JPH0739497A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Publication number
JPH0739497A
JPH0739497A JP18985993A JP18985993A JPH0739497A JP H0739497 A JPH0739497 A JP H0739497A JP 18985993 A JP18985993 A JP 18985993A JP 18985993 A JP18985993 A JP 18985993A JP H0739497 A JPH0739497 A JP H0739497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
port body
seal lip
dust
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18985993A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
Shuhei Omoto
周平 大本
Yasuhiro Otsu
育弘 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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Publication of JPH0739497A publication Critical patent/JPH0739497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大きなゴミでも吸引することのできる
電気掃除機の吸込口体を提供することにある。 【構成】 吸込口本体11の下面に塵埃を吸引する開口
15を設け、前記吸込口本体の前側の下縁部と被清掃体
との間に前記開口に塵埃を案内する間隙を形成するため
の凹部25を設け、開口15の真空度を保つシールリッ
プ30を凹部25に設けた吸込口体10であって、前記
シールリップ30の下部32dをシールリップの上部3
2aより後方位置となるようにシールリップ30を傾斜
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸込口本体の下面に
塵埃を吸引する開口を設け、この開口の真空度を保つシ
ールリップを設けた電気掃除機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気掃除機の吸込口体として
図6に示すものが知られている。図6において、1は吸
込口体2の本体ケースで、この本体ケース1の下面には
塵埃を吸引していく開口3が形成され、この開口3には
塵埃を掻き上げていく回転ブラシ4が設けられている。
【0003】本体ケース1の前面の下部1aには凹部1b
が形成され、この凹部1bにより清掃面Sとの間には所
定の間隙Lが形成されている。この間隙Lは、吸込口体
2を前進させたときに塵埃を開口3へ案内するためのも
のである。
【0004】凹部1bには、開口3の真空度を保つとと
もにゴミ等が開口3に入れるように軟質樹脂のシールリ
ップ5が設けられている。すなわち、吸込口体2を前進
させた際に、シールリップ5がゴミ等に当接すると破線
で示す後方に曲がってそのゴミが開口3へ入るようにし
たものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
吸込口体にあっては、図7に示すように、シールリップ
5が被清掃面Sと直交する方向、すなわち垂直状態に本
体ケース1の凹部1bに取り付けられているので、吸込
口体2を前進させた際にシールリップ5が前方にある比
較的大きなゴミに当接すると、シールリップ5が破線で
示すように曲がるが、シールリップ5の下端部5aと被
清掃面Sとの間の間隙が小さいため、そのゴミはその間
隙をくぐり抜けることができずにそのまま押し戻されて
しまう。このため、比較的大きなゴミを吸引することが
できないという問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、比較的大きなゴミで
も吸引することのできる電気掃除機の吸込口体を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、吸込口本体の下面に塵埃を吸引する開口
を設け、前記吸込口本体の前側の下縁部と被清掃面との
間に前記開口に塵埃を案内する間隙を形成するための凹
部を設け、前記開口の真空度を保つシールリップを前記
凹部に設けた吸込口体であって、前記シールリップの下
部をシールリップの上部より後方位置となるようにシー
ルリップを傾斜させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、シールリップの下端部をシールリ
ップの上端部より後方位置となるようにシールリップを
傾斜させたのでシールリップが少し曲がるだけで、シー
ルリップの下端部と被清掃面との間の間隙が大きくなる
ので、比較的大きなゴミでもその間隙をくぐり抜けるこ
とができ、この結果、比較的大きなゴミを吸引すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る電気掃除機の吸込口体
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1および図3において、11は吸込口体
10の吸込口本体、12は吸込口本体11の本体ケース
で、これは下部ケース13とこの下部ケース13上に結
合される上部ケース14等から構成される。
【0011】下部ケース13の下面には、塵埃を吸引す
る吸込口15が開口されており、この吸込口15にアジ
テータ20が回転可能に配置されている。また、下部ケ
ース13には吸込口体12の移動を補助する駆動輪2
1,21がアジテータ20の後側に設けられている。
【0012】22,22は後輪、23は吸込口体10の
移動とともに回転していく検知ローラで、この検知ロー
ラ23の回転方向によって吸込口体10の前進や後退を
検知するものである。24は駆動輪21,21およびア
ジテータ20を回転させる駆動モータである。
【0013】17,17はローラであり、このローラ1
7,17と後輪22,22とで吸込口体10の底面10a
から被清掃面(図示せず)までの距離が設定されるととも
に、被清掃面が床の場合、駆動輪21が床に接しないよ
うに設定されている。18は、ブラシ状の緩衝部材で、
吸込口体10を床などに載置する際に、下部ケース13
の両端部の下部が床等に衝突して床等を傷つけてしまう
のを防止するものである。
【0014】下部ケース13の前側の下縁部13aに吸
込口15にゴミ等を案内するための間隙を形成する凹部
25が設けられている。この凹部25には、この凹部2
5を閉塞するようにシールリップ30が設けられてい
る。このシールリップ30は、吸込口15の真空度を保
つとともにゴミ等が吸込口15に入るようにするもので
ある。
【0015】シールリップ30は、図4に示すように、
硬質樹脂で形成された保持部31と、この保持部31に
押し出し成形により一体成形された軟質樹脂のシール部
32とから構成されている。
【0016】シール部32は、保持部31から垂直に垂
下した基部(上部)32aと、この基部32aから後方へ
斜め下方に延びたリップ部32bとを有している。すな
わち、リップ部32bは下部32dが基部32aより後方
位置となるように傾斜しており、その下部32dは吸込
口15とオーバラップした状態となっている。なお、傾
斜角度αは15度から35度ぐらいが好ましい。
【0017】リップ部32bには、図1に示すように所
定間隔毎に切欠部33が設けられていて小リップ部32
cが形成され、この各小リップ部32cが互いに独立して
後方へ曲がるようになっている。
【0018】アジテータ20は、図5に示すように、十
字状に形成された軟質樹脂のブレード20aと、このブ
レード20aを挟持している金属製の4本の軸20bとか
ら構成されている。
【0019】次に、上記実施例の吸込口体10の作用に
ついて説明する。
【0020】先ず、図示しないメインスイッチを投入す
る。そして、電気掃除機本体(図示せず)の集塵室を負圧
にして図示しないホースおよび延長管等を介して吸込口
体10の吸込口15から塵埃を吸引させていく。そし
て、駆動モータ24を駆動させるとともに吸込口体10
を前進させると、検知ローラ23が吸込口体10の移動
とともに回転していく。
【0021】この検知ローラ23の回転により吸込口体
10の移動方向である前進が判断され、これにより駆動
モータ24が正転されて駆動輪21が吸込口体10の前
進を補助する方向に回転していく。
【0022】ところで、シールリップ30が前方にある
比較的大きなゴミに当接すると、図4の破線で示すよう
に曲がるが、その曲がる角度が小さくても、シールリッ
プ30のリップ部32bが傾斜しているので、小リップ
部32cの下部32dと被清掃面Sとの間隙が大きくな
る。さらに、小リップ部32cの下部32dが吸込口15
とオーバラップした状態となっているので、その下部3
2dが吸引されてその曲がる角度がより大きくなる。こ
のため、比較的大きなゴミGであっても吸込口体10の
前進移動とともにその間隙をくぐり抜けることができる
こととなる。
【0023】すなわち、吸込口体10の前進とともにリ
ップ部32bの小リップ部32cがゴミを押し戻すことな
く、小リップ部32cがゴミGの上を乗り上げていく状
態となる。そして、その乗り上げと同時に、吸込口15
内では風流が大きいことによりそのゴミGは吸込口15
へ吸引されて、延長管等を介して集塵室へ吸引されてい
くこととなる。
【0024】このように、シールリップ30のリップ部
32bが傾斜しているので、リップ部32bが少し曲がる
だけでも、リップ部32bの下部32dと被清掃面Sとの
間隙が大きくなり、この結果、比較的大きなゴミであっ
ても押戻すことなく吸引することができることとなる。
【0025】上記実施例では、シールリップ30は垂直
の基部32aと傾斜したリップ部32bとを有している
が、基部32aを省略して傾斜したリップ部32bを保持
部31に直接取り付けた状態にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シールリップの下端部をシールリップの上端部より
後方位置となるようにシールリップを傾斜させたので、
シールリップが少し曲がるだけでも、シールリップの下
部と被清掃面との間隙が大きくなり、この結果、比較的
大きなゴミであっても押戻すことなく吸引することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる実施例の吸込口体を示した正
面図である。
【図2】吸込口体の底部を示した底面図である。
【図3】吸込口体の側面を示した側面図である。
【図4】被清掃面に対するシールリップの状態を示した
説明図である。
【図5】アジテータの構成を示した断面図である。
【図6】従来の吸込口体を示した側面図である。
【図7】被清掃面に対するシールリップの状態を示した
説明図である。
【符号の説明】
10 吸込口体 11 吸込口本体 15 開口 25 凹部 30 シールリップ 32a 基部(上部) 32b 下部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口本体の下面に塵埃を吸引する開口を
    設け、前記吸込口本体の前側の下縁部と被清掃面との間
    に前記開口に塵埃を案内する間隙を形成するための凹部
    を設け、前記開口の真空度を保つシールリップを前記凹
    部に設けた吸込口体であって、 前記シールリップの下部をシールリップの上部より後方
    位置となるようにシールリップを傾斜させたことを特徴
    とする電気掃除機の吸込口体。
JP18985993A 1993-07-30 1993-07-30 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH0739497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18985993A JPH0739497A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 電気掃除機の吸込口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18985993A JPH0739497A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 電気掃除機の吸込口体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739497A true JPH0739497A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16248380

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18985993A Pending JPH0739497A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 電気掃除機の吸込口体

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JP (1) JPH0739497A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8968615B2 (en) 2004-09-02 2015-03-03 Eastman Chemical Company Low melting polyester polymers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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