JPH0739698B2 - 鋼格子桁の接合部構造 - Google Patents
鋼格子桁の接合部構造Info
- Publication number
- JPH0739698B2 JPH0739698B2 JP60168376A JP16837685A JPH0739698B2 JP H0739698 B2 JPH0739698 B2 JP H0739698B2 JP 60168376 A JP60168376 A JP 60168376A JP 16837685 A JP16837685 A JP 16837685A JP H0739698 B2 JPH0739698 B2 JP H0739698B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- steel girder
- girder
- girders
- straight
- Prior art date
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建築物等の床、屋根等の骨組を構成する直交
した同成のH形鋼を使用した鋼格子桁の接合部構造に関
するものである。
した同成のH形鋼を使用した鋼格子桁の接合部構造に関
するものである。
床、屋根等を構成する場合1〜2m間隔の格子目をなすよ
うH形鋼を格子状をなすように組合わせる構造が採用さ
れることがある。この構造は床、屋根等をプレハブ化
し、柱位置を計画に応じて任意に選択しようとするもの
である。
うH形鋼を格子状をなすように組合わせる構造が採用さ
れることがある。この構造は床、屋根等をプレハブ化
し、柱位置を計画に応じて任意に選択しようとするもの
である。
ところでH形鋼を格子状に組合せるためには通常の設計
によればウエブ、フランジ部のそれぞれを接合部に跨が
る添板で接合することになり、添板の枚数、組立手間が
相当に多く、接合箇所の多い格子を現場組立することは
困難である。また接合箇所の断面欠損が大きく耐力上の
不安が残ることになる。出願人はかかる問題点を解決す
べく先に特願昭59-41657号、特願昭59-155044号の発明
を提案した。
によればウエブ、フランジ部のそれぞれを接合部に跨が
る添板で接合することになり、添板の枚数、組立手間が
相当に多く、接合箇所の多い格子を現場組立することは
困難である。また接合箇所の断面欠損が大きく耐力上の
不安が残ることになる。出願人はかかる問題点を解決す
べく先に特願昭59-41657号、特願昭59-155044号の発明
を提案した。
この発明は前記発明をさらに改良したもので2枚の添板
を部材に貫通状に配置し、これに直交する鋼桁を接合し
て、接合部の剛性を大きくするとともに接合作業をより
容易ならしめるべくしたものである。
を部材に貫通状に配置し、これに直交する鋼桁を接合し
て、接合部の剛性を大きくするとともに接合作業をより
容易ならしめるべくしたものである。
この発明の要旨とする構成は第1番目の発明は、同成の
H形鋼からなる真直な鋼桁と前記真直な鋼桁に直交する
方向の2本の鋼桁の接合部であり、真直な鋼桁のウエブ
部に貫通孔があり、直交する方向の鋼桁の上下フランジ
を前記真直な鋼桁の上下フランジに突合せ、直交する方
向の2本の鋼桁に跨がって固着した2枚の添板が前記貫
通孔を挿通してあり、真直な鋼桁のウエブ両側に沿わせ
た前記添板から突設したフランジをそれぞれ真直な鋼桁
のウエブに固着してあることを特徴とする鋼格子桁の接
合部構造であり、そして第2番目の発明ではさらに直交
する方向の鋼桁の下部フランジに跨がった連結板を設け
たものである。
H形鋼からなる真直な鋼桁と前記真直な鋼桁に直交する
方向の2本の鋼桁の接合部であり、真直な鋼桁のウエブ
部に貫通孔があり、直交する方向の鋼桁の上下フランジ
を前記真直な鋼桁の上下フランジに突合せ、直交する方
向の2本の鋼桁に跨がって固着した2枚の添板が前記貫
通孔を挿通してあり、真直な鋼桁のウエブ両側に沿わせ
た前記添板から突設したフランジをそれぞれ真直な鋼桁
のウエブに固着してあることを特徴とする鋼格子桁の接
合部構造であり、そして第2番目の発明ではさらに直交
する方向の鋼桁の下部フランジに跨がった連結板を設け
たものである。
以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
第1図乃至第4図において同成のH形鋼からなる真直な
鋼桁1のウエブに方形の貫通孔2がある。前記真直な鋼
桁1に直交する方向の2本の鋼桁3,3の上下フランジを
前記貫通孔2の上下フランジに突合せてある。
鋼桁1のウエブに方形の貫通孔2がある。前記真直な鋼
桁1に直交する方向の2本の鋼桁3,3の上下フランジを
前記貫通孔2の上下フランジに突合せてある。
前記真直な鋼桁1の貫通孔2に直交する方向の2本の鋼
桁3に跨がって固着した2枚の添板4に挿通し、真直な
鋼桁1のウエブ両側に沿わせた添板4から突設したフラ
ンジ5を真直な鋼桁1のウエブに溶接し、あるいはリベ
ット、ボルト・ナットによって固着してある。
桁3に跨がって固着した2枚の添板4に挿通し、真直な
鋼桁1のウエブ両側に沿わせた添板4から突設したフラ
ンジ5を真直な鋼桁1のウエブに溶接し、あるいはリベ
ット、ボルト・ナットによって固着してある。
第4図は添板4を溝形断面とした場合を示しており、第
5図、第6図は溝形断面の添板4とそれを貫通する貫通
孔2の変形例を示している。
5図、第6図は溝形断面の添板4とそれを貫通する貫通
孔2の変形例を示している。
第7図乃至第9図は他の発明の実施例を示したもので真
直な鋼桁1のウエブ部の上部に貫通孔2を形成し、直交
する方向の鋼桁3,3の上下フランジを前記貫通孔2の上
下フランジに突合せ、直交する方向の鋼桁3,3に跨がっ
て固着した添板4を前記貫通孔2に挿通し、真直の鋼桁
1のウエブ両側に沿わせた添板4から突設したフランジ
5を鋼桁1のウエブに固着し、かつ直交する方向の鋼桁
3の下部フランジに跨がって固着した連結板6をそれぞ
れの鋼桁1,3に固着してある。
直な鋼桁1のウエブ部の上部に貫通孔2を形成し、直交
する方向の鋼桁3,3の上下フランジを前記貫通孔2の上
下フランジに突合せ、直交する方向の鋼桁3,3に跨がっ
て固着した添板4を前記貫通孔2に挿通し、真直の鋼桁
1のウエブ両側に沿わせた添板4から突設したフランジ
5を鋼桁1のウエブに固着し、かつ直交する方向の鋼桁
3の下部フランジに跨がって固着した連結板6をそれぞ
れの鋼桁1,3に固着してある。
この発明は以上の構成からなり、同成のH形鋼からなる
接合される真直な鋼桁のウエブには貫通孔が形成してあ
り、真直な鋼桁の直線方向には一部または大部分が連続
状態にあるため、直交する他方向鋼桁同志を主としてウ
エブ部を貫通する2枚の添板を使用し、また場合によっ
ては連結板を併用して連結すればよいので従来構造に比
較して断面欠損が少なく、接合部の構造が簡単となり、
添板も少なく、組立手間が少なくてよい。しかもプレハ
ブ化が容易である。
接合される真直な鋼桁のウエブには貫通孔が形成してあ
り、真直な鋼桁の直線方向には一部または大部分が連続
状態にあるため、直交する他方向鋼桁同志を主としてウ
エブ部を貫通する2枚の添板を使用し、また場合によっ
ては連結板を併用して連結すればよいので従来構造に比
較して断面欠損が少なく、接合部の構造が簡単となり、
添板も少なく、組立手間が少なくてよい。しかもプレハ
ブ化が容易である。
第1図は第1発明における実施例の斜視図、第2図A,B
は鋼桁の正面図と接合部断面図、第3図は添板の斜視
図、第4図は他の添板の斜視図、第5図A,B、第6図A,B
は添板の断面図と貫通孔の正面図、第7図は他の発明の
断面図、第8図は鋼桁の正面図と接合部断面図、第9図
は添板の斜視図である。 1……鋼桁、2……貫通孔、3……鋼桁、4……添板、
5……フランジ、6……連結板。
は鋼桁の正面図と接合部断面図、第3図は添板の斜視
図、第4図は他の添板の斜視図、第5図A,B、第6図A,B
は添板の断面図と貫通孔の正面図、第7図は他の発明の
断面図、第8図は鋼桁の正面図と接合部断面図、第9図
は添板の斜視図である。 1……鋼桁、2……貫通孔、3……鋼桁、4……添板、
5……フランジ、6……連結板。
Claims (2)
- 【請求項1】同成のH形鋼からなる真直な鋼桁と前記真
直な鋼桁に直交する方向の2本の鋼桁の接合部であり、
真直な鋼桁のウエブ部に貫通孔があり、直交する方向の
鋼桁の上下フランジを前記真直な鋼桁の上下フランジに
突合せ、直交する方向の2本の鋼桁に跨がって固着した
2枚の添板が前記貫通孔を挿通してあり、真直な鋼桁の
ウエブ両側に沿わせた前記添板から突設したフランジを
それぞれ真直な鋼桁のウエブに固着してあることを特徴
とする鋼格子桁の接合部構造。 - 【請求項2】同成のH形鋼からなる真直な鋼桁と前記真
直な鋼桁に直交する方向の2本の鋼桁のの接合部であ
り、真直な鋼桁のウエブ部の上部に貫通孔があり、直交
する方向の桁の上下フランジを前記真直な鋼桁の上下フ
ランジに突合せ、直交する方向の鋼桁に跨がって固着し
た2枚の添板を前記貫通孔に挿通してあり、真直な鋼桁
のウエブ両側に沿わせた前記添板から突設したフランジ
をそれぞれ真直な鋼桁のウエブに固着し、かつ直交する
方向の2本の鋼桁の下部フランジに跨がって固着した連
結板を、それぞれ直交する方向の鋼桁に固着してあるこ
とを特徴とする鋼格子桁の接合部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60168376A JPH0739698B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 鋼格子桁の接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60168376A JPH0739698B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 鋼格子桁の接合部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229643A JPS6229643A (ja) | 1987-02-07 |
JPH0739698B2 true JPH0739698B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15866949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60168376A Expired - Lifetime JPH0739698B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 鋼格子桁の接合部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739698B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725979Y2 (ja) * | 1977-07-28 | 1982-06-05 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60168376A patent/JPH0739698B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6229643A (ja) | 1987-02-07 |
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