JPH0738502A - 光ファイバ通話装置 - Google Patents

光ファイバ通話装置

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JPH0738502A
JPH0738502A JP5157713A JP15771393A JPH0738502A JP H0738502 A JPH0738502 A JP H0738502A JP 5157713 A JP5157713 A JP 5157713A JP 15771393 A JP15771393 A JP 15771393A JP H0738502 A JPH0738502 A JP H0738502A
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JP
Japan
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light
optical fiber
signal
emitted
optical
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Application number
JP5157713A
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English (en)
Inventor
Koichi Sakurai
浩一 桜井
Masayuki Otomo
真幸 大友
Hideo Kawasaki
英雄 川崎
Noriko Saegusa
紀子 三枝
Yoshiharu Unami
義春 宇波
Ryoichi Tonerikawa
亮一 舎川
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Fujikura Ltd
Kandenko Co Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Kandenko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でかつ装置が発振することなく、
中継局と作業現場との通話を確実に行える光ファイバ通
話装置を提供する。 【構成】 この光ファイバ通話装置は、親機20と子機
19とからなる。親機20は、音声信号に基づいて変調
された光源48の出射光を光ファイバ21の端面21d
から入射するFM変調部46,駆動部47と、光ファイ
バ21内を伝搬され、端面21dから出射された光から
音声信号を復調する光・電気変換器52,増幅部53,
FM復調部54とを有する。子機19は、音声信号に基
づいて変調された光源25の出射光を曲げ部21bから
入射するローカルインジェクション装置30と、光ファ
イバ21内を伝搬され、曲げ部21aから漏洩された光
から音声信号を復調するローカルディテクション装置3
5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話用回線として光フ
ァイバを使用し、かつ、その光ファイバを切断せずに通
話を行う光ファイバ通話装置に関し、特に、光ファイバ
の布設工事や保守点検時などの打ち合わせ手段として利
用される光ファイバ通話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中継局と作業現場との間において、光フ
ァイバを通話用回線として使用する場合、通常、光信号
の送受は、図3に示すように、光ファイバ1の端面
a,1bを切断し、その端面1a,1bに光コネクタ2,
3を介して送受信機4,5を接続して、これら送受信機
4,5によって光信号の入出力が行われる光ファイバ端
面入射方式・端面受光方式によっており、光源の駆動電
流に直接変調を加える直接変調方式を利用している。と
ころが、この方式では、敷設された光ファイバ1を作業
現場で途中から切断しなければならず、その作業現場か
ら先の部分に敷設されている光ファイバ1を利用できな
いとか、あるいは作業が終了した後、光ファイバ1をつ
なぎ直す作業が必要であるなどの問題がある。
【0003】そこで、最近、光ファイバ内を伝搬してい
る光信号に外部より変調を加える外部変調方式等を利用
し、光ファイバを切断せずに通話を可能とする方式が検
討されており、以下に示すものがある。 光ファイバに歪を加え、偏波特性の変化を利用するも
の。 光ファイバに曲げを加えて損失を発生させ、曲げ径を
変化させることにより強度変調を得るもの。 光ファイバ側方入射・側方出射方式のローカルインジ
ェクション装置およびローカルディテクション装置を用
いたもの。
【0004】これらのうち、の一例として、特願平3
−20027号や特願平3−143504号のそれぞれ
の願書に添付された明細書および図面に開示された方式
がある。この方式は、光ファイバを切断することなく、
1波長・1心双方向の通話を実現するものである。その
方式を用いた光ファイバ通話装置の構成の一例を図4に
示す。図4において、敷設されている光ファイバ6は各
中継局に導き入れられ、光ファイバ6の端面6a,6b
は、光コネクタ7,8を介して送受信機9,10が接続
されており、各中継局は、上述した光ファイバ端面入射
方式・端面受光方式によって、これらの送受信機9,1
0を用いて通話を行う。
【0005】いっぽう、作業現場には、送受信機11が
設けられており、U字状に曲げられた光ファイバ6の曲
げ部6cの直線部を、音声信号に応じて振動させて光フ
ァイバ6の曲げ径を可変し、この曲げ径による損失変化
を利用して光ファイバ6内を伝搬している光信号に対し
外部より光強度変調を与えるとともに、光ファイバ6の
曲げ部6cからの漏洩光信号の変化に応じた音声信号を
取り出す。
【0006】また、上述したの方式においては、図4
に示す送受信機11に代えて、図5に示す送受信機12
が設けられている。図5の送受信機12において、送信
する場合は、FM変調部13において、所定周波数の搬
送波信号を音声信号に基づいてFM変調した後、FM変
調信号に基づいてレーザダイオード(以下、LDとい
う)等によって構成された光源14から出射される光を
強度変調し、この光源14に接続された光ファイバ15
の端面15aから出射される単一光をレンズ系16によ
って収束して所定の曲率で曲げられた光ファイバ6の曲
げ部6cに入射させ、中継局9または10に伝搬する。
上述した構成要素13〜16は、ローカルインジェクシ
ョン装置を構成している。
【0007】いっぽう、中継局9または10から伝搬さ
れた光信号を受信する場合は、光ファイバ6の曲げ部6
cからの漏洩光信号をフォトダイオード(以下、PDと
いう)等から構成された光・電気変換器17によって電
気信号に変換した後、その電気信号からFM復調部18
によって音声信号を復調する。上述した構成要素17お
よび18は、ローカルディテクション装置を構成してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のの方式による光ファイバ通話装置においては、シ
ステムの構成上、必ず光ファイバ6の両中継局に送受信
機9,10、もしくは一方の中継局に送受信機、他方の
中継局にループバックや反射点などが必要であり、不便
である。また、上述した従来のの方式による光ファイ
バ通話装置においては、送受信機12において光ファイ
バ6の1つの曲げ部6cを用いて光信号の送受を行って
いるので、図5に示すように、自局から中継局9または
10に伝搬すべき光信号を、自局のローカルディテクシ
ョン装置によって受信してしまう恐れがあった。さら
に、復調された音声信号がFM変調部13に入力された
場合には、FM復調部13が発振しやすくなるという問
題があった。
【0009】さらに、上述した従来のの方式による光
ファイバ通話装置においては、ローカルインジェクショ
ン装置の光信号の側方入射効率は、光ファイバ6の曲げ
部6c近傍が汚れていたり、あるいは入射位置が最適位
置からずれることによって大幅に低下してしまい、場合
によっては通話が困難になる。そこで、側方入射効率が
低い場合には、光ファイバ6の曲げ部6c近傍の汚れを
除去したり、あるいはレンズ系16と光ファイバ6側と
を精度良く位置合わせしたりする必要があるが、従来
は、側方入射効率が通話可能な範囲内にあるかどうかを
検出する機構がなかった。
【0010】したがって、作業者は、光ファイバ6の曲
げ部6cから光信号が通話可能な状態で入射されている
かどうか確認できないという欠点があった。これによ
り、中継局と作業現場との通話が確実に行われないとい
う問題があった。本発明は、このような背景の下になさ
れたもので、簡単な構成でかつ発振することなく中継局
と作業現場との通話が行えるとともに、通話の確実性を
向上させることができる光ファイバ通話装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1の波長の第1の光を出射する第1の発光手段と、音
声信号に基づいて前記第1の光を変調し、変調されて前
記第1の発光手段から出射された光を光ファイバの端面
から入射する第1の送信手段と、前記光ファイバ内を伝
搬され、前記端面から出射された光を入射し、該光から
音声信号を復調する第1の受信手段とを有する親機と、
第2の波長の第2の光を出射する第2の発光手段と、音
声信号に基づいて前記第2の光を変調し、変調されて前
記第2の発光手段から出射された光を、前記光ファイバ
の任意の中間位置に設けられた第1の曲げ部から入射す
る第2の送信手段と、前記光ファイバ内を伝搬され、前
記光ファイバの任意の中間位置に設けられた第2の曲げ
部から漏洩された光を入射し、該光から音声信号を復調
する第2の受信手段とを有する子機とを具備することを
特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、第1の波長の第1
の光を出射する第1の発光手段と、音声信号に基づいて
前記第1の光を変調し、変調されて前記第1の発光手段
から出射された光を光ファイバの端面から入射する第1
の送信手段と、前記光ファイバ内を伝搬され、前記端面
から出射された光を入射し、該光から音声信号を復調す
る第1の受信手段とを有する親機と、第2の波長の第2
の光を出射する第2の発光手段と、音声信号または所定
周波数の信号に基づいて前記第2の光を変調し、変調さ
れて前記第2の発光手段から出射された光を、前記光フ
ァイバの任意の中間位置に設けられた第1の曲げ部から
入射する第2の送信手段と、前記光ファイバ内を伝搬さ
れ、前記光ファイバの任意の中間位置に設けられた第2
の曲げ部から漏洩された第1の漏洩光を入射し、該第1
の漏洩光から音声信号を復調する第2の受信手段と、前
記光ファイバの任意の中間位置に設けられた第3の曲げ
部から漏洩された第2の漏洩光を入射し、該第2の漏洩
光から前記所定周波数の信号を復調してそのレベルを検
出する検出手段とを有する子機とを具備することを特徴
としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記親機は、所定波長の第3の光
を出射する第3の発光手段と、心線判別のための判別信
号を発生するとともに、判別信号に基づいて前記第3の
光を変調し、変調されて前記第3の発光手段から出射さ
れた光を心線判別用の光ファイバの端面から入射する判
別信号発生手段と、前記心線判別用の光ファイバ内を伝
搬され、前記端面から出射された光を入射し、該光から
呼出信号を復調する呼出信号復調手段とを有し、前記子
機は、前記第3の光を出射する第4の発光手段と、前記
親機を呼び出すための呼出信号を発生するとともに、呼
出信号に基づいて前記第4の光を変調し、変調されて前
記第4の発光手段から出射された光を、前記心線判別用
の光ファイバの任意の中間位置に設けられた第1の曲げ
部から入射する呼出信号発生手段と、と、前記心線判別
用の光ファイバ内を伝搬され、前記心線判別用の光ファ
イバの任意の中間位置に設けられた第2の曲げ部から漏
洩された漏洩光を入射し、該漏洩光から判別信号を検出
する判別信号検出手段とを有することを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、親機において、
第1の送信手段が音声信号に基づいて変調された第1の
発光手段の出射光を光ファイバの端面から入射すると、
その光が光ファイバ内を伝搬され、子機において、第2
の受信手段が第2の曲げ部から漏洩された光から音声信
号を復調する。いっぽう、子機において、第2の送信手
段が音声信号に基づいて変調された第2の発光手段の出
射光を第1の曲げ部から入射すると、その光が光ファイ
バ内を伝搬され、親機において、受信手段が端面から出
射された光から音声信号を復調する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、親機におい
て、第1の送信手段が音声信号に基づいて変調された第
1の発光手段の出射光を光ファイバの端面から入射する
と、その光が光ファイバ内を伝搬され、子機において、
第2の受信手段が第2の曲げ部から漏洩された第1の漏
洩光から音声信号を復調する。いっぽう、子機におい
て、第2の送信手段が音声信号に基づいて変調された第
2の発光手段の出射光を第1の曲げ部から入射すると、
その光が光ファイバ内を伝搬され、親機において、受信
手段が端面から出射された光から音声信号を復調する。
また、子機において、第2の送信手段が所定周波数の信
号に基づいて変調された第2の発光手段の出射光を第1
の曲げ部から入射すると、その光が光ファイバ内を伝搬
され、検出手段が第3の曲げ部から漏洩された第2の漏
洩光から所定周波数の信号を復調してそのレベルを検出
する。
【0016】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、作業前に、親機において、
判別信号発生手段が判別信号を発生し、判別信号に基づ
いて変調された第3の発光手段の出射光を心線判別用の
光ファイバの端面から入射すると、その光が心線判別用
の光ファイバ内を伝搬され、子機において、判別信号検
出手段が第2の曲げ部から漏洩された漏洩光から判別信
号を検出する。いっぽう、子機において、呼出信号発生
手段が呼出信号を発生し、呼出信号に基づいて変調され
た第4の発光手段の出射光を第1の曲げ部から入射する
と、その光が心線判別用の光ファイバ内を伝搬され、親
機において、呼出信号復調手段が端面から出射された光
から呼出信号を復調する。これにより、心線判別が行わ
れ、この心線判別用の光ファイバを用いて親機と子機と
の間で通話を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1および図2は本発明の一実施例に
よる光ファイバ通話装置の構成を示すブロック図であ
り、これらの図において、図1は作業現場に設けられた
子機19の構成を示すブロック図、図2は中継局に設け
られた親機20の構成を示すブロック図である。通話方
式は1心双方向、波長多重とし、光ファイバにはSM2
心テープ心線を用いる。光源の波長は、子機19が1.
55μm、親機20が1.3μmとする。これは側方入
射効率は、波長1.3μmの光に比べて波長1.55μ
mの光の方が優れているためであり、これにより、適用
距離を伸ばすことができる。
【0018】まず、図1に示す子機19の構成について
説明する。図1において、通話用の光ファイバ21に
は、3つの曲げ部21a〜21cが設けられている。作業
者の音声は、マイク22によって音声信号に変換され
る。FM変調部23において、所定周波数の搬送波信号
が音声信号に基づいてFM変調され、FM変調信号が駆
動部24に入力される。駆動部24は、LD等によって
構成された光源25から出射される波長1.55μmの
単一光を、入力されたFM変調信号に基づいて強度変調
し、光信号とする。なお、駆動部24には、270Hz
発振器26がFM変調部23と切換スイッチ等により切
り換え可能に接続されている。
【0019】強度変調された光信号は、光源25に接続
された光ファイバ27内を伝搬された後、その端面27
aに接続されたセルフォックレンズ等によって構成され
たレンズ系28によって収束され、所定の曲率で曲げら
れた光ファイバ21の曲げ部21bに入射される。な
お、レンズ系28は、屈折率整合剤29によって光ファ
イバ21に接している。以上説明した構成要素22〜2
9は、ローカルインジェクション装置30を構成してい
る。
【0020】また、光ファイバ21の曲げ部21aから
の漏洩光信号は、PD等によって構成された光・電気変
換器31によって電気信号に変換された後、増幅部32
において増幅される。増幅部32の出力信号は、FM復
調部33において音声信号に復調され、イヤホン34に
よって音声に変換される。上述した構成要素31〜34
は、ローカルディテクション装置35を構成している。
【0021】さらに、光ファイバ21の曲げ部21c
らの漏洩光信号は、PD等によって構成された光・電気
変換器36によって電気信号に変換された後、270H
z選択レベル計37に入力される。270Hz選択レベ
ル計37は、光・電気変換器36から出力された電気信
号の中から周波数270Hzの信号を選択してそのレベ
ルを検出し、表示する。
【0022】また、心線判別用に設けられた光ファイバ
38の曲げ部38aからの漏洩光信号は、PD等によっ
て構成された光・電気変換器39によって電気信号に変
換された後、270Hz選択レベル計37に入力され
る。270Hz選択レベル計37は、光・電気変換器3
9から出力された電気信号の中から周波数270Hzの
判別信号(後述)を選択してそのレベルを検出し、表示
する。
【0023】さらに、呼出信号発生器40は、親機20
を呼び出すための呼出信号を発生するとともに、LD等
によって構成された光源41から出射される波長1.5
5μmの単一光を、呼出信号に基づいて強度変調し、光
信号とする。強度変調された光信号は、光源41に接続
された光ファイバ42内を伝搬された後、その端面42
aに接続されたセルフォックレンズ等によって構成され
たレンズ系43によって収束され、所定の曲率で曲げら
れた光ファイバ38の曲げ部38bに入射される。な
お、レンズ系43は、屈折率整合剤44によって光ファ
イバ38に接している。
【0024】次に、図2に示す親機20の構成について
説明する。図2において、中継局に待機している局員の
音声は、マイク45によって音声信号に変換される。F
M変調部46において、所定周波数の搬送波信号が音声
信号に基づいてFM変調され、FM変調信号が駆動部4
7に入力される。駆動部47は、LD等によって構成さ
れた光源48から出射される波長1.3μmの単一光
を、入力されたFM変調信号に基づいて強度変調して光
信号とする。強度変調された光信号は、光源48に接続
されたWDMカプラ49、光ファイバ50および光コネ
クタ51を経て端面21dから光ファイバ21内に入射
される。
【0025】いっぽう、光ファイバ21内を伝搬された
光信号は、光ファイバ21の端面21d、光コネクタ5
1、光ファイバ50およびWDMカプラ49を経て、P
D等によって構成された光・電気変換器52によって電
気信号に変換された後、増幅部53において増幅され
る。増幅部53の出力信号は、FM復調部54において
音声信号に復調され、イヤホン55によって音声に変換
される。
【0026】また、判別信号発生器56は、周波数27
0Hzの心線判別のための判別信号を発生するととも
に、LD等によって構成された光源57から出射される
波長1.55μmの単一光を、判別信号に基づいて強度
変調し、光信号とする。強度変調された光信号は、光源
57に接続された3dBカプラ58、光ファイバ59お
よび光コネクタ60を経て端面38cから光ファイバ3
8内に入射される。いっぽう、光ファイバ38内を伝搬
された光信号は、光ファイバ38の端面38c、光コネ
クタ60、光ファイバ59および3dBカプラ58を経
て、PD等によって構成された光・電気変換器61によ
って電気信号に変換された後、呼出信号復調部62にお
いて呼出信号に復調される。
【0027】このような構成において、まず、作業現場
で作業している作業者が中継局に待機している局員に話
しかけるには、図1に示す子機19において、作業者
は、マイク22に向かって発声する。これにより、マイ
ク22から音声に応じた音声信号が出力され、FM変調
部23が所定周波数の搬送波信号を、音声信号に基づい
てFM変調してFM変調信号を駆動部24に供給するの
で、駆動部24は、光源25から出射される波長1.5
5μmの単一光を、入力されたFM変調信号に基づいて
強度変調し、光信号とする。
【0028】次に、強度変調された光信号は、光源25
に接続された光ファイバ27内を伝搬された後、その端
面27aに接続されたレンズ系28によって収束され、
光ファイバ21の曲げ部21bに入射される。これによ
り、曲げ部21bから入射された光信号は、光ファイバ
21内を伝搬された後、図2に示す親機20おいて、光
ファイバ21の端面21d、光コネクタ51、光ファイ
バ50およびWDMカプラ49を経て、光・電気変換器
52によって電気信号に変換される。そして、光・電気
変換器52の出力信号は、増幅部53において増幅され
た後、FM復調部54において音声信号に復調され、イ
ヤホン55によって音声に変換されるので、中継局に待
機している局員は、作業現場で作業している作業者の音
声を聞くことができる。
【0029】いっぽう、中継局に待機している局員が作
業現場で作業している作業者に話しかけるには、図2に
示す親機20において、局員は、マイク45に向かって
発声する。これにより、マイク45から音声に応じた音
声信号が出力され、FM変調部46が所定周波数の搬送
波信号を、音声信号に基づいてFM変調してFM変調信
号を駆動部47に供給するので、駆動部47は、光源4
8から出射される波長1.3μmの単一光を、入力され
たFM変調信号に基づいて強度変調し、光信号とする。
【0030】次に、強度変調された光信号は、光源48
に接続されたWDMカプラ49、光ファイバ50および
光コネクタ51を経て端面21dから光ファイバ21内
に入射される。これにより、端面21dから光ファイバ
21内に入射された光信号は、光ファイバ21内を伝搬
された後、図1に示す子機19において、光ファイバ2
1の曲げ部21aから漏洩され、光・電気変換器31に
よって電気信号に変換される。そして、光・電気変換器
31の出力信号は、増幅部32において増幅された後、
FM復調部33において音声信号に復調され、イヤホン
34によって音声に変換されるので、作業現場で作業し
ている作業者は、中継局に待機している局員の音声を聞
くことができる。
【0031】ところで、子機19において、光ファイバ
21の曲げ部21b近傍や屈折率整合剤29が汚れてい
たり、あるいはレンズ系28が光ファイバ21にうまく
セットされていない場合には、側方入射効率が悪く、光
信号の送出ができないことが考えられる。そこで、作業
者は、通話を開始する前に、子機19をモニタモードと
する。これにより、駆動部24には、切換スイッチ等に
より、FM変調部23に代えて270Hz発振器26が
接続されるので、駆動部24は、光源25から出射され
る波長1.55μmの単一光を、入力された周波数27
0Hzの信号に基づいて強度変調し、光信号とする。
【0032】次に、強度変調された光信号は、光源25
に接続された光ファイバ27内を伝搬された後、その端
面27aに接続されたレンズ系28によって収束され、
光ファイバ21の曲げ部21bに入射される。これによ
り、曲げ部21bから入射された光信号は、光ファイバ
21内を伝搬された後、光ファイバ21の曲げ部21c
から漏洩され、光・電気変換器36によって電気信号に
変換される。これにより、270Hz選択レベル計37
は、光・電気変換器36から出力された電気信号の中か
ら周波数270Hzの信号を選択してそのレベルを検出
し、表示する。したがって、作業者は、270Hz選択
レベル計37に表示されたレベルに応じて、光ファイバ
21の曲げ部21b近傍や屈折率整合剤29の汚れを取
り除いたり、あるいはレンズ系28を光ファイバ21に
セットし直す。
【0033】以上の作業を繰り返し、270Hz選択レ
ベル計37に表示されたレベルが通話可能範囲になる
と、作業者は、子機19を通話モードとする。これによ
り、駆動部24には、切換スイッチ等により、270H
z発振器26に代えてFM変調部23が接続されるの
で、上述した通話を確実に行うことができる。なお、光
ファイバ21の曲げ部21cは、モニタモード時にのみ
設けるようにすれば、通常の通話には何等影響を与えな
い。また、曲げ部21cの曲げ径は、結合損失が10〜
15dBとなるような値とする。
【0034】次に、心線判別機能について説明する。中
継局に待機している局員は、通話を開始する前に、図2
に示す親機20を操作して、判別信号発生器56から周
波数270Hzの判別信号を発生させる。これにより、
判別信号発生器56は、光源57から出射される波長
1.55μmの単一光を、判別信号に基づいて強度変調
し、光信号とする。
【0035】次に、強度変調された光信号は、光源57
に接続された3dBカプラ58、光ファイバ59および
光コネクタ60を経て端面38cから光ファイバ38内
に入射される。これにより、端面38cから光ファイバ
38内に入射された光信号は、光ファイバ38内を伝搬
された後、図1に示す子機19において、光ファイバ3
8の曲げ部38aから漏洩され、光・電気変換器39に
よって電気信号に変換される。これにより、270Hz
選択レベル計37は、光・電気変換器39から出力され
た電気信号の中から周波数270Hzの判別信号を選択
してそのレベルを検出し、表示する。
【0036】したがって、作業現場で作業している作業
者は、子機19を操作して、呼出信号発生器40から呼
出信号を発生させる。これにより、呼出信号発生器40
は、光源41から出射される波長1.55μmの単一光
を、呼出信号に基づいて強度変調し、光信号とする。
【0037】次に、強度変調された光信号は、光源41
に接続された光ファイバ42内を伝搬された後、その端
面42aに接続されたレンズ系43によって収束され、
所定の曲率で曲げられた光ファイバ38の曲げ部38b
に入射される。これにより、曲げ部38bから入射され
た光信号は、光ファイバ38内を伝搬された後、図2に
示す親機20おいて、光ファイバ38の端面38c、光
コネクタ60、光ファイバ59および3dBカプラ58
を経て、光・電気変換器61によって電気信号に変換さ
れた後、呼出信号復調部62において呼出信号に復調さ
れる。これにより、この光ファイバ38を用いて作業現
場で作業している作業者と中継局に待機している局員と
が通話を行うことができる。したがって、作業時の通話
専用回線があらかじめ敷設されていない場合でも、任意
の空き回線を利用して通話を行うことができる。
【0038】以上説明したように、上述した一実施例に
よれば、子機19においては、光ファイバ側方入射・側
方出射方式を採用しているので、光ファイバ21を切断
することなく、中継局と作業現場との通話が行える。ま
た、従来のように、送受信機を通話を希望しない中継局
にまで設けることなく、親機20と子機19とを通話を
希望する中継局と作業現場とにだけ設ければよいので、
構成が簡単である。さらに、波長多重であるので、光フ
ァイバ21の反射等を考慮する必要がない。ここで、通
話試験の結果の一例を示す。子機19から親機20へは
7dB以上、親機20から子機19へは15dB以上で
良好な通話(S/N比30dB以上、歪5%以下)が可
能であった。したがって、この実施例による光ファイバ
通話装置は、短尺線路には充分に適用することができ
る。
【0039】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。たとえば、上述した
一実施例においては、光源25とレンズ系28とを直接
光ファイバ27で接続した例を示したが、これに限定さ
れず、光源25の出射光を、たとえば、Erドープ光フ
ァイバアンプ等によって増幅してもよい。これにより、
発光出力をさらに上げることができ、適用距離を伸ばす
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、簡単な構成で中継局と作業現場との通話が
行えるという効果がある。また、送信と受信とを第1お
よび第2のの曲げ部とを用いて別々に行っているので、
復調手段が発振することはない。また、請求項2記載の
発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、第
1の曲げ部から入射された側方入射光を第3の曲げ部か
らの漏洩光によってモニタすることができるので、作業
者が側方入射光の入射状態を確認でき、通話の確実性を
向上させることができるという効果がある。さらに、請
求項3記載の発明によれば、作業前に心線判別が行え、
心線判別用の光ファイバを用いて親機と子機との間で通
話を行うことができるという効果がある。したがって、
作業時の通話専用回線があらかじめ敷設されていない場
合でも、任意の空き回線を利用して通話を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による光ファイバ通話装置
の子機19の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例による光ファイバ通話装置
の親機20の構成を示すブロック図である。
【図3】 従来の光ファイバ通話装置の第1の構成例を
示すブロック図である。
【図4】 従来の光ファイバ通話装置の第2の構成例を
示すブロック図である。
【図5】 従来の光ファイバ通話装置の第3の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
19……子機、20……親機、21,27,38,4
2,50,59……光ファイバ、21a〜21c,3
a,38b……曲げ部、21d,27a,38c……端
面、22,45……マイク、23,46……FM変調
部、24,47……駆動部、25,41,48,57…
…光源、26……270Hz発振器、28,43……レ
ンズ系、29,44……屈折率整合剤、30……ローカ
ルインジェクション装置、31,36,39,52,6
1……光・電気変換器、32,53……増幅部、33,
54……FM復調部、34,55……イアホン、35…
…ローカルディテクション装置、37……270Hz選
択レベル計、40……呼出信号発生器、49……WDM
カプラ、51,60……光コネクタ、56……判別信号
発生器、58……3dBカプラ、62……呼出信号復調
回路。
フロントページの続き (72)発明者 川崎 英雄 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 三枝 紀子 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 宇波 義春 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 舎川 亮一 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ深川工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長の第1の光を出射する第1の
    発光手段と、音声信号に基づいて前記第1の光を変調
    し、変調されて前記第1の発光手段から出射された光を
    光ファイバの端面から入射する第1の送信手段と、前記
    光ファイバ内を伝搬され、前記端面から出射された光を
    入射し、該光から音声信号を復調する第1の受信手段と
    を有する親機と、 第2の波長の第2の光を出射する第2の発光手段と、音
    声信号に基づいて前記第2の光を変調し、変調されて前
    記第2の発光手段から出射された光を、前記光ファイバ
    の任意の中間位置に設けられた第1の曲げ部から入射す
    る第2の送信手段と、前記光ファイバ内を伝搬され、前
    記光ファイバの任意の中間位置に設けられた第2の曲げ
    部から漏洩された光を入射し、該光から音声信号を復調
    する第2の受信手段とを有する子機とを具備することを
    特徴とする光ファイバ通話装置。
  2. 【請求項2】 第1の波長の第1の光を出射する第1の
    発光手段と、音声信号に基づいて前記第1の光を変調
    し、変調されて前記第1の発光手段から出射された光を
    光ファイバの端面から入射する第1の送信手段と、前記
    光ファイバ内を伝搬され、前記端面から出射された光を
    入射し、該光から音声信号を復調する第1の受信手段と
    を有する親機と、 第2の波長の第2の光を出射する第2の発光手段と、音
    声信号または所定周波数の信号に基づいて前記第2の光
    を変調し、変調されて前記第2の発光手段から出射され
    た光を、前記光ファイバの任意の中間位置に設けられた
    第1の曲げ部から入射する第2の送信手段と、前記光フ
    ァイバ内を伝搬され、前記光ファイバの任意の中間位置
    に設けられた第2の曲げ部から漏洩された第1の漏洩光
    を入射し、該第1の漏洩光から音声信号を復調する第2
    の受信手段と、前記光ファイバの任意の中間位置に設け
    られた第3の曲げ部から漏洩された第2の漏洩光を入射
    し、該第2の漏洩光から前記所定周波数の信号を復調し
    てそのレベルを検出する検出手段とを有する子機とを具
    備することを特徴とする光ファイバ通話装置。
  3. 【請求項3】 前記親機は、所定波長の第3の光を出射
    する第3の発光手段と、心線判別のための判別信号を発
    生するとともに、判別信号に基づいて前記第3の光を変
    調し、変調されて前記第3の発光手段から出射された光
    を心線判別用の光ファイバの端面から入射する判別信号
    発生手段と、前記心線判別用の光ファイバ内を伝搬さ
    れ、前記端面から出射された光を入射し、該光から呼出
    信号を復調する呼出信号復調手段とを有し、 前記子機は、前記第3の光を出射する第4の発光手段
    と、前記親機を呼び出すための呼出信号を発生するとと
    もに、呼出信号に基づいて前記第4の光を変調し、変調
    されて前記第4の発光手段から出射された光を、前記心
    線判別用の光ファイバの任意の中間位置に設けられた第
    1の曲げ部から入射する呼出信号発生手段と、と、前記
    心線判別用の光ファイバ内を伝搬され、前記心線判別用
    の光ファイバの任意の中間位置に設けられた第2の曲げ
    部から漏洩された漏洩光を入射し、 該漏洩光から判別信号を検出する判別信号検出手段とを
    有することを特徴とする請求項1または2記載の光ファ
    イバ通話装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153524A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Fujikura Ltd 光ファイバケーブルの接続試験方法及び装置
JP2002344424A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Sogo Kaihatsu Jimusho:Kk 光受信器及びそれを用いた光通信システム、並びに光通信方法
JP2011022222A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ローカル信号光入出力方法及びローカル信号光入出力装置
JP2015129804A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 日本電信電話株式会社 光ファイバ側方入出力装置および光通信切替システム

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