JP2002209809A - 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸込具の進行方向を容易にコントロールでき
るとともに、吸込具の長短辺いずれの方向にも容易に操
作でき、また、壁への吸込具の密着を防止した使い勝手
の良い吸込具を提供することを目的とする。 【解決手段】 下面に吸込口13を開口させてこの吸込
口13に臨ませて床面に当接するブラシ体14を配設し
た回転ブラシ15を有する吸込具本体10と吸込具本体
10の後方に配置した接続部11を吸込具本体10の長
短辺方向に回動自在に構成したもので、吸込具9の進行
方向を容易にコントロールできるとともに、吸込具9の
長短辺いずれの方向にも容易に操作でき、また、吸込具
本体10の前面より突出して起毛布20を配設すること
により、壁への吸込具9の密着を防止した使い勝手の良
い吸込具9を提供することができる。
るとともに、吸込具の長短辺いずれの方向にも容易に操
作でき、また、壁への吸込具の密着を防止した使い勝手
の良い吸込具を提供することを目的とする。 【解決手段】 下面に吸込口13を開口させてこの吸込
口13に臨ませて床面に当接するブラシ体14を配設し
た回転ブラシ15を有する吸込具本体10と吸込具本体
10の後方に配置した接続部11を吸込具本体10の長
短辺方向に回動自在に構成したもので、吸込具9の進行
方向を容易にコントロールできるとともに、吸込具9の
長短辺いずれの方向にも容易に操作でき、また、吸込具
本体10の前面より突出して起毛布20を配設すること
により、壁への吸込具9の密着を防止した使い勝手の良
い吸込具9を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機用吸込具
およびそれを吸込具を用いた電気掃除機に関するもので
ある。
およびそれを吸込具を用いた電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機に用いる吸込
具は、図17〜図22に示す構成が一般的であった。
具は、図17〜図22に示す構成が一般的であった。
【0003】吸込具本体101は上部を構成する上部枠
体102と吸込具本体101の下部を構成する下部枠体
103を有しており、その平面形状は左右に長く、前後
に短い略長方形をしている(L1>W1)。被掃除面側
と対向する下部枠体103の前面と側面には、前部塵埃
通路104と側部塵埃通路105が形成され下方に開口
した吸込口106に連通している。前記吸込口106に
は被掃除面に付着した塵埃を掻き上げる回転ブラシ10
7が配設され、吸込具本体101には前記回転ブラシ1
07をベルトもしくはギア(図示せず)を介して回転さ
せるための電動機(図示せず)を内蔵し、後部に掃除機
本体108と吸込具本体101とを連通させる自在連結
部109を連結させている。自在連結部109は、回動
部110とアーム部111とで構成されており、回動部
110とアーム部111との間で回動自在に連結されて
いる。アーム部111は吸込具本体101に軸支され、
垂直方向に回動自在に連結され、回動部110はアーム
部111に対して一定の角度αを有する屈曲した形状で
構成されている。また、掃除機本体108からの電源を
電動機へ供給するための導電線112は回動部110と
アーム部111のそれぞれの回動軸部113と外郭との
間を通している。114、115はそれぞれ下部枠体1
03の前部、後部に配設された移動用の前部ローラー、
後部ローラーであり、吸込具本体101の外周には家具
などへの傷付防止をのための軟質材で構成されたバンパ
ー116を配設している。また、吸込具本体101は自
在連結部109に延長管117、手元ハンドル118、
およびホース119を介して掃除機本体108を連結
し、掃除機本体108に内蔵した電動送風機120の吸
引力によって塵埃を吸い込むものである。
体102と吸込具本体101の下部を構成する下部枠体
103を有しており、その平面形状は左右に長く、前後
に短い略長方形をしている(L1>W1)。被掃除面側
と対向する下部枠体103の前面と側面には、前部塵埃
通路104と側部塵埃通路105が形成され下方に開口
した吸込口106に連通している。前記吸込口106に
は被掃除面に付着した塵埃を掻き上げる回転ブラシ10
7が配設され、吸込具本体101には前記回転ブラシ1
07をベルトもしくはギア(図示せず)を介して回転さ
せるための電動機(図示せず)を内蔵し、後部に掃除機
本体108と吸込具本体101とを連通させる自在連結
部109を連結させている。自在連結部109は、回動
部110とアーム部111とで構成されており、回動部
110とアーム部111との間で回動自在に連結されて
いる。アーム部111は吸込具本体101に軸支され、
垂直方向に回動自在に連結され、回動部110はアーム
部111に対して一定の角度αを有する屈曲した形状で
構成されている。また、掃除機本体108からの電源を
電動機へ供給するための導電線112は回動部110と
アーム部111のそれぞれの回動軸部113と外郭との
間を通している。114、115はそれぞれ下部枠体1
03の前部、後部に配設された移動用の前部ローラー、
後部ローラーであり、吸込具本体101の外周には家具
などへの傷付防止をのための軟質材で構成されたバンパ
ー116を配設している。また、吸込具本体101は自
在連結部109に延長管117、手元ハンドル118、
およびホース119を介して掃除機本体108を連結
し、掃除機本体108に内蔵した電動送風機120の吸
引力によって塵埃を吸い込むものである。
【0004】上記構成において、自在連結部109に延
長管117、手元ハンドル118、およびホース119
を介して掃除機本体108を連結し、吸込具本体101
を被掃除面に沿って走行させて掃除を行なう。机の下や
ベッドなどの障害物などの下を掃除する場合には、吸込
具本体101を被掃除面に置いた状態で、図21に示す
ように手元ハンドル118を下げてアーム部111を垂
直方向に回動させたり、手元ハンドル118をひねり、
手元ハンドル118の中心軸を中心として手元ハンドル
118を回動させることにより、回動部110とアーム
部111との間で略90°回動して延長管117を被掃
除面に平行となる方向へ倒すことでベッドの下などの高
さの低い部分でも掃除ができる。また、壁際などの掃除
の場合にも図22に示すように手元ハンドル118をひ
ねり、手元ハンドル118の中心軸を中心として手元ハ
ンドル118を回動させることにより、回動部110と
アーム部111との間で略90°回動して吸込具本体1
01の長辺方向を壁と平行に沿わせて掃除を行なう。
長管117、手元ハンドル118、およびホース119
を介して掃除機本体108を連結し、吸込具本体101
を被掃除面に沿って走行させて掃除を行なう。机の下や
ベッドなどの障害物などの下を掃除する場合には、吸込
具本体101を被掃除面に置いた状態で、図21に示す
ように手元ハンドル118を下げてアーム部111を垂
直方向に回動させたり、手元ハンドル118をひねり、
手元ハンドル118の中心軸を中心として手元ハンドル
118を回動させることにより、回動部110とアーム
部111との間で略90°回動して延長管117を被掃
除面に平行となる方向へ倒すことでベッドの下などの高
さの低い部分でも掃除ができる。また、壁際などの掃除
の場合にも図22に示すように手元ハンドル118をひ
ねり、手元ハンドル118の中心軸を中心として手元ハ
ンドル118を回動させることにより、回動部110と
アーム部111との間で略90°回動して吸込具本体1
01の長辺方向を壁と平行に沿わせて掃除を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、自在連結部109の回動部110
が屈曲した形状のため、延長管117の軸方向に対して
吸込具本体101が傾いた状態で固定してしまい、吸込
具本体101を操作するためには延長管117を斜めに
した状態で操作しなければならず、ベッドの下などの高
さの低いところでは延長管117が突っかかって奥まで
入らなかったり、横幅の広い空間でないと延長管117
が入らないなど、その操作範囲は限られた状態であっ
た。また、壁際などの掃除の際にも同様に吸込具本体1
01の長辺方向を壁と平行に沿わせて操作する時に延長
管117の軸方向に対して吸込具本体101が傾いた状
態で固定してしまい、吸込具本体101を操作方するた
めには延長管117を斜めにした状態で操作しなければ
ならず、吸込具本体101の長辺方向を壁と平行に沿わ
せて操作する力の分力が吸込具本体101を壁方向へ押
しつける力として働くために壁に突っかかって操作力が
重くなっていた。さらには、壁と吸込具本体101のバ
ンパー116が密着して前部塵埃通路104が塞がれて
前部塵埃通路104からの吸気が行なえなくなり、掃除
機本体108の吸引力により、吸込具本体101が被掃
除面に吸着して操作性が重くなるとともに前部塵埃通路
104からの塵埃の吸気ができず集塵性能の低下が発生
する。また、吸込具本体101の短辺方向に操作する時
には前部ローラー114、後部ローラー115の回転に
よって操作力の低減が図れるが、吸込具本体101の長
辺方向に操作する時には前部ローラー114、後部ロー
ラー115が回転せず、被掃除面に突っかかって操作力
が重いといった問題を有していた。
うな従来の構成では、自在連結部109の回動部110
が屈曲した形状のため、延長管117の軸方向に対して
吸込具本体101が傾いた状態で固定してしまい、吸込
具本体101を操作するためには延長管117を斜めに
した状態で操作しなければならず、ベッドの下などの高
さの低いところでは延長管117が突っかかって奥まで
入らなかったり、横幅の広い空間でないと延長管117
が入らないなど、その操作範囲は限られた状態であっ
た。また、壁際などの掃除の際にも同様に吸込具本体1
01の長辺方向を壁と平行に沿わせて操作する時に延長
管117の軸方向に対して吸込具本体101が傾いた状
態で固定してしまい、吸込具本体101を操作方するた
めには延長管117を斜めにした状態で操作しなければ
ならず、吸込具本体101の長辺方向を壁と平行に沿わ
せて操作する力の分力が吸込具本体101を壁方向へ押
しつける力として働くために壁に突っかかって操作力が
重くなっていた。さらには、壁と吸込具本体101のバ
ンパー116が密着して前部塵埃通路104が塞がれて
前部塵埃通路104からの吸気が行なえなくなり、掃除
機本体108の吸引力により、吸込具本体101が被掃
除面に吸着して操作性が重くなるとともに前部塵埃通路
104からの塵埃の吸気ができず集塵性能の低下が発生
する。また、吸込具本体101の短辺方向に操作する時
には前部ローラー114、後部ローラー115の回転に
よって操作力の低減が図れるが、吸込具本体101の長
辺方向に操作する時には前部ローラー114、後部ロー
ラー115が回転せず、被掃除面に突っかかって操作力
が重いといった問題を有していた。
【0006】本発明は、上記問題を解決するもので、吸
込具の集塵性能を低下させることなく、吸込具を被掃除
面に置いた状態で、回転ブラシの回転によって吸込具自
体を前進または後進方向に駆動させるとともに手元ハン
ドルの動作により、吸込具自体の方向を容易にコントロ
ールできるようにするとともに、吸込具本体を被掃除面
に対して広範囲に回動できるようにし、特に、ベッドの
下などの高さが低く、また、横幅の狭い空間や壁際など
でも掃除操作が容易にできるように使い勝手を向上させ
ることを目的としている。
込具の集塵性能を低下させることなく、吸込具を被掃除
面に置いた状態で、回転ブラシの回転によって吸込具自
体を前進または後進方向に駆動させるとともに手元ハン
ドルの動作により、吸込具自体の方向を容易にコントロ
ールできるようにするとともに、吸込具本体を被掃除面
に対して広範囲に回動できるようにし、特に、ベッドの
下などの高さが低く、また、横幅の狭い空間や壁際など
でも掃除操作が容易にできるように使い勝手を向上させ
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、下方に吸込口を開口させた吸込具本体と前
記前記吸込具本体の後方には接続部を設け、前記接続部
は前記吸込具本体の長辺方向、短辺方向の何れにも略直
角かつ略平行と回動するように連結体で構成されるとと
もに、前記吸込具本体に設けた駆動部によって吸込具自
体を前進または後進方向に駆動させるものである。
に本発明は、下方に吸込口を開口させた吸込具本体と前
記前記吸込具本体の後方には接続部を設け、前記接続部
は前記吸込具本体の長辺方向、短辺方向の何れにも略直
角かつ略平行と回動するように連結体で構成されるとと
もに、前記吸込具本体に設けた駆動部によって吸込具自
体を前進または後進方向に駆動させるものである。
【0008】上記構成により、吸込具本体に設けた駆動
部によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する
吸込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作す
ることにより、吸込具の進行方向を容易にコントロール
できるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込
具本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、
机やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅
の狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向
への掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が
図れるものである。
部によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する
吸込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作す
ることにより、吸込具の進行方向を容易にコントロール
できるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込
具本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、
机やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅
の狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向
への掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が
図れるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
下方に吸込口を開口させた吸込具本体と前記前記吸込具
本体の後方には接続部を設け、前記接続部は前記吸込具
本体の長辺方向、短辺方向の何れにも略直角かつ略平行
と回動するように連結体で構成されるとともに、前記吸
込具本体に設けた駆動部によって吸込具自体を前進また
は後進方向に駆動させるものである。
下方に吸込口を開口させた吸込具本体と前記前記吸込具
本体の後方には接続部を設け、前記接続部は前記吸込具
本体の長辺方向、短辺方向の何れにも略直角かつ略平行
と回動するように連結体で構成されるとともに、前記吸
込具本体に設けた駆動部によって吸込具自体を前進また
は後進方向に駆動させるものである。
【0010】上記構成により、吸込具本体に設けた駆動
部によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する
吸込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作す
ることにより、吸込具の進行方向を容易にコントロール
できるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込
具本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、
机やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅
の狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向
への掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が
図れるものである。
部によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する
吸込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作す
ることにより、吸込具の進行方向を容易にコントロール
できるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込
具本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、
机やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅
の狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向
への掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が
図れるものである。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、吸込口に
臨むように前記吸込具本体に回転自在に設けた塵埃を掻
き上げるための回転ブラシと前記回転ブラシを駆動させ
るための電動機を備え、吸込具本体に設けた駆動部を前
記回転ブラシとするもので、被掃除面の塵埃を掻き上げ
る回転ブラシを、吸込具自体を前進または後進方向に駆
動させる駆動部とすることで、回転ブラシ1部品のみで
被掃除面の塵埃を掻き上げる作用と吸込具自体を前進ま
たは後進方向に駆動させる作用の両作用が実現できる。
臨むように前記吸込具本体に回転自在に設けた塵埃を掻
き上げるための回転ブラシと前記回転ブラシを駆動させ
るための電動機を備え、吸込具本体に設けた駆動部を前
記回転ブラシとするもので、被掃除面の塵埃を掻き上げ
る回転ブラシを、吸込具自体を前進または後進方向に駆
動させる駆動部とすることで、回転ブラシ1部品のみで
被掃除面の塵埃を掻き上げる作用と吸込具自体を前進ま
たは後進方向に駆動させる作用の両作用が実現できる。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、接続部は
前記吸込具本体との接続面に対して回動自在に取り付け
られる第1の連結体と、前記第1の連結体の回動方向と
略直角方向に回動自在に連結された第2の連結体とで構
成されるもので、吸込具を被掃除面に置いた状態で、回
転ブラシの回転によって吸込具自体を前進または後進方
向に駆動させるとともに手元ハンドルの動作により、吸
込具本体を被掃除面に対して広範囲に回動できるように
し、特に、ベッドの下などの高さが低く、また、横幅の
狭い空間や壁際などでも掃除操作が容易に吸込具を被掃
除面に対して広範囲に回動することを可能にし、使い勝
手を向上させるものである。
前記吸込具本体との接続面に対して回動自在に取り付け
られる第1の連結体と、前記第1の連結体の回動方向と
略直角方向に回動自在に連結された第2の連結体とで構
成されるもので、吸込具を被掃除面に置いた状態で、回
転ブラシの回転によって吸込具自体を前進または後進方
向に駆動させるとともに手元ハンドルの動作により、吸
込具本体を被掃除面に対して広範囲に回動できるように
し、特に、ベッドの下などの高さが低く、また、横幅の
狭い空間や壁際などでも掃除操作が容易に吸込具を被掃
除面に対して広範囲に回動することを可能にし、使い勝
手を向上させるものである。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、吸込具本
体の長辺方向に略平行となるよう第2の連結体を回動し
て、前記吸込具自体を移動させるとき、回転ブラシの回
転を停止させることが可能なもので、吸込具本体の長辺
方向に略平行となるよう第2の連結体を回動して前記吸
込具自体を移動させるときには、回転ブラシの回転が吸
込具自体を移動させるときの抵抗となるため、そのとき
回転ブラシの回転を停止させることで、使い勝手の向上
が図れるものである。
体の長辺方向に略平行となるよう第2の連結体を回動し
て、前記吸込具自体を移動させるとき、回転ブラシの回
転を停止させることが可能なもので、吸込具本体の長辺
方向に略平行となるよう第2の連結体を回動して前記吸
込具自体を移動させるときには、回転ブラシの回転が吸
込具自体を移動させるときの抵抗となるため、そのとき
回転ブラシの回転を停止させることで、使い勝手の向上
が図れるものである。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、回転ブラ
シは外周面には塵埃を掻き上げるためのブラシ体を配設
した略円筒状のブラシホルダーから構成され、前記ブラ
シホルダーを駆動させるための電動機と前記電動機の出
力を前記回転ブラシに伝達するための動力伝達装置を前
記ブラシホルダーの内部に設けたことにより、吸込具を
小型化するとともに電動機の回転ブラシへの回転力を有
効に伝達し、吸込具自体を前進または後進方向に駆動さ
せる力をより大きく得ることができ、吸込具を被掃除面
に置いた状態で、回転ブラシの回転によって吸込具自体
を前進または後進方向に駆動させ易くなるとともに手元
ハンドルの動作により、吸込具本体を被掃除面に対して
広範囲に回動できるようにし、使い勝手を向上させるも
のである。
シは外周面には塵埃を掻き上げるためのブラシ体を配設
した略円筒状のブラシホルダーから構成され、前記ブラ
シホルダーを駆動させるための電動機と前記電動機の出
力を前記回転ブラシに伝達するための動力伝達装置を前
記ブラシホルダーの内部に設けたことにより、吸込具を
小型化するとともに電動機の回転ブラシへの回転力を有
効に伝達し、吸込具自体を前進または後進方向に駆動さ
せる力をより大きく得ることができ、吸込具を被掃除面
に置いた状態で、回転ブラシの回転によって吸込具自体
を前進または後進方向に駆動させ易くなるとともに手元
ハンドルの動作により、吸込具本体を被掃除面に対して
広範囲に回動できるようにし、使い勝手を向上させるも
のである。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、回転ブラ
シは外周面には塵埃を掻き上げるためのブラシ体を配設
した略円筒状のブラシホルダーから構成され、前記ブラ
シホルダーを駆動させるための電動機を、前記ブラシホ
ルダーの内部に設けたもので、回転ブラシ両端から略中
央部へ塵埃をかき寄せることにより、集塵性能の向上が
図れるとともに、手元ハンドルの動作により、回転ブラ
シが回転により真っ直ぐ進もうとするため吸込具の直進
性が増し、かつ、手元ハンドルの動作により、吸込具の
方向転換が容易に行なえ、使い勝手を向上させるもので
ある。
シは外周面には塵埃を掻き上げるためのブラシ体を配設
した略円筒状のブラシホルダーから構成され、前記ブラ
シホルダーを駆動させるための電動機を、前記ブラシホ
ルダーの内部に設けたもので、回転ブラシ両端から略中
央部へ塵埃をかき寄せることにより、集塵性能の向上が
図れるとともに、手元ハンドルの動作により、回転ブラ
シが回転により真っ直ぐ進もうとするため吸込具の直進
性が増し、かつ、手元ハンドルの動作により、吸込具の
方向転換が容易に行なえ、使い勝手を向上させるもので
ある。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、吸込口の
前方の一部または複数部に、吸込具本体前面より突出し
てなる滑り性の良い緩衝材を備えたもので、壁際などで
の掃除作業時に緩衝材が壁に当接し、吸込具本体前面と
壁との間に空間を形成することにより、吸込具本体前面
が壁に密着するのを防止して前部塵埃通路からの吸気が
十分行なえ、掃除機本体の吸引力による吸込具本体の被
掃除面への吸着を低減して操作性を損なうことを防止す
るとともに前部塵埃通路からの塵埃の吸気が行なえ、集
塵性能の向上が図れるものである。
前方の一部または複数部に、吸込具本体前面より突出し
てなる滑り性の良い緩衝材を備えたもので、壁際などで
の掃除作業時に緩衝材が壁に当接し、吸込具本体前面と
壁との間に空間を形成することにより、吸込具本体前面
が壁に密着するのを防止して前部塵埃通路からの吸気が
十分行なえ、掃除機本体の吸引力による吸込具本体の被
掃除面への吸着を低減して操作性を損なうことを防止す
るとともに前部塵埃通路からの塵埃の吸気が行なえ、集
塵性能の向上が図れるものである。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、緩衝材が
吸込具本体前面から底面にかけて屈曲させて配設された
もので、吸込具本体前面から底面にかけて屈曲させて配
設した緩衝材により、被掃除面、壁際などへの傷付を防
止するとともに被掃除面、壁際などとの滑り性を良好に
し、操作性の向上が図れるものである。
吸込具本体前面から底面にかけて屈曲させて配設された
もので、吸込具本体前面から底面にかけて屈曲させて配
設した緩衝材により、被掃除面、壁際などへの傷付を防
止するとともに被掃除面、壁際などとの滑り性を良好に
し、操作性の向上が図れるものである。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、緩衝材の
底面の吸込口側が上方に傾斜して構成されてなるもの
で、緩衝材の底面の吸込口側が上方に傾斜と被掃除面と
の間で形成される空間が塵埃の浮遊空間となるため、塵
埃を吸込み易くなり集塵性能の向上が図れるものであ
る。
底面の吸込口側が上方に傾斜して構成されてなるもの
で、緩衝材の底面の吸込口側が上方に傾斜と被掃除面と
の間で形成される空間が塵埃の浮遊空間となるため、塵
埃を吸込み易くなり集塵性能の向上が図れるものであ
る。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、緩衝材
の幅に対して、吸込具本体底面に配設されている吸込具
本体の進行方向の長さを大きくしたもので、緩衝材の被
掃除面との接触幅を小さくすることにより、操作時の緩
衝材による負荷を低減し、操作性の向上が図れるもので
ある。
の幅に対して、吸込具本体底面に配設されている吸込具
本体の進行方向の長さを大きくしたもので、緩衝材の被
掃除面との接触幅を小さくすることにより、操作時の緩
衝材による負荷を低減し、操作性の向上が図れるもので
ある。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、緩衝材
の前面から底面への変化ポイントの出代を前面、底面の
出代よりも大きくしたもので、前面から底面への変化ポ
イントでの緩衝材のない空間が減ることにより、壁際な
どの隅部へ緩衝材がしっかり届き、隅部の集塵性能の向
上が図れるものである。
の前面から底面への変化ポイントの出代を前面、底面の
出代よりも大きくしたもので、前面から底面への変化ポ
イントでの緩衝材のない空間が減ることにより、壁際な
どの隅部へ緩衝材がしっかり届き、隅部の集塵性能の向
上が図れるものである。
【0021】本発明の請求項12記載の発明は、吸込口
の前方の一部または複数部に配設された滑り性の良い緩
衝材を備え、前記吸込具本体の前記緩衝材配設面に前記
吸込口と連通する連通孔を設けたもので、吸込具本体外
周に大きな外気流入口を設けることなく連通孔から外気
を流入することができ、吸込具本体の外形形状を損なう
ことなく、吸込具本体の被掃除面への吸着を低減させ、
操作性の向上が図れるものである。
の前方の一部または複数部に配設された滑り性の良い緩
衝材を備え、前記吸込具本体の前記緩衝材配設面に前記
吸込口と連通する連通孔を設けたもので、吸込具本体外
周に大きな外気流入口を設けることなく連通孔から外気
を流入することができ、吸込具本体の外形形状を損なう
ことなく、吸込具本体の被掃除面への吸着を低減させ、
操作性の向上が図れるものである。
【0022】本発明の請求項13記載の発明は、吸込口
の前方の一部または複数部に配設された滑り性の良い緩
衝材を備え、前記緩衝材は緩衝材ホルダーに取り付けら
れて前記吸込具本体に配設され、前記吸込具本体の前記
緩衝材ホルダー配設面に前記吸込口と連通する連通孔を
有するとともに前記緩衝材ホルダーの前記連通孔の相対
位置に吸気口を構成したもので、緩衝材ホルダーの吸気
口から確実に外気が流入するため、吸込具本体の外形形
状を損なうことなく吸込具本体の被掃除面への吸着を低
減させ、操作性のさらなる向上が図れるものである。
の前方の一部または複数部に配設された滑り性の良い緩
衝材を備え、前記緩衝材は緩衝材ホルダーに取り付けら
れて前記吸込具本体に配設され、前記吸込具本体の前記
緩衝材ホルダー配設面に前記吸込口と連通する連通孔を
有するとともに前記緩衝材ホルダーの前記連通孔の相対
位置に吸気口を構成したもので、緩衝材ホルダーの吸気
口から確実に外気が流入するため、吸込具本体の外形形
状を損なうことなく吸込具本体の被掃除面への吸着を低
減させ、操作性のさらなる向上が図れるものである。
【0023】本発明の請求項14記載の発明は、吸込口
の後方の、両端部、中央部にそれぞれ前記吸込口より下
方に突出した塵埃掻き上げ部を配設するとともに、前記
中央部の塵埃掻き上げ部を前記両端部の塵埃掻き上げ部
よりも後方に配設し、かつ、各塵埃掻き上げ部の近傍ま
で吸込口を広げるとともに前記中央部の塵埃掻き上げ部
の一部と前記両端部の塵埃掻き上げ部の一部とを吸込具
本体の進行方向に対して交差するように配設したもの
で、塵埃掻き上げ部により、回転ブラシによって掻き上
げられた塵埃が吸込具後方に掃き飛ばされるのを防止し
て、集塵性能の向上が図れるものである。
の後方の、両端部、中央部にそれぞれ前記吸込口より下
方に突出した塵埃掻き上げ部を配設するとともに、前記
中央部の塵埃掻き上げ部を前記両端部の塵埃掻き上げ部
よりも後方に配設し、かつ、各塵埃掻き上げ部の近傍ま
で吸込口を広げるとともに前記中央部の塵埃掻き上げ部
の一部と前記両端部の塵埃掻き上げ部の一部とを吸込具
本体の進行方向に対して交差するように配設したもの
で、塵埃掻き上げ部により、回転ブラシによって掻き上
げられた塵埃が吸込具後方に掃き飛ばされるのを防止し
て、集塵性能の向上が図れるものである。
【0024】本発明の請求項15記載の発明は、吸込口
の後方の両端部、中央部の塵埃掻き上げ部をブラシ体で
構成し、かつ、ブラシ体を2列以上配設したもので、ブ
ラシ体を2列以上配設した塵埃掻き上げ部により、回転
ブラシによって掻き上げられた塵埃が吸込具後方に掃き
飛ばされるのを確実に防止して、集塵性能のさらなる向
上が図れるものである。
の後方の両端部、中央部の塵埃掻き上げ部をブラシ体で
構成し、かつ、ブラシ体を2列以上配設したもので、ブ
ラシ体を2列以上配設した塵埃掻き上げ部により、回転
ブラシによって掻き上げられた塵埃が吸込具後方に掃き
飛ばされるのを確実に防止して、集塵性能のさらなる向
上が図れるものである。
【0025】本発明の請求項16記載の発明は、吸込口
の前方または後方のいずれかまたは両方に、底面から側
面にかけて屈曲させた滑り性の良い緩衝材を配設したも
ので、被掃除面への接触抵抗を低減し、操作性の向上を
図るとともに、吸込具本体を被掃除面に置く時や掃除の
際に吸込具本体を傾けた時に吸込口の前方または後方に
配設した底面から側面にかけて屈曲させた滑り性の良い
緩衝材がまず当接することとなるため、被掃除面への傷
付防止が図れるものである。
の前方または後方のいずれかまたは両方に、底面から側
面にかけて屈曲させた滑り性の良い緩衝材を配設したも
ので、被掃除面への接触抵抗を低減し、操作性の向上を
図るとともに、吸込具本体を被掃除面に置く時や掃除の
際に吸込具本体を傾けた時に吸込口の前方または後方に
配設した底面から側面にかけて屈曲させた滑り性の良い
緩衝材がまず当接することとなるため、被掃除面への傷
付防止が図れるものである。
【0026】本発明の請求項17記載の発明は、下方に
吸込口を開口させ、かつ、前記吸込口と連通した塵埃通
路を構成した吸込具本体の前記吸込口の後方に、両端部
または中央部のいずれかまたは両端部、中央部それぞれ
に前記吸込口より下方に突出した塵埃掻き上げ部を配設
し、前記塵埃掻き上げ部を前記吸込具本体と一体で形成
したリブで構成し、かつ、硬質の床面からの距離を前記
吸込具本体底面は2mm以上とするとともに塵埃掻き上
げ部は略1.5mmとしたもので、塵埃掻き上げ部を吸
込具本体と一体で形成することにより、安価で、かつ、
容易に構成することができる。また、前記各距離によ
り、吸込具本体底面も吸込具本体と一体で形成した塵埃
掻き上げ部も被掃除面へは当ることなく、被掃除面への
傷付防止を図りながらコインなども被掃除面から略1.
5mmとした塵埃掻き上げ部により確実に捕捉すること
ができるものである。
吸込口を開口させ、かつ、前記吸込口と連通した塵埃通
路を構成した吸込具本体の前記吸込口の後方に、両端部
または中央部のいずれかまたは両端部、中央部それぞれ
に前記吸込口より下方に突出した塵埃掻き上げ部を配設
し、前記塵埃掻き上げ部を前記吸込具本体と一体で形成
したリブで構成し、かつ、硬質の床面からの距離を前記
吸込具本体底面は2mm以上とするとともに塵埃掻き上
げ部は略1.5mmとしたもので、塵埃掻き上げ部を吸
込具本体と一体で形成することにより、安価で、かつ、
容易に構成することができる。また、前記各距離によ
り、吸込具本体底面も吸込具本体と一体で形成した塵埃
掻き上げ部も被掃除面へは当ることなく、被掃除面への
傷付防止を図りながらコインなども被掃除面から略1.
5mmとした塵埃掻き上げ部により確実に捕捉すること
ができるものである。
【0027】本発明の請求項18記載の発明は、塵埃を
吸引する電動送風機を有する電気掃除機本体に、上記請
求項1〜17のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
具と連通するように接続される接続口を備えたもので、
掃除作業の作業性を向上させることができるものであ
る。
吸引する電動送風機を有する電気掃除機本体に、上記請
求項1〜17のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
具と連通するように接続される接続口を備えたもので、
掃除作業の作業性を向上させることができるものであ
る。
【0028】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を図
1〜図7において説明する。
1〜図7において説明する。
【0029】図1に示すように、掃除機本体1は内部に
塵埃を集積する集塵室2と電動送風機3を備えており、
この掃除機本体1の集塵室2に連通するようにホース4
の一端を接続している。ホース4の他端には上方が握り
部となり、電動送風機3の回転を制御するスイッチ5を
配設した手元ハンドル6を設けたパイプ7を取り付けて
いる。手元ハンドル6を備えたパイプ7に連通するよう
に延長管8の一端をパイプ7に接続し、延長管8に吸込
具9を取り付けている。
塵埃を集積する集塵室2と電動送風機3を備えており、
この掃除機本体1の集塵室2に連通するようにホース4
の一端を接続している。ホース4の他端には上方が握り
部となり、電動送風機3の回転を制御するスイッチ5を
配設した手元ハンドル6を設けたパイプ7を取り付けて
いる。手元ハンドル6を備えたパイプ7に連通するよう
に延長管8の一端をパイプ7に接続し、延長管8に吸込
具9を取り付けている。
【0030】また、電動送風機3の排気を吸込具9に導
入する還流式電気掃除機にも本発明は適用できるもので
ある。
入する還流式電気掃除機にも本発明は適用できるもので
ある。
【0031】吸込具9は図2、図3に示すように前後の
長さが左右の長さよりも短い(L1>W1)吸込具本体
10とこの吸込具本体10の後方に設け、延長管8を接
続する接続部11から構成され、吸込具本体10の下面
の略中央に吸塵通路12を設け、この吸塵通路12は吸
込具本体10の下面にその長手方向に伸びる吸込口13
と連通している。また、吸込口13内に塵埃を掻き上げ
るためのブラシ体14を回転方向に対してその略中央が
両端部よりも後方に位置するように配設した回転ブラシ
15を設け、吸込具本体10内部後方に配した電動機1
6よりベルトを介して回転力を伝達している。前記ブラ
シ体14は吸込口13より突出し、被掃除面に当接する
ように配設されている。また、後述する中央の吸込口1
3を挟んで電動機16と接続部11からの導電線17を
電気的に接続するための回路基板18を電動機16と反
対側に配置している。吸込具本体10の前・側部外周に
は家具などへの傷付を防止するために軟質材などで構成
したバンパー19が配設されている。吸込具本体10の
下面前方の側部近傍に前面から底面にかけて屈曲させた
起毛布20をその幅(W2)に対して底面の進行方向の
長さ(L2)が長くなるように、また、バンパー19前
面よりも前方に突出して取り付けており、下面後方には
その外周に起毛布を巻いた後部ローラー21を回転自在
に取り付けている。また、吸込具本体10の前記起毛布
取り付け座22には吸気口13と連通する連通孔23を
設けている。吸込具本体10は上部を構成する上部枠体
24と下部を構成する下部枠体25とでその外郭を構成
し、被掃除面と対向する下部枠体25の前面と側面にそ
れぞれ、前部塵埃通路26、側部塵埃通路27が形成さ
れ、吸込口13の略中央部分は両端部分よりも接続部1
1側に広く形成され、その後方に下方に突出した塵埃掻
き上げ部をそれぞれ設け、中央塵埃掻き上げ部28の一
部と端塵埃掻き上げ部29の一部とを吸込具本体10の
進行方向に対して交差(L3)するように配設してい
る。下部枠体25の下面に設けた吸塵通路12と吸込具
本体10後方の接続部11とを連通する吸込通路30を
形成するために下部枠体25と上部枠体24との間に中
間部材31を配し、中間部材31と下部枠体25とで囲
まれる空間が吸込通路30となる。また、中間部材31
は吸込通路30を形成するドーム部分32と吸込通路3
0の前部で下部枠体25と上部枠体24に挟持される円
弧状のブリッジ部分33とで構成されており、このブリ
ッジ部分33には電動機16の導電線17を保持し、吸
込通路30上部を経由して回路基板18へと配線処理す
る処理通路34を形成している。
長さが左右の長さよりも短い(L1>W1)吸込具本体
10とこの吸込具本体10の後方に設け、延長管8を接
続する接続部11から構成され、吸込具本体10の下面
の略中央に吸塵通路12を設け、この吸塵通路12は吸
込具本体10の下面にその長手方向に伸びる吸込口13
と連通している。また、吸込口13内に塵埃を掻き上げ
るためのブラシ体14を回転方向に対してその略中央が
両端部よりも後方に位置するように配設した回転ブラシ
15を設け、吸込具本体10内部後方に配した電動機1
6よりベルトを介して回転力を伝達している。前記ブラ
シ体14は吸込口13より突出し、被掃除面に当接する
ように配設されている。また、後述する中央の吸込口1
3を挟んで電動機16と接続部11からの導電線17を
電気的に接続するための回路基板18を電動機16と反
対側に配置している。吸込具本体10の前・側部外周に
は家具などへの傷付を防止するために軟質材などで構成
したバンパー19が配設されている。吸込具本体10の
下面前方の側部近傍に前面から底面にかけて屈曲させた
起毛布20をその幅(W2)に対して底面の進行方向の
長さ(L2)が長くなるように、また、バンパー19前
面よりも前方に突出して取り付けており、下面後方には
その外周に起毛布を巻いた後部ローラー21を回転自在
に取り付けている。また、吸込具本体10の前記起毛布
取り付け座22には吸気口13と連通する連通孔23を
設けている。吸込具本体10は上部を構成する上部枠体
24と下部を構成する下部枠体25とでその外郭を構成
し、被掃除面と対向する下部枠体25の前面と側面にそ
れぞれ、前部塵埃通路26、側部塵埃通路27が形成さ
れ、吸込口13の略中央部分は両端部分よりも接続部1
1側に広く形成され、その後方に下方に突出した塵埃掻
き上げ部をそれぞれ設け、中央塵埃掻き上げ部28の一
部と端塵埃掻き上げ部29の一部とを吸込具本体10の
進行方向に対して交差(L3)するように配設してい
る。下部枠体25の下面に設けた吸塵通路12と吸込具
本体10後方の接続部11とを連通する吸込通路30を
形成するために下部枠体25と上部枠体24との間に中
間部材31を配し、中間部材31と下部枠体25とで囲
まれる空間が吸込通路30となる。また、中間部材31
は吸込通路30を形成するドーム部分32と吸込通路3
0の前部で下部枠体25と上部枠体24に挟持される円
弧状のブリッジ部分33とで構成されており、このブリ
ッジ部分33には電動機16の導電線17を保持し、吸
込通路30上部を経由して回路基板18へと配線処理す
る処理通路34を形成している。
【0032】吸込具本体10は通常使用において壁に当
てられたり、足で踏まれたりして前部や上部がたわみ易
く、吸込通路30でのエアー洩れが生じたり、被掃除面
との隙間が変わり集塵性能が変化する大きな要因となっ
ていた。したがって上記のように吸込具本体10の中央
部分に中間部材31を配置することによって、安定した
吸込通路30を確保することができる。
てられたり、足で踏まれたりして前部や上部がたわみ易
く、吸込通路30でのエアー洩れが生じたり、被掃除面
との隙間が変わり集塵性能が変化する大きな要因となっ
ていた。したがって上記のように吸込具本体10の中央
部分に中間部材31を配置することによって、安定した
吸込通路30を確保することができる。
【0033】また、上部枠体24の一部は、中間部材3
1がドーム状のドーム部分32で形成する吸込通路30
の上部を覆う一回り大きなドーム形状としており、中間
部材31との間に空間A35を形成している。この空間
A35は後述する接続部11からの導電線17を通し、
かつ、導電線17が移動できる空間を形成している。接
続部11が接続される吸込具本体10との後方には吸込
通路30の出口を設け、この出口には上部枠体24と下
部枠体25で形成される回動受け部36が構成されてい
る。この回動受け部36は吸込通路30の出口よりも径
大な環状溝部により形成されている。また、接続部11
は図3、図6に示すように吸込具本体10との接続面に
対して回動可能に取り付けた第1の連結体37と、第1
の連結体の回動方向と略直角方向に回動可能に取り付け
た第2の連結体38とで構成し、第1の連結体37と第
2の連結体38とを可撓性を有した接続管を構成する蛇
腹ホース39を介して連結している。
1がドーム状のドーム部分32で形成する吸込通路30
の上部を覆う一回り大きなドーム形状としており、中間
部材31との間に空間A35を形成している。この空間
A35は後述する接続部11からの導電線17を通し、
かつ、導電線17が移動できる空間を形成している。接
続部11が接続される吸込具本体10との後方には吸込
通路30の出口を設け、この出口には上部枠体24と下
部枠体25で形成される回動受け部36が構成されてい
る。この回動受け部36は吸込通路30の出口よりも径
大な環状溝部により形成されている。また、接続部11
は図3、図6に示すように吸込具本体10との接続面に
対して回動可能に取り付けた第1の連結体37と、第1
の連結体の回動方向と略直角方向に回動可能に取り付け
た第2の連結体38とで構成し、第1の連結体37と第
2の連結体38とを可撓性を有した接続管を構成する蛇
腹ホース39を介して連結している。
【0034】さらに、接続部11は第1の連結体37に
は図6に示すように回動受け部36の環状溝部に嵌合す
る環状溝40を周面に設けたドーナツ状の回動部材41
を設けて、回動受け部36の環状溝部と回動部材41の
環状溝と40を嵌合することによって、回動部における
気密性を確保して連結している。
は図6に示すように回動受け部36の環状溝部に嵌合す
る環状溝40を周面に設けたドーナツ状の回動部材41
を設けて、回動受け部36の環状溝部と回動部材41の
環状溝と40を嵌合することによって、回動部における
気密性を確保して連結している。
【0035】回動部材41の開口部42には蛇腹ホース
39の一端が連結され、吸込通路30の出口と蛇腹ホー
ス39の一端が連結される。蛇腹ホース39の他端は第
2の連結体38に固定した連結部43に接続している。
第1の連結体37の一部を構成する回動部材41には、
両側方向に略L字状の腕部44が延び、この腕部44に
は第2の連結体38を回動するための回動軸部45を構
成し、第2の連結体38を構成する第2の上部カバー体
46と第2の下部カバー体47とに設けた回動軸受け部
48で回動軸部45を挟み込むことで回動自在に連結し
ている。また、蛇腹ホース39と接続している連結部4
3も第2の連結体38を構成する第2の上部カバー体4
6と第2の下部カバー体47とで挟み込むことで固定し
ている。
39の一端が連結され、吸込通路30の出口と蛇腹ホー
ス39の一端が連結される。蛇腹ホース39の他端は第
2の連結体38に固定した連結部43に接続している。
第1の連結体37の一部を構成する回動部材41には、
両側方向に略L字状の腕部44が延び、この腕部44に
は第2の連結体38を回動するための回動軸部45を構
成し、第2の連結体38を構成する第2の上部カバー体
46と第2の下部カバー体47とに設けた回動軸受け部
48で回動軸部45を挟み込むことで回動自在に連結し
ている。また、蛇腹ホース39と接続している連結部4
3も第2の連結体38を構成する第2の上部カバー体4
6と第2の下部カバー体47とで挟み込むことで固定し
ている。
【0036】また、第2の上部カバー体46と第2の下
部カバー体47には蛇腹ホース39の回動に支障が起こ
らない範囲で隙間を設けて壁を左右に形成している。
部カバー体47には蛇腹ホース39の回動に支障が起こ
らない範囲で隙間を設けて壁を左右に形成している。
【0037】接続部11内に処理される導電線17につ
いては、第1の連結体37を回動部材41ならびに回動
軸部45を含み上下に分割された第1の上部カバー体4
9と第1の下部カバー体50の間に設け、その空間に処
理する構成である。特に回動軸部45においては、第1
の上部カバー体49に従回動軸部51を第1の下部カバ
ー体50に主回動軸部52を形成し、主回動軸部52を
従回動軸部51よりも大きくし、かつ、主回動軸部52
内に導電線17を保持する溝を形成する。また、第1の
連結体37の回動軸部45から露出した導電線17は、
端部に設けられた端子53が蛇腹ホース39の連結部4
3に固定され、回動軸部45から端子53までの間は第
2の下部カバー体47に設けられたリブ等で保持してい
る。
いては、第1の連結体37を回動部材41ならびに回動
軸部45を含み上下に分割された第1の上部カバー体4
9と第1の下部カバー体50の間に設け、その空間に処
理する構成である。特に回動軸部45においては、第1
の上部カバー体49に従回動軸部51を第1の下部カバ
ー体50に主回動軸部52を形成し、主回動軸部52を
従回動軸部51よりも大きくし、かつ、主回動軸部52
内に導電線17を保持する溝を形成する。また、第1の
連結体37の回動軸部45から露出した導電線17は、
端部に設けられた端子53が蛇腹ホース39の連結部4
3に固定され、回動軸部45から端子53までの間は第
2の下部カバー体47に設けられたリブ等で保持してい
る。
【0038】上記構成における動作は、スイッチ5を押
して掃除機本体1に通電すると電動送風機3が回転し、
吸込具9から吸込んだ塵埃は第1の連結体と第2の連結
体を連通する蛇腹ホースを通り、連結部に接続した延長
管8、ホース4を介して掃除機本体1の集塵室2に吸引
される。
して掃除機本体1に通電すると電動送風機3が回転し、
吸込具9から吸込んだ塵埃は第1の連結体と第2の連結
体を連通する蛇腹ホースを通り、連結部に接続した延長
管8、ホース4を介して掃除機本体1の集塵室2に吸引
される。
【0039】この時、被掃除面に当接し、ブラシ体14
を有する回転ブラシ15の回転力によって、吸込具9自
体が前進する駆動力が生まれ、吸込具9自体移動するこ
とにより操作力の軽減が図れる。前記駆動力が、電動送
風機3からの吸引力により前記吸込具9と被掃除面とに
発生する吸着力より大きい場合において、前記吸込具9
自体は駆動することとなる。いわゆる、回転ブラシ15
が、吸込具9に設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動
部の役割をなしているのである。また、ブラシ体14を
回転方向に対してその略中央が両端部よりも後方に位置
するように配設したことにより、吸込具9自体の直進性
が向上するとともに回転ブラシ15両端から略中央部へ
塵埃をかき寄せることにより、集塵性能の向上が図れ
る。
を有する回転ブラシ15の回転力によって、吸込具9自
体が前進する駆動力が生まれ、吸込具9自体移動するこ
とにより操作力の軽減が図れる。前記駆動力が、電動送
風機3からの吸引力により前記吸込具9と被掃除面とに
発生する吸着力より大きい場合において、前記吸込具9
自体は駆動することとなる。いわゆる、回転ブラシ15
が、吸込具9に設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動
部の役割をなしているのである。また、ブラシ体14を
回転方向に対してその略中央が両端部よりも後方に位置
するように配設したことにより、吸込具9自体の直進性
が向上するとともに回転ブラシ15両端から略中央部へ
塵埃をかき寄せることにより、集塵性能の向上が図れ
る。
【0040】ここで第1の連結体37に対して回動自在
な第2の連結体38を接続し、さらに第2の連結体38
に接続した延長管8を介して手元ハンドル6をひねるこ
とにより、吸込具本体10がその方向に傾き回転ブラシ
15の回転力で吸込具本体10が傾いた方向に吸込具9
自体が前進するので吸込具9の方向を容易にコントロー
ルでき、操作性の向上が図れる。
な第2の連結体38を接続し、さらに第2の連結体38
に接続した延長管8を介して手元ハンドル6をひねるこ
とにより、吸込具本体10がその方向に傾き回転ブラシ
15の回転力で吸込具本体10が傾いた方向に吸込具9
自体が前進するので吸込具9の方向を容易にコントロー
ルでき、操作性の向上が図れる。
【0041】また、手元ハンドル6の動作を吸込具9に
伝えるので手元ハンドル6を下に下げると延長管8が下
がり、第1の連結体37と第2の連結体38とのなす角
度が大きくなり、延長管8は被掃除面と略平行となる。
また、手元ハンドル6をひねって手元ハンドル6の中心
軸を中心として手元ハンドル6を回転させることによ
り、延長管8が回動するとともに延長管8と第1の連結
体37とのなす角度が変わる。延長管8の回動について
は、第1の連結体37の回動により、吸込具本体10の
下面が被掃除面に向いた状態を維持し、延長管8と第1
の連結体37のなす角度の変化は、第2の連結体38が
回動するので、同様に吸込具本体10の下面が被掃除面
に向いた状態を維持することができる。
伝えるので手元ハンドル6を下に下げると延長管8が下
がり、第1の連結体37と第2の連結体38とのなす角
度が大きくなり、延長管8は被掃除面と略平行となる。
また、手元ハンドル6をひねって手元ハンドル6の中心
軸を中心として手元ハンドル6を回転させることによ
り、延長管8が回動するとともに延長管8と第1の連結
体37とのなす角度が変わる。延長管8の回動について
は、第1の連結体37の回動により、吸込具本体10の
下面が被掃除面に向いた状態を維持し、延長管8と第1
の連結体37のなす角度の変化は、第2の連結体38が
回動するので、同様に吸込具本体10の下面が被掃除面
に向いた状態を維持することができる。
【0042】しかも、延長管8と第1の連結体37のな
す角度が変化するように第2の連結体38を回動自在に
したことにより、吸込具本体10を大きく回動すること
ができ、例えば、延長管8の軸方向と吸込具本体10の
長辺方向をほぼ平行にすることができる。この場合、第
2の連結体38の回動範囲は、吸込具本体10を被掃除
面に置いた状態で少なくとも鉛直方向まで回動できるよ
うにしておく必要があり、また、延長管8の軸方向を被
掃除面と平行にするためには、吸込具本体10を被掃除
面に置いた状態で少なくとも水平状態まで回動できるよ
うにしておく必要があり、さらに第1の連結体37の回
動範囲を180°にしておくことで、延長管8の軸方向
と吸込具本体10長辺方向をほぼ平行にし、かつ、延長
管8の軸方向を被掃除面に平行にすることができる。
す角度が変化するように第2の連結体38を回動自在に
したことにより、吸込具本体10を大きく回動すること
ができ、例えば、延長管8の軸方向と吸込具本体10の
長辺方向をほぼ平行にすることができる。この場合、第
2の連結体38の回動範囲は、吸込具本体10を被掃除
面に置いた状態で少なくとも鉛直方向まで回動できるよ
うにしておく必要があり、また、延長管8の軸方向を被
掃除面と平行にするためには、吸込具本体10を被掃除
面に置いた状態で少なくとも水平状態まで回動できるよ
うにしておく必要があり、さらに第1の連結体37の回
動範囲を180°にしておくことで、延長管8の軸方向
と吸込具本体10長辺方向をほぼ平行にし、かつ、延長
管8の軸方向を被掃除面に平行にすることができる。
【0043】これにより、ベッドの下などの高さの低い
部分での掃除でも延長管8が被掃除面とほぼ平行となる
まで低くすることが可能となり、また、吸込具本体10
の長辺方向と延長管8をほぼ平行にすることができ、幅
の狭い空間での掃除が可能となり、広範囲に掃除が可能
となる。また、このとき、吸込具本体10の長辺方向に
延長管8が略平行となるよう第2の連結体38を回動し
て、前記吸込具10自体を移動させるとき、回転ブラシ
15の回転を停止させることを可能とすることで、吸込
具本体10の長辺方向に延長管8が略平行となるよう第
2の連結体38を回動して前記吸込具10自体を移動さ
せるときには、回転ブラシ15の回転が吸込具10自体
を移動させるときの抵抗となるため、そのとき回転ブラ
シ15の回転を停止させることで、使い勝手の向上が図
れるものである。この回転ブラシ15の回転停止は、手
元ハンドル6に設けたスイッチ(図示せず)により、使
用者が行うようになっている。
部分での掃除でも延長管8が被掃除面とほぼ平行となる
まで低くすることが可能となり、また、吸込具本体10
の長辺方向と延長管8をほぼ平行にすることができ、幅
の狭い空間での掃除が可能となり、広範囲に掃除が可能
となる。また、このとき、吸込具本体10の長辺方向に
延長管8が略平行となるよう第2の連結体38を回動し
て、前記吸込具10自体を移動させるとき、回転ブラシ
15の回転を停止させることを可能とすることで、吸込
具本体10の長辺方向に延長管8が略平行となるよう第
2の連結体38を回動して前記吸込具10自体を移動さ
せるときには、回転ブラシ15の回転が吸込具10自体
を移動させるときの抵抗となるため、そのとき回転ブラ
シ15の回転を停止させることで、使い勝手の向上が図
れるものである。この回転ブラシ15の回転停止は、手
元ハンドル6に設けたスイッチ(図示せず)により、使
用者が行うようになっている。
【0044】壁際の掃除の際にも吸込具本体10の長辺
方向と延長管8をほぼ平行にすることができ、壁に吸込
具本体10を押し付ける力が加わりにくくなり操作性の
向上が図れる。さらに吸込具本体10前部の最外周であ
るバンパー19よりも起毛布20が前方へ突出している
ことにより、壁との間に形成された隙間54から外気が
流入し、吸込具本体10前部と壁が密着するのを防止し
て被掃除面への吸着力を増すことないため、操作性を損
なわず、また、壁との間に形成された隙間54から外気
が流入することにより、前部塵埃通路26から壁際の塵
埃を効率よく吸い込み、壁際の集塵性能の向上が図れる
ものである。また、吸込具本体10前面より突出した起
毛布20により、壁際の拭き(磨き)効果も得られる。
方向と延長管8をほぼ平行にすることができ、壁に吸込
具本体10を押し付ける力が加わりにくくなり操作性の
向上が図れる。さらに吸込具本体10前部の最外周であ
るバンパー19よりも起毛布20が前方へ突出している
ことにより、壁との間に形成された隙間54から外気が
流入し、吸込具本体10前部と壁が密着するのを防止し
て被掃除面への吸着力を増すことないため、操作性を損
なわず、また、壁との間に形成された隙間54から外気
が流入することにより、前部塵埃通路26から壁際の塵
埃を効率よく吸い込み、壁際の集塵性能の向上が図れる
ものである。また、吸込具本体10前面より突出した起
毛布20により、壁際の拭き(磨き)効果も得られる。
【0045】また、起毛布20の幅(W2)に対して底
面の進行方向の長さ(L2)を長くしていることによ
り、通常使用状態での被掃除面への抵抗を低減し、操作
性の向上が図れるとともに底面の進行方向の長さを長く
していることにより起毛布20の面積を確保でき、吸込
具本体10を確実に保持し、かつ、起毛布20の耐久性
の確保も行なえるものである。
面の進行方向の長さ(L2)を長くしていることによ
り、通常使用状態での被掃除面への抵抗を低減し、操作
性の向上が図れるとともに底面の進行方向の長さを長く
していることにより起毛布20の面積を確保でき、吸込
具本体10を確実に保持し、かつ、起毛布20の耐久性
の確保も行なえるものである。
【0046】さらには、吸込具本体10の起毛布取付け
座22に吸込口13と連通する連通孔23を形成したこ
とにより、吸込具本体10外周に大きな外気流入口を設
けることなく連通孔23から外気を流入することがで
き、吸込具本体10の外形形状を損なうことなく、吸込
具本体10の被掃除面への吸着を低減させ、操作性の向
上が図れるものである。
座22に吸込口13と連通する連通孔23を形成したこ
とにより、吸込具本体10外周に大きな外気流入口を設
けることなく連通孔23から外気を流入することがで
き、吸込具本体10の外形形状を損なうことなく、吸込
具本体10の被掃除面への吸着を低減させ、操作性の向
上が図れるものである。
【0047】また、吸込口13後方に下方に突出した中
央塵埃掻き上げ部28を端塵埃掻き上げ部29よりも後
方に配設し、かつ、各塵埃掻き上げ部の近傍まで吸込口
13を広げるとともに前記中央塵埃掻き上げ部28の一
部と端塵埃掻き上げ部29の一部とを吸込具本体10の
進行方向に対して交差するように配設したことにより、
回転ブラシ15によって掻き上げられた塵埃が吸込具9
後方に掃き飛ばされるのを防止して、集塵性能の向上が
図れるものである。この中央塵埃掻き上げ部28、端塵
埃掻き上げ部29をブラシ体で形成し、2列以上を配設
することにより、さらに確実に回転ブラシ15によって
掻き上げられた塵埃が吸込具9後方に掃き飛ばされるの
を防止して、集塵性能の向上が図れる。なお、本実施例
においては、いわゆる、回転ブラシ15が、吸込具9に
設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動部の役割をなし
ている場合について述べたが、回転ブラシ15が、吸込
具9に設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動部の役割
をなしていなくても、図7のように、起毛布を巻いた後
部ローラー21を電動機16と連動させ、前記後部ロー
ラー21を吸込具9に設けられ吸込具9自体を駆動させ
る駆動部とさせても上述した内容と同様の効果は得られ
る。また、前記後部ローラー21の駆動力が、電動送風
機3からの吸引力により前記吸込具9と被掃除面とに発
生する吸着力より大きい場合において、前記吸込具9自
体は駆動することとなる。さらに、吸込具9自体の前進
または後進の駆動方向は、電動機16の回転方向を変え
ることで、変更できる。
央塵埃掻き上げ部28を端塵埃掻き上げ部29よりも後
方に配設し、かつ、各塵埃掻き上げ部の近傍まで吸込口
13を広げるとともに前記中央塵埃掻き上げ部28の一
部と端塵埃掻き上げ部29の一部とを吸込具本体10の
進行方向に対して交差するように配設したことにより、
回転ブラシ15によって掻き上げられた塵埃が吸込具9
後方に掃き飛ばされるのを防止して、集塵性能の向上が
図れるものである。この中央塵埃掻き上げ部28、端塵
埃掻き上げ部29をブラシ体で形成し、2列以上を配設
することにより、さらに確実に回転ブラシ15によって
掻き上げられた塵埃が吸込具9後方に掃き飛ばされるの
を防止して、集塵性能の向上が図れる。なお、本実施例
においては、いわゆる、回転ブラシ15が、吸込具9に
設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動部の役割をなし
ている場合について述べたが、回転ブラシ15が、吸込
具9に設けられ吸込具9自体を駆動させる駆動部の役割
をなしていなくても、図7のように、起毛布を巻いた後
部ローラー21を電動機16と連動させ、前記後部ロー
ラー21を吸込具9に設けられ吸込具9自体を駆動させ
る駆動部とさせても上述した内容と同様の効果は得られ
る。また、前記後部ローラー21の駆動力が、電動送風
機3からの吸引力により前記吸込具9と被掃除面とに発
生する吸着力より大きい場合において、前記吸込具9自
体は駆動することとなる。さらに、吸込具9自体の前進
または後進の駆動方向は、電動機16の回転方向を変え
ることで、変更できる。
【0048】(実施例2)次に第2の実施例を図8にお
いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品に
ついては同一符号を付して、その説明を省略する。
いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品に
ついては同一符号を付して、その説明を省略する。
【0049】下方に吸込口13を開口させた吸込具本体
10の前面に吸込具本体10前面から底面にかけて屈曲
させて配設した起毛布20の底面の吸込口13側が上方
に傾斜して構成しており、起毛布20は起毛布ホルダ−
55に取付けられ、吸込具本体10の起毛布取付座22
に配置されている。起毛布20底面の上方傾斜部56と
被掃除面との間で形成される空間B57が塵埃の浮遊空
間となるため、塵埃を吸込み易くなり集塵性能の向上が
図れるものである。
10の前面に吸込具本体10前面から底面にかけて屈曲
させて配設した起毛布20の底面の吸込口13側が上方
に傾斜して構成しており、起毛布20は起毛布ホルダ−
55に取付けられ、吸込具本体10の起毛布取付座22
に配置されている。起毛布20底面の上方傾斜部56と
被掃除面との間で形成される空間B57が塵埃の浮遊空
間となるため、塵埃を吸込み易くなり集塵性能の向上が
図れるものである。
【0050】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を
図9において説明する。なお上記第1、第2の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
図9において説明する。なお上記第1、第2の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0051】下方に吸込口13を開口させた吸込具本体
10の前面に吸込具本体10前面から底面にかけて屈曲
させて配設した起毛布20の前面から底面への変化ポイ
ントの出代(L4)を前面、底面の出代(L5、L6)
よりも大きくして構成している。これにより、起毛布2
0の前面から底面への変化ポイントでの起毛布20のな
い空間が減ることにより、壁際などの隅部へ起毛布20
がしっかり届き、隅部の集塵性能の向上が図れるもので
ある。また、図9に示すように起毛布20の前面から底
面への変化ポイントの出代(L4)をより長くすること
により、壁際などの隅部の集塵性をがさらに向上させる
ことは言うまでもない。
10の前面に吸込具本体10前面から底面にかけて屈曲
させて配設した起毛布20の前面から底面への変化ポイ
ントの出代(L4)を前面、底面の出代(L5、L6)
よりも大きくして構成している。これにより、起毛布2
0の前面から底面への変化ポイントでの起毛布20のな
い空間が減ることにより、壁際などの隅部へ起毛布20
がしっかり届き、隅部の集塵性能の向上が図れるもので
ある。また、図9に示すように起毛布20の前面から底
面への変化ポイントの出代(L4)をより長くすること
により、壁際などの隅部の集塵性をがさらに向上させる
ことは言うまでもない。
【0052】(実施例4)次に本発明の第4の実施例を
図11により説明する。なお上記第1〜第3の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
図11により説明する。なお上記第1〜第3の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0053】起毛布20は起毛布ホルダー55に取り付
けられて吸込具本体10に配設された起毛布取付座22
に吸込口13と連通する連通孔23を有しており、起毛
布ホルダー55には連通孔23の相対位置に吸気口58
を構成しており、起毛布ホルダー55の吸気口58から
確実に外気が流入するため、吸込具本体10の外形形状
を損なうことなく吸込具本体10の被掃除面への吸着を
低減させ、操作性のさらなる向上が図れるものである。
けられて吸込具本体10に配設された起毛布取付座22
に吸込口13と連通する連通孔23を有しており、起毛
布ホルダー55には連通孔23の相対位置に吸気口58
を構成しており、起毛布ホルダー55の吸気口58から
確実に外気が流入するため、吸込具本体10の外形形状
を損なうことなく吸込具本体10の被掃除面への吸着を
低減させ、操作性のさらなる向上が図れるものである。
【0054】(実施例5)次に本発明の第5の実施例を
図12、図13により説明する。なお上記第1〜第4の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
図12、図13により説明する。なお上記第1〜第4の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0055】吸込口13後部に、底面から側面にかけて
屈曲させた起毛布体59を配設したもので、この起毛布
体59により、被掃除面への接触抵抗を低減し、操作性
の向上を図るとともに、吸込具本体10を被掃除面に置
く時や掃除の際に吸込具本体10を傾けた時に吸込口1
3の後部に配設した底面から側面にかけて屈曲させた起
毛布体59が被掃除面にまず当接することとなるため、
被掃除面への傷付防止が図れるものである。
屈曲させた起毛布体59を配設したもので、この起毛布
体59により、被掃除面への接触抵抗を低減し、操作性
の向上を図るとともに、吸込具本体10を被掃除面に置
く時や掃除の際に吸込具本体10を傾けた時に吸込口1
3の後部に配設した底面から側面にかけて屈曲させた起
毛布体59が被掃除面にまず当接することとなるため、
被掃除面への傷付防止が図れるものである。
【0056】(実施例6)次に本発明の第6の実施例を
図14により説明する。なお上記第1〜第5の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
図14により説明する。なお上記第1〜第5の実施例と
同一構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0057】吸込具本体10の吸込口13後方に、吸込
口13より下方に突出した中央塵埃掻き上げ部28を下
部枠体25と一体で形成したリブで構成しており、硬質
の床面からの距離を下部枠体25底面は2mm以上(L
7)とするとともに中央塵埃掻き上げ部28は略1.5
mm(L8)としたもので、中央塵埃掻き上げ部28を
下部枠体25と一体で形成することにより、安価で、か
つ、容易に構成することができる。また、前記各距離に
より、下部枠体25底面も中央塵埃掻き上げ部28も被
掃除面へは当ることなく、被掃除面への傷付防止を図り
ながらコイン(厚さ1.5mm以上)なども被掃除面か
ら略1.5mmとした中央塵埃掻き上げ部28により確
実に捕捉することができるものである。
口13より下方に突出した中央塵埃掻き上げ部28を下
部枠体25と一体で形成したリブで構成しており、硬質
の床面からの距離を下部枠体25底面は2mm以上(L
7)とするとともに中央塵埃掻き上げ部28は略1.5
mm(L8)としたもので、中央塵埃掻き上げ部28を
下部枠体25と一体で形成することにより、安価で、か
つ、容易に構成することができる。また、前記各距離に
より、下部枠体25底面も中央塵埃掻き上げ部28も被
掃除面へは当ることなく、被掃除面への傷付防止を図り
ながらコイン(厚さ1.5mm以上)なども被掃除面か
ら略1.5mmとした中央塵埃掻き上げ部28により確
実に捕捉することができるものである。
【0058】(実施例7)次に本発明の第7の実施例を
図15、図16により説明する。なお上記第1〜第6の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。下方に吸込口13を開口させた吸込
具本体10と吸込口13に臨むように吸込具本体10に
回転自在に設けた塵埃を掻き上げるための回転ブラシ1
5とを備え、回転ブラシ15は外周面には吸込口13よ
り突出して被掃除面に当接して吸込具本体10を移動さ
せる力を発生させるとともに塵埃を掻き上げるためのブ
ラシ体14を配設した略円筒状のブラシホルダー60を
有している。このブラシホルダー60の内部に図15に
示すように回転ブラシ15を回転駆動させるための電動
機16、電動機16の回転数を減速する減速装置61、
減速装置61の出力をブラシホルダー60に伝達するギ
ア(動力伝達装置)62などを内蔵している。電動機1
6は整流子電動機で構成し、商用電源電圧を整流器、雑
音防止器などを実装した電動機用基板63を設け、この
電動機用基板63接続部11を通して掃除機本体1に接
続したリード線64を接続し、商用電源電圧を整流した
電圧により駆動するように構成している。また、電動機
16を冷却する冷却風を取り入れる開口部A65、B6
6、C67とを設けている。
図15、図16により説明する。なお上記第1〜第6の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。下方に吸込口13を開口させた吸込
具本体10と吸込口13に臨むように吸込具本体10に
回転自在に設けた塵埃を掻き上げるための回転ブラシ1
5とを備え、回転ブラシ15は外周面には吸込口13よ
り突出して被掃除面に当接して吸込具本体10を移動さ
せる力を発生させるとともに塵埃を掻き上げるためのブ
ラシ体14を配設した略円筒状のブラシホルダー60を
有している。このブラシホルダー60の内部に図15に
示すように回転ブラシ15を回転駆動させるための電動
機16、電動機16の回転数を減速する減速装置61、
減速装置61の出力をブラシホルダー60に伝達するギ
ア(動力伝達装置)62などを内蔵している。電動機1
6は整流子電動機で構成し、商用電源電圧を整流器、雑
音防止器などを実装した電動機用基板63を設け、この
電動機用基板63接続部11を通して掃除機本体1に接
続したリード線64を接続し、商用電源電圧を整流した
電圧により駆動するように構成している。また、電動機
16を冷却する冷却風を取り入れる開口部A65、B6
6、C67とを設けている。
【0059】減速装置61は電動機16の出力軸68を
連結し、電動機16の回転数を減速する。電動機16に
減速装置61とを一体に構成し、出力軸68にギア62
を嵌合している。軸受部69は電動機16と一体に構成
した減速装置61をブラシホルダー60に支持するもの
で、内輪を減速装置61の径小部70に固定し、外輪を
ブラシホルダー60の内面部に突出して形成した軸受支
持部71により支持している。
連結し、電動機16の回転数を減速する。電動機16に
減速装置61とを一体に構成し、出力軸68にギア62
を嵌合している。軸受部69は電動機16と一体に構成
した減速装置61をブラシホルダー60に支持するもの
で、内輪を減速装置61の径小部70に固定し、外輪を
ブラシホルダー60の内面部に突出して形成した軸受支
持部71により支持している。
【0060】電動機16は内径を中空とし減速装置61
と一体に構成した電動機16を軸支する中空軸72を固
定している。73は電動機16を冷却するための冷却穴
であり、中空軸72を通り電動機16に外気を流して冷
却する。
と一体に構成した電動機16を軸支する中空軸72を固
定している。73は電動機16を冷却するための冷却穴
であり、中空軸72を通り電動機16に外気を流して冷
却する。
【0061】吸込具本体10の両側端の内側には、回転
ブラシ15を保持する保持部74を形成し、この保持部
74に緩衝部材75を介在させて回転ブラシ15の端部
を保持している。この緩衝部材75は、ゴム、エラスト
マーなどの弾力性が優れた材料で形成し、回転ブラシ1
5による振動、ビビリを吸収し、吸込具本体10へ伝え
にくくしている。
ブラシ15を保持する保持部74を形成し、この保持部
74に緩衝部材75を介在させて回転ブラシ15の端部
を保持している。この緩衝部材75は、ゴム、エラスト
マーなどの弾力性が優れた材料で形成し、回転ブラシ1
5による振動、ビビリを吸収し、吸込具本体10へ伝え
にくくしている。
【0062】上記した構成により、電動機16および減
速装置61、ギア62などの動力伝達装置をブラシホル
ダー60の内部に設けた構成で、吸込具9を小型化する
とともに電動機16の回転ブラシ15への回転力を有効
に伝達し、吸込具9自体を移動させるための駆動させる
力をより大きく得ることができ、吸込具9を被掃除面に
置いた状態で、回転ブラシ16の回転によって吸込具9
自体を前進または後進方向に駆動させ易くなるとともに
手元ハンドル6の動作により、吸込具9自体の方向を容
易にコントロールできるとともに吸込具9本体を被掃除
面に対して広範囲に回動できるようにし、使い勝手を向
上させるものである。
速装置61、ギア62などの動力伝達装置をブラシホル
ダー60の内部に設けた構成で、吸込具9を小型化する
とともに電動機16の回転ブラシ15への回転力を有効
に伝達し、吸込具9自体を移動させるための駆動させる
力をより大きく得ることができ、吸込具9を被掃除面に
置いた状態で、回転ブラシ16の回転によって吸込具9
自体を前進または後進方向に駆動させ易くなるとともに
手元ハンドル6の動作により、吸込具9自体の方向を容
易にコントロールできるとともに吸込具9本体を被掃除
面に対して広範囲に回動できるようにし、使い勝手を向
上させるものである。
【0063】また、その他の構成は実施例1〜実施例6
と同様に構成され、同様の効果を得ることができる。
と同様に構成され、同様の効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、吸込具の集塵性能を低
下させることなく、上記構成により、回転ブラシの回転
によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する吸
込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作する
ことにより、吸込具の進行方向を容易にコントロールで
きるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込具
本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、机
やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅の
狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向へ
の掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が図
れるものである。
下させることなく、上記構成により、回転ブラシの回転
によって吸込具自体を前進または後進方向に駆動する吸
込具を被掃除面に置いた状態で手元ハンドルを操作する
ことにより、吸込具の進行方向を容易にコントロールで
きるとともに延長管を被掃除面に平行に、かつ、吸込具
本体の長辺方向と延長管とを平行にすることができ、机
やベッドなどの障害物の下などでの高さの低い所、幅の
狭い空間、そして壁際などでの吸込具本体の長辺方向へ
の掃除を容易に行なえるようにして使い勝手の向上が図
れるものである。
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の斜視
図
図
【図2】同電気掃除機用吸込具の下面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
【図5】同電気掃除機用吸込具の上部枠体を欠した上面
図
図
【図6】同電気掃除機用吸込具の第1の連結体と第2の
連結体の展開図
連結体の展開図
【図7】同他の電気掃除機用吸込具の下面図
【図8】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機用吸込
具の要部断面図
具の要部断面図
【図9】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機用吸込
具の要部断面図
具の要部断面図
【図10】同他の電気掃除機用吸込具の要部断面図
【図11】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機用吸
込具の要部断面図
込具の要部断面図
【図12】本発明の第5の実施例を示す電気掃除機用吸
込具の下面図
込具の下面図
【図13】図12のC−C断面図
【図14】本発明の第6の実施例を示す電気掃除機用吸
込具の側断面図
込具の側断面図
【図15】本発明の第7の実施例を示す電気掃除機用吸
込具の下面図
込具の下面図
【図16】同電気掃除機用吸込具の上部枠体を欠した上
面図
面図
【図17】従来の電気掃除機用吸込具の斜視図
【図18】同電気掃除機用吸込具の下面図
【図19】同電気掃除機用の斜視図
【図20】同電気掃除機用吸込具における接続部の側面
図
図
【図21】同電気掃除機用吸込具における障害物の下で
の掃除状態図
の掃除状態図
【図22】同電気掃除機用吸込具における壁際での掃除
状態図
状態図
9 吸込具 10 吸込具本体 11 接続部 14 ブラシ体 15 回転ブラシ 19 バンパー 20 起毛布 22 起毛布取付座 23 連通孔 24 上部枠体 25 下部枠体 28 中央塵埃掻き上げ部 29 端塵埃掻き上げ部 30 吸込通路 31 中間部材 32 ドーム部分 33 ブリッジ部分 34 処理通路 35 空間A 36 回動受け部 37 第1の連結体 38 第2の連結体 40 環状溝 41 回動部材 43 連結部 44 腕部 45 回動軸部 48 回動軸受け部 51 従回動部 52 主回動部 54 隙間 55 起毛布ホルダー 56 上部傾斜部 57 空間B 58 吸気口 59 起毛布体 60 ブラシホルダー 61 減速装置 62 ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間所 康広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津崎 保則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA06 AA14 AA25 AA26 AD05 AE02
Claims (18)
- 【請求項1】 下方に吸込口を開口させた吸込具本体と
前記前記吸込具本体の後方には接続部を設け、前記接続
部は前記吸込具本体の長辺方向、短辺方向の何れにも略
直角かつ略平行と回動するように連結体で構成されると
ともに、前記吸込具本体に設けた駆動部によって吸込具
自体を前進または後進方向に駆動させる電気掃除機用吸
込具。 - 【請求項2】 吸込口に臨むように前記吸込具本体に回
転自在に設けた塵埃を掻き上げるための回転ブラシと前
記回転ブラシを駆動させるための電動機を備え、吸込具
本体に設けた駆動部を前記回転ブラシとする請求項1記
載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項3】 接続部は前記吸込具本体との接続面に対
して回動自在に取り付けられる第1の連結体と、前記第
1の連結体の回動方向と略直角方向に回動自在に連結さ
れた第2の連結体とで構成される請求項1または2記載
の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項4】 吸込具本体の長辺方向に略平行となるよ
う第2の連結体を回動して、前記吸込具自体を移動させ
るとき、回転ブラシの回転を停止させることが可能な請
求項3記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項5】 回転ブラシは外周面には塵埃を掻き上げ
るためのブラシ体を配設した略円筒状のブラシホルダー
から構成され、前記ブラシホルダーを駆動させるための
電動機を、前記ブラシホルダーの内部に設けた請求項2
〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項6】 回転ブラシは外周面には塵埃を掻き上げ
るためのブラシ体を配設した略円筒状のブラシホルダー
から構成され、回転ブラシの回転方向に対して前記ブラ
シ体の略中央部が両端よりも後方に位置するようにブラ
シ体を配設した請求項2〜5のいずれか1項に記載の電
気掃除機用吸込具。 - 【請求項7】 吸込口の前方の一部または複数部に、吸
込具本体前面より突出してなる滑り性の良い緩衝材を備
えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機用
吸込具。 - 【請求項8】 緩衝材が吸込具本体前面から底面にかけ
て屈曲させて配設された請求項7記載の電気掃除機用吸
込具。 - 【請求項9】 緩衝材の底面の吸込口側が上方に傾斜し
て構成されてなる請求項8記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項10】 緩衝材の幅に対して、吸込具本体底面
に配設されている吸込具本体の進行方向の長さを大きく
した請求項8または9記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項11】 緩衝材の前面から底面への変化ポイン
トの出代を前面、底面の出代よりも大きくした請求項8
〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項12】 吸込口の前方の一部または複数部に配
設された滑り性の良い緩衝材を備え、前記吸込具本体の
前記緩衝材配設面に前記吸込口と連通する連通孔を設け
た請求項1〜11のいずれか1項に記載の電気掃除機用
吸込具。 - 【請求項13】 吸込口の前方の一部または複数部に配
設された滑り性の良い緩衝材を備え、前記緩衝材は緩衝
材ホルダーに取り付けられて前記吸込具本体に配設さ
れ、前記吸込具本体の前記緩衝材ホルダー配設面に前記
吸込口と連通する連通孔を有するとともに前記緩衝材ホ
ルダーの前記連通孔の相対位置に吸気口を構成した請求
項1〜11のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込
具。 - 【請求項14】 吸込口の後方の、両端部、中央部にそ
れぞれ前記吸込口より下方に突出した塵埃掻き上げ部を
配設するとともに、前記中央部の塵埃掻き上げ部を前記
両端部の塵埃掻き上げ部よりも後方に配設し、かつ、各
塵埃掻き上げ部の近傍まで吸込口を広げるとともに前記
中央部の塵埃掻き上げ部の一部と前記両端部の塵埃掻き
上げ部の一部とを吸込具本体の進行方向に対して交差す
るように配設した請求項1〜13のいずれか1項に記載
の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項15】 吸込口の後方の両端部、中央部の塵埃
掻き上げ部をブラシ体で構成し、かつ、ブラシ体を2列
以上配設した請求項14項記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項16】 吸込口の前方または後方のいずれかま
たは両方に、底面から側面にかけて屈曲させた滑り性の
良い緩衝材を配設した請求項1〜15のいずれか1項に
記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項17】 吸込口の後方の、両端部または中央部
のいずれかまたは両端部、中央部それぞれに前記吸込口
より下方に突出した塵埃掻き上げ部を配設し、前記塵埃
掻き上げ部を前記吸込具本体と一体で形成したリブで構
成し、かつ、硬質の床面からの距離を前記吸込具本体底
面は2mm以上とするとともに塵埃掻き上げ部は略1.
5mmとした請求項1〜14のいずれか1項に記載の電
気掃除機用吸込具。 - 【請求項18】 塵埃を吸引する電動送風機を有する電
気掃除機本体に、請求項1〜17のいずれか1項に記載
の電気掃除機用吸込具と連通するように接続される接続
口を備えた電気掃除機。
Priority Applications (1)
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JP2001006035A JP2002209809A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001006035A JP2002209809A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002209809A true JP2002209809A (ja) | 2002-07-30 |
JP2002209809A5 JP2002209809A5 (ja) | 2007-12-06 |
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ID=18873990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001006035A Withdrawn JP2002209809A (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002209809A (ja) |
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-
2001
- 2001-01-15 JP JP2001006035A patent/JP2002209809A/ja not_active Withdrawn
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