JPH0739598B2 - 透明−不透明二相石鹸 - Google Patents
透明−不透明二相石鹸Info
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- JPH0739598B2 JPH0739598B2 JP4324305A JP32430592A JPH0739598B2 JP H0739598 B2 JPH0739598 B2 JP H0739598B2 JP 4324305 A JP4324305 A JP 4324305A JP 32430592 A JP32430592 A JP 32430592A JP H0739598 B2 JPH0739598 B2 JP H0739598B2
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- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D9/00—Compositions of detergents based essentially on soap
- C11D9/04—Compositions of detergents based essentially on soap containing compounding ingredients other than soaps
- C11D9/06—Inorganic compounds
- C11D9/18—Water-insoluble compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D13/00—Making of soap or soap solutions in general; Apparatus therefor
- C11D13/14—Shaping
- C11D13/16—Shaping in moulds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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- C11D17/0095—Solid transparent soaps or detergents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、透明部分と不透明部分
とによって規定された二相固形石鹸並びにその製造方法
に関する。
とによって規定された二相固形石鹸並びにその製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】透明な
固形石鹸（ｓｏａｐ ｂａｒｓ）には消費者に審美的魅
力を感じさせるものがある。消費者は透明なものを、体
に良いとして求められている「自然なもの」と結び付け
ることが多い。そこで、透明な固形石鹸の需要が出てく
る。
固形石鹸（ｓｏａｐ ｂａｒｓ）には消費者に審美的魅
力を感じさせるものがある。消費者は透明なものを、体
に良いとして求められている「自然なもの」と結び付け
ることが多い。そこで、透明な固形石鹸の需要が出てく
る。
【０００３】種々の透明度、形状及び他の物理的特性を
有する固形石鹸は既に文献に記述されている。製造方法
も多種多様である。
有する固形石鹸は既に文献に記述されている。製造方法
も多種多様である。
【０００４】この分野における最も初期の特許の１つ
は、アルカリ金属石鹸と遊離脂肪酸／トリエタノールア
ミン反応生成物との混合物から製造される実質的に非ア
ルカリ性の透明な石鹸を開示した米国特許第２，８２
０，７６８号（Ｆｒｏｍｏｎｔ）である。この先行技術
では成分を１００℃〜１２０℃で加熱しながら混合し
て、冷却しても透明さを維持する均質な透明材料を形成
する。この透明材料をフレーム内に注入し、冷却し、適
当な形状に切断し圧縮する。Ｆｒｏｍｏｎｔは“Ｎｅｕ
ｔｒｏｇｅｎａ”として知られている固形石鹸製品の基
礎をなすものである。米国特許第５，０４１，２３４号
（Ｉｎｓｔｏｎｅら）は、水、トリエタノールアミン及
びポリオールからなる溶剤系を含む石鹸含量の高い固形
製品を開示している。Ｏ’Ｎｅｉｌｌの米国特許第３，
７９３，２１４号及び第３，９２６，８２８号には、製
品の使用を繰り返した後でも光沢のある様相が表面に得
られるように遊離脂肪酸を中和すべく、アルカリ性ナト
リウム化合物とアルカノールアミンとの混合物を使用す
る方法が開示されている。
は、アルカリ金属石鹸と遊離脂肪酸／トリエタノールア
ミン反応生成物との混合物から製造される実質的に非ア
ルカリ性の透明な石鹸を開示した米国特許第２，８２
０，７６８号（Ｆｒｏｍｏｎｔ）である。この先行技術
では成分を１００℃〜１２０℃で加熱しながら混合し
て、冷却しても透明さを維持する均質な透明材料を形成
する。この透明材料をフレーム内に注入し、冷却し、適
当な形状に切断し圧縮する。Ｆｒｏｍｏｎｔは“Ｎｅｕ
ｔｒｏｇｅｎａ”として知られている固形石鹸製品の基
礎をなすものである。米国特許第５，０４１，２３４号
（Ｉｎｓｔｏｎｅら）は、水、トリエタノールアミン及
びポリオールからなる溶剤系を含む石鹸含量の高い固形
製品を開示している。Ｏ’Ｎｅｉｌｌの米国特許第３，
７９３，２１４号及び第３，９２６，８２８号には、製
品の使用を繰り返した後でも光沢のある様相が表面に得
られるように遊離脂肪酸を中和すべく、アルカリ性ナト
リウム化合物とアルカノールアミンとの混合物を使用す
る方法が開示されている。
【０００５】日本国特許第６１／１５５４９９号（Ｈａ
ｒａ）では、アルカノールアミンの代わりにアミノ酸を
配合して、乾燥時間を従来と同じ程度に短くすると共
に、吸湿性と大きな起泡性とに起因するべたつきの防止
という利点をも得るようにしている。米国特許第４，２
０６，０６９号（Ｂｏｒｒｅｌｌｏ）は、石鹸、洗剤及
び溶剤の濃度を注意深く選択することにより、表面のべ
たつきの問題を解決している。Ｃｈａｍｂｅｒｓらの米
国特許第４，９８８，４５３号及び第５，００２，６８
５号は、石鹸と、一価及び二価アルコールと水とからな
る組成物をベースとする半透明の固形洗剤を開示してい
る。糖（即ちスクロース、フルクトース又はグルコー
ス）、環式ポリオール（即ちグリセロール、ソルビトー
ル又はマンニトール）及びポリアルキレングリコールは
更に別の成分として有用であることが判明した。
ｒａ）では、アルカノールアミンの代わりにアミノ酸を
配合して、乾燥時間を従来と同じ程度に短くすると共
に、吸湿性と大きな起泡性とに起因するべたつきの防止
という利点をも得るようにしている。米国特許第４，２
０６，０６９号（Ｂｏｒｒｅｌｌｏ）は、石鹸、洗剤及
び溶剤の濃度を注意深く選択することにより、表面のべ
たつきの問題を解決している。Ｃｈａｍｂｅｒｓらの米
国特許第４，９８８，４５３号及び第５，００２，６８
５号は、石鹸と、一価及び二価アルコールと水とからな
る組成物をベースとする半透明の固形洗剤を開示してい
る。糖（即ちスクロース、フルクトース又はグルコー
ス）、環式ポリオール（即ちグリセロール、ソルビトー
ル又はマンニトール）及びポリアルキレングリコールは
更に別の成分として有用であることが判明した。
【０００６】幾つかの特許は特定の添加剤の使用を提唱
している。米国特許第４，４９３，７８６号（Ｊｏｓｈ
ｉ）は、石鹸の結晶化を防止し、それによって透明度を
高めるためにラノリン及びラノリン誘導体を使用するこ
とを提案している。米国特許第４，４６８，３３８号
（Ｌｉｎｄｂｅｒｇ）では、製品が貯蔵中に徐々に黒ず
むのを防止するために亜硫酸塩を加えている。米国特許
第４，７４１，８５４号（Ｋｒｕｐａら）では、亜硫酸
塩と水素化物との組合わせにより褪色を防止している。
米国特許第３，９６９，２５９号（Ｌａｇｅｓ）は、不
透明効果を伴わずに粉砕透明石鹸に殺菌剤を加え得るこ
とを明らかにしている。しかしながら、殺菌剤はまず香
料中に溶解しなければならない。次いでこの香料溶液
を、石鹸チップの乾燥と圧出機による押出しとの間の任
意の時点で組成物に加えるのである。より珍しい方法と
して、米国特許第４，５１７，１０７号では、石鹸をせ
ん断するキャビティトランスファーミキサー（ｃａｖｉ
ｔｙ ｔｒａｎｓｆｅｒ ｍｉｘｅｒ）を用いて半透明
製品を製造している。
している。米国特許第４，４９３，７８６号（Ｊｏｓｈ
ｉ）は、石鹸の結晶化を防止し、それによって透明度を
高めるためにラノリン及びラノリン誘導体を使用するこ
とを提案している。米国特許第４，４６８，３３８号
（Ｌｉｎｄｂｅｒｇ）では、製品が貯蔵中に徐々に黒ず
むのを防止するために亜硫酸塩を加えている。米国特許
第４，７４１，８５４号（Ｋｒｕｐａら）では、亜硫酸
塩と水素化物との組合わせにより褪色を防止している。
米国特許第３，９６９，２５９号（Ｌａｇｅｓ）は、不
透明効果を伴わずに粉砕透明石鹸に殺菌剤を加え得るこ
とを明らかにしている。しかしながら、殺菌剤はまず香
料中に溶解しなければならない。次いでこの香料溶液
を、石鹸チップの乾燥と圧出機による押出しとの間の任
意の時点で組成物に加えるのである。より珍しい方法と
して、米国特許第４，５１７，１０７号では、石鹸をせ
ん断するキャビティトランスファーミキサー（ｃａｖｉ
ｔｙ ｔｒａｎｓｆｅｒ ｍｉｘｅｒ）を用いて半透明
製品を製造している。
【０００７】また、米国特許第４，５０４，４３３号
（Ｉｎｕｉｅら）は、やはり石鹸からなる乾燥成形体
（ｄｒｉｅｄ ｓｈａｐｅｓ）を含む石鹸製品を開示し
ている。この先行技術の方法は、冷却して凝固させたが
まだ乾燥はしていない透明石鹸からなる支持ベースを円
筒形フレームの底に配置するステップを含む。このベー
スの高さはフレームの高さより低い。その後、着色石鹸
からなる乾燥成形体を支持ベース上に配置する。次い
で、任意に着色してあってもよい透明石鹸のドウをフレ
ーム内に注入し、得られた組成物を溶融状態まで加熱す
る。冷却後、凝固した透明石鹸をフレームから取出し、
更に乾燥する。
（Ｉｎｕｉｅら）は、やはり石鹸からなる乾燥成形体
（ｄｒｉｅｄ ｓｈａｐｅｓ）を含む石鹸製品を開示し
ている。この先行技術の方法は、冷却して凝固させたが
まだ乾燥はしていない透明石鹸からなる支持ベースを円
筒形フレームの底に配置するステップを含む。このベー
スの高さはフレームの高さより低い。その後、着色石鹸
からなる乾燥成形体を支持ベース上に配置する。次い
で、任意に着色してあってもよい透明石鹸のドウをフレ
ーム内に注入し、得られた組成物を溶融状態まで加熱す
る。冷却後、凝固した透明石鹸をフレームから取出し、
更に乾燥する。
【０００８】完全に透明な固形製品以外の製品として、
東洋では、透明部分と不透明部分とからなる固形化粧石
鹸、特に芳香石鹸が販売されてきた。これらの固形製品
は、一般的な押出し不透明石鹸の片面を、これに適合す
る注型透明固形石鹸の面に接着させることによって形成
される。不透明部分及び透明部分は互いに異なる組成を
有し、通常は成分が異なり、成分が同じ場合にはしばし
ば濃度が異なる。不透明部分は通常、押出し機を用いる
極めて高速の圧出（ｐｌｏｄｄｉｎｇ）処理によって製
造されるが、透明部分はそれより遥かに低速の注型方法
を必要とする。この方法に伴う問題の１つは、摩耗（即
ち使用率）が製品の２つの部分の間で互いに異なり得る
ことにある。また、この公知の方法では、曲線を有する
成形体（即ち特に内側に湾曲した形状を有する成形体）
を得るための寛容度に限界がある。
東洋では、透明部分と不透明部分とからなる固形化粧石
鹸、特に芳香石鹸が販売されてきた。これらの固形製品
は、一般的な押出し不透明石鹸の片面を、これに適合す
る注型透明固形石鹸の面に接着させることによって形成
される。不透明部分及び透明部分は互いに異なる組成を
有し、通常は成分が異なり、成分が同じ場合にはしばし
ば濃度が異なる。不透明部分は通常、押出し機を用いる
極めて高速の圧出（ｐｌｏｄｄｉｎｇ）処理によって製
造されるが、透明部分はそれより遥かに低速の注型方法
を必要とする。この方法に伴う問題の１つは、摩耗（即
ち使用率）が製品の２つの部分の間で互いに異なり得る
ことにある。また、この公知の方法では、曲線を有する
成形体（即ち特に内側に湾曲した形状を有する成形体）
を得るための寛容度に限界がある。
【０００９】これら種々の問題にもかかわらず、二相石
鹸には大きな魅力がある。紫外線によって害を受け得る
活性成分は不透明相に配合できる。光によって刺激され
得る他の成分は好ましくは透明相に混入し得る。勿論、
二相系では審美的魅力も更に増加し得る。これらの事実
に鑑み、当業界では明らかに技術の大進歩が待望されて
いる。
鹸には大きな魅力がある。紫外線によって害を受け得る
活性成分は不透明相に配合できる。光によって刺激され
得る他の成分は好ましくは透明相に混入し得る。勿論、
二相系では審美的魅力も更に増加し得る。これらの事実
に鑑み、当業界では明らかに技術の大進歩が待望されて
いる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の１つ
は、特に審美的魅力の大きい二相固形化粧石鹸を提供す
ることにある。
は、特に審美的魅力の大きい二相固形化粧石鹸を提供す
ることにある。
【００１１】本発明の別の目的は、洗浄活性に関しては
圧出機で製造した一般的な不透明石鹸と同様に機能し、
加えて、刺激が少ないために、透明型固形石鹸のように
皮膚にとって有利であり得る部分をも含んでいる二相タ
イプの固形化粧石鹸を提供することにある。
圧出機で製造した一般的な不透明石鹸と同様に機能し、
加えて、刺激が少ないために、透明型固形石鹸のように
皮膚にとって有利であり得る部分をも含んでいる二相タ
イプの固形化粧石鹸を提供することにある。
【００１２】本発明の更に別の目的は、特定の活性成分
が一方の相には含まれているが他方の相には含まれてい
ない二相固形化粧石鹸を提供することにある。
が一方の相には含まれているが他方の相には含まれてい
ない二相固形化粧石鹸を提供することにある。
【００１３】本発明の更に別の目的は、曲線を有する成
形体を製造することができる二相固形化粧石鹸の製造方
法を提供することにある。
形体を製造することができる二相固形化粧石鹸の製造方
法を提供することにある。
【００１４】本発明の前記目的及び他の目的は、以下に
記す発明の概要、詳細及び実施例でより明らかにされよ
う。
記す発明の概要、詳細及び実施例でより明らかにされよ
う。
【００１５】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明では、（ｉ）少なくとも半透明である第１
の部分と、（ｉｉ）不透明な第２の部分とを含み、第２
の部分が約０．０１〜約１０％の粒状不透明剤の添加に
よって不透明になっており、第１の部分及び第２の部分
の成分の少なくとも８０重量％が互いに同じものである
二相固形化粧石鹸を提供する。
めに、本発明では、（ｉ）少なくとも半透明である第１
の部分と、（ｉｉ）不透明な第２の部分とを含み、第２
の部分が約０．０１〜約１０％の粒状不透明剤の添加に
よって不透明になっており、第１の部分及び第２の部分
の成分の少なくとも８０重量％が互いに同じものである
二相固形化粧石鹸を提供する。
【００１６】本発明では更に、３０％以上が透明部分か
らなり、３０％以上が不透明部分からなる固形化粧石鹸
の製造方法であって、（ｉ）透明石鹸組成物を調製する
ステップと、（ｉｉ）前記透明石鹸組成物を型の容量の
９０％以下の高さまで型内に注入して透明部分を形成す
るステップと、（ｉｉｉ）前記透明部分の上に第２の石
鹸組成物、即ち透明石鹸組成物と同じ成分を８０重量％
以上含むと共に約０．５〜１０重量％の固体不透明剤を
含みそれによって不透明部分を構成する不透明石鹸組成
物を注入するステップと、（ｉｖ）前記透明部分及び不
透明部分を冷却し硬化させて、固形化粧石鹸を得るステ
ップとを含む製造方法を提供する。
らなり、３０％以上が不透明部分からなる固形化粧石鹸
の製造方法であって、（ｉ）透明石鹸組成物を調製する
ステップと、（ｉｉ）前記透明石鹸組成物を型の容量の
９０％以下の高さまで型内に注入して透明部分を形成す
るステップと、（ｉｉｉ）前記透明部分の上に第２の石
鹸組成物、即ち透明石鹸組成物と同じ成分を８０重量％
以上含むと共に約０．５〜１０重量％の固体不透明剤を
含みそれによって不透明部分を構成する不透明石鹸組成
物を注入するステップと、（ｉｖ）前記透明部分及び不
透明部分を冷却し硬化させて、固形化粧石鹸を得るステ
ップとを含む製造方法を提供する。
【００１７】この方法の一変形例として、他のステップ
及び条件は変えずに、最初に不透明部分を型内に注入
し、次いで透明部分を注入してもよい。
及び条件は変えずに、最初に不透明部分を型内に注入
し、次いで透明部分を注入してもよい。
【００１８】本発明の前記目的、利点及び特徴は、透明
部分と不透明部分とを有する曲線形状の固形化粧石鹸を
示す添付図面に基づく以下の詳細な説明によってより明
らかにされよう。
部分と不透明部分とを有する曲線形状の固形化粧石鹸を
示す添付図面に基づく以下の詳細な説明によってより明
らかにされよう。
【００１９】本発明は、透明ではなくても少なくとも半
透明である第１の部分と不透明な第２の部分とを含む固
形化粧石鹸を提供する。第１の部分及び第２の部分は、
成分の約８０重量％、好ましくは９０％以上、最適には
９９重量％以上が互いに同じものである。しかしなが
ら、第２の部分即ち不透明部分は更に適量の固体粒状不
透明剤が含まれている。
透明である第１の部分と不透明な第２の部分とを含む固
形化粧石鹸を提供する。第１の部分及び第２の部分は、
成分の約８０重量％、好ましくは９０％以上、最適には
９９重量％以上が互いに同じものである。しかしなが
ら、第２の部分即ち不透明部分は更に適量の固体粒状不
透明剤が含まれている。
【００２０】従って、本発明の重要な成分の１つは固体
粒状不透明剤であり、その使用量は約０．１〜約５重量
％、好ましくは約０．２〜約０．８重量％、最適には約
０．２５〜約０．５重量％である。この不透明剤として
は、コーティングした状態又はコーティングしていない
状態の二酸化チタン、アルミナ、酸化亜鉛、炭酸カルシ
ウム及び他の白地（ｗｈｉｔｅ ｂａｃｋｇｒｏｕｎ
ｄ）を提供する無機鉱物性物質、並びにこれらの物質を
組合わせたものを使用し得る。粒度は、直径約５〜約１
５０ミクロン、好ましくは約２５〜約１００ミクロンが
よい。
粒状不透明剤であり、その使用量は約０．１〜約５重量
％、好ましくは約０．２〜約０．８重量％、最適には約
０．２５〜約０．５重量％である。この不透明剤として
は、コーティングした状態又はコーティングしていない
状態の二酸化チタン、アルミナ、酸化亜鉛、炭酸カルシ
ウム及び他の白地（ｗｈｉｔｅ ｂａｃｋｇｒｏｕｎ
ｄ）を提供する無機鉱物性物質、並びにこれらの物質を
組合わせたものを使用し得る。粒度は、直径約５〜約１
５０ミクロン、好ましくは約２５〜約１００ミクロンが
よい。
【００２１】本発明の組成物は更に、製品の２つの部分
のいずれにも、石鹸混合物、Ｃ1〜Ｃ12アルキル鎖一価
アルコール、ポリオール、水及び種々の微量機能成分を
含み得る。
のいずれにも、石鹸混合物、Ｃ1〜Ｃ12アルキル鎖一価
アルコール、ポリオール、水及び種々の微量機能成分を
含み得る。
【００２２】適当な石鹸源は、石鹸の製造で通常使用さ
れているもの、例えば獣脂、ヤシ油、ヒマシ油、ロジン
及び他の植物性油、動物性油、海洋性油並びに精製脂肪
酸ブレンドである。好ましい最大炭素鎖長はＣ22であ
り、好ましい最小炭素鎖長はＣ6である。極めて透明な
石鹸が必要な場合にはヒマシ油石鹸及びロジンを使用し
得る。石鹸の量は固形石鹸製品全体の約２０〜約８０重
量％、好ましくは約３０〜約６０重量％とし得る。
れているもの、例えば獣脂、ヤシ油、ヒマシ油、ロジン
及び他の植物性油、動物性油、海洋性油並びに精製脂肪
酸ブレンドである。好ましい最大炭素鎖長はＣ22であ
り、好ましい最小炭素鎖長はＣ6である。極めて透明な
石鹸が必要な場合にはヒマシ油石鹸及びロジンを使用し
得る。石鹸の量は固形石鹸製品全体の約２０〜約８０重
量％、好ましくは約３０〜約６０重量％とし得る。
【００２３】石鹸混合物は、炭素鎖長１４以上の飽和脂
肪酸石鹸が総石鹸含量の２５重量％以上含まれるように
選択するのが好ましい。この種の石鹸フラクションの好
ましい上限は総石鹸含量の約７０重量％であるが、この
上限は、他にどのような石鹸フラクションが存在するか
に依存し得る。
肪酸石鹸が総石鹸含量の２５重量％以上含まれるように
選択するのが好ましい。この種の石鹸フラクションの好
ましい上限は総石鹸含量の約７０重量％であるが、この
上限は、他にどのような石鹸フラクションが存在するか
に依存し得る。
【００２４】しかしながら一般的には、鎖長の長い（Ｃ
＞１４）飽和脂肪酸石鹸の量は、最終固形製品の使用時
の所望の硬度を考慮して選択する。硬度は通常、鎖長の
長い石鹸によって得られる。石鹸混合物はまた、炭素鎖
長１４以下の飽和脂肪酸石鹸、不飽和脂肪酸石鹸、又は
これらの混合物を総石鹸含量の３０重量％以上含むよう
に選択するのが好ましい。この種のフラクションの好ま
しい上限は総石鹸含量の約７５重量％であるが、この上
限は石鹸混合物中に存在する他の成分に依存し得る。し
かしながら一般的には、この可溶性石鹸フラクション
は、製造される固形石鹸の使用時の起泡の質及び量に関
与すると考えられるため、主に最終製品の所望の起泡特
性を考慮して選択し得る。
＞１４）飽和脂肪酸石鹸の量は、最終固形製品の使用時
の所望の硬度を考慮して選択する。硬度は通常、鎖長の
長い石鹸によって得られる。石鹸混合物はまた、炭素鎖
長１４以下の飽和脂肪酸石鹸、不飽和脂肪酸石鹸、又は
これらの混合物を総石鹸含量の３０重量％以上含むよう
に選択するのが好ましい。この種のフラクションの好ま
しい上限は総石鹸含量の約７５重量％であるが、この上
限は石鹸混合物中に存在する他の成分に依存し得る。し
かしながら一般的には、この可溶性石鹸フラクション
は、製造される固形石鹸の使用時の起泡の質及び量に関
与すると考えられるため、主に最終製品の所望の起泡特
性を考慮して選択し得る。
【００２５】石鹸混合物はナトリウム石鹸だけからなっ
ていてもよい。しかしながら好ましくは、石鹸混合物の
約１０〜４０重量％、より好ましくは約２０〜約３０重
量％をナトリウム以外の石鹸とする。ナトリウム石鹸以
外の好ましい石鹸はカリウム石鹸及びトリアルカノール
アミン石鹸、特にトリエタノールアミン石鹸である。こ
れらの非ナトリウム石鹸の存在は、特に本発明の範囲に
含まれる大きな総石鹸含量で、最終製品の透明度を増加
させ得る。石鹸含量の高い固形石鹸製品は硬度が大きく
他の使用特性も優れているため、好ましい製品といえ
る。トリエタノールアミン石鹸を含ませる場合には、化
学量論量のトリエタノールアミンと脂肪酸との混合物、
例えば５０：５０のパルミチン酸とステアリン酸とのブ
レンドを供給源とするのが好ましい。
ていてもよい。しかしながら好ましくは、石鹸混合物の
約１０〜４０重量％、より好ましくは約２０〜約３０重
量％をナトリウム以外の石鹸とする。ナトリウム石鹸以
外の好ましい石鹸はカリウム石鹸及びトリアルカノール
アミン石鹸、特にトリエタノールアミン石鹸である。こ
れらの非ナトリウム石鹸の存在は、特に本発明の範囲に
含まれる大きな総石鹸含量で、最終製品の透明度を増加
させ得る。石鹸含量の高い固形石鹸製品は硬度が大きく
他の使用特性も優れているため、好ましい製品といえ
る。トリエタノールアミン石鹸を含ませる場合には、化
学量論量のトリエタノールアミンと脂肪酸との混合物、
例えば５０：５０のパルミチン酸とステアリン酸とのブ
レンドを供給源とするのが好ましい。
【００２６】本発明の固形石鹸はある種の非石鹸界面活
性剤を含み得る。これらの界面活性剤は最終製品に更に
別の利点をもたらし得、非石鹸界面活性剤を含まない同
じ組成物に比べて透明度を著しく増加させる。例えば、
陽イオン系、陰イオン系、非イオン系又は両性の非石鹸
界面活性剤を固形石鹸組成物全体の３０重量％以下、よ
り好ましくは１０重量％以下の量で使用することができ
る。
性剤を含み得る。これらの界面活性剤は最終製品に更に
別の利点をもたらし得、非石鹸界面活性剤を含まない同
じ組成物に比べて透明度を著しく増加させる。例えば、
陽イオン系、陰イオン系、非イオン系又は両性の非石鹸
界面活性剤を固形石鹸組成物全体の３０重量％以下、よ
り好ましくは１０重量％以下の量で使用することができ
る。
【００２７】製品の透明度と使用者によって許容される
特性とを低下させずに使用し得る非石鹸界面活性剤の具
体例としては、アルキルエーテル硫酸ナトリウム、アル
キルベンゼンスルホネート、ジアルキルスルホスクシネ
ート、アルキルベタインナトリウム並びにアルキル及び
ジアルキルエタノーアミドが挙げられる。ロジン酸ナト
リウムは石鹸ではあるがこの種の物質に含まれる。
特性とを低下させずに使用し得る非石鹸界面活性剤の具
体例としては、アルキルエーテル硫酸ナトリウム、アル
キルベンゼンスルホネート、ジアルキルスルホスクシネ
ート、アルキルベタインナトリウム並びにアルキル及び
ジアルキルエタノーアミドが挙げられる。ロジン酸ナト
リウムは石鹸ではあるがこの種の物質に含まれる。
【００２８】本発明の固形石鹸製品は、一価アルコール
を製品全体の約１〜約３０重量％、好ましくは約１〜約
３重量％含み得る。一価アルコールは分子当たり３個以
下の炭素を含むものが好ましい。具体例としては、工業
用変性アルコール（ｍｅｔｈｙｌａｔｅｄ ｓｐｉｒｉ
ｔｓ）、エタノール及びイソプロパノールが挙げられ
る。好ましいのは工業用変性アルコール及びエタノール
である。
を製品全体の約１〜約３０重量％、好ましくは約１〜約
３重量％含み得る。一価アルコールは分子当たり３個以
下の炭素を含むものが好ましい。具体例としては、工業
用変性アルコール（ｍｅｔｈｙｌａｔｅｄ ｓｐｉｒｉ
ｔｓ）、エタノール及びイソプロパノールが挙げられ
る。好ましいのは工業用変性アルコール及びエタノール
である。
【００２９】本発明の固形石鹸は、有利には、多価アル
コール、糖、ポリアルキレングリコール及びこれらの混
合物から選択したポリオール成分も含み得る。この種の
成分としては、（ｉ）糖、例えばスクロース、フルクト
ース及びグルコース、（ｉｉ）分子が３つ以上の炭素原
子と３つ以上のアルコール基とを含む線状又は環式ポリ
オール、例えばグリセロール、ソルビトール又はマンニ
トール、（ｉｉｉ）分子量４００〜６０００のジ−又は
ポリアルキレングリコール、例えばジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール又はポリエチレングリコー
ルのうちの１つ又は混合物が挙げられる。
コール、糖、ポリアルキレングリコール及びこれらの混
合物から選択したポリオール成分も含み得る。この種の
成分としては、（ｉ）糖、例えばスクロース、フルクト
ース及びグルコース、（ｉｉ）分子が３つ以上の炭素原
子と３つ以上のアルコール基とを含む線状又は環式ポリ
オール、例えばグリセロール、ソルビトール又はマンニ
トール、（ｉｉｉ）分子量４００〜６０００のジ−又は
ポリアルキレングリコール、例えばジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール又はポリエチレングリコー
ルのうちの１つ又は混合物が挙げられる。
【００３０】ポリオール成分は水溶性／水混和性でなけ
ればならず、約１〜約３０重量％、好ましくは約５〜約
２５重量％の量で使用し得る。
ればならず、約１〜約３０重量％、好ましくは約５〜約
２５重量％の量で使用し得る。
【００３１】本発明の固形石鹸に水を使用する場合、そ
の水は蒸留水又は脱イオン水が好ましい。水の量は通
常、製品中の他の材料の濃度によって決定される。しか
しながら、水の量は約１〜約４０重量％が適当である。
の水は蒸留水又は脱イオン水が好ましい。水の量は通
常、製品中の他の材料の濃度によって決定される。しか
しながら、水の量は約１〜約４０重量％が適当である。
【００３２】種々の皮膚トリートメント活性物質も０．
００５〜１重量％の範囲で混入し得る。この種の物質と
しては、ＰＣＡナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、
ビタミンＡ、Ｂ、Ｅ及びＦ、ペンタビチン並びにこれら
を組合わせたものが挙げられる。更に、防腐剤、香料、
着色剤、電解質及び類似の一般的添加剤のような微量機
能成分も含ませ得る。紫外線に敏感な成分は光化学的分
解から保護するために不透明部分中に配合する。
００５〜１重量％の範囲で混入し得る。この種の物質と
しては、ＰＣＡナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、
ビタミンＡ、Ｂ、Ｅ及びＦ、ペンタビチン並びにこれら
を組合わせたものが挙げられる。更に、防腐剤、香料、
着色剤、電解質及び類似の一般的添加剤のような微量機
能成分も含ませ得る。紫外線に敏感な成分は光化学的分
解から保護するために不透明部分中に配合する。
【００３３】本明細書で使用する「透明」という用語
は、一般に辞書で定義されているのと同じ意味を表す。
従って透明石鹸は、ガラスのように、その背後にある物
体を透き通して見せる。半透明石鹸は光を透過するが、
その光は散乱されるため半透明石鹸の背後の物体を明白
に識別するのは困難である。
は、一般に辞書で定義されているのと同じ意味を表す。
従って透明石鹸は、ガラスのように、その背後にある物
体を透き通して見せる。半透明石鹸は光を透過するが、
その光は散乱されるため半透明石鹸の背後の物体を明白
に識別するのは困難である。
【００３４】本発明の固形化粧石鹸は、厚さ１０ｃｍの
試料を通る２００〜８００ｎｍの範囲の任意の波長の光
の最大透過率が３％以上の場合に透明とみなされる。前
記光の最大透過率が０．０１％〜３％未満の場合には半
透明とみなされる。また、前記光の最大透過率が０．０
１％以下の場合には不透明とみなされる。この透過率
は、所望の厚さの固形石鹸試料をＨｅｗｌｅｔｔ−Ｐａ
ｃｋａｒｄ ８４５１ＡＤｉｏｄｅ Ａｒｒａｙ Ｓｐ
ｅｃｔｒｏｐｈｏｔｏｍｅｔｅｒのようなＵＶ−ＶＩＳ
スペクトル光度計の光束軌道上に配置することによって
容易に測定できる。このような透明度評価方法は、光学
的明澄度に敏感であるが色には左右されないという利点
を有する。
試料を通る２００〜８００ｎｍの範囲の任意の波長の光
の最大透過率が３％以上の場合に透明とみなされる。前
記光の最大透過率が０．０１％〜３％未満の場合には半
透明とみなされる。また、前記光の最大透過率が０．０
１％以下の場合には不透明とみなされる。この透過率
は、所望の厚さの固形石鹸試料をＨｅｗｌｅｔｔ−Ｐａ
ｃｋａｒｄ ８４５１ＡＤｉｏｄｅ Ａｒｒａｙ Ｓｐ
ｅｃｔｒｏｐｈｏｔｏｍｅｔｅｒのようなＵＶ−ＶＩＳ
スペクトル光度計の光束軌道上に配置することによって
容易に測定できる。このような透明度評価方法は、光学
的明澄度に敏感であるが色には左右されないという利点
を有する。
【００３５】別の方法として、１４ポントサイズのボー
ルドフェースタイプの印刷物上に固形石鹸を配置して透
明度を調べることもできる。１／４”の石鹸断面を通し
て印刷を容易に読み取ることができれば、その固形石鹸
は透明とみなされる。
ルドフェースタイプの印刷物上に固形石鹸を配置して透
明度を調べることもできる。１／４”の石鹸断面を通し
て印刷を容易に読み取ることができれば、その固形石鹸
は透明とみなされる。
【００３６】本発明の別の重要な目的は、固形化粧石鹸
の製造方法である。第１のステップでは、材料を鹸化反
応容器内で撹拌しながら１〜２４時間、好ましくは２〜
５時間にわたり５０〜１００℃、好ましくは７０〜８０
℃で加熱する。その後、得られた透明な石鹸ベース材料
を、別の注入材料のためのスペースが残るような高さま
で冷却型内に注入する。硬化直前まで（０．５〜２時
間）冷却し熟成させた後、少量の不透明剤を含んでいる
以外は全く同じ組成の石鹸ベース材料を前記透明石鹸ベ
ース材料の上に注入する。冷却後に開型し、研磨し、自
然乾燥させ（約１〜３０日）、圧縮する。次いで第２の
研磨を行い、その後更に適当な時間にわたり自然乾燥さ
せ、第２の圧縮にかける。このプロセスは、第３の研
磨、自然乾燥及び研磨サイクルによって完了する。次い
で、固形石鹸を型から取出し、包装する。
の製造方法である。第１のステップでは、材料を鹸化反
応容器内で撹拌しながら１〜２４時間、好ましくは２〜
５時間にわたり５０〜１００℃、好ましくは７０〜８０
℃で加熱する。その後、得られた透明な石鹸ベース材料
を、別の注入材料のためのスペースが残るような高さま
で冷却型内に注入する。硬化直前まで（０．５〜２時
間）冷却し熟成させた後、少量の不透明剤を含んでいる
以外は全く同じ組成の石鹸ベース材料を前記透明石鹸ベ
ース材料の上に注入する。冷却後に開型し、研磨し、自
然乾燥させ（約１〜３０日）、圧縮する。次いで第２の
研磨を行い、その後更に適当な時間にわたり自然乾燥さ
せ、第２の圧縮にかける。このプロセスは、第３の研
磨、自然乾燥及び研磨サイクルによって完了する。次い
で、固形石鹸を型から取出し、包装する。
【００３７】前述の方法によって製造した曲線形二相固
形石鹸を図１に示した。この固形石鹸は不透明部分１及
び透明部分２からなる。
形石鹸を図１に示した。この固形石鹸は不透明部分１及
び透明部分２からなる。
【００３８】本発明は、以下の実施例の説明によってよ
り明らかにされよう。尚、本文中及びクレーム中の部、
％及び割合は、特に説明がない限り、総て重量に基づ
く。
り明らかにされよう。尚、本文中及びクレーム中の部、
％及び割合は、特に説明がない限り、総て重量に基づ
く。
【００３９】
【実施例】下記の組成を有する固形化粧石鹸を本発明の
方法で製造した。
方法で製造した。
【００４０】 上記成分を２トンのブレンド加熱容器内に導入した。温
度を７０〜８０℃にし、その温度を３時間の撹拌の間維
持した。その後、温度を４０〜５０℃に下げた。得られ
た透明な石鹸組成物をプラスチックの型に注入し、５０
％マークまで満たした。約４５分後にこの透明組成物が
凝固した時点で、不透明組成物を、型が完全に満たされ
るまで、透明組成物の上に注入した。不透明組成物の組
成は、二酸化チタンをも含んでいるという点を除いて、
透明組成物と同じであった。
度を７０〜８０℃にし、その温度を３時間の撹拌の間維
持した。その後、温度を４０〜５０℃に下げた。得られ
た透明な石鹸組成物をプラスチックの型に注入し、５０
％マークまで満たした。約４５分後にこの透明組成物が
凝固した時点で、不透明組成物を、型が完全に満たされ
るまで、透明組成物の上に注入した。不透明組成物の組
成は、二酸化チタンをも含んでいるという点を除いて、
透明組成物と同じであった。
【００４１】成形した固形石鹸を開放硬化ラック（ｏｐ
ｅｎ ｃｕｒｉｎｇ ｒａｃｋ）上に１０日間放置した
後、プレス成形にかけた。
ｅｎ ｃｕｒｉｎｇ ｒａｃｋ）上に１０日間放置した
後、プレス成形にかけた。
【００４２】この荒仕上げ圧縮固形石鹸を更に２０日間
ラック上で硬化させ、その後最終プレス成形にかけた。
得られた石鹸を包装し、ラベルを付けた。
ラック上で硬化させ、その後最終プレス成形にかけた。
得られた石鹸を包装し、ラベルを付けた。
【００４３】以上の説明及び実施例は本発明の選択され
た実施態様を示すものである。当業者はこの実施態様か
ら様々な変形実施態様を想到するであろうが、それらの
変形例は総て本発明の範囲内に含まれる。
た実施態様を示すものである。当業者はこの実施態様か
ら様々な変形実施態様を想到するであろうが、それらの
変形例は総て本発明の範囲内に含まれる。
【図１】本発明の方法で製造した二相固形化粧石鹸の説
明図である。
明図である。
Claims (12)
- 【請求項１】 （ｉ）少なくとも半透明である第１の部
分と、 （ｉｉ）不透明な第２の部分 とを含み、第２の部分が約０．０１〜約１０重量％の粒
状不透明剤の添加によって不透明になっており、第１の
部分及び第２の部分の成分の少なくとも８０重量％が互
いに同じものである二相固形化粧石鹸。 - 【請求項２】 第１の部分の成分の９９重量％以上が第
２の部分の成分と同じものである請求項１に記載の固形
石鹸。 - 【請求項３】 固体不透明剤が、二酸化チタン、アルミ
ナ、酸化亜鉛、炭酸カルシウム又はこれらの混合物から
なる請求項１又は２に記載の固形石鹸。 - 【請求項４】 第１の部分と第２の部分とが曲線形状に
従って接合されている請求項１から３のいずれか一項に
記載の固形石鹸。 - 【請求項５】 ３０％以上が少なくとも半透明である第
１の部分からなり、３０％以上が不透明な第２の部分か
らなる固形化粧石鹸の製造方法であって、 （ｉ）透明石鹸組成物を調製するステップと、 （ｉｉ）前記透明石鹸組成物を型の容量の９０％以下の
高さまで型内に注入して透明部分を形成するステップ
と、 （ｉｉｉ）前記透明部分の上に第２の石鹸組成物、即ち
透明石鹸組成物と同じ成分を８０重量％以上含むと共に
約０．５〜１０重量％の固体不透明剤を含みそれによっ
て不透明部分を構成する不透明石鹸組成物を注入するス
テップと、 （ｉｖ）前記透明部分及び不透明部分を冷却し硬化させ
て固形化粧石鹸を得るステップ とを含む製造方法。 - 【請求項６】 第１の部分の成分の９９重量％以上を第
２の部分の成分と同じものにする請求項５に記載の方
法。 - 【請求項７】 固体不透明剤として、二酸化チタン、ア
ルミナ、酸化亜鉛、炭酸カルシウム又はこれらの混合物
を使用する請求項５又は６に記載の方法。 - 【請求項８】 第１の部分と第２の部分とを曲線形状に
従って接合する請求項５から７のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項９】 ３０％以上が少なくとも半透明である第
１の部分からなり、３０％以上が不透明な第２の部分か
らなる固形化粧石鹸の製造方法であって、 （ｉ）透明石鹸組成物を調製するステップと、 （ｉｉ）透明石鹸組成物と同じ成分を８０重量％以上含
むと共に約０．５〜１０重量％の固体粒状不透明剤を含
む不透明石鹸組成物を調製するステップと、 （ｉｉｉ）前記不透明石鹸組成物を型の容量の９０％以
下の高さまで型内に注入して不透明部分を形成するステ
ップと、（ｉｖ）前記不透明部分の上に透明石鹸組成物を注入す
るステップと、 （ｖ）第１の部分及び第２の部分を冷却し硬化させて固
形化粧石鹸を得るステップ とを含む製造方法。 - 【請求項１０】 第１の部分の成分の９９重量％以上を
第２の部分の成分と同じものにする請求項９に記載の方
法。 - 【請求項１１】 固体不透明剤として、二酸化チタン、
アルミナ、酸化亜鉛、炭酸カルシウム又はこれらの混合
物を使用する請求項９又は１０に記載の方法。 - 【請求項１２】 第１の部分と第２の部分とを曲線形状
に従って接合する請求項９に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US803001 | 1991-12-05 | ||
| US07/803,001 US5217639A (en) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | Dual phase toilet bar containing a clear portion and an opaque portion joined along a single curvelinear shaped surface |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320700A JPH05320700A (ja) | 1993-12-03 |
| JPH0739598B2 true JPH0739598B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=25185298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4324305A Expired - Lifetime JPH0739598B2 (ja) | 1991-12-05 | 1992-12-03 | 透明−不透明二相石鹸 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5217639A (ja) |
| EP (1) | EP0545716B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0739598B2 (ja) |
| AT (1) | ATE137796T1 (ja) |
| AU (1) | AU660055B2 (ja) |
| CA (1) | CA2084393C (ja) |
| DE (1) | DE69210560T2 (ja) |
| ES (1) | ES2089421T3 (ja) |
| NZ (1) | NZ245332A (ja) |
| ZA (1) | ZA929432B (ja) |
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| US6673756B2 (en) | 2000-09-20 | 2004-01-06 | Symrise Gmbh & Co. Kg | Multiphase soaps |
| DE10046469B4 (de) * | 2000-09-20 | 2004-07-15 | Symrise Gmbh & Co. Kg | Mehrphasenseifen |
| US6555509B2 (en) * | 2001-01-29 | 2003-04-29 | Unilever Home & Personal Care Usa Division Of Conopco, Inc. | Multi-phase toilet articles and methods for their manufacture |
| US6723269B2 (en) | 2001-02-15 | 2004-04-20 | The Gillette Company | Methods of manufacturing personal care products |
| US8048406B2 (en) | 2001-02-15 | 2011-11-01 | The Dial Corporation | Personal care product |
| US6838032B2 (en) * | 2001-02-15 | 2005-01-04 | The Gillette Company | Methods of manufacturing personal care products |
| US6689728B2 (en) | 2001-04-06 | 2004-02-10 | The Dial Company | Composite transparent bar soap containing visible soap insert(s) |
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| KR100432904B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2004-05-24 | 김성오 | 다수의 투명층 및(또는) 불투명층이 결합된 투명 비누의제조 방법 |
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1991
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