JPH01244796A - ミシンの糸調子器 - Google Patents

ミシンの糸調子器

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JPH01244796A
JPH01244796A JP1240888A JP1240888A JPH01244796A JP H01244796 A JPH01244796 A JP H01244796A JP 1240888 A JP1240888 A JP 1240888A JP 1240888 A JP1240888 A JP 1240888A JP H01244796 A JPH01244796 A JP H01244796A
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JP
Japan
Prior art keywords
thread tension
tension
thread
face plate
tension device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1240888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Moriya
章 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Suzuki Manufacturing Co Ltd filed Critical Suzuki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はミシンの糸調子器に係り、特に機構の改良され
た糸調子器に関する。
[従来の技術] ミシンの糸調子器は、一般に糸調子皿と呼ばれる一対の
円盤を備え、糸巻から繰り出される糸をこの糸調子皿で
所定の押圧力で挾持することにより、縫糸に所定のテン
ションを付与し、適正な縫目を形成することを可能とす
る。この糸調子皿が縫糸に所定のテンションを与えるた
めに糸調子器は、糸調子つまみに連動して移動し、糸調
子皿に弾発的な押圧力を付与する部材を備える。
このような糸調子器として従来第6図に示すようなもの
がある。すなわち、ミシン本体30に固定される糸調子
器31に嵌装される糸調子つまみ32を糸調子器31の
軸を中心として回転させると、糸調子つまみ32の内壁
32aと係合すると共に糸調子器31のボルト部31c
に噛合する糸調子ナツト33は糸調子つまみに連動して
回転すると共に軸に沿って矢印A方向に移動する。一方
、糸調子皿34.34′を直接押圧する部材である糸調
子外筒35と前述の糸調子ナツト33のつば部33aと
の間にはスプリング36が介装されており、糸調子つま
み32を回わすことによって糸調子ナツト33を矢印A
方向に移動させるとスプリング36の弾発力が変化し、
これにより糸調子皿34.34′への押圧力−すなわち
糸のテンションを調整することができる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、糸調子器におけるテンションの度合は糸調子
つまみの回転量によって決まるが、このような従来の糸
調子器においては糸調子器31と糸調子つまみ32は一
体に回転しないので糸調子を表示するために例えば糸調
子つまみ32の回転を糸調子器31と同軸に設けた回転
軸37によって取り出し、この回転軸の回転を目盛板に
伝達するか、あるいは第7図(a)及び(b)に示すよ
うに糸調子ナツト33と一体に表示レバー38を設ける
と共に糸調子外筒35′ に表示レバー38が移動する
ための表示部39として切欠は部を設け、糸調子ナツト
33の矢印A方向の移動を表示レバー38によって表示
するようにしている。
しかし、前者の場合、糸調子器内に別の回転軸を設けな
ければならないため構造が複雑であり、また後者の場合
も糸調子つまみの構造が大きく複雑になり、いずれも部
品点数が多く組立てに手数がかかり、しかも0点調整が
容易でなかった。
本発明はこのような従来の難点を解消し、構造が簡単で
部品数が少なく、従って組立て製造が容易で且つ0点調
整も極めて容易であるミシンの糸調子器を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明の糸調子器は、糸調子つまみ
と、該糸調子つまみに一端が固定され他端がミシン本体
の面板より突出して該面板に軸支されると共に外周にボ
ルト部と平滑部とを有する糸調子器と、該糸調子器の平
滑部に嵌合し、縫糸を挾持してテンションを付与するた
めの一対の糸調子皿と、前記糸調子器の平滑部に嵌合す
ると共に前記面板の突部と係合して回転を係止された押
え部材と、前記糸調子器のボルト部と螺合すると共に前
記押え部材と係合して回転を係止され前記糸調子器の回
転に伴ない軸方向に沿って移動する糸調子ナツトと、該
糸調子ナツト及び前記押え部材の間に介装され前記糸調
子皿に弾発的な押圧力を付与するバネ部材とから構成さ
れる糸調子器であって、更に前記糸調子器の前記面板か
ら突出する突出部と前記面板に支承される目盛板との間
にプーリーベルトが巻装され前記糸調子器の回転に伴な
い前記目盛板が回転し、前記面板に設けた窓部より数値
を表示することを特徴とする。
すなわち本願発明の糸調子器においては、縫糸を挾持し
てテンションを付与する糸調子皿に弾発的な押圧力を付
与し且つ縫糸のテンションを所定の押圧力に調節するた
めの糸調子ナツトは、糸調子器のボルト部に螺合して、
糸調子器の一端に固着された糸調子つまみを回転するこ
とにより糸調子の目的を達成するものである。
[実施例] 以下、本発明の好ましい一実施例を図面に基き説明する
第1図は本発明の適用された2本針4本糸オーバーロッ
クミシンを示す図であり、このオーバーロックミシン1
においては2本の針糸2.3及び2本のルーパ糸4.5
が用いられ、これら4本の糸に対応して面板6上に4個
の糸調子器10が備えられる。そして各糸調子器1oに
付随して面板6に糸調子の度合を表示するための表示部
11を有している。更に面板6上及び糸調子器1oには
必要に応じて糸案内7が設けられる。
糸調子器10は、第2図に示すように主として糸調子つ
まみ12、糸調子器13、一対の糸調子皿14.14′
、押え部材である糸調子外筒(以下、外筒と云う)15
、糸調子ナツト16及びバネ部材であるスプリング17
から成る。
糸調子つまみ12はねじ18によって糸調子捧13の一
端13aに固定され、糸調子器13の他端13bは面板
6より突出し、Eリング19.19″によって面板6に
回転可能に支承される。
糸案内板7を必要とする糸調子器においては、糸案内板
7が同時に固定される。糸調子器13を支承する面板6
の部分は、他の部分より肉厚に形成され、糸調子器13
の先端に嵌合する板部材20と共に糸調子器13の軸受
けの機能を有し、糸調子器13のがたつきを防止する。
板部材20は面板6の内面に一体的に形成された突部6
aにねじ止めされる。
更に糸調子器13はその外周にボルト部13c及び平滑
部13clを有し、平滑部13dには面板6側から順に
糸調子皿14.14’及び外筒15が嵌装される。面板
6には糸調子皿14を受けるための台部6bが形成され
ると共に外筒15の回転運動を係止するための突部6c
が形成される(第3図)。外筒15は突部6cと係合す
る穴15aを有し、また、糸調子皿14.14′もそれ
ぞれこのため切欠け14a、14′ aを有する。
また、外筒15には糸調子ナツト16の回転運動を係止
するための突起15bが一体成型される。
糸調子ナツト16は糸調子器13のボルト部13cに螺
合し、第3図に示すように略十字状の形状をなし、その
凹部に前述の外筒15の突起15bが係合することによ
って回転運動が係止される。このように面板の突部6c
と外筒15の穴15との係合及び外筒15の突起15b
と糸調子ナツト16との係合によって、糸調子ナツト1
6は糸調子器13の回転によっては回転せずに軸方向へ
移動する。
この糸調子ナツト16と外筒15との間にはスプリング
17が介装されており、スプリング17の弾発力によっ
て外筒16は糸調子皿14.14′を押圧する。従って
糸調子ナツト16の軸方向の位置が変化することにより
スプリング17の弾発力が変化し、糸調子を変えること
ができる。
すなわち、糸調子ナツト16と糸調子器13のボルト部
13cを左ネジに構成した場合、糸調子つまみ12を右
に回すことにより糸調子器13が右回転すると糸調子ナ
ツト16は糸調子皿14.14′側へ移動し、これによ
って糸調子は強くなり、糸調子つまみ12を左に回すこ
とにより糸調子器13が左回転すると糸調子ナツト16
は糸調子皿14.14′から離反する方向へ移動し、こ
れによって糸調子が弱くなる。また、糸調子ナツト16
と糸調子器13のボルト部13cを右ネジに構成した場
合、糸調子つまみ12を右に回すことにより糸調子器1
3が右回転すると糸調子ナツト16は糸調子皿14.1
4′から離反する方向へ移動し、糸調子つまみ12を左
に回すことにより糸調子器13が左回転すると糸調子ナ
ツト16は糸調子皿14.14″側へ移動する。つまり
糸調子つまみ12を左に回わすことにより糸調子が強く
なり、右に回わすことにより糸調子が弱くなる。
更に本発明の糸調子器10は糸の張力の調節量を表示す
るものとして面板6に設けた表示部11に臨むように目
盛板21が設けられる。目盛板21は第4図(a)に示
すように一方の面に数字が施され、中央に穴21aを穿
設した円板状の部材で面板6に一体に形成された軸部6
dに穴21aを嵌合させることにより面板6に支持され
る。
そして糸調子器13の突出する部分13f−面板6に支
承される部分と板部材20に支承される部分との間の部
分−と目盛板21の外周にはプーリーベルト22が巻装
され、糸調子器13の回転に伴ない目盛板21も回転し
、その表面に施された数字のうちの適当な数字が表示部
11である面板6の患部6eから表示される。この場合
、糸調子つまみ12の回転方向に対する目盛板21の回
転方向はプーリーベルト22の掛は方によって正逆回転
のどちらでも簡単に選択できる。第4図(b)ではプー
リーベルト22を交叉させて掛は糸調子器13の回転に
対し目盛板21が逆回転する実施例を示した。
上記実施例においてプーリーベルト22は革、弾性ゴム
等の材料から成る平ベルトで構成され、この平ベルト2
2と目盛板21の外周面及び平ベルト21と糸調子器1
3の外周面との摩擦力によって互いにすベリを生じるこ
となく、糸調子器13の回転が目盛板21に伝達される
。又、上記摩擦力によって目盛板21は面板6の軸部6
dから外れにくい構成となっているが、更に本実施例に
おいては糸調子器13の先端に軸受は部として嵌合する
板部材2oを目盛板21の端部まで延長することにより
目盛板21が軸部6dから外れることなく確実に支持さ
れる。
尚、上記実施例において、プーリーベルトとして平ベル
トを用いた例を示したが、平ベルトに限らず、適当な弾
性と摩擦力を有するものならば何でも用いることができ
、例えば第5図に示すような丸ベルト22を用いてもよ
い。この実施例においては、糸調子器13の面板6より
突出する先端に軸受けを兼ねたプーリ23を設け、この
プーリ23外周と目盛板21の外周にそれぞれ丸ベルト
22″が係合する凹部を設けである。この場合、第2図
の実施例のような軸受けとしての板部材2oは必要とし
ないので、目盛板21が軸6dから外れるのを防止する
ため止め輪24を軸部6dに嵌着しである。
[作用] 以上のような構成において、糸調子ナツト16と糸調子
器13のボルト部13cが左ネジである場合、糸調子つ
まみ12を右回わしに回転すると、糸調子つまみ12と
一体に糸調子器13が回転し、この時、糸調子器13の
ボルト部13cに螺合している糸調子ナツト16は外筒
15の突起15bによって回転を係止されているので、
糸調子器13の軸方向、面板6側に移動する。これによ
って糸調子ナツト16と外筒15との間に介装されるス
プリング17が圧縮され外筒15を介して糸調子皿14
.14′により強い押圧力を付与する。
すなわち糸調子皿14.14′によって挾持される糸は
針との間でより強い引張力が付与される。
同時に糸調子器13の回転によって目盛板21も回転し
、この時の糸調子の度合を数値として表示部11に表示
する。糸調子をゆるめる時は、逆に糸調子つまみ12を
左回わしにすれば、同様にして糸調子ナツト16が面板
6と反対側に移動し、糸調子皿14.14′への押圧力
が減少する。
また、糸調子器を組立て後、0点調整する場合は、目盛
板21を動かないようにして、ベルト21との摩擦力に
抗して糸調子つまみ12(糸調子器13)を回転させる
ことにより極めて容易に行うことができる。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように本発明においては、
糸調子つまみと糸調子器とを一体に回転するよう構成す
ると共に、その糸調子器の回転を直接表示手段に伝達す
るようにしたので、簡単な構造で、且つ少ない部品点数
で構成することができ、組立て製造が容易である。特に
目盛板への駆動伝達手段としてプーリーベルトを用いた
ので、糸調子器組立て後に0点調整を極めて容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたオーバーロックミシンの正
面図、第2図は本発明の糸調子器の一実施例の断面図、
第3図は同実施例の部分斜視図、第4図(、)、(b)
はそれぞれ第1図のオーバーロックミシンの内部を示す
図、第5図は本発明の別の実施例を示す図、第6図及び
第7図(a)、(b)はそれぞれ従来の糸調子器を示す
図である。 2.3.4.5・・・・・・・糸 6・・・・・・・・・・・・・・・・・・・面板6e・
・・・・・・・・・・・・・・・・窓部1o・・・・・
・・・・・・・・・・・・糸調子器11・・・・・・・
・・・・・・・・・・表示部12・・・・・・・・・・
・・・・・・・糸調子つまみ13・・・・・・・・・・
・・・・・・・糸調子器13c・・・・・・・・・・・
・・・・ボルト部13d・・・・・・・・・・・・・・
・平滑部13f・・・・・・・・・・・・・・・突出部
14.14′・・・・・・・・・糸調子皿15・・・・
・・・・・・・・・・・・・糸調子外筒(押え部材)1
6・・・・・・・・・・・・・・・・・糸調子ナツト1
7・・・・・・・・・・・・・・・・・スプリング(バ
ネ部材)21・・・・・・・・・・・・・・・・・目盛
板22.22’ ・・・・・・・・・プーリーベルト代
理人 弁理士  守 谷 −雄 第4図(b) 第6図 (a)          (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 糸調子つまみと、該糸調子つまみに一端が固定され他端
    がミシン本体の面板より突出して該面板に軸支されると
    共に外周にボルト部と平滑部とを有する糸調子棒と、該
    糸調子棒の平滑部に嵌合し、縫糸を挾持してテンション
    を付与するための一対の糸調子皿と、前記糸調子棒の平
    滑部に嵌合すると共に前記面板の突部と係合して回転を
    係止された押え部材と、前記糸調子棒のボルト部と螺合
    すると共に前記押え部材と係合して回転を係止され前記
    糸調子棒の回転に伴ない軸方向に沿って移動する糸調子
    ナットと、該糸調子ナット及び前記押え部材の間に介装
    され前記糸調子皿に弾発的な押圧力を付与するバネ部材
    とから構成される糸調子器であって、更に前記糸調子棒
    の前記面板から突出する突出部と前記面板に支承される
    目盛板との間にプーリーベルトが巻装され前記糸調子棒
    の回転に伴ない前記目盛板が回転し、前記面板に設けた
    窓部より数値を表示することを特徴とするミシンの糸調
    子器。
JP1240888A 1987-12-08 1988-01-22 ミシンの糸調子器 Pending JPH01244796A (ja)

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JP1240888A JPH01244796A (ja) 1987-12-08 1988-01-22 ミシンの糸調子器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31075287 1987-12-08
JP62-310752 1987-12-08
JP1240888A JPH01244796A (ja) 1987-12-08 1988-01-22 ミシンの糸調子器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01244796A true JPH01244796A (ja) 1989-09-29

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JP1240888A Pending JPH01244796A (ja) 1987-12-08 1988-01-22 ミシンの糸調子器

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JP (1) JPH01244796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539610B1 (ko) * 1997-11-29 2006-05-16 뒬코프 아들러 악틴게젤샤프트 재봉틀또는자수기의재봉실크램프에대한릴리스장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544155B1 (ja) * 1970-09-22 1979-03-02

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KR100539610B1 (ko) * 1997-11-29 2006-05-16 뒬코프 아들러 악틴게젤샤프트 재봉틀또는자수기의재봉실크램프에대한릴리스장치

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