JPH0738828B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JPH0738828B2 JPH0738828B2 JP27691686A JP27691686A JPH0738828B2 JP H0738828 B2 JPH0738828 B2 JP H0738828B2 JP 27691686 A JP27691686 A JP 27691686A JP 27691686 A JP27691686 A JP 27691686A JP H0738828 B2 JPH0738828 B2 JP H0738828B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- output
- heater
- temperature sensor
- energizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特におかゆを炊飯する場合に用いられるマイク
ロコンピューター制御式の炊飯器に関するものである。
ロコンピューター制御式の炊飯器に関するものである。
従来の技術 従来この種の炊飯器は、特開昭59−26号公報に見られる
ように、内釜温度を検出する温度センサーの他に蒸気温
度を検出する沸騰センサーを設け、これによってヒータ
ーへの通電を制御していた。
ように、内釜温度を検出する温度センサーの他に蒸気温
度を検出する沸騰センサーを設け、これによってヒータ
ーへの通電を制御していた。
発明が解決しようとする問題点 上記構成によると、センサーを2つ必要とし、割高にな
り、消費者に安価に提供出来ない問題があった。
り、消費者に安価に提供出来ない問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記欠点を解決するためなされたものであり、
内釜温度を検出する温度センサーのみの構成とし、これ
に温度センサーの出力温度が一定温度T未満のときはヒ
ーターへ通電する通電手段と、一定温度T以上のときは
通電を停止する停止手段と、停止手段が動作してか一定
時間θの計時を行い、この計時中は温度センサーの出力
を無視する無効手段を備え、無効手段のθの計時が終了
してから一定時間θ1の間温度センサーの出力が一定温
度T以上の場合沸騰とみなす沸騰検出装置を設けたもの
である。
内釜温度を検出する温度センサーのみの構成とし、これ
に温度センサーの出力温度が一定温度T未満のときはヒ
ーターへ通電する通電手段と、一定温度T以上のときは
通電を停止する停止手段と、停止手段が動作してか一定
時間θの計時を行い、この計時中は温度センサーの出力
を無視する無効手段を備え、無効手段のθの計時が終了
してから一定時間θ1の間温度センサーの出力が一定温
度T以上の場合沸騰とみなす沸騰検出装置を設けたもの
である。
作用 上記のように構成したことにより、一定時間θ1の間一
度も一定温度T未満に下がらなかったということは内釜
内部も一定温度T以上であり、一定温度Tを略沸騰温度
に設定しておけば沸騰を検出する。また、内釜内が一定
温度T未満(未沸騰)であれば通電停止中に温度センサ
ーが一定温度T未満になり、通電手段が動作してヒータ
ーに通電する。
度も一定温度T未満に下がらなかったということは内釜
内部も一定温度T以上であり、一定温度Tを略沸騰温度
に設定しておけば沸騰を検出する。また、内釜内が一定
温度T未満(未沸騰)であれば通電停止中に温度センサ
ーが一定温度T未満になり、通電手段が動作してヒータ
ーに通電する。
実施例 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図において1は炊飯器の本体、2は内釜、3は温度セン
サー、4はヒーター、5は通電手段、6は停止手段、7
は無効手段、8は沸騰検出装置であり、本体1に収納さ
れる内釜2と、本体1に取付けたセンサー3を内釜2に
密着し、かつ熱的に結合するものである。また本体1底
部に取付けたヒーター4は内釜2の底部と接し、内釜2
を加熱するものである。通電手段5は温度センサー3が
あらかじめ定めた一定温度T未満のときヒーター4へ通
電するものである。停止手段6は上記出力温度が一定温
度T以上のときヒーター4への通電を停止するものであ
る。無効手段7は停止手段6が動作してから一定時間θ
の計時を行い、この計時中温度センサー3の出力を無視
するようにするものである。沸騰検出装置8は無効手段
7のθの計時が終了してから一定時間θ1の間温度セン
サー3の出力が一定温度T以上の場合沸騰とみなすもの
である。
サー、4はヒーター、5は通電手段、6は停止手段、7
は無効手段、8は沸騰検出装置であり、本体1に収納さ
れる内釜2と、本体1に取付けたセンサー3を内釜2に
密着し、かつ熱的に結合するものである。また本体1底
部に取付けたヒーター4は内釜2の底部と接し、内釜2
を加熱するものである。通電手段5は温度センサー3が
あらかじめ定めた一定温度T未満のときヒーター4へ通
電するものである。停止手段6は上記出力温度が一定温
度T以上のときヒーター4への通電を停止するものであ
る。無効手段7は停止手段6が動作してから一定時間θ
の計時を行い、この計時中温度センサー3の出力を無視
するようにするものである。沸騰検出装置8は無効手段
7のθの計時が終了してから一定時間θ1の間温度セン
サー3の出力が一定温度T以上の場合沸騰とみなすもの
である。
上記構成からなる本実施例の動作を説明する。
温度センサー3が一定温度T未満のときは通電手段5で
ヒーター4に通電し、内釜2を加熱する。一定温度T以
上になると、停止手段6により通電が停止され、無効手
段7で一定時間θの計時終了後の温度センサー3の出力
温度が取り込まれる。このとき一定温度T未満に下がっ
ていれば再び通電されるが、まだ一定温度T以上であれ
ばT未満にさがるまで通電は停止されたままになる。T
未満になると通電手段5により再び通電され、T以上に
なると、停止手段6が作動する繰り返し動作を行なう。
無効手段7のθの計時が終了してから一定時間θ1経過
してもT未満にならない場合沸騰検出装置8は沸騰とみ
なす出力を出す。(第2図、第3図参照) ここで一定時間θの間温度センサー3の出力温度を無視
するのはチャタリングによる不安定な通電制御を防止す
るためである。即ち一定時間θを設けないで常時温度セ
ンサー3の出力温度を有効とすると、温度センサー3が
一定温度T未満からT以上に変わろとするとき、(T未
満)→(T以上)が何度もめまぐるしく入れ換わる現象
(チャタリング)が生じ、これに伴い一定温度T未満な
ら通電手段5、一定温度T以上なら停止手段6というよ
うにヒーター4への通電が不安定(チャタリング)にな
るからである。
ヒーター4に通電し、内釜2を加熱する。一定温度T以
上になると、停止手段6により通電が停止され、無効手
段7で一定時間θの計時終了後の温度センサー3の出力
温度が取り込まれる。このとき一定温度T未満に下がっ
ていれば再び通電されるが、まだ一定温度T以上であれ
ばT未満にさがるまで通電は停止されたままになる。T
未満になると通電手段5により再び通電され、T以上に
なると、停止手段6が作動する繰り返し動作を行なう。
無効手段7のθの計時が終了してから一定時間θ1経過
してもT未満にならない場合沸騰検出装置8は沸騰とみ
なす出力を出す。(第2図、第3図参照) ここで一定時間θの間温度センサー3の出力温度を無視
するのはチャタリングによる不安定な通電制御を防止す
るためである。即ち一定時間θを設けないで常時温度セ
ンサー3の出力温度を有効とすると、温度センサー3が
一定温度T未満からT以上に変わろとするとき、(T未
満)→(T以上)が何度もめまぐるしく入れ換わる現象
(チャタリング)が生じ、これに伴い一定温度T未満な
ら通電手段5、一定温度T以上なら停止手段6というよ
うにヒーター4への通電が不安定(チャタリング)にな
るからである。
発明の効果 以上により本発明によれば、温度センサー1つで安価に
構成でき、かつ一定温度を略沸騰温度に設定しておけば
高精度に沸騰を検出できる炊飯器となる。
構成でき、かつ一定温度を略沸騰温度に設定しておけば
高精度に沸騰を検出できる炊飯器となる。
第1図は本発明の一実施例を示す炊飯器の斜視図、第2
図は同炊飯器の動作フローチャート、第3図は同炊飯器
の米温と温度センサーとの通電状態の相関図である。 3……温度センサー、4……ヒーター、 5……通電手段、6……停止手段、 7……無効手段、8……沸騰検出装置。
図は同炊飯器の動作フローチャート、第3図は同炊飯器
の米温と温度センサーとの通電状態の相関図である。 3……温度センサー、4……ヒーター、 5……通電手段、6……停止手段、 7……無効手段、8……沸騰検出装置。
Claims (1)
- 【請求項1】本体と、本体に着脱自在に収納される内釜
と、本体に取付けられ、内釜に密着して熱的に結合する
温度センサーと、内釜を加熱するヒーターとを有する炊
飯器において、前記温度センサー(3)の出力温度があ
らかじめ定めた一定温度T未満のときはヒーター(4)
へ通電する通電手段(5)と、前記出力温度が一定温度
T以上のときはヒーター(4)への通電を停止する停止
手段(6)と、停止手段(6)が動作してから一定時間
θの計時を行い、この計時中は温度センサー(3)の出
力を無視する無効手段(7)と、無効手段(7)のθの
計時が終了してから一定時間θ1の間温度センサー
(3)の出力が一定温度T以上の場合沸騰とみなす沸騰
検出装置(8)を設けたことを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27691686A JPH0738828B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27691686A JPH0738828B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130016A JPS63130016A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0738828B2 true JPH0738828B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=17576175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27691686A Expired - Lifetime JPH0738828B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738828B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27691686A patent/JPH0738828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63130016A (ja) | 1988-06-02 |
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