JPH073964B2 - Pcm音声復号装置 - Google Patents
Pcm音声復号装置Info
- Publication number
- JPH073964B2 JPH073964B2 JP62016964A JP1696487A JPH073964B2 JP H073964 B2 JPH073964 B2 JP H073964B2 JP 62016964 A JP62016964 A JP 62016964A JP 1696487 A JP1696487 A JP 1696487A JP H073964 B2 JPH073964 B2 JP H073964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error
- error correction
- bits
- code
- code sequence
- Prior art date
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- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPCM音声信号を復号するのに適した誤り制御機
能を持つPCM音声復号装置に関するものである。
能を持つPCM音声復号装置に関するものである。
従来の技術 PCM音声信号の伝送は、ビット誤りを受信側で訂正する
ため誤り訂正符号を付加し誤り訂正を行なっている。例
えば、国内の衛星放送に採用されているPCM音声信号に
は、BCH(63,56)がもちいられている。
ため誤り訂正符号を付加し誤り訂正を行なっている。例
えば、国内の衛星放送に採用されているPCM音声信号に
は、BCH(63,56)がもちいられている。
第3図に国内衛星放送に使用されている音声PCM信号の
フレーム構造を示す。第3図の第1列はフレーム同期符
号と音声モード制御信号のビットが含まれ、これらの信
号はフレーム周期毎に繰り返し送信されるものである。
誤り訂正符号は各行を1符号とし第2〜56列に音声デー
タが含まれ第56〜64列に、誤り訂正冗長ビットが含まれ
るBCH(63,56)符号である。この符号は、符号間距離4
を有し、1誤り訂正と2誤り検出の能力を持つ。
フレーム構造を示す。第3図の第1列はフレーム同期符
号と音声モード制御信号のビットが含まれ、これらの信
号はフレーム周期毎に繰り返し送信されるものである。
誤り訂正符号は各行を1符号とし第2〜56列に音声デー
タが含まれ第56〜64列に、誤り訂正冗長ビットが含まれ
るBCH(63,56)符号である。この符号は、符号間距離4
を有し、1誤り訂正と2誤り検出の能力を持つ。
第2図に、上記の音声PCM符号系列の復号装置のブロッ
ク図を示す。図面中1は、誤り訂正器、2はワード補間
器、3はD/A変換器、1aは訂正符号系列、1bは誤り検出
信号である。誤り訂正器1は、PCM音声符号系列を入力
とし、1ビット誤りの場合は訂正し、2ビット誤りと誤
りが無い場合は、訂正を行なわず、訂正符号列1aを出力
する。又、2ビット誤りの場合、誤り検出信号1bを出力
する。訂正符号列1aは、ワード補間器2に入力され、誤
り検出信号1bが、入力された時、音声ワード単位に補間
が施される。この出力は、D/A変換器3によりアナログ
信号に変換され音声信号を得る。
ク図を示す。図面中1は、誤り訂正器、2はワード補間
器、3はD/A変換器、1aは訂正符号系列、1bは誤り検出
信号である。誤り訂正器1は、PCM音声符号系列を入力
とし、1ビット誤りの場合は訂正し、2ビット誤りと誤
りが無い場合は、訂正を行なわず、訂正符号列1aを出力
する。又、2ビット誤りの場合、誤り検出信号1bを出力
する。訂正符号列1aは、ワード補間器2に入力され、誤
り検出信号1bが、入力された時、音声ワード単位に補間
が施される。この出力は、D/A変換器3によりアナログ
信号に変換され音声信号を得る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、誤りビット数が
誤り訂正の能力を超えると誤訂正を行うことになる。BC
H(63,56)符号では、3ビット誤りが生じた場合、1誤
り訂正を行ってしまう。このように誤訂正が発生し、聴
感上復号音声は、訂正機能がない場合に比べ、逆に悪く
なってしまうという問題点がある。
誤り訂正の能力を超えると誤訂正を行うことになる。BC
H(63,56)符号では、3ビット誤りが生じた場合、1誤
り訂正を行ってしまう。このように誤訂正が発生し、聴
感上復号音声は、訂正機能がない場合に比べ、逆に悪く
なってしまうという問題点がある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、入力符号系列中に
含まれ、特定時間毎に送信される固有パターンを用い
て、誤りの発生頻度を監視し、この誤り発生頻度に応じ
て、誤り訂正器の誤り訂正ビット数と誤り検出ビット数
を変化させ、誤り訂正器において誤り訂正ビット数を超
える誤りが検出された時、ワード補間を行うようにした
ものである。
含まれ、特定時間毎に送信される固有パターンを用い
て、誤りの発生頻度を監視し、この誤り発生頻度に応じ
て、誤り訂正器の誤り訂正ビット数と誤り検出ビット数
を変化させ、誤り訂正器において誤り訂正ビット数を超
える誤りが検出された時、ワード補間を行うようにした
ものである。
作用 本発明は、上記手段により、誤りが増え、誤り訂正器の
誤り訂正能力を超える誤りが発生し、誤訂正が施される
状態で、誤り発生頻度に応じて、誤り訂正器の誤り訂正
ビット数と誤り検出ビット数を変化させることで誤り訂
正能力が下がり、誤り検出能力が上がる。このことで、
誤訂正を施されていた符号は、ワード補間されるように
なり良好な音声信号が得られる。
誤り訂正能力を超える誤りが発生し、誤訂正が施される
状態で、誤り発生頻度に応じて、誤り訂正器の誤り訂正
ビット数と誤り検出ビット数を変化させることで誤り訂
正能力が下がり、誤り検出能力が上がる。このことで、
誤訂正を施されていた符号は、ワード補間されるように
なり良好な音声信号が得られる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のブロック図である。以下図
面を参照し説明する。第1図において、1は誤り訂正
器、2はワード補間器、3はD/A変換器、4は誤り監視
器である。入力するPCM音声符号系列は、従来列で示し
た第3図の符号系列を考える。符号の符号間距離dは4
であり、最大N=1の誤り訂正が可能である。誤り訂正
器1は、誤り訂正の機能としてN−Kビットまで、誤り
検出機能として(d−N−1+K)=(2+K)ビット
までの能力を持たせる。(d=4,N=1,K≦N)Kのとり
得る範囲は0と1であり、誤り訂正器1の機能は2種存
在する。K=0の時は、1ビット誤り訂正、2ビット誤
り検出である。K=1の時は3ビット誤り検出の機能だ
けになる。誤り監視器4は、音声PCM符号系列中に含ま
れるフレーム同期パターンをビット毎に照合し、誤りの
発生頻度を監視する。フレームパターンは、16ビットか
ら構成されているので、例えば100フレーム分すなわち1
600ビットの照合を行うことで7×10-4以上の誤り頻度
の監視ができる。誤り監視器4の出力で誤り訂正器1の
Kの値が、誤りが少ない場合は0とし、誤りが多い場合
はK=1となるよう制御される。ここでK=0,1の切り
替えを行う誤りの頻度は、K=0において、1ビット誤
り訂正の誤訂正が聴感上目立つところに設定しておく。
例えば、5符号に1回誤訂正が行われる誤りの頻度は10
-2程度であり、これ以上の誤りの頻度を監視された時、
1誤り訂正、2誤り検出の機能を、3誤り検出に切り替
える。上記のように、制御される誤り訂正器1にPCM音
声符号系列を入力する。K=0の場合は、1誤り訂正が
施され訂正符号系列1aが出力される。2誤り検出の場合
は、入力符号系列は何もされず直接出力され、又、誤り
検出信号1bを出力する。
面を参照し説明する。第1図において、1は誤り訂正
器、2はワード補間器、3はD/A変換器、4は誤り監視
器である。入力するPCM音声符号系列は、従来列で示し
た第3図の符号系列を考える。符号の符号間距離dは4
であり、最大N=1の誤り訂正が可能である。誤り訂正
器1は、誤り訂正の機能としてN−Kビットまで、誤り
検出機能として(d−N−1+K)=(2+K)ビット
までの能力を持たせる。(d=4,N=1,K≦N)Kのとり
得る範囲は0と1であり、誤り訂正器1の機能は2種存
在する。K=0の時は、1ビット誤り訂正、2ビット誤
り検出である。K=1の時は3ビット誤り検出の機能だ
けになる。誤り監視器4は、音声PCM符号系列中に含ま
れるフレーム同期パターンをビット毎に照合し、誤りの
発生頻度を監視する。フレームパターンは、16ビットか
ら構成されているので、例えば100フレーム分すなわち1
600ビットの照合を行うことで7×10-4以上の誤り頻度
の監視ができる。誤り監視器4の出力で誤り訂正器1の
Kの値が、誤りが少ない場合は0とし、誤りが多い場合
はK=1となるよう制御される。ここでK=0,1の切り
替えを行う誤りの頻度は、K=0において、1ビット誤
り訂正の誤訂正が聴感上目立つところに設定しておく。
例えば、5符号に1回誤訂正が行われる誤りの頻度は10
-2程度であり、これ以上の誤りの頻度を監視された時、
1誤り訂正、2誤り検出の機能を、3誤り検出に切り替
える。上記のように、制御される誤り訂正器1にPCM音
声符号系列を入力する。K=0の場合は、1誤り訂正が
施され訂正符号系列1aが出力される。2誤り検出の場合
は、入力符号系列は何もされず直接出力され、又、誤り
検出信号1bを出力する。
K=1の場合は、訂正は行なわず入力符号系列は、直接
訂正符号系列1aとして出力され、3ビットまでの誤りに
対して誤り検出信号1bを出力する。
訂正符号系列1aとして出力され、3ビットまでの誤りに
対して誤り検出信号1bを出力する。
訂正符号系列1aは、ワード補間器2に入力され、誤り検
出信号1bが入力された時補間を行う。ワード補間器2の
出力は、D/A変換3によりアナログ音声信号に変換され
る。
出信号1bが入力された時補間を行う。ワード補間器2の
出力は、D/A変換3によりアナログ音声信号に変換され
る。
以上のように、本実施例によれば、フレームパターンを
用い誤り頻度を監視し、この程度に応じて、誤り訂正と
誤り検出の能力を切り替えることによって、誤訂正を少
なくし、聴感上より良い音声信号が得られる。
用い誤り頻度を監視し、この程度に応じて、誤り訂正と
誤り検出の能力を切り替えることによって、誤訂正を少
なくし、聴感上より良い音声信号が得られる。
上記実施例は、固有パターンにフレームパターンを用い
たが、誤り監視用パターンを新たに入力符号系列に設け
てもよい。
たが、誤り監視用パターンを新たに入力符号系列に設け
てもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、誤り頻度を固有パターン
を用い監視し、この状態に応じて誤り訂正と検出のビッ
ト数を制御することにより、誤訂正による音声信号の劣
化を改善することができる。
を用い監視し、この状態に応じて誤り訂正と検出のビッ
ト数を制御することにより、誤訂正による音声信号の劣
化を改善することができる。
第1図は、本発明の一実施例であるPCM音声復号装置の
ブロック図、第2図は、従来のPCM音声復号装置のブロ
ック図、第3図は、PCM音声符号の1例を示す構成図で
ある。 1……誤り訂正器、2……ワード補間器、3……D/A変
換器、4……誤り監視器。
ブロック図、第2図は、従来のPCM音声復号装置のブロ
ック図、第3図は、PCM音声符号の1例を示す構成図で
ある。 1……誤り訂正器、2……ワード補間器、3……D/A変
換器、4……誤り監視器。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも、特定の時間毎に送出される固
有パターンと、PCM音声データを所定の符号間距離d
(dは正の整数)を持つように符号化した誤り訂正符号
を含む最大Nビット(Nは正の整数)まで訂正可能な符
号系列を入力とするPCM音声復号装置であって、上記固
有パターンを用いて誤りの発生頻度を監視する誤り監視
手段と、上記符号系列を入力し(N−K)ビット以下
(KはN以下の正の整数)の誤りを訂正し(N−K+
1)ビット以上(d−1−N+K)ビット以下の誤りを
検出しこの検出時には誤り検出信号を出力する誤り検出
信号を出力する誤り訂正手段と、上記誤り訂正手段によ
って訂正が加えられた符号系列を入力とし上記誤り検出
信号により音声ワード毎に補間を行うワード補間手段
と、この出力を音声ワード毎にアナログ値に変換するデ
ジタルアナログ変換手段を備え、上記誤り監視手段の出
力を用いて上記Kの値を制御し誤りの発生頻度に応じて
誤り訂正と検出の機能を変更することを特徴としたPCM
音声復号装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62016964A JPH073964B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | Pcm音声復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62016964A JPH073964B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | Pcm音声復号装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63185132A JPS63185132A (ja) | 1988-07-30 |
JPH073964B2 true JPH073964B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=11930784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62016964A Expired - Fee Related JPH073964B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | Pcm音声復号装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073964B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9115216B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-08-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing alkali cellulose comprising removal of cellulose particles |
US9371398B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether |
US9371399B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for producing alkali cellulose and cellulose ether |
US9481738B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-11-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing cellulose ether |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59135941A (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-04 | Nec Corp | デイジタル信号受信装置 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62016964A patent/JPH073964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9115216B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-08-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing alkali cellulose comprising removal of cellulose particles |
US9371398B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether |
US9371399B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for producing alkali cellulose and cellulose ether |
US9481738B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-11-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing cellulose ether |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63185132A (ja) | 1988-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |