JPH0556042U - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH0556042U
JPH0556042U JP10774791U JP10774791U JPH0556042U JP H0556042 U JPH0556042 U JP H0556042U JP 10774791 U JP10774791 U JP 10774791U JP 10774791 U JP10774791 U JP 10774791U JP H0556042 U JPH0556042 U JP H0556042U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaned
suction port
traveling
wheel
vacuum cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP10774791U
Other languages
English (en)
Inventor
周平 大本
文樹 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP10774791U priority Critical patent/JPH0556042U/ja
Publication of JPH0556042U publication Critical patent/JPH0556042U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静かにかつ円滑に板の間を走行する電気掃除
機を提供する。 【構成】 吸込口本体1に正逆自在に回転する電動機22
を設ける。電動機22により正逆自在に回転する走行輪17
を吸込口本体1に取り付け、この走行輪17の外周に絨毛
材18を設ける。走行輪17の進行方向の検出手段23を配設
する。 【効果】 絨毛材を設けた走行輪は被掃除面を問わず確
実に接地する。板の間を掃除する際、絨毛材が柔軟性を
有するため、騒音の発生を防ぐことができ、静かにかつ
円滑に走行することができる。柔軟性を有する絨毛材の
被掃除面に対する当たりが柔らかいので被掃除面を傷付
けない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被掃除面を傷付けることなく、静かにかつ円滑に走行する自走手段 を有する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、絨毯などの被掃除面を掃除する際の操作性を良くするために、電気掃除 機の吸込口体に、正逆回転可能な電動機を配設し、この電動機により正逆自在に 回転駆動される走行輪を設け、自走させる構造が採られている。そして、この走 行輪の外周には周面が凹凸面状に形成された比較的硬いゴムを設けている。また 、この走行輪は吸引口体下面より上方に位置して設けられている。したがって、 前記吸引口体は、たとえば板の間などの比較的平坦な被掃除面上を走行する際に は前記走行輪は被掃除面に接地しておらず、走行輪を回転させない。一方、たと えば絨毯などの走行性の低下する被掃除面上を走行する際、前後に形成する従動 輪が絨毯に沈み込み、前記回転する走行輪の外周に形成する凹凸面状のゴムが絨 毯に係合して走行性を向上させることができる。
【0003】 また、使用者によっては被掃除面が走行性のよい板の間などにおいても、走行 輪による自走を望む場合があり、被掃除面が絨毯でも板の間でも回転する走行輪 を接地させて操作性を向上させることが望まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構造の自走手段において、常時走行輪を吸引口体下面 より突出させて板の間でも接地させるようにすると、比較的硬いゴムと板の間と の接触で走行輪の回転に伴う騒音が発生するという問題がある。また、場合によ っては走行輪によって板の間が傷付けられる可能性もあった。
【0005】 本考案の目的は、上記問題点に鑑みなされたもので、被掃除面に制限されるこ となく、被掃除面に確実に接地し、板の間など被掃除面を傷付けず、静かにかつ 円滑に被掃除面を走行できる電気掃除機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電気掃除機は、吸引口体が形成された吸引口体に設けられた走行輪お よびこの走行輪を回転駆動する駆動部から構成される自走手段を有する電気掃除 機において、前記走行輪を吸引口体下面から突出させて設け、この走行輪の外周 に絨毛材を設けたものである。
【0007】
【作用】
本考案の電気掃除機は、駆動部にて回転駆動される走行輪を有し、この走行輪 の外周に絨毛材を設けている。このため、被掃除面としてたとえば板の間を掃除 する場合、柔軟性を示す絨毛材は板の間に対して当たりが柔らかく接地するため 、板の間を傷付けること無く、また被掃除面への接地性も向上し、騒音の発生を 防止できる。
【0008】
【実施例】
本考案の電気掃除機の吸込口体の一実施例を図1および図2に基づいて説明す る。
【0009】 図1において、1は走行方向に対して横長の吸込口本体で、この吸込口本体1 は、下部本体ケース2とこの下部本体ケース2の上に結合固定される上部本体ケ ース3とから構成される。そして、この吸込口本体1には、進行方向側である前 側に横長の吸込室4が区画形成されると共に、後側に吸込室4に連通する風路室 5と、この風路室5の一側に位置する電動機室6と、この風路室5のもう一側に 位置する制御室7が区画形成される。さらに、図1および図2に示すように、被 掃除面8と対向する吸込口本体1の下面に、吸込室4の吸込口9が開口形成され る。
【0010】 また、前記吸込口本体1の後部中央に、連通管10が回動軸11により上下方向の 所定角度に回動自在に取り付けられている。この連通管10は、前端部が風路室5 の内部に回動自在に嵌合されて前記吸込室4の略中央部に対向し、この吸込室4 に風路室5を介して連通する。一方、後端部が吸込口本体1から後側外方へ突出 し、この後端部には、屈曲した接続管12の前端部が回動自在に嵌合される。この 接続管12は、延長管13を介して図示しないホースに着脱自在に接続され、さらに 掃除機本体に接続する。そして、吸込室4は、風路室5、連通管10、接続管12、 延長管13、およびホースを介して掃除機本体の集塵室に連通する。
【0011】 前記吸込室4には、回転ブラシ14が軸受15により回転自在に支持され、図2に 示すように、被掃除面8に接触するように、回転ブラシ14の下端部が吸込口9か ら僅かに下方に突出して設けられている。
【0012】 また、前記吸込口9の後部に開口部16が形成され、この開口部16に周面が被掃 除面8に接触するように下部本体ケース2の下面より突出して走行輪17が設けら れ、この走行輪17の外周は、絨毛材18が設けられ、回転軸としてのシャフト19を 介して風路室5の両側に支持されている。
【0013】 また、吸込口本体1の後部両側に下部本体ケース2の下面より突出して、補助 輪20が回転自在に支持され、前面下部に被掃除面8に向かって、吸込室4の気密 性を向上させ、かつ壁際の塵埃の捕獲性を向上するようにシールリップ21が形成 され、前記吸引口本体1は、図2に示すように、走行方向に対して前記走行輪17 と補助輪20の2点によって被掃除面8に支持される。
【0014】 さらに、前記電動機室6には、前記回転ブラシ14および走行輪17を回転させる 駆動部としての電動機22が配設され、前記制御室7には、走行方向を検知する検 知手段23および前記走行輪の回転数などを制御する制御手段24が配設される。こ の検知手段23は制御手段24に結線され、この制御手段24は、前記電動機22に結線 される。そして、動力伝達用のベルト25が、電動機23の出力軸に固定されたプー リ26、走行輪17のシャフト19の端部に固定されたプーリ27、回転ブラシ14の端部 に固定されたプーリ28に、前記電動機22からの出力が、このベルト25を介して回 転ブラシ14は進行方向逆回転に走行輪17は進行方向正回転となるように掛け渡さ れる。また、前記電動機22、検知手段23および制御手段24に給電する図示しない 電線は、掃除機本体の制御部および電源部から順にホース、延長管13、接続管12 、および連通管10を介して制御手段24に接続され、制御手段24から接続された電 動機22および検知手段23に接続される。
【0015】 また、前記吸込口本体1の走行方向を検知する前記制御室7に配設された前記 検知手段23は、被掃除面8に接地して回転される検知ローラ29を回動軸30に回転 自在に取り付け、この回動軸30の一端に回動に伴い動作する押圧体31が取り付け られ、この押圧体31は、走行方向を検知する切換スイッチ32に接続される構造か らなる。
【0016】 さらに、前記制御室7に配設された前記制御手段24は、被掃除面8の状態をた とえば板の間あるいは絨毯などを識別し、この制御手段24は被掃除面8の状態を 認識する被掃除面識別センサ33と、識別判断する制御回路34から構成され、この 制御回路34に前記電動機22および切換スイッチ32が接続される。
【0017】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0018】 掃除を行う際、図示しない掃除機本体に延長管13およびホースを介して吸込口 本体1を接続する。次に、ホースの延長管13側の端部を把持しながら押動して、 吸込口本体1を被掃除面8に接触させながら前後に走行させる。
【0019】 まず、前記切換スイッチ32が吸込口本体1の走行方向を検出する。次に、この 切換スイッチ32の検出信号を前記制御回路34にて判断し、電動機22が所定の方向 に回転する。この電動機22の回転によってベルト25を介して回転ブラシ14および 絨毛材18を外周に設けた走行輪17が回転され、同時に被掃除面識別センサ33によ って被掃除面8の状態を認識し前記制御回路34にて識別判断し、前記被掃除面8 が板の間の場合は、電動機22の出力を増大させ、絨毯の場合には、出力を低下さ せて走行輪17を回転制御させる。そして、走行輪17の回転により吸込口本体1は 被掃除面8上を自走する。同時に、回転ブラシ14が被掃除面8より塵埃を効率よ く掻き取る。
【0020】 このようにして被掃除面8から吸込口9を介して吸込室4に吸い込まれた塵埃 は、風路室5、連通管10、接続管12、およびホースを介して掃除機本体の集塵室 に導入される。
【0021】 上記構成によれば、走行輪17は周面に絨毛材18を設けているので、たとえばフ ローリング仕上げの板の間などの被掃除面8を吸込口本体1が走行する際、走行 輪17の被掃除面8への当りが軟らかくなるので、走行時の騒音が低減できると共 に被掃除面8が傷付くことを防止できる。
【0022】 しかも、絨毛材18を設けているので、被掃除面8が絨毯の場合では、絨毯の毛 と絨毛材18とが係合し易いため、走行性が向上する。
【0023】 さらに、吸込口本体1は、走行方向に対して走行輪17、補助輪20の2点にて被 掃除面8に支持されることになる。このため、この吸引口本体1の被掃除面に対 する支持面は1面だけで、各走行輪17および補助輪20の径にばらつきが生じても 、吸込口本体1が被掃除面8に対して確実に接地している。従って、支持面の変 化による騒音を防止できる。また、走行輪17、補助輪20の径管理が容易になる。 さらに、吸引口本体1の進行方向前側に従動輪を必要としないことから、回転ブ ラシ14と吸引口本体1前面との距離を短くすることができ、吸引口本体1も小型 化でき、かつ前側の従動輪が不要となり回転ブラシ14と吸込口本体1前面との距 離が短くなったことで、壁際まで確実に掃除できる。
【0024】 また、被掃除面8によって走行輪17による自走速度が変化するため、絨毯にお ける掃除でも確実に塵埃を吸い取れる。
【0025】 なお、本実施例では回転ブラシ14を用いて説明したが、代りに回転ブレードを 用いても同様の効果が期待できる。
【0026】 また、電気掃除機本体に吸引口9が形成されたものにあっては、電気掃除機本 体が吸引口体を構成するものである。
【0027】 また、走行輪17の外周に設けた絨毛材18は、軟質で毛状のものであればよく、 いわゆる起毛材を用いてもよいものである。
【0028】
【考案の効果】
本考案の電気掃除機によれば、走行輪の外周に絨毛材を設けることから、被掃 除面を傷付けることがない。また、被掃除面に制限されずに被掃除面に確実に接 地でき、走行輪の走行に伴う騒音を低減でき、静かにかつ円滑に走行させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電気掃除機の吸込口体の上部本体
ケースを外した状態の平面図である。
【図2】同上図1の側面断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口本体 9 吸込口 17 走行輪 18 絨毛材 22 駆動部としての電動機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引口体が形成された吸引口体に設けら
    れた走行輪およびこの走行輪を回転駆動する駆動部から
    構成される自走手段を有する電気掃除機において、 前記走行輪を吸引口体下面から突出させて設け、この走
    行輪の外周に絨毛材を設けたことを特徴とする電気掃除
    機。
JP10774791U 1991-12-27 1991-12-27 電気掃除機 Pending JPH0556042U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10774791U JPH0556042U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

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JP10774791U JPH0556042U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電気掃除機

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Publication Number Publication Date
JPH0556042U true JPH0556042U (ja) 1993-07-27

Family

ID=14466946

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JP10774791U Pending JPH0556042U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電気掃除機

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JP (1) JPH0556042U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017902A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機の吸口体及びこれを用いた電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009017902A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機の吸口体及びこれを用いた電気掃除機

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