軸3にそって押圧調節体6の移動を
可能とし、前記軸3を回転させる時は、押圧調節体6の
回転を阻止して押圧調節体6を軸3にそって移動可能と
する複数の板バネ7と、軸3に固定された連動調節ダイ
ヤル2とを備えている。 連動調節ダイヤル2を操作することにより、軸3を回転
し、複数の押圧調節体6を同時に軸3にそって移動させ
て、複数のバネ5を押圧し、縫い目を形成する複数の糸
の各々の張力を同時に調整するようにしたことを特徴と
している。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体
化する為のロックミシンの糸送り調節器を例示すもので
あって、この考案の糸送り調節器は、構成部品の材質、
形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この考案の糸送り調節器は、実用新案登録請求の範囲に
記載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 第1図に示す糸送り調節器は、2組の糸送り調節ユニッ
ト1と、各糸送り調節ユニット1の連動調節ダイヤル2
と、押圧調節体の回転を停止する板バネ7とを備えてい
る。 糸送り調節ユニット1は、両端部分の表面に雄ネジが刻
設された軸3と、この軸3に挿通されて糸を挟持する一
対の糸調子皿4と、この糸調子皿4に糸テンション圧を
付与するバネ5と、軸3の雄ネジにねじ込まれて、その
回転により前記バネ5の押圧力を調節する押圧調節体6
とを備えている。 軸3は、それ自体が回転自在なように、両端が軸受8を
介してミシン本体に支承される。 軸3は、両端部分の雄ネジで糸の張力の調節状態が制御
できる。雄ネジのピッチが大きいと、軸3の1回転当り
の押圧調節体6の移動量が大きくなる。従って、この場
合、連動調節ダイヤル2を回転して糸の張力を大幅に変
更できる。反対に、ネジのピッチが小さいと、連動調節
ダイヤル2の1回転当りの糸の張力変更幅が少なくな
る。また、軸3は、雄ネジの、ネジの方向、即ち、右ネ
ジか左ネジかで、押圧調節体6の移動方向が反転でき
る。従って、雄ネジの方向で、糸の張力を強くするか、
あるいは、弱くするかが変更できる。 第1図に於て、軸3の右端と左端との雄ネジが逆ネジの
場合、連動調節ダイヤル2を回転すると、2組の糸送り
調節ユニット1の押圧調節体6は互いに反対の方向に移
動する。2組の糸送り調節ユニット1は、押圧調節体6
が反対の方向に移動すると、両方が一緒に、糸の張力を
弱く、あるいは、強く調節する。 軸3の両端に同一方向の雄ネジが設けられている場合、
連動調節ダイヤル2を回転すると、両方の押圧調節体が
同一方向に移動して、片方の糸送り調節ユニット1は糸
の張力を強くし、別の糸送り調節ユニット1は張力を弱
く調節する。従って、軸3に設ける雄ネジでもって、糸
の張力調節状態を変更できる。 ところで、ロックミシンの糸の張力は、布の厚さ、硬
さ、使用糸の太さ等を考慮して最適値に調節される。複
数の糸の張力は、布の種類等に合わせて、普通は、全て
の糸を強く、あるいは、弱く調節する。 さらに、ロックミシンは、2本のルーパ糸の張力バラン
スが大切である。それは、第3図に示すように、布の上
面と下面とに位置するルーパ糸9を、布の側縁で引っか
けるように縫製する必要があるからである。2本のルー
パ糸の張力バランスが適正でないと、2本のルーパ糸
は、布の側縁で引っかけられず、布上面側あるいは下面
側にずれることになる。このため、2本のルーパ糸の張
力は、第3図に示すように、布の側縁で引っかけるよう
にバランスよく調整される。バランスがずれると、2本
のルーパ糸がひっかかる位置がずれる。この場合、2本
のルーパ糸の張力バランスを調整するためには、一方の
張力を強くして他方の糸の張力を弱く調節する。2本の
糸を引っかける位置を変えることなく、すなわち、2本
のルーパ糸の張力バランスを崩すことなく糸の張力を強
くするには、両方の糸の張力を同じように増減する。 また、複数の糸の張力を一緒に調節する場合、各糸の張
力の調節量は必ずしも同一でない。複数の糸の張力は、
布地等の状態に合わせて、最適値に調節する。各糸の張
力調節量は、軸3の雄ネジのピッチとバネ5の弾性係数
とで調節できる。 糸調子皿4は全体の形状が円盤状で、中心孔が軸3の挿
通部分よりも大きく、間に糸が簡単に案内出来るよう
に、外周が相対向面から外側に緩く湾曲されている。 糸調子皿4は直接バネ5で押圧されている。ただ、図示
しないが、糸調子皿4とバネ5との間にバネ受皿を設
け、これを介してバネ5で押圧することもできる。バネ
受皿を使用する場合、これは全体の形状が円盤状に形成
され、軸3方向に移動自在に軸3に挿通され、外周はバ
ネ5の側に折曲されている。 バネ5はコイル状に巻かれた押バネ5で、連動調節ダイ
ヤル2側より押圧調節体側に向かって、バネ5の直径が
小さくなるように巻かれている。連動調節ダイヤル2の
両側に位置する糸送り調節ユニット1のバネ5は、糸の
最適テンション圧が異なるので、線径が異なり最適の弾
性係数に調節されている。 押圧調節体6は、軸3の雄ネジにねじ込まれる雌ネジ孔
が設けられており、外周には、一定のピッチで、板バネ
7をかん入できる溝が設けられている。 板バネ7は、先端を押圧調節体6の溝に弾性的にはめ込
んでいる。板バネ7が押圧調節体6の表面を押圧する力
は、押圧調節体6を手で強制的には回転できるが、軸3
を連動調節ダイヤル2で回転する状態にあっては、回転
しない強さに調節される。 板バネ7は極めて構造が簡単にできる。ただ、この考案
は板バネの構造を前述の構造に特定するものでない。板
バネは、軸3を回転したときに押圧調節体が回転するこ
となく軸方向に相対移動する全ての機構が使用できる
が、望ましくは手で押圧調節体を回転できるようにす
る。 連動調節ダイヤル2は、表面に回転位置でもって糸の張
力を表示する目盛りが付されており、これでもって軸3
が回転できるように軸3に固定されている。 第1図に示す糸の糸送り調節器は、1本の軸3に2組の
糸送り調節ユニット1を一体化しているが、1本の軸3
に3組以上の糸送り調節ユニット1を一体化することも
可能である。
化する為のロックミシンの糸送り調節器を例示すもので
あって、この考案の糸送り調節器は、構成部品の材質、
形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでない。
この考案の糸送り調節器は、実用新案登録請求の範囲に
記載の範囲に於て、種々の変更が加えられる。 第1図に示す糸送り調節器は、2組の糸送り調節ユニッ
ト1と、各糸送り調節ユニット1の連動調節ダイヤル2
と、押圧調節体の回転を停止する板バネ7とを備えてい
る。 糸送り調節ユニット1は、両端部分の表面に雄ネジが刻
設された軸3と、この軸3に挿通されて糸を挟持する一
対の糸調子皿4と、この糸調子皿4に糸テンション圧を
付与するバネ5と、軸3の雄ネジにねじ込まれて、その
回転により前記バネ5の押圧力を調節する押圧調節体6
とを備えている。 軸3は、それ自体が回転自在なように、両端が軸受8を
介してミシン本体に支承される。 軸3は、両端部分の雄ネジで糸の張力の調節状態が制御
できる。雄ネジのピッチが大きいと、軸3の1回転当り
の押圧調節体6の移動量が大きくなる。従って、この場
合、連動調節ダイヤル2を回転して糸の張力を大幅に変
更できる。反対に、ネジのピッチが小さいと、連動調節
ダイヤル2の1回転当りの糸の張力変更幅が少なくな
る。また、軸3は、雄ネジの、ネジの方向、即ち、右ネ
ジか左ネジかで、押圧調節体6の移動方向が反転でき
る。従って、雄ネジの方向で、糸の張力を強くするか、
あるいは、弱くするかが変更できる。 第1図に於て、軸3の右端と左端との雄ネジが逆ネジの
場合、連動調節ダイヤル2を回転すると、2組の糸送り
調節ユニット1の押圧調節体6は互いに反対の方向に移
動する。2組の糸送り調節ユニット1は、押圧調節体6
が反対の方向に移動すると、両方が一緒に、糸の張力を
弱く、あるいは、強く調節する。 軸3の両端に同一方向の雄ネジが設けられている場合、
連動調節ダイヤル2を回転すると、両方の押圧調節体が
同一方向に移動して、片方の糸送り調節ユニット1は糸
の張力を強くし、別の糸送り調節ユニット1は張力を弱
く調節する。従って、軸3に設ける雄ネジでもって、糸
の張力調節状態を変更できる。 ところで、ロックミシンの糸の張力は、布の厚さ、硬
さ、使用糸の太さ等を考慮して最適値に調節される。複
数の糸の張力は、布の種類等に合わせて、普通は、全て
の糸を強く、あるいは、弱く調節する。 さらに、ロックミシンは、2本のルーパ糸の張力バラン
スが大切である。それは、第3図に示すように、布の上
面と下面とに位置するルーパ糸9を、布の側縁で引っか
けるように縫製する必要があるからである。2本のルー
パ糸の張力バランスが適正でないと、2本のルーパ糸
は、布の側縁で引っかけられず、布上面側あるいは下面
側にずれることになる。このため、2本のルーパ糸の張
力は、第3図に示すように、布の側縁で引っかけるよう
にバランスよく調整される。バランスがずれると、2本
のルーパ糸がひっかかる位置がずれる。この場合、2本
のルーパ糸の張力バランスを調整するためには、一方の
張力を強くして他方の糸の張力を弱く調節する。2本の
糸を引っかける位置を変えることなく、すなわち、2本
のルーパ糸の張力バランスを崩すことなく糸の張力を強
くするには、両方の糸の張力を同じように増減する。 また、複数の糸の張力を一緒に調節する場合、各糸の張
力の調節量は必ずしも同一でない。複数の糸の張力は、
布地等の状態に合わせて、最適値に調節する。各糸の張
力調節量は、軸3の雄ネジのピッチとバネ5の弾性係数
とで調節できる。 糸調子皿4は全体の形状が円盤状で、中心孔が軸3の挿
通部分よりも大きく、間に糸が簡単に案内出来るよう
に、外周が相対向面から外側に緩く湾曲されている。 糸調子皿4は直接バネ5で押圧されている。ただ、図示
しないが、糸調子皿4とバネ5との間にバネ受皿を設
け、これを介してバネ5で押圧することもできる。バネ
受皿を使用する場合、これは全体の形状が円盤状に形成
され、軸3方向に移動自在に軸3に挿通され、外周はバ
ネ5の側に折曲されている。 バネ5はコイル状に巻かれた押バネ5で、連動調節ダイ
ヤル2側より押圧調節体側に向かって、バネ5の直径が
小さくなるように巻かれている。連動調節ダイヤル2の
両側に位置する糸送り調節ユニット1のバネ5は、糸の
最適テンション圧が異なるので、線径が異なり最適の弾
性係数に調節されている。 押圧調節体6は、軸3の雄ネジにねじ込まれる雌ネジ孔
が設けられており、外周には、一定のピッチで、板バネ
7をかん入できる溝が設けられている。 板バネ7は、先端を押圧調節体6の溝に弾性的にはめ込
んでいる。板バネ7が押圧調節体6の表面を押圧する力
は、押圧調節体6を手で強制的には回転できるが、軸3
を連動調節ダイヤル2で回転する状態にあっては、回転
しない強さに調節される。 板バネ7は極めて構造が簡単にできる。ただ、この考案
は板バネの構造を前述の構造に特定するものでない。板
バネは、軸3を回転したときに押圧調節体が回転するこ
となく軸方向に相対移動する全ての機構が使用できる
が、望ましくは手で押圧調節体を回転できるようにす
る。 連動調節ダイヤル2は、表面に回転位置でもって糸の張
力を表示する目盛りが付されており、これでもって軸3
が回転できるように軸3に固定されている。 第1図に示す糸の糸送り調節器は、1本の軸3に2組の
糸送り調節ユニット1を一体化しているが、1本の軸3
に3組以上の糸送り調節ユニット1を一体化することも
可能である。
この考案のロックミシンの糸送り調節器は、複数の糸の
張力を簡単に最適値に調整できる特長がある。とくに、
張力バランスと張力和とを簡単に最適値に調整できる特
長がある。この特長は、連動調節ダイヤルで1本の軸を
回転して複数の糸調子皿の押圧力を調整できることが理
由である。連動調節ダイヤルは、全ての糸の張力を強く
するように調整する構造とすることも、あるいは、ひと
つの糸の張力を強くして別の糸の張力を弱くする機構と
することもできる。 たとえば、連動調節ダイヤルを回転して、全ての糸の張
力を強くできる機構を採用したロックミシンは、単一の
連動調節ダイヤルを回転することによって、張力バラン
スを一定に保持して複数の糸の張力を強く、あるいは、
弱く調整できる。このため、この機構で、2本のルーパ
糸の張力を調整すると、右ルーパ糸と、左ルーパ糸の張
力バランスを一定に保持して、張力の総和を簡単に調整
することができる。いいかえると、2本のルーパ糸が交
差する位置を布の側縁からずれないようにして、ルーパ
糸の張力和を簡単に調整できる。したがって、2本のル
ーパ糸の交点は適正であるが、ルーパ糸の張力和が適正
でなく、布の側縁を強く引っ張り、あるいは、ルーパ糸
に緩みができる状態を簡単かつ容易に、しかも正確に調
整できる特長がある。 また、連動調節ダイヤルを回転して、糸の張力バランス
を調整できる機構を採用したロックミシンは、単一の連
動調節ダイヤルを回転することによって、張力和を一定
に保持して糸の張力バランスを調整できる。このため、
この機構で、2本のルーパ糸の張力を調整すると、右ル
ーパ糸と、左ルーパ糸の張力和を一定に保持して、張力
バランスを簡単に調整することができる。いいかえる
と、2本のルーパ糸が布を引っ張る程度を適正に保持し
て、ルーパ糸の交差する位置を、布の上面と下面とに移
動させて、その側縁の適正位置に簡単に調整できる。し
たがって、2本のルーパ糸が布の側縁を引っ張る程度は
適正であるが、ルーパ糸が交差する位置が適正でない状
態を、簡単かつ容易に、しかも正確に調整できる特長が
ある。 このように、この考案のロックミシンの糸送り調節器
は、ロックミシンを使用して布の側縁を縫製する場合、
布を変更し、あるいは、糸を変更し、あるいはまた、経
時的に張力が変化して縫製状態が正常でなくなったとき
に、誰もが簡単に最適な縫製状態に調整できる特長があ
る。 さらにまた、この考案のロックミシンの糸送り調節器
は、1本の軸を回転して複数の糸の張力を互いに連動し
て調整し、または、各押圧調節体を独立して回転して、
糸の張力を独立して調整することもできる。このため、
各々の押圧調節体を回転して、製造時における初期設定
バネ圧を最適値に調整でき、その後、連動調節ダイヤル
で軸を回転して、複数の糸の張力を簡単に最適値に調整
できる。すなわち、この考案のロックミシンの糸送り調
節器は、連動調節ダイヤルを回転すると、軸にねじ込ま
れている複数の押圧調節体が軸方向に移動する。1本の
軸に複数組の押圧調節体をねじ込んでいるので、連動調
節ダイヤルでもって軸を回転して、複数の押圧調節体を
軸方向に移動させる。この為、連動調節ダイヤルを操作
して、複数の糸の張力を一緒に調節できて、複数の糸の
張力調整が、簡単かつ容易に、しかも迅速にできる特長
がある。 さらに、この考案のロックミシンの糸送り調節器は、1
本の軸を回転して押圧調節体を移動させるので、全体の
機構を著しく簡素化できる特長もある。また、1本の軸
に複数の糸調子皿とバネと押圧調節体とを挿入している
ので、全体を著しくコンパクトにでき、ロックミシンへ
の取り付けを著しく便利にできる。更にまた、機構が簡
単な為に、安価に多量生産できる効果が得られる。
張力を簡単に最適値に調整できる特長がある。とくに、
張力バランスと張力和とを簡単に最適値に調整できる特
長がある。この特長は、連動調節ダイヤルで1本の軸を
回転して複数の糸調子皿の押圧力を調整できることが理
由である。連動調節ダイヤルは、全ての糸の張力を強く
するように調整する構造とすることも、あるいは、ひと
つの糸の張力を強くして別の糸の張力を弱くする機構と
することもできる。 たとえば、連動調節ダイヤルを回転して、全ての糸の張
力を強くできる機構を採用したロックミシンは、単一の
連動調節ダイヤルを回転することによって、張力バラン
スを一定に保持して複数の糸の張力を強く、あるいは、
弱く調整できる。このため、この機構で、2本のルーパ
糸の張力を調整すると、右ルーパ糸と、左ルーパ糸の張
力バランスを一定に保持して、張力の総和を簡単に調整
することができる。いいかえると、2本のルーパ糸が交
差する位置を布の側縁からずれないようにして、ルーパ
糸の張力和を簡単に調整できる。したがって、2本のル
ーパ糸の交点は適正であるが、ルーパ糸の張力和が適正
でなく、布の側縁を強く引っ張り、あるいは、ルーパ糸
に緩みができる状態を簡単かつ容易に、しかも正確に調
整できる特長がある。 また、連動調節ダイヤルを回転して、糸の張力バランス
を調整できる機構を採用したロックミシンは、単一の連
動調節ダイヤルを回転することによって、張力和を一定
に保持して糸の張力バランスを調整できる。このため、
この機構で、2本のルーパ糸の張力を調整すると、右ル
ーパ糸と、左ルーパ糸の張力和を一定に保持して、張力
バランスを簡単に調整することができる。いいかえる
と、2本のルーパ糸が布を引っ張る程度を適正に保持し
て、ルーパ糸の交差する位置を、布の上面と下面とに移
動させて、その側縁の適正位置に簡単に調整できる。し
たがって、2本のルーパ糸が布の側縁を引っ張る程度は
適正であるが、ルーパ糸が交差する位置が適正でない状
態を、簡単かつ容易に、しかも正確に調整できる特長が
ある。 このように、この考案のロックミシンの糸送り調節器
は、ロックミシンを使用して布の側縁を縫製する場合、
布を変更し、あるいは、糸を変更し、あるいはまた、経
時的に張力が変化して縫製状態が正常でなくなったとき
に、誰もが簡単に最適な縫製状態に調整できる特長があ
る。 さらにまた、この考案のロックミシンの糸送り調節器
は、1本の軸を回転して複数の糸の張力を互いに連動し
て調整し、または、各押圧調節体を独立して回転して、
糸の張力を独立して調整することもできる。このため、
各々の押圧調節体を回転して、製造時における初期設定
バネ圧を最適値に調整でき、その後、連動調節ダイヤル
で軸を回転して、複数の糸の張力を簡単に最適値に調整
できる。すなわち、この考案のロックミシンの糸送り調
節器は、連動調節ダイヤルを回転すると、軸にねじ込ま
れている複数の押圧調節体が軸方向に移動する。1本の
軸に複数組の押圧調節体をねじ込んでいるので、連動調
節ダイヤルでもって軸を回転して、複数の押圧調節体を
軸方向に移動させる。この為、連動調節ダイヤルを操作
して、複数の糸の張力を一緒に調節できて、複数の糸の
張力調整が、簡単かつ容易に、しかも迅速にできる特長
がある。 さらに、この考案のロックミシンの糸送り調節器は、1
本の軸を回転して押圧調節体を移動させるので、全体の
機構を著しく簡素化できる特長もある。また、1本の軸
に複数の糸調子皿とバネと押圧調節体とを挿入している
ので、全体を著しくコンパクトにでき、ロックミシンへ
の取り付けを著しく便利にできる。更にまた、機構が簡
単な為に、安価に多量生産できる効果が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す糸送り調節器の正面
図、第2図は第1図に示す糸送り調節器が使用されたロ
ックミシンを示す正面図、第3図はロックミシンが布の
側縁を縫製する状態を示す斜視図である。 1……糸送り調節ユニット、2……連動調節ダイヤル、
3……軸、4……糸調子皿、5……バネ、6……押圧調
節体、7……板バネ、8……軸受、9……ルーパ糸、10
……針糸。
図、第2図は第1図に示す糸送り調節器が使用されたロ
ックミシンを示す正面図、第3図はロックミシンが布の
側縁を縫製する状態を示す斜視図である。 1……糸送り調節ユニット、2……連動調節ダイヤル、
3……軸、4……糸調子皿、5……バネ、6……押圧調
節体、7……板バネ、8……軸受、9……ルーパ糸、10
……針糸。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の糸を挟持する複数対の糸調子皿
(4)と、各対の糸調子皿(4)を押圧する複数のバネ
(5)とを有するロックミシンの糸送り調節器におい
て、 表面に雄ネジが刻設され回転自在に支承された軸(3)
と、この軸(3)の雄ネジ部にねじ込まれ、周面に前記
軸方向に複数の溝を形成した複数の押圧調節体(6)
と、この押圧調節体(6)の溝にはめ込まれ押圧調節体
自体の回転による時は軸に沿った押圧調節体の移動を可
能とするとともに、前記軸の回転による時は、押圧調節
体(6)の回転を阻止して押圧調節体(6)を前記軸に
そって移動可能とする複数の板バネ(7)と、前記軸
(3)に固定された連動調節ダイヤル(2)を有し、連
動調節ダイヤル(2)の操作により、前記軸(3)を回
転させ、前記複数の押圧調節体(6)を同時に前記軸
(3)にそって移動させることによって、前記複数のバ
ネ(5)を押圧し、縫い目を形成する複数の糸の各々の
糸の張力を同時に調整するようにしたことを特徴とする
ロックミシンの糸送り調節器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049113U JPH0740382Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ロックミシンの糸送り調節器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049113U JPH0740382Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ロックミシンの糸送り調節器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153185U JPH01153185U (ja) | 1989-10-23 |
JPH0740382Y2 true JPH0740382Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31275230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988049113U Expired - Lifetime JPH0740382Y2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ロックミシンの糸送り調節器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740382Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555024U (ja) * | 1978-10-12 | 1980-04-14 | ||
JPS61177586U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-06 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP1988049113U patent/JPH0740382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01153185U (ja) | 1989-10-23 |
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