JPH0739908Y2 - ボビン固定装置 - Google Patents

ボビン固定装置

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JPH0739908Y2
JPH0739908Y2 JP1216790U JP1216790U JPH0739908Y2 JP H0739908 Y2 JPH0739908 Y2 JP H0739908Y2 JP 1216790 U JP1216790 U JP 1216790U JP 1216790 U JP1216790 U JP 1216790U JP H0739908 Y2 JPH0739908 Y2 JP H0739908Y2
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Japan
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bobbin
shaft
shaft hole
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inner diameter
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久修 山岸
利勝 小野寺
克己 中野西
昂二 佐竹
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は巻取り用のボビン固定装置に関するものであ
る。
[従来の技術] エナメル線等の線条体の製造装置では、満巻となった巻
取ボビンを取外し、空ボビンを装置する作業が頻繁に行
われる。
第2図から第5図にはボヒン固定装置の従来例が示され
ている。
(1) シャフト(巻取軸)1にボビン2を挿入して回
転フランジ又はテーブル3とテーパカラ4及びハンドル
又はナット5によりボビン2を固定する。そしてピン6
により回転を伝える(第2図参照)。
(2) エキスバンディングアーバーシャフトにボビン
2を挿入して、そのイクスペル7により3方にあるシュ
ー8を押拡げてボビン2を固定する。尚同図において9
はスプリングである(第3図参照)。
(3) 回転フランジ又はテーブル3とテーパーカラ4
及びハンドル又はナット5の締付け力によりボビン2を
固定し、シャフト1の回転を伝える(第4図参照)。
(4) ネジ穴のある回転フランジ又はテーブル3にボ
ビン2を乗せ、そのボビン穴にネジの切ってある固定シ
ャフト10を挿入して、ネジの締付力によりボビン2を固
定する(第5図参照)。
[考案が解決しようとする課題] 上記(1)〜(4)の従来技術には夫々次のような問題
があった。
(1) ボビン取外し時、重い満巻ボビンをその巻取軸
より抜く必要があり、ボビン高さの分の取外しストロー
クを要し、作業性が悪い。又ナットをネジ回す必要があ
る。
(2) ボビン高さ分の取外しストロークが必要となる
し、スクスペルの軸方向のスライドを要するため、その
駆動動力源が必要とする構造が複雑で高価になると同時
に、シューとイクスペルとの嵌合部の摩耗が生じる。
(3) 巻取回転中にナットがネジに食い込み、取外し
の際ネジがきつくロックされるため、外し難くなる。
(4) 巻取回転中にシャフトがネジ回されて食い込み
がきつくなるため、外し難いのと長いシャフトを挿入し
なければならないので作業性が悪い。
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、ボビンの
自動装着ができ、安価が簡単な構造により駆動源を用い
ないで固定することを可能としたボビン固定装置を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、ボヒン固定装置を、ボビンの軸穴が遊挿さ
れる巻取り回転駆動用のシャフトの頭部に装着され、且
つその軸穴の内径側に突出した端部が軸穴の内径と所定
の間隙を有する円筒突起部と、この円筒突起部の端部の
下部側のシャフトの外周と軸穴の内径との間に設けれた
バネと、このバネの外側に設けられ、且つバネで軸穴の
内径を押圧する4方チャックとで形成し、前記4方チャ
ックは4方に放射状に開くことの可能な構成であること
により、達成される。
[作用] 上記手段を設けたので、ボビンの軸穴をシャフトに挿入
すれば固定されるようになって、構造が簡単で駆動源の
要がなくなる。
また、巻取り用のボビンの固定は、巻取り回転駆動用の
シャフトとの間で、バネを介在して4方チャックにより
行うので、シャフトの回転駆動力をボビンに確実に伝達
できる。
[実施例] 以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明する。第
1図には本考案の一実施例が示されている。尚、従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例はボビン固定装置を、ボビン2の軸穴が遊挿され
る巻取り回転駆動用のシャフト1の頭部に装着され、且
つその軸穴の内径側に突出した端部が軸穴の内径と所定
の間隙を有する円筒突起部11と、この円筒突起部11の端
部の下部側のシャフト1の外周と軸穴の内径との間に設
けられた板バネ12と、この板バネ12の外側に設けられ、
且つ板バネ12で軸穴の内径を押圧する4方チャック13と
で形成した。このようにすることによりボビン2の軸穴
をシャフト1に挿入すれば固定されるようになって、構
造が簡単で駆動源の要がなくなり、巻取り用のボビン2
の自動装着ができ、安価で簡単な構造により駆動源を用
いないで固定することを可能としたボビン固定装置を得
ることができる。
即ちボビン片端の軸穴を固定保持する円筒突起部11に、
その内部に放射状に開く4方チャック13があり、その4
方チャック13を放射状に押し開く板バネ12等の弾性力を
有するスプリングが内蔵されている。板バネ12は上下2
個ずつあり、ボビン挿入を容易にしている。又4方チャ
ック13とボビン軸穴との嵌合によりボビン2を固定し、
4方チャック13の押し力で伝える。ボビン2の巻取張力
による傾き倒れは、ボビン2の軸穴との円筒突起部11の
外径のクリアランスを小さくすることにより確保し、回
転フランジ又はテーブル3上に直角にセットすることが
できる。
このように本実施例によればボビンの装着が容易にな
り、ボビンを上下方向に脱着するだけでよい。そのため
ボビンを固定する駆動源を必要としないので安価であ
る。又、作業効率もよく、ワンタッチでボビン挿入がで
きる。そのためボビンの脱着を自動で行う場合に、それ
に対する制御装置を必要とせず簡便で、且つ上下方向の
スライドだけのボビン移動ですむ単純な操作のみで自動
脱着ができる。
[考案の効果] 上述のように本考案はボビン固定装置を、ボビンの軸穴
が遊挿される巻取り回転駆動用のシャフトの頭部に装着
され、且つその軸穴の内径側に突出した端部が軸穴の内
径と所定の間隙を有する円筒突起部と、この円筒突起部
の端部の下部側のシャフトの外周と軸穴の内径との間に
設けられたバネと、このバネの外側に設けられ、且つバ
ネで軸穴の内径を押圧する4方チャックとで形成し、前
記4方チャックは4方に放射状に開くことの可能な構成
であるので、ボビンの軸穴をシャフトに挿入すれば固定
されるようになって、構造が簡単で駆動源の要がなくな
り、ボビンの自動装着ができ、安価で簡単な構造により
駆動源を用いないで固定することを可能としたボビン固
定装置を得ることができる。
また、巻取り用のボビンの固定は、巻取り回転駆動用の
シャフトとの間で、バネを介在して4方チャックにより
行うので、シャフトの回転駆動力をボビンに確実に伝達
でき、ボビンへの線条体の巻取りという本来の能力を全
うできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のボビン固定装置の一実施例の縦断側面
図、第2図から第5図は従来のボビン固定装置の夫々異
なる例を示す縦断側面図である。 1:シャフト、2:ボビン、11:円筒突起部、12:板バネ、1
3:4方チャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐竹 昂二 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線株 式会社豊浦工場内 (56)参考文献 特許82873(JP,C1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取り用のボビンを固定するボビン固定装
    置において、前記固定装置が、前記ボビンの軸穴が遊挿
    される巻取り回転駆動用のシャフトの頭部に装着され、
    且つその前記軸穴の内径側に突出した端部が軸穴の内径
    と所定の間隙を有する円筒突起部と、この円筒突起部の
    端部の下部側の前記シャフトの外周と軸穴の内径との間
    に設けられたバネと、このバネの外側に設けられ、且つ
    前記バネで前記軸穴の内径を押圧する4方チャックとで
    形成され、前記4方チャックは4方に放射状に開くこと
    の可能な構成であることを特徴とするボビン固定装置。
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