JPH0739546Y2 - 自動車用シートの組立装置 - Google Patents

自動車用シートの組立装置

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JPH0739546Y2
JPH0739546Y2 JP1988054091U JP5409188U JPH0739546Y2 JP H0739546 Y2 JPH0739546 Y2 JP H0739546Y2 JP 1988054091 U JP1988054091 U JP 1988054091U JP 5409188 U JP5409188 U JP 5409188U JP H0739546 Y2 JPH0739546 Y2 JP H0739546Y2
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seat
base
seat cushion
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locking
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雅紀 宮本
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Delta Kogyo Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/14Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access
    • B60N2/146Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access characterised by the locking device
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B11/00Work holders not covered by any preceding group in the subclass, e.g. magnetic work holders, vacuum work holders
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シートの組立装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用シートの製造ラインでは、床面とほぼ同
じ高さで移動するコンベア上に、シートクッション組付
け治具とシートバック組付け治具とが交互に設けられ、
コンベア上に乗った作業者が、シートクッション組付け
治具を用いてシートクッションフレームにシートクッシ
ョンパッドを当てがい、シートクッショントリムを被せ
てシートクッションを製造し、さらに、シートバック組
付け治具を用いてシートバックフレームにシートバック
パッドを当てがい、シートバックトリムを被せてシート
バックを製造し、続いて、シートスライダにシートクッ
ションを取付け、シートクッションにシートバックを取
付けて、シートを完成させるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、かかる自動車用シートの製造工程において、
ベルトコンベア上にてシートクッションにシートスライ
ダを取り付けたり、完成した自動車用シートのシートク
ッションにシートバックを取り付けるのは、これらシー
トスライダ、シートクッションやシートバック等の位置
が不安定で動きやすいうえ、重いシートクッション等を
手で回転させながら、あるいは作業者がシートクッショ
ン等の回りを歩き回りながら、自動車用シートの組立作
業を行うので、重労働でもあった。
本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、自動車用シートの組立が容易にできる自動車用シ
ートの組立装置を提供することを基本的な目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、シ
ートクッションにシートスライダを取り付けるととも
に、シートクッションにシートバックを取り付けて自動
車用シートを完成するための自動車用シートの組立装置
であって、基台上に取り付けられ、水平面で回転自在な
回転台と、該回転台上に配置されたレールに案内されて
水平移動するスライドブロックに設けられた枢軸部に枢
着され、水平移動自在でかつ上下揺動自在となったセッ
ト台と、該セット台上に配置され、上記シートスライダ
を位置決めして上記セット台上に係止する係止機構と、
上記回転台を所定の回転位置でロックする回転ロック機
構と、上記セット台を上揺動する向きに常時付勢するば
ね部材と、上記セット台を水平移動および上下揺動させ
るために上記セット台に設けられたセット台操作部材
と、上記回転台と平行な水平位置及び該水平位置から上
揺動した上揺動位置にそれぞれ上記セット台をロックす
る揺動ロック機構と、上記セット台が回転台とほぼ合致
した重なり位置にて上記セットの水平方向移動を規制す
るとともに、セット台の上記水平位置のロックが解除さ
れると上記セット台の上記水平方向移動に従って上記セ
ット台の上揺動を補助する上揺動補助部材と、上記セッ
ト台が回転台と略重なり合う位置から水平方向に所定距
離水平移動した所定位置にて上記セット台が上記上揺動
位置に上揺動すると、上記セット台の回転軸を上記所定
位置にロックする前後動ロック機構とからなるシート組
付け治具を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2にかかる考案は、自動車用シートの製造
ラインのコンベヤ上において、上記シート組付け治具と
上記シートクッションを組み付けるためのシートクッシ
ョン組付け治具とが交互に配置されていることを特徴と
するものである。
(考案の作用・効果) 請求項1にかかる考案によれば、基台の回転台の上のセ
ット台上に配置した係止機構によりシートスライダをセ
ット台上に位置決めして係止するようにしたから、シー
トスライダの位置が安定でセット台から動かないので、
シートクッションの取り付け作業やシートバックの取り
付け作業などが容易に時間や動作の無駄なく行うことが
できる。
また、セット台は回転台により水平面で軽く回転し、回
転ロック機構で回転ロックもできるので、作業者がコン
ベアの側方位置に立った状態で、各シートの組付作業を
楽に行うことができる。
さらにまた、セット台の水平位置のロックが解除される
とセット台の水平方向移動に伴って上揺動補助部材およ
びばね部材の作用によりセット台の上揺動が補助される
とともに、セット台が回転台と略重なり合う位置から水
平方向に所定距離水平移動した所定位置にてセット台が
上揺動位置に上揺動すると、セット台の回転軸が所定位
置にロックされるので、シートクッションの底面側に部
品を取り付ける作業も容易に行うことができる。
請求項2にかかる考案によれば、シート組付け治具と上
記シートクッションを組み付けるためのシートクッショ
ン組付け治具とが交互に配置されているので、一本の製
造ラインで流れ作業により自動車用シートが完成すると
ともに、作業者がコンベアの側方位置に立った状態で各
作業に適した高さで作業ができ、自動車用シートの生産
効率が大幅に向上するようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第1図に示すように、自動車用シートの製造ラインにお
いて、床面1に立って作業する作業者のウエストレベル
の高さにコンベア2が配置され、低速移動する該コンベ
ア2上に、シートクッション組付け治具Aとシート組付
け治具Bとが交互に設けられ、作業者がコンベア2の側
方位置に立った状態で、分担して流れ作業ができるよう
になっている。
上記シートクッション組付け治具Aでは、第3図(a)
に示すように、シートクッションフレーム3にシートク
ッションパッド4を当てがい、シートクッショントリム
5を被せ、該トリム5の端末をシートクッションフレー
ム3の下面に巻き込んで止着し、第3図(b)に示すよ
うに、シートクッション6を製造する。
なお、第2図(b)に示すようなシートスライダ7は、
第2図(a)に示すように、別の製造工程でL型ブラケ
ットを取り付けたアッパレール8とロアレール9を嵌合
させて製造する。
また、第4図(b)に示すようなシートバック10は、第
4図(a)に示すように、別の製造工程で、シートバッ
ク組付け治具(図示せず)を用いて、シートバックフレ
ーム11にリクライニングブラケット16を組み付けて、シ
ートバックパッド12を当てがい、シートバックトリム13
を被せ、該トリム5の端末をフレーム11の下部に巻き込
んで止着して製造する。該シートバック10の組立作業
は、ある特定の作業を上記シートクッション組付け治具
Aを用いて、部品の取付け作業をすることもできる。
上記シート組付け治具Bでは、第5図(a)に示すよう
に、シートスライダ7のL型ブラケット17にシートクッ
ション6を取り付け、シートバック10のリクライニング
ブラケット16にシートクッション6を取り付け、第5図
(b)に示すように、シートバック10にヘッドレスト14
を取り付けてシート15を完成させる。
以下では、まず、本考案にかかる自動車用シートの組立
装置を構成する上記シート組付け治具Bとともにコンベ
ア2上に交互に配置されるシートクッション組付け治具
Aについて説明し、ついで、本考案にかかる自動車用シ
ートの組立装置を構成する上記シート組付け治具Bの一
例を具体的な構成を説明する。
[シートクッション組付け治具A] 第6図〜第20図はシートクッション組付け治具Aであ
る。
該治具Aは、第6図に示すように、基台20上に取り付け
られ、水平面で回転自在な回転台21と、該回転台21上に
取り付けられ、上記シートクッションフレーム3を位置
決めして載置する第1セット台22と第2セット台23とを
備え、上記回転台21を所定の回転位置でロックする回転
ロック機構24(第9図参照)と、上記シートクッション
フレーム3を第1セット台22に係止する係止機構25と、
上記第1セット台22の幅を、シートクッション6の載置
時には広く、シートバック10の載置時には狭くなるよう
に、拡狭させる拡狭機構26と、上記第2セット台23を、
シートクッションフレーム3を表返して載置する(第7
図参照)ときは下動退避させ、シートクッションフレー
ム3を裏返して載置する(第11図参照)ときは上動させ
る上下機構27とを設けて基本構成している。
上記基台20は、第6図及び第20図に示したように四角状
枠体で形成され、上記コンベア2上に載置される。
上記回転台21は、第6図及び第18図に示したように、円
状枠体で形成され、第19図に示すように、基台20の中心
枠20aに設けた軸受部材30で回転台21の中心軸31が回転
自在に支承されるとともに、該中心軸31と同芯状に、基
台20の上部の複数箇所に設けたボールキャスター32で回
転台21の下面が支承されることにより、基台20に対し
て、水平面で回転自在に取り付けられる(第8図参
照)。
上記回転台21の回転ロック機構24は、第18図に示すよう
に、回転台21の外周面に、90度間隔で係合凹部33,…,33
が形成される一方、第8図、第9図及び第19図に示すよ
うに、上記基台20の作業側に固定されたレールブラケッ
ト34で前後動自在に案内されるスライドピン35に、上記
係合凹部33,…,33の1つに係合可能なローラ36が取付け
られ、該スライドピン35と上記基台20の中心枠20aのピ
ン37との間に張設されたコイルスプリング38により、ス
ライドピン35を介してローラ36が係合方向に付勢されて
いる。
したがって、回転台21は、係合凹部33に係合するローラ
36により、90度毎に回転に節度が与えられ、係合凹部33
にローラ36が係合した位置で回転が仮ロックされる。
上記スライドピン35の中心から一方へオフセットF(第
20図参照)した基台20には、厚板でなるロックレバー39
がボルト40(第8図参照)で旋回自在に枢着され、該ロ
ックレバー30は、回転台21の回転操作時(仮ロック時も
含む。)はスライドピン35の反対側(アンロック位置)
に倒されて(第8図参照)つまみ39aが基台20の上面で
当て止められる一方、回転台21の仮ロック時にスライド
ピン35側(ロック位置)に倒すと(第18図参照)、つま
み39aが基台20の上面で当て止められるとともにロック
レバー30がスライドピン35の後端部と基台20の内面との
間の隙間に嵌り込んで、スライドピン35が後動しないよ
うに当て止める。
したがって、回転台21は、係合凹部33に係合したローラ
36が、スライドピン35とともに後動できないので、係合
凹部33にローラ36が係合した位置で回転が本ロックされ
る。
第6図及び第19図に示すように、上記回転台21の上部に
は、上方に立上る一対の立上りブラケット43、43が設け
られ、該各立上りブラケット43の後部には、前方へ立上
りながら伸長するU字状セットアーム44の基部が固定さ
れている。
上記各立上りブラケット43の後上部には、水平ブラケッ
ト45がボルト46,…,46で固定され、第20図にも示すよう
に、該水平ブラケット45上面の左右位置に固定されたレ
ールブラケット47,47で左右動自在に案内されるスライ
ドブロック48,48に、上記シートクッションフレーム3
の後部を位置決めして載置できる略L字状の第1セット
台22,22が固定されている。該各第1セット台22,22の上
面には保護用ゴムシート50,50が取り付けられている。
上記第1セット台22の拡狭機構26は、第16図及び第20図
に示すように、上記水平ブラケット45の中央位置に、第
1セット台22,22の間に位置する長方形板状の拡狭板53
が支持軸54により水平面で回転自在に支持され、該支持
軸54には、拡狭板53を横長位置(第14図参照)と縦長位
置(第15図参照)とに90度回転させるためのグリップレ
バー55が設けられ、上記第1セット台22,22の間には、
各第1セット台22,22を内方向に付勢して、拡狭板53の
側縁部に当て止めるコイルスプリング56が張設されてい
る。
したがって、グリップレバー55で拡狭板53を横長位置に
回転させると、第1セット台22,22がコイルスプリング5
6の付勢力に抗して左右外方向に移動して幅が広がる一
方、グリップレバー55で拡狭板53を縦長位置に回転させ
ると、第1セット台22,22がコイルスプリング56の付勢
力で左右内方向に移動して幅が狭まるようになる。
該第1セット台22,22の幅を広げた状態では、幅の広い
シートクッション6の組付け作業ができ、幅を狭めた状
態では、幅の狭いシートバック10の組付け作業が可能で
ある。
上記各立上りブラケット43の前上部には、第6図,第18
図及び第19図に示すように、前上部に突出する一対のU
字状係止具57,57が固定され、該各係止具57は、表返し
た上記シートクッションフレーム3の後部を第1セット
台22に載置し、その両側部をセットアーム44で位置決め
したとき、第7図に示すように、シートクッションフレ
ーム3に明けられた作業用穴3a,3aに抜脱自在に係合し
て、表返したシートクッションフレーム3を第1セット
台22とセットアーム44に対して動かないように係止する
シートクッションフレーム係止機構25を構成する。
上記第2セット台23の上下機構27は、第12図、第16図、
第17図及び第19図に示すように、上記各立上りブラケッ
ト43の前下部に枢着された回転軸60に支持ブラケット61
が固定され、該支持ブラケット61の上部に略山形の第2
セット台23が固定されている。該第2セット台23の上面
には保護用ゴムシート59が取り付けられている。
該第2セット台23は、支持ブラケット61とともに上記回
転軸60を中心にして、第12図に示す下動退避位置と、第
10図及び第11図に示す上動セット位置とに上下動され
る。
上記回転軸60にはコイルスプリング62(第16図参照)が
巻装され、該コイルスプリング62により、第2セット台
23が上動セット位置に回動するよう付勢され、上動セッ
ト位置では、上記立上りブラケット43に固定したストッ
パ部材63(第19図参照)で支持ブラケット61が当て止め
られる。
上記セットアーム44には適当数のラッチ44a,44aが形成
され、上記第2セット台23には上動セット位置で上記ラ
ッチ44aに噛合可能なラッチ爪64,64がラッチ回転軸65で
支持され、該ラッチ爪64,64は自重でラッチ44aに噛合し
て第2セット台23を上動セット位置に係止する。
上記ラッチ回転軸65には、第2セット台23の中央開口23
により操作できる手操作リング67が固定され、該手操作
リング67の操作でラッチ爪64のラッチ44aへの噛合を外
して(第13図参照)、第2セット台23を支持ブラケット
61とともに、コイルスプリング62の付勢力に抗して下動
退避位置に回動操作できる。
上記立上りブラケット43の側部には、第16図及び第17図
に示すように、グリップレバー68の中間軸受リング69が
ピン70で上下揺動自在に枢着され、該グリップレバー68
は、該レバー68の後部側と立上りブラケット43の側出部
43aとの間に縮装したコイルスプリング71で下揺動方向
に付勢されている。
該グリップレバー68の前端部には係合ローラ72が固定さ
れる一方、上記支持ブラケット61の回転軸60の端部に
は、上記係合ローラ72が外周縁に当接する係止円板73が
固定され、該係止円板73には、第2セット台23が下動退
避位置に回動されたときに係合ローラ72が係合する係合
凹部73aが形成されている。
したがって、手操作で第2セット台23が支持ブラケット
61とともに下動退避位置に回動されたときに、上揺動方
向に付勢されたグリップレバー68の係合ローラ72が係止
円板73の係合凹部73aに係合して、第2セット台23を当
該位置に係止する一方、グリップレバー68の後部を持っ
て該レバー68を上揺動させると、係合ローラ72が係止円
板73の係合凹部73aから外れるので、第2セット台23が
支持ブラケット61とともにコイルスプリング62の付勢力
で、上動セット位置に回動してストッパー部材63で当て
止められ、ラット爪64がラッチ44aに噛合して、第2セ
ット台23を当該位置に係止する。
第2セット台23の上動セット位置では、第11図に示すよ
うに、裏返したシートクッションフレーム3の後部を第
1セット台23に位置決めして載置でき、その前部を第2
セット台23に位置決めして載置できる。
シートクッション組付け治具Aを上記のように構成すれ
ば、まず、第7図のように、作業者が表返したシートク
ッションフレーム3を第1セット台22とセットアーム44
に位置決めして載置し、シートクッションフレーム3の
作業用穴3aを係止機構25の係止具57に動かないように係
止する。
この状態で、作業者が回転台21を回転させながら、シー
トクッションフレーム3にシートクッションパッド4を
当てがい、シートクッショントリム5を被せる等の作業
を行う。
つぎに作業者は、作業用穴3aを係止具57から外しながら
シートクッションフレーム3を上方に持ち上げ、グリッ
プレバー68の後部を上動させると、係合ローラ72が係止
円板73から外れて、第2セット台23がコイルスプリング
62の付勢力で上動セット位置に回動し、ラッチ爪64がセ
ットアーム44のラッチ爪44aに噛合して、第2セット台2
3が当該位置に係止される(第10図参照)。
ついで、作業者は、裏返したシートクッションサブ組立
体を第1セット台22と第2セット台23に位置決めして載
置し(第11図参照)、この状態で回転台21を回転させな
がら、シートクッショントリム5の端末をシートクッシ
ョンフレーム3の下部に巻き込んで止着する等の作業を
行い、シートクッション6を完成させる。
なお、上記シートバック10は、上述したように、別の製
造工程で完成されるが、該治具Aの拡狭機構26のグリッ
プレバー55を操作して、第1セット台22,22の幅を狭め
ることにより、幅の狭いシートバック10を位置決めして
載置できるので、シートバック10に部品を取り付ける等
の作業もできる。
上記治具Aであれば、基台20の回転台21上の各セット台
22,23及びセットアーム44に位置決めして載置したシー
トクッションフレーム3を係止機構25で係止するから、
シートクッションフレーム3の位置が安定で各セット台
22,23等から動かないので、シートクッショントリム5
の被せる作業やトリム端末の巻き込み、止着作業など
が、熟練者でなくても容易に行うことができる。
また、各セット台22,23等は回転台21により水平面で軽
く回転し、ロック機構24で回転ロックもできるので、作
業者がコンベア2の側方位置に立った状態で、全周の被
せ作業や巻き込み・止着作業を楽に行うことができる。
さらに、上下機構27により第2セット台23を上下させる
ことができるから、シートクッションフレーム3をシー
トクッショントリム5とともに裏返してトリム端末の巻
き込み・止着作業をするときにも、シートクッションフ
レーム3の位置が安定で各セット台22,23から動かない
ので、これらの作業を容易に行うことができる。
さらにまた、作業者がコンベア2の側方位置に立った状
態でウエストレベルで各作業が楽にできる。
[シート組付け治具B] 第21図〜第35図はシート組付け治具Bである。
該治具Bは、第21図及び第22図に示すように、基台80上
に取付けられ、水平面で回転自在な回転台81と、該回転
台81上に取付けられ、水平移動自在、かつ上下揺動自在
で、上記シートスライダ7を位置決めして載置するセッ
ト台82とを備え、上記回転台81を所定の回転位置でロッ
クする回転ロック機構83(第24図参照)と、上記シート
スライダ7をセット台82に係止する係止機構84(A,B)
と、上記セット台82を上揺動位置でロックする揺動ロッ
ク機構85とを設けて基本構成している。
上記基台80は第21図に示したように四角状枠体で形成さ
れ、上記コンベア2上に載置されている。
上記回転台81は、第33図に示すように、円状枠体88と該
円状枠体88の上面に固定された四角状枠体89とで構成さ
れ、第35図に示すように、基台80の中心枠80aに設けた
軸受部材90で四角状枠体89の中心軸91が回転自在に支承
されるとともに、該中心軸91と同芯上に、基台80の上部
の複数箇所に設けたボールキャスター92で円状枠体89の
下面が支承されることにより、基台80に対して、水平面
で回転自在に取り付けられる(第23図参照)。
上記回転台81の回転ロック機構83は、第33図に示すよう
に、円状枠体88の外周面に、45度間隔で係合凹部93,…,
93が形成される一方、第23図、第24図及び第34図に示す
ように、上記基台80の作業側に固定されたレールブラケ
ット94で前後動自在に案内されるスライドピン95に、上
記係合凹部93,…,93の1つに係合可能なローラ96が取り
付けられ、該スライドピン95と上記基台80の中心枠80a
のピン97との間に張設されたコイルスプリング98によ
り、スライドピン95を介してローラ96が係合方向に付勢
されている。
したがって、回転台81は、係合凹部93に係合するローラ
96により、45度毎に回転に節度が与えられ、係合凹部93
にローラ96が係合した位置で回転が仮ロックされる。
上記スライドピン95の中心から一方へオフセットした基
台80には、厚板でなるロックレバー99がボルト100(第2
8図参照)で旋回自在に枢着され、該ロックレバー99
は、回転台81の回転操作時(仮ロック時も含む。)はス
ライドピン95の反対側(アンロック)位置に倒されてつ
まみ99aが基台80の上面で当て止められる一方、回転台8
1の仮ロック時にスライドピン95側(ロック側)に倒す
と、つまみ99aが基台80の上面で当て止められるととも
にロックレバー99がスライドピン95の後端部と基台80の
内面との間の隙間に嵌り込んで、スライドピン95が後動
しないように当て止める。
したがって、回転台81は、係合凹部93に係合したローラ
96が、スライドピン95とともに後動できないので、係合
凹部93にローラ96が係合した位置で回転が本ロックされ
る。
第30図、第33図及び第35図に示すように、上記回転台81
の四角状枠体89の上面両側には、前後方向に伸長する一
対のレール101,101が設けられ、該各レール部材101,101
で上記セット台82の前部に設けられたスライドブロック
102,102が前後動自在に案内される。
該各スライドブロック102,102には上方に立上る一対の
ブラケット103,103が固定され、該各立上りブラケット1
03,103に四角枠状のセット台82の回転軸104が枢着され
ている。
第31図及び第32図に示すように、該セット台82の前部両
側の前ブラケット105,105には、上記シートスライダ7
のロアレール9,9の後部取付け穴9a,9a(第2図(a)参
照)が上方から嵌合する後位置決めピン106,106が設け
られ、該セット台82の後部両側の後ブラケット107,107
には、上記シートスライダ7のロアレール9,9の前部取
付け穴9b,9b(第2図(a)参照)が上方から嵌合する
前位置決めピン108,108が設けられている。
上記セット台82の後ブラケット107,107には、第31図に
示すように、長孔109aとボルト110で前後動可能に案内
される係止爪109,109がそれぞれ設けられ、各係止爪10
9,109は係止爪シャフト111で連結され、該係止爪シャフ
ト111を前後動操作することににより、各係止爪109,109
を、第25図に示す後動位置から第26図に示す前動位置に
移動させて、シートスライダ7のロアレール9,9の前部
フランジ9c,9c(第2図(a)参照)を係止して、シー
トスライダ7の前部をセット台82に対して動かないよう
に係止するシートスライダ7の前部係止機構84Aを構成
する。
また、上記セット台82の前ブラケット105,105には、第3
1図に示すように、長孔133aとボルト134で左右動可能に
案内される係止爪133,133がそれぞれ設けられ、各係止
爪133,133にはグリップ135,135が取付けられ、該グリッ
プ135,135により、各係止爪133,133を外方向に移動させ
ることにより、シートスライダ7のロアレール9,9の後
部フランジ9dを係止して、シートスライダ7の後部をセ
ット台82に対して動かないように係止するシートスライ
ダ7の後部係止機構84Bを構成する。
上記セット台82は、該セット台82の回転軸104が上記各
スライドブロック102の各立上りブラケット103に枢着さ
れているので、セット台82が回転軸104を中心にして、
第21図に示した略水平な下揺動位置と、第22図に示した
略直角に立上る上揺動位置とに上下動される。
上記回転軸104の両端部には、第31図に示すようにコイ
ルスプリング114,114が巻装され、該コイルスプリング1
14,114により、セット台82が上揺動位置に回動するよう
付勢されている。
上記セット台82の揺動ロック機構85は、第30図及び第32
図に示すように、上記各スライドブロック102の各立上
りブラケット103に、下揺動ロック凹部115aと上揺動ロ
ック凹部115bとを形成したカム115を設ける一方、上記
セット台82の両側部のガイド部材117,117でロック軸11
6,116の先端部と中間部を前後動自在に支持し、該各ロ
ック軸116,116を、ロック軸116のリング118とガイド部
材117との間に縮装したコイルスプリング119で前動方向
に付勢して、セット台82の下揺動位置では、ロック軸11
6の先端部を上記下揺動ロック凹部115aに係合させて、
コイルスプリング114の付勢力に抗してセット台82を下
揺動位置に揺動ロックするとともに、セット台82の上揺
動位置では、ロック軸116の先端部を上記上揺動ロック
凹部115bに係合させて、セット台72を上揺動位置に揺動
ロックする。
上記ロック軸116の後端部には、該ロック軸116を各ロッ
ク凹部115a、115bから抜き取り手操作する可動グリップ
120が設けられるとともに、上記セット台82の両側部の
後部には、可動グリップ120を引き操作するための固定
グリップ121が取り付けられている。
第27図及び第28図に示すように、上記回転台81の四角状
枠体89の後部中央上面のブラケット124には、上記セッ
ト台82の回転軸104が上方から嵌入可能な凹部125aを形
成した前後動ロックレバー125がピン126で上下揺動自在
に枢着され、該前後動ロックレバー125は、四角状枠体8
9との間に縮装されたコイルスプリング128で上揺動方向
に付勢された状態で、後端部が四角状枠体の後部中央側
面のブラケット129で当て止められている。
上記セット台82の回転軸104には、上記前後動ロックレ
バー125に対応して、セット台82の下揺動時に前後動ロ
ックレバー125をコイルスプリング127の付勢力に抗して
押下げ、回転軸104を前後動ロックレバー125の凹部125a
から外す押下げ片129が固定されている。
また、上記四角状枠体89の後部両側上面には、第22図に
示すように、くさび状の傾斜ブロック130,130が固定さ
れ、上記セット台82の後部両側下面には、上記傾斜ブロ
ック130,130に乗り上げ可能な傾斜ブロック131,131が固
定されている。
したがって、下揺動位置のセット台82を、グリップ120,
121を持って手前に引くと、スライドブロック102がレー
ル101で案内されてセット台82が後動され、後動途中で
傾斜ブロック130,131によりセット台82の後側が上方に
浮かされるので、その反動を利用してセット台82を上揺
動させながら、さらに後動させると、回転軸104が前後
動ロックレバー125の凹部125aに嵌入し、セット台82は
上揺動位置で前後動がロックされる。
該セット台82を上揺動位置から下揺動させると、回転軸
104の押下げ片129が前後動ロックレバー125を押し下げ
るので、回転軸104が前後動ロックレバー125の凹部125a
から外れ、セット台82を下揺動させながら前動させて、
セット台82を下揺動位置に戻すことができる。
シート組付け治具Bを上記のよう構成すれば、まず、第
31図のように、作業者がシートスライダ7のロアレール
9の各取付け穴9a,9a,9b,9bをセット台82の各位置決め
ピン106,106,108,108に嵌合し、位置決めして載置し、
各係止機構84A,84Bの係止爪109,109,133,133で動かない
ように係止する。
ついで、このシートスライダ7の上に、上記シートクッ
ション組付け治具Aで製造したシートクッション6を乗
せ、この状態で作業者が回転台81を回転させながら、シ
ートスライダ7にシートクッション6をボルト等で固定
する等の作業を行う。
つぎに作業者は、セット台82の可動グリップ120を引き
操作し、ロック軸116を立上りブラケット103の下揺動ロ
ック凹部115aから抜き取り、各グリップ120,121を持っ
てセット台82を手前に引くと、セット台82のスライドブ
ロック102が四角枠状体89のレール101で案内されてセッ
ト台82が後動され、後動途中で傾斜ブロック130,131に
よりセット台82の後側が浮かされると、その反動を利用
してセット台82を上揺動させながらさらに後動させる。
そうすると、セット台82の回転軸104が四角状枠体89の
前後動ロックレバー125の凹部125aに嵌入し、セット台8
2は上揺動位置で前後動ロックされる。
その後、可動グリップ120から手を離すと、ロック軸116
が立上りブラケット103の上揺動ロック凹部115bに係合
し、セット台82は上揺動位置で揺動ロックされる。
この状態で作業者がシートクッション6の底面側の部品
取付け等の作業を行う。
つぎに、作業者は、セット台82の可動グリップ120を引
き操作し、ロック軸116を立上りブラケット103の上揺動
ロック凹部115bから抜き取り、各グリップ120,121を持
ってセット台82を少し下揺動させると、回転軸104の押
し下げ片129で前後動ロックレバー125が押し下げられ、
回転軸104が凹部125aから外れるので、セット台82を押
し操作し、下揺動させながら前動させて、セット台82を
下揺動位置に戻す。
その後、可動グリップ120から手を離すと、ロック軸116
が立上りブラケット103の下揺動ロック凹部115aに係合
し、セット台82は下揺動位置で揺動ロックされる。
この状態で作業者が回転台81を回転させながら、シート
クッション6にシートバック10をボルト等で固定する等
の作業を行い、シートバック10にヘッドレスト14を取付
けるとシート15が完成する。
そして、シートスライダ7の係止爪109,133による係止
を解除して、完成したシート15を治具Bから取り外すこ
とにより、シート組付け工程が完了する。
上記治具Bであれば、基台80の回転台81上のセット台82
に位置決めして載置したシートスライダ7を係止機構84
(A,B)で係止するから、シートスライダ7の位置が安
定でセット台82から動かないので、シートクッション6
の取付け作業やシートバック10の取付け作業などが、容
易に時間や動作の無駄なく行うことができる。
また、セット台82は回転台81により水平面で軽く回転
し、ロック機構83で回転ロックもできるので、作業者が
コンベア2の側方位置に立った状態で、各シート6,10の
取付け作業を楽に行うことができる。
さらに、揺動ロック機構85により、セット台82を上揺動
位置でロックすることができるから、シートクッション
6の底面側に部品の取り付ける作業を容易に行うことが
できる。
さらにまた、作業者がコンベア2の側方位置に立った状
態で、各作業に適した高さで作業ができる。
上記シートクッション組付け治具Aとシート組付け治具
Bとを第1図のように、製造ラインのコンベア2上に交
互に設ければ、一本の製造ラインで流れ作業によりシー
ト15が完成するので、シート15の生産効率が大幅に向上
するようになる。
すなわち、シートクッション6をシートクッション組付
治具Aで製造した後、このシートクッション6をシート
クッション組付治具Bに移し、シートバック10を上記シ
ートクッション組付治具Aで製造し、このシートバック
10を上記シートクッション組付治具Bに移して、上記シ
ートクッション6にボルト等で固定して組み付け、シー
トバック10にヘッドレスト14を組み付けると、シート15
が完成する。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート製造ラインの斜視図、 第2図(a)はシートスライダの分解斜視図、 第2図(b)はシートスライダの斜視図、 第3図(a)はシートクッションの分解斜視図、 第3図(b)はシートクッションの斜視図、 第4図(a)はシートバックの分解斜視図、 第4図(b)はシートバックの斜視図、 第5図(a)はシートバックの分解斜視図、 第5図(b)はシートの斜視図、 第6図はシートクッション組付け治具Aの第2セット台
の下動退避状態の斜視図、 第7図は表返したシートクッションフレームを載置した
治具Aの斜視図、 第8図は回転台の回転状態の治具Aの斜視図、 第9図は治具Aの回転ロック機構の斜視図、 第10図は治具Aの第2セット台の上動セット状態の斜視
図、 第11図は裏返したシートクッションフレームを載置する
直前の治具Aの斜視図、 第12図は第2セット台の上動セット操作時の治具Aの斜
視図、 第13図は第2セット台の下動退避操作時の治具Aの斜視
図、 第14図は拡狭機構の広げ操作時の斜視図、 第15図は拡狭機構の狭め操作時の斜視図、 第16図は治具Aの拡狭機構、上下機構の平面図、 第17図は第16図の側面図、 第18図は治具Aの回転台、セットアーム、係止機構の斜
視図、 第19図は治具Aの側面図、 第20図は治具Aの正面図、 第21図はシート組付け治具Bのセット台の下揺動状態の
斜視図、 第22図は治具Bのセット台の上揺動状態の斜視図、 第23図は回転ロック機構のアンロック状態の斜視図、 第24図は回転ロック機構のロック状態の斜視図、 第25図は係止機構の係止解除状態の斜視図、 第26図は係止機構の係止状態の斜視図、 第27図は前後動係止レバーの押下げ状態の斜視図、 第28図は前後動係止レバーの嵌入状態の斜視図、 第29図はセット台の上揺動操作直前の斜視図、 第30図はセット台の上揺動途中の斜視図、 第31図は治具Bの係止機構、揺動ロック機構の平面図、 第32図は第31図の側面図、 第33図は回転台の平面図、 第34図は治具Bの側面図、 第35図は治具Bの正面断面図である。 2…コンベア、3…シートクッションフレーム、4…シ
ートクッションパッド、5…シートクッショントリム、
6…シートクッション、7…シートスライダ、10…シー
トバック、11…シートバックフレーム、12…シートバッ
クパッド、13…シートバックトリム、15…シート、A…
シートクッション組付け治具、20…基台、21…回転台、
22,23…セット台、24…回転ロック機構、25…係止機
構、26…拡狭機構、27…上下機構、B…シート組付け治
具、80…基台、81…回転台、82…セット台、83…回転ロ
ック機構、84(A,B)…係止機構、85…揺動ロック機
構。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッション(6)にシートスライダ
    (7)を取り付けるとともに、シートクッション(6)
    にシートバック(10)を取り付けて自動車用シートを完
    成するための自動車用シートの組立装置であって、 基台(80)上に取り付けられ、水平面で回転自在な回転
    台(81)と、 該回転台(81)上に配置されたレール(101)に案内さ
    れて水平移動するスライドブロック(102)に設けられ
    た枢軸部(103)に枢着され、水平移動自在でかつ上下
    揺動自在となったセット台(82)と、 該セット台(82)上に配置され、上記シートスライダ
    (7)を位置決めして上記セット台(82)上に係止する
    係止機構(84A,84B)と、 上記回転台(81)を所定の回転位置でロックする回転ロ
    ック機構(83)と、 上記セット台(82)を上揺動する向きに常時付勢するば
    ね部材(114)と、 上記セット台(82)を水平移動および上下揺動させるた
    めに上記セット台(82)に設けられたセット台操作部材
    (121)と、 上記回転台(81)と平行な水平位置及び該水平位置から
    上揺動した上揺動位置にそれぞれ上記セット台(82)を
    ロックする揺動ロック機構(85)と、 上記セット台(82)が回転台(81)とほぼ合致した重な
    り位置にて上記セット(82)の水平方向移動を規制する
    とともに、セット台(82)の上記水平位置のロックが解
    除されると上記セット台(82)の上記水平方向移動に伴
    って上記セット台(82)の上揺動を補助する上揺動補助
    部材(130,131)と、 上記セット台(82)が回転台(81)と略重なり合う位置
    から水平方向に所定距離水平移動した所定位置にて上記
    セット台(82)が上記上揺動位置に上揺動すると、上記
    セット台(82)の回転軸(104)を上記所定位置にロッ
    クする前後動ロック機構(125)とからなるシート組付
    け治具を備えたことを特徴とする自動車用シートの組立
    装置。
  2. 【請求項2】自動車用シートの製造ラインのコンベヤ
    (2)上において、上記シート組付け治具と上記シート
    クッション(6)を組み付けるためのシートクッション
    組付け治具とが交互に配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の自動車用シートの組立装置。
JP1988054091U 1988-04-20 1988-04-20 自動車用シートの組立装置 Expired - Lifetime JPH0739546Y2 (ja)

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