JPH0738898A - 画像復号装置 - Google Patents

画像復号装置

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JPH0738898A
JPH0738898A JP19906793A JP19906793A JPH0738898A JP H0738898 A JPH0738898 A JP H0738898A JP 19906793 A JP19906793 A JP 19906793A JP 19906793 A JP19906793 A JP 19906793A JP H0738898 A JPH0738898 A JP H0738898A
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JP
Japan
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frame
frames
data
memories
frame memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP19906793A
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English (en)
Inventor
Yutaka Okada
豊 岡田
Takayuki Kobayashi
孝之 小林
Koichi Oyama
公一 大山
Tadashi Hattori
服部  正
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G C TECHNOL KK
Original Assignee
G C TECHNOL KK
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要とするフレームメモリの数を減らす。 【構成】 第2のフレームメモリはダブルバッファ構成
であり、第1のフレームメモリではフレーム間予測符号
化された画像の再生が最大で30×1000/1001
フレーム/秒などの受信フレームレートで行われ、第1
のフレームメモリから第2のフレームメモリへ30フレ
ーム/秒など受信フレームレートより早く画像が転送さ
れ、第2のフレームメモリからは25フレーム/秒で画
像が出力されることが特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化された画像信号
を復号する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル表現された画像データを伝送
又は蓄積する場合、データ量を削減するために符号化が
行われる。符号化の方法としては、画像情報の時間的又
は空間的相関性を利用して冗長度を少なくする方法があ
る。
【0003】時間的相関性を利用する方法として、2画
面(フレーム)の差分を符号化したり、画像の動きを検
出して、動き補償を行なったりするものがある。また空
間的相関性を利用する方法として、画像を所定の大きさ
のブロックに分けて、ブロック内のデータを直交変換
し、交換係数をジグザグ変換し(低周波成分から高周波
成分への順に並びかえる)可変長符号化を行なうものが
ある。テレビ会議、テレビ電話のための画像符号化方式
に関する勧告として、CCITTの定めたH.261
“Video Codec for Audiovisual Services at p × 64k
bps ”においては、上記2つの方法を併用するものとな
っている。
【0004】図4は、この様な方法により符号化された
データを復号する装置の構成例である。受信データは受
信バッファ1に蓄積される。バッファから出力されたデ
ータはVLD2により可変長復号され、逆量子化器3に
よって逆量子化された後、逆ZZ4によりジグザグ変換
の逆変換が行われる。更に、逆DCT5により逆離散コ
サイン変換される。フレーム間の差分を受信した場合
は、1フレーム前のデータを予測フレームメモリB7か
ら読出し、受信データと加算後、予測フレームメモリA
6に再生画像を書込む。フレーム内で符号化されたデー
タを受信した場合は、受信データをそのまま予測フレー
ムメモリA6に書込む。この様に2つの予測メモリ6、
7はダブルバッファとして動作し、画像を再生する。表
示のためには再生画像を読出しモードとなっている予測
フレームメモリから読出し、フォーマット変換が行われ
る。フォーマット変換とは、縦・横の画素数の変換やフ
レームレートの変換を意味する。
【0005】さて、H.261によれば、フレームは最
大で毎秒30×1000/1001枚送られる。更に1
フレーム、2フレーム、3フレーム飛ばして符号化する
モードも規定されている。最大毎秒30×1000/1
001枚送るモードの場合でもフレームを飛ばして符号
化することは可能であるが、復号装置としては、すべて
のフレームが送られてくることを想定して設計する必要
がある。
【0006】表示装置としてはNTSC又はPAL方式
のテレビ受像機が用いられることが多い。NTSC方式
では毎秒30×1000/1001枚表示するために、
H.261で受信したフレームをそのまま表示可能であ
る。フレーム飛ばしされた画像を受信した時は、同じフ
レームを複数回表示する方法などがとられる。PAL方
式では毎秒25枚表示するので、フレームレートの変換
が必要となる。
【0007】図5に図4の逆DCT後の部分の従来技術
の詳細を示す。今予測フレームメモリB7が読出しモー
ドになっているとし、再生画像が読出されてフォーマッ
ト変換部8に入力されているとする。前述した予測フレ
ームメモリA、Bのダブルバッファなどの制御は制御部
A(9)で行われる。さてフォーマット変換部内のライ
ン変換部10では、縦方向の画素数がテレビ受像機に合
う様に変換される。その後フレームメモリC、D、Eの
いずれかに書込まれる。1フレーム書込みが完成したフ
レームメモリは読出し可能となり、読出されたデータは
水平補間12で横方向画素数をテレビ受像機に合う様に
変換される。制御部B(11)はフレームメモリC、
D、Eの制御を行なう。
【0008】PAL受像機に表示するためにフレームメ
モリが3個必要となるのは次の理由による。
【0009】図6に示す様に、予測フレームメモリA、
Bに交互にフレームF0、F1、F2‥‥が書込まれる
とする。書込みが行われるタイミングは受信データに依
存するが、平均として30×1000/1001フレー
ム/秒である。従来技術では書込みの完了したF0、F
1、F2‥‥では30×1000/1001フレーム/
秒で予測フレームメモリA、Bから読出されてライン変
換後フレームメモリC〜Eに書込まれる。PAL受像機
には25フレーム/秒で出力されるが、30×1000
/1001と25が簡単な整数比で表されないので、フ
レームメモリC〜Eの書込み、読出しのタイミングが少
しずつずれることになる。図6のタイミング図により説
明すれば、次の様になる。フレームF0の読出し開始時
点では、フレームF0はフレームメモリCに完全に書込
まれていて、フレームF1がフレームメモリDに書込ま
れているところである。従ってフレームF0は読出し可
能である。同様にフレームF1の読出し開始時点では、
フレームF1はフレームDに完全に書込まれていて、フ
レームF2がフレームメモリEに書込まれているところ
である。この様にしてフレームF2も読出される。しか
し、フレームF2の読出しを完了した時点ではフレーム
F3のフレームメモリCに対する書込みもフレームF4
のフレームメモリDに対する書込みも終了しているため
に、フレームF3の読出しを中止し最新のフレームF4
の読出しを開始させる。以上の様にして、フレームメモ
リC〜Eの3個を用いてフレームレートの変換が可能と
なっていた。
【0010】
【本発明が解決しようとする課題】従来の技術では、フ
レームレートの変換にフレームメモリ3個を必要とし
た。フレームメモリは高価であるために、産業上の観点
からは少ない数量にすることが強く望まれた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1に記載
のとおりである。本発明はフレームメモリの新規な制御
法を提供し、フレームレートの変換をフレームメモリ2
個で実現するものである。なお、本発明におけるフレー
ムメモリの個数は物理的な個数を意味するものではな
く、何個分のフレームを記憶しうるかという記憶容量を
意味する。
【0012】
【作用】本発明では復号器内の予測メモリから平均30
フレーム/秒でフォーマット変換部内のフレームメモリ
にデータ転送し、該フレームメモリから25フレーム/
秒でデータを読出す様にメモリを制御する。受信フレー
ムレート30×1000/1001フレーム/秒と上記
予測メモリからのフレーム読出しレート平均30フレー
ム/秒のレート交換は、受信バッファメモリと予測メモ
リによって行う様に制御する。
【0013】また、受信データが最大15×1000/
1001フレーム/秒以下であるときは、復号器内の予
測メモリから平均15フレーム/秒でフォーマット変換
部内のフレームメモリにデータ転送し、該フレームメモ
リから25フレーム/秒でデータを読出す様にメモリを
制御する。
【0014】
【実施例】第1の実施例 図1、図2により本発明の第1の実施例を説明する。図
1は、図4に示した復号器の構成の逆DCTより後の部
分の本発明によるブロック図である。また、図1は図5
に示した従来例に相当する部分であり、同じ符号のブロ
ックは図5に示したものに相当する機能を有する。
【0015】逆DCTから送られてきた入力データは、
予測フレームメモリから読出された1フレーム前のデー
タと加算されて、上記予測フレームメモリとは別に設け
られた予測フレームメモリに書込まれる。図1では前者
の予測フレームメモリを予測フレームメモリB(7)、
後者の予測フレームメモリを予測フレームメモリA
(6)として示した。これらの予測フレームメモリはダ
ブルバッファとして動作し、制御部A(9)がこれを制
御する。予測フレームメモリBが読出しモードにあると
き、このメモリのデータはフォーマット変換部8にも転
送される。ただし、入力データと加算して画像を再生す
るためのデータ読出しと、フォーマット変換部に送るた
めのデータ読出は、読出し順序が異なっている。一般的
には、画像再生のためにはブロック単位で、フォーマッ
ト変換のためにはライン単位で読出される。さて、フォ
ーマット変換部内では、ライン変換10により受像機に
合うライン数に変換され、フレームメモリに書込まれ
る。このデータは再度読出し後、水平補間12により横
方向画素数の変換をされた後出力される。
【0016】図2はフレームメモリ間のデータの転送タ
イミングを示したものである。受信データは平均30×
1000/1001フレーム/秒で再生されて、予測フ
レームメモリに書込まれる。フレームF0、F2、F4
‥‥が予測フレームメモリAに、フレームF1、F3、
F5‥‥が予測フレームメモリBに書込まれるとする。
書込終了時点は受信データに依存するが、図2の様にほ
ぼ等間隔であったとする。
【0017】フォーマット変換部8内の制御部B(1
1)は同期信号を発生し、制御部Aにデータの転送を要
求する。この同期信号は平均30フレーム/秒で発生さ
れる。図2の最初の同期信号パルスが発生された時、フ
レームF0は読出し可能になっているので、フレームF
0はフォーマット変換部内のフレームメモリCに転送さ
れる。受信フレームレートが平均30×1000/10
01フレーム/秒であり、予測フレームメモリA、Bか
らフレームメモリC、Dへの転送レートが平均30フレ
ーム/秒であるので、タイミングが少しずつずれてく
る。図2では1回めにフレームF7を転送後、同期信号
パルスが発生した時、フレームF8はまだ予測フレーム
メモリAに書込み終了しておらず、フレームメモリAは
読出しモードにはなっていない。この場合は、フレーム
F7が再度転送される。フレームF8は2回めのフレー
ムF7の転送中に書込み終了となるが、予測フレームメ
モリBは読出し中であるのでフレームF9の再生はフレ
ームF7の読出し終了を待って実行される。その間に受
信されたデータは受信バッファに蓄積可能である。
【0018】以上の様に平均30フレーム/秒でフレー
ムメモリC、Dへの転送が可能である。フレームメモリ
C、Dから25フレーム/秒で読出す方法は以下の通り
である。30フレームと25フレームは6対5の関係で
あるので、図2の様にフレームF1〜F6の6フレーム
が書込まれる期間に5フレームが読出される。インタレ
ース表示では奇数フィールドと偶数フィールドがあるの
で10フィールド読出されることになる。図2では奇数
フィールドをOの符号で、そして偶数フィールドをEの
符号で表してある。フレームF0のフレームメモリCへ
の書込み終了後、フレームF0データは奇数フィールド
と偶数フィールドに振り分けられて読出される。フレー
ムF1も同様である。フレームF2の奇数フィールドの
読出しが終了した時点で、フレームF3の書込みも終了
するので、フレームF2の偶数フィールド読出しを行わ
ずにフレームF3の偶数フィールド読出しを行なう。そ
の後、フレームF4、F5はフレームF0と同様に読出
される。以上の方法により、フレームメモリのデータ書
込みが、データ読出しを追越すことなく制御可能とな
る。
【0019】本実施例の利点は次の通りである。第1に
受信フレーム全てを用いた表示が可能であり、画質劣下
の少ないフレームレート変換が可能となる(6フレーム
のうちの1フレームを落して5フレームにすると画質が
大きく劣下する)。第2に図6に示された従来例より変
換遅延時間が短い。第3に2フレーム分のメモリ容量で
変換が可能である。
【0020】第2の実施例以下、図3を用いて本発明の
第2の実施例を説明する。本実施例のブロック図は第1
の実施例と同じである(図1参照)。本実施例は、少な
くとも1フレーム飛ばしで送られてくるデータを復号す
る装置に関する。即ち、最大フレームレートは15×1
000/1001フレーム/秒とする。この場合は、予
測フレームメモリA、Bでの画像再生は平均15×10
00/1001フレーム/秒であり、フレームメモリ
A、Bへの書込みタイミングは図3の様であるとする。
制御部Bが発する同期信号は図3に示す様に平均15フ
レーム/秒とする。第1の実施例と同様に、書込みが完
了している予測フレームメモリからデータが読出されて
フォーマット変換部8に転送され、フレームメモリC、
Dに書込まれる。受像機への読出しは25フレーム/秒
である。フレームF1、F2、F3がそれぞれフレーム
メモリD、C、Dに書込まれる期間に、フレームF0を
2回、フレームF1を1回、フレームF2を2回読出す
ことによりフレームレートの変換が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の効果は以下の通りである。第1
に受信したフレーム全てを用いた表示が可能であり、高
画質のフレームレート変換である。第2に変換による遅
延時間が短い。第3に2フレーム分のメモリ容量で変換
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフレームレート変換部の
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すタイミング図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示すタイミング図であ
る。
【図4】画像復号装置の構成図である。
【図5】従来技術によるフレームレート変換部のブロッ
ク図である。
【図6】従来技術によるフレームレート変換のタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1 受信バッファ 2 可変長復号器(VLD) 3 逆量子化器 4 逆ジグザグ変換器(逆ZZ) 5 逆離散コサイン変換器(逆DCT) 6 予測フレームメモリ 7 予測フレームメモリ 8 フォーマット変換部 9 制御部 10 ライン変換部 11 制御部 12 水平補間部 13 フレームメモリ 14 フレームメモリ 15 フレームメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 正 東京都港区南青山6丁目11番1号 ジー・ シー・テクノロジー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフレームメモリと第2のフレーム
    メモリを有する画像復号装置において、 少くとも第2のフレームメモリはダブルバッファ構成で
    あり、 第1のフレームメモリではフレーム間予測符号化された
    画像の再生が最大で30×1000/1001フレーム
    /秒、15×1000/1001フレーム/秒などの受
    信フレームレートで行われ、 第1のフレームメモリから第2のフレームメモリへ30
    フレーム/秒、15フレーム/秒などの上記受信フレー
    ムレートより速く画像が転送され、 第2のフレームメモリからは25フレーム/秒で画像が
    出力されることを特徴とする画像復号装置。
JP19906793A 1993-07-17 1993-07-17 画像復号装置 Pending JPH0738898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19906793A JPH0738898A (ja) 1993-07-17 1993-07-17 画像復号装置

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JP19906793A JPH0738898A (ja) 1993-07-17 1993-07-17 画像復号装置

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JPH0738898A true JPH0738898A (ja) 1995-02-07

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ID=16401564

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JP19906793A Pending JPH0738898A (ja) 1993-07-17 1993-07-17 画像復号装置

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