JPH0738877U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0738877U
JPH0738877U JP6983993U JP6983993U JPH0738877U JP H0738877 U JPH0738877 U JP H0738877U JP 6983993 U JP6983993 U JP 6983993U JP 6983993 U JP6983993 U JP 6983993U JP H0738877 U JPH0738877 U JP H0738877U
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pipe
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tightening
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武也 佐々
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体が高温の場合や薬品の場合でも管継手と
して使用可能にする。 【構成】 主筒体1の外周に、先端部に内向き鍔部7を
形成したスリーブ6を主筒体1のパイプ挿入側から摺動
自在に嵌合するとともに、該スリーブ6を軸方向に摺動
させるレバー9を設け、前記主筒体1と前記スリーブ6
の鍔部7の間に、求遠心方向に弾発する締付片17の先
端内面に爪19を形成したコレットチャック状の締付体
14と、前記スリーブ6の後端側への移動により鍔部7
に押されて後端側に移動し締付片17の先端を求心方向
に押圧する環状の押圧体15とを軸方向に移動自在に設
け、また前記主筒体1と締付体14との間にばね21を
介装し、更に前記主筒体1の内部には挿入したパイプ3
0の先端に当接してパイプ30の端面をシールする金属
シール面29を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パイプの接続に最適な管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属製のパイプを接続する管継手として、継手本体内に挿入されたパイ プの外周面を締付けてロックするチャック機構を備え、内部に前記パイプの先端 或いは外周面に当接してシールする樹脂製のパッキンを設けたものが知られてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の管継手によれば、パイプのシールが樹脂製のパッキンで行われてい るので、流体が高温である場合やパッキンを劣化させる薬品であるような場合、 パイプの管継手として使用できない場合があるといった問題がある。 本考案は上記点に鑑み、流体が高温の場合や薬品の場合でも使用可能にするこ とを目的とする管継手を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、主筒体の外周に、先端部に内向き鍔部 を形成したスリーブを主筒体のパイプ挿入側から摺動自在に嵌合するとともに、 該スリーブを軸方向に摺動させるレバーを設け、前記主筒体と前記スリーブの鍔 部との間に、求遠心方向に弾発する締付片の先端内面に爪を形成したコレットチ ャック状の締付体と、前記スリーブの後端側への移動により鍔部に押されて後端 側に移動し締付片の先端を求心方向に押圧する環状の押圧体とを軸方向に移動自 在に設け、また前記主筒体と締付体との間にばねを介装し、更に前記主筒体の内 部には挿入したパイプの先端に当接してパイプの端面をシールする金属シール面 を形成した。
【0005】
【作用】
スリーブを主筒体の先端側へ移動させた状態で、主筒体の先端からパイプを挿 入し、その先端を主筒体の内部に形成した金属シール面に当接させ、レバーを操 作して前記スリーブを後端側へ移動させると、スリーブの先端部に形成した鍔部 により押圧体が同方向に移動して締付体の締付片の先端を求心方向に押圧する。 これにより締付片の先端内面に形成した爪が前記パイプの外周面に喰い込み、パ イプをロックする。更に前記スリーブの後端側への移動に伴う押圧体の移動によ り締付体はばねの弾発力に抗して前記パイプをロックした状態で後端側へ移動す る。これにより、締付体にロックされているパイプも同方向に移動し、主筒体内 部の金属シール面に当接しているパイプの先端が、前記金属シール面に強く押し 付けられその端面がシールされる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図面において、1は主筒体であり、この主筒体1はソケット2とアダプタ3と がねじによって一体に構成されており、先端開口部がパイプ挿入口4となってお り、また後端開口部外周にはねじ部5が形成されている。
【0007】 6は先端部に内向き鍔部7を形成したスリーブであり、前記主筒体1のパイプ 挿入側即ち先端側から摺動自在に嵌合している。このスリーブ6は前記主筒体1 の外周にボルト8で枢着したレバー9を回動することにより摺動されるようにな っている。このレバー9は、レバー9の枢着中心に偏心円板10を固定し、この 偏心円板10に嵌合する仲介レバー11の先端部に設けたピン12を前記スリー ブ6に設けた孔13に係止させてなり、レバー9を回動したとき偏心円板10の 偏心量とほぼ同量だけスリーブ6を摺動させるようになっている。即ちスリーブ 6はレバー9の有するカム手段により往復摺動される。
【0008】 前記主筒体1の先端とスリーブ6の鍔部7との間には、主筒体1に挿入された パイプの外周に喰い込んでロックするコレットチャック状の締付体14と、該締 付体14を求心方向に押圧する押圧体15が軸方向に移動自在に設けてある。前 記締付体14にあっては、内部に前記パイプを通す筒状体をもって構成され、前 端側には、スリ割り16により複数に分割され求遠心方向に弾発する締付片17 を、また後端には外向きの鍔部18を有している。前記締付片17の先端内面に はパイプの外周面に喰い込む爪19が形成されている。
【0009】 前記主筒体1の先端には大径筒部20が軸方向に延設され、この大径筒部20 内に前記締付体14の鍔部18が摺動自在に嵌合している。21は前記大径筒部 20内で締付体14と主筒体1の先端面22との間に介装されたばねで、このば ね21は前記締付体14を先端方向に戻す作用をする。23は前記大径筒部20 の先端内周面に形成した円周溝24に弾発的に係合したストップリングであり、 前記締付体14の鍔部18の抜け出しを防止するものである。25は前記大径筒 部20の前記ストップリング23が係合する円周溝24上に形成されたストップ リング押出し用開口部である。この開口部25は、図5に示すように孔でもよく 、或いは図7に示すように割り溝であってもよい。
【0010】 また、前記締付体14を求心方向に押圧する押圧体15にあっては、環状体を もって構成され、その後端面には、後端方向に移動したとき、前記締付体14の 締付片17の先端に当接して求心方向に押圧するテーパ状の押圧面26が形成さ れており、またその先端側にはパイプを挿入可能な内径をもつ筒部27を有し、 この筒部27が前記スリーブ6の先端に形成された鍔部7の開口部に摺動自在に 嵌合している。28はストップリングで前記押圧体15が前記スリーブ6の内側 に落ち込むのを防止する。
【0011】 29は前記主筒体1の内部に形成された金属シール面であり、この実施例では 、アダプタ3の内部に形成されている。この金属シール面29は主筒体1に挿入 されたパイプの先端に当接しパイプの端面をシールするもので、テーパ状に形成 されている。
【0012】 次に上記実施例の作用を説明する。 図1、図2はパイプ30の接続待機状態を示し、レバー9は起立した状態にあ って、スリーブ6はレバー9のカム手段によって先端方向に摺動した位置にあり 、押圧体15も先端方向に位置している。 また締付体14は、ばね21の弾発力により大径筒部20の先端側に位置して おり、そしてその締付片17は前記押圧体15の押圧から解放された状態にあり 、パイプ30の挿入を妨げない状態にある。 パイプ30の接続は、前記状態において、主筒体1の先端側からパイプ30を 挿入し、パイプ30の先端が主筒体1の内部に形成した金属シール面29に当接 するまで挿入する。
【0013】 しかる後、図3、図4に示すように、レバー9を回動させる。すると、スリー ブ6は、レバー9のカム手段によって後端方向に摺動する。スリーブ6の後端方 向への摺動により、押圧体15はスリーブ6に形成した鍔部7により押されて同 方向に移動し、テーパ状に形成された押圧面26が締付体14の締付片17の先 端に当接し、これを押圧する。このとき締付体14はばね21の弾発力により後 退が妨げられているので、締付片17の先端が押圧体15の押圧面26により求 心方向に押圧され、締付片17の先端内面に形成した爪19がパイプ30の外周 に喰い込みロックする。
【0014】 更に押圧体15の後端方向への移動による力が前記ばね21の弾発力を越える と、ばね21は圧縮し、前記締付体14も後端方向へ移動する。このとき、締付 体14はパイプ30をロックしているので、締付体14の移動とともにパイプ3 0も同方向に移動し、これにより、主筒体1内の金属シール面29に当接してい るパイプ30の先端が、金属シール面29に押し付けられて圧着し端面シールさ れる。このとき、金属シール面29はテーパ状に形成されているので、金属シー ル面29とパイプ30の端面の密着性が増し、より完全なシール状態が得られる 。 これによりパイプ30の接続が完了する。
【0015】 前記押圧体15による締付体14の締付片17への押圧力やパイプ30を金属 シール面29に押し付ける力が必要以上のものであった場合は、前記ばね21が これらの力を吸収し、必要以上の力が加わらず、パイプ30の変形や破損が防止 される。
【0016】 このようにして接続したパイプ30を離脱させる場合は、レバー9を起立状態 に回動し、図1、図2に示す状態にすれば、パイプ30は締付体14によるロッ クから解放され、この状態でパイプ30を抜き取ればよい。 また、上記実施例のメンテナンス等にあっては、締付体14やばね21を内部 に嵌合する大径筒部20のストップリング23が係合する円周溝24上に、スト ップリング23を円周溝24から押し出す開口部25が形成されているので、ス トップリング23を円周溝24から簡単に外すことができ、締付体14やばね2 1の交換が容易に行える。更に、パイプ30の先端と当接する金属シール面29 をアダプタ3側に形成しているので、金属シール面29に傷が発生しても、該ア ダプタ3の交換又は修理が容易に且つ低コストでできる。
【0017】 次に、この考案に係る管継手の使用例を説明すると、通常の管継手として使用 することができることはもちろんのこと、冷凍機や空調機等のパイプの耐圧試験 用の管継手として、また密封栓としても使用できる。耐圧試験用の管継手として 使用する場合は、主筒体1の後端のねじ部5に空気管を螺着する。また密封栓と して使用する場合は、前記ねじ部5に蓋体を螺着する。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、主筒体の内部に金属シール面を形成し、挿入し たパイプの先端が金属シール面に押し付けられてその端面がシールされるので、 樹脂製のパッキンの必要がなく、従って高温や薬品等の影響を受けない管継手を 得ることができ、特に流体が高温や薬品である場合のパイプの管継手として頗る 便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA−A線一部断面図。
【図3】パイプを接続した状態を示す側面図。
【図4】図3のB−B線一部断面図。
【図5】図1の一部拡大図。
【図6】図5の平面図。
【図7】他の実施の一例を示す一部拡大断面図。
【図8】図7の平面図。
【符号の説明】
1 主筒体 6 スリーブ 7 鍔部 9 レバー 14 締付体 15 押圧体 17 締付片 19 爪 21 ばね 29 金属シール面 30 パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主筒体の外周に、先端部に内向き鍔部を
    形成したスリーブを主筒体のパイプ挿入側から摺動自在
    に嵌合するとともに、該スリーブを軸方向に摺動させる
    レバーを設け、前記主筒体と前記スリーブの鍔部との間
    に、求遠心方向に弾発する締付片の先端内面に爪を形成
    したコレットチャック状の締付体と、前記スリーブの後
    端側への移動により鍔部に押されて後端側に移動し締付
    片の先端を求心方向に押圧する環状の押圧体とを軸方向
    に移動自在に設け、また前記主筒体と締付体との間にば
    ねを介装し、更に前記主筒体の内部には挿入したパイプ
    の先端に当接してパイプの端面をシールする金属シール
    面を形成してなる管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182882A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Nitto Kohki Co Ltd 管継手
JP2021017933A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 プロステップ株式会社 冷媒流路用配管継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182882A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Nitto Kohki Co Ltd 管継手
JP2021017933A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 プロステップ株式会社 冷媒流路用配管継手

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